稽古メニュー モデル1
実は、稽古メニューについての問い合わせがあり、この剣道雑記帳の中で取り上げてみることにしました。
この稽古メニューは、週5日、1時間半、高校の道場を借りて稽古しているというある女子大を対象に組んでいます。少人数で経験者から初心者まで実力格差があるとのことですので、基本稽古を中心に考えてあります。
重点項目
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実施メニュー |
時間 |
実施要領 |
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準備体操、ストレッチ |
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胴と垂を着けずに行う。 |
すり足 |
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道場を斜めに使い、前と後ろを行う。 |
基本 面・小手・胴・突の三挙動と一挙動 |
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胴と垂れを着けず、木刀を持って行う。 |
日本剣道形の稽古 |
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相手、打ち太刀・仕太刀を変えながら、繰り返し実施。 |
素振り |
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上下素振り、前進後退面の素振り、前進後退左右面の素振り、跳躍早素振りを適宜行う。 |
整理体操・ストレッチ |
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適宜行う。 |
月曜日は週の最初。あまり飛ばしすぎるとイヤになってしまう。また、日曜日に大会などで疲れていることも考えられる。そこで、基本と日頃あまりできない日本剣道形の稽古のみとした。 |
実施メニュー |
時間 |
実施要領 |
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準備体操、ストレッチ |
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胴と垂を着けずに行う。軽い素振りを混ぜてもよい。 |
整列・防具装着・礼・面着け |
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左右面の切返し |
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2人組を作り、2列でローテーションしながら実施する。 |
竹刀で受ける切返し |
上記のようなゆっくりした動作で、元立ちが竹刀で受ける。 |
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左右胴の切返し |
上記のようなゆっくりした動作で、元立ちは左右の胴を打たせる。 |
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早く一息の切返し |
正面打ち→前進4本後退5本の切返し→正面打ちを1回のみ、一息で素早く行えるようにする。 |
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打込み(A) |
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2人組を作り、2列でローテーションしながら実施。 |
打込み(B) |
面面面→小手面面→小手面小手面→小手面胴面というパターンで打込む。 |
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打込み(C) |
面体当たり引き面→面体当たり引き小手→面体当たり引き胴→正面というパターンで打込む。 |
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打込み(D) |
以上(A)〜(C)を元立ちが自由に打突させる。 |
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切返し・整列・礼 |
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切返しは「調息」の意味を込めて、しかし気を抜かずに行う。上記の「竹刀で受ける切返し」でいいだろう。 |
整理体操・ストレッチ |
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適宜行う。 |
しっかりとした打突力とバランス力を作るのがこの稽古の目的。息が上がっても、ロスタイムを出さないようにテンポよくローテーションを行いこなしていく必要がある。「大きく・早く・正確に」を目標に頑張りたい。 |
実施メニュー |
時間 |
実施要領 |
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準備体操、ストレッチ |
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胴と垂を着けずに行う。軽い素振りを混ぜてもよい。 |
整列・防具装着・礼・面着け |
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左右面の切返し |
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2人組を作り、2列でローテーションしながら実施する。 |
竹刀で受ける切返し |
上記のようなゆっくりした動作で、元立ちが竹刀で受ける。 |
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左右胴の切返し |
上記のようなゆっくりした動作で、元立ちは左右の胴を打たせる。 |
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早く一息の切返し |
正面打ち→前進4本後退5本の切返し→正面打ちを1回のみ、一息で素早く行えるようにする。 |
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しかけ技(諸手突) |
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2人組を作り、2列でローテーションしながら実施。 |
しかけ技(面) |
表や裏から竹刀を抑えなどして打つ。 |
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しかけ技(小手) |
相手の竹刀の上からも下からも打てるようにする。 |
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しかけ技(胴) |
上級者は逆胴も練習しておくといいだろう。 |
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しかけ技(小手面) |
同じようなスピードで打てるのがベスト。 |
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しかけ技(小手胴) |
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しかけ技(払い面) |
表と裏の両方の払いがある。 |
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しかけ技(払い小手) |
裏からの払いが一般的である。 |
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しかけ技(面フェイント小手) |
小手を斜めから打たないように注意。 |
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面に対しての返し技(出小手) |
相手の手元の上がり際を打つ。 |
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面に対しての返し技(抜き胴) |
出小手と同じように、相手の動きを感じたら打ちに入る。 |
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面に対しての返し技(応じ返し胴) |
面を表鎬で受け、返して胴を打つ。 |
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面に対しての返し技(すり上げ面) |
体を右斜め前にさばきながら、表鎬ですり上げて打つ。 |
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小手に対しての返し技(すり上げ面) |
小手を裏鎬ですり上げて面を打つ。 |
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小手に対しての返し技(打ち落とし面) |
相手にあわせて小手を打って相打ちに打ち落とし、素早く面に乗る。 |
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小手に対しての返し技(返し面) |
表鎬で小手を受け、返して面に乗る。 |
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切返し・整列・礼 |
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切返しは「調息」の意味を込めて、しかし気を抜かずに行う。上記の「竹刀で受ける切返し」でいいだろう。 |
整理体操・ストレッチ |
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適宜行う。 |
打込みと技の稽古は違う。「間合・呼吸・攻め」を考え、工夫しながら試合と同じような気持ちで取り組むことが肝要。また、外れてしまった後、直ちに次の技を打つ習慣をつけることも大切だ。
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実施メニュー |
時間 |
実施要領 |
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準備体操、ストレッチ |
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胴と垂を着けずに行う。軽い素振りを混ぜてもよい。 |
整列・防具装着・礼・面着け |
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左右面の切返し |
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2人組を作り、2列でローテーションしながら実施する。 |
竹刀で受ける切返し |
上記のようなゆっくりした動作で、元立ちが竹刀で受ける。 |
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左右胴の切返し |
上記のようなゆっくりした動作で、元立ちは左右の胴を打たせる。 |
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早く一息の切返し |
正面打ち→前進4本後退5本の切返し→正面打ちを1回のみ、一息で素早く行えるようにする。 |
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地稽古 |
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元立ちを数人立て、その人が時間内は連続で稽古を受ける。互格稽古だけでなく、元立ちの裁量で時間を決めるほか、切返し・打込み・かかり稽古を交えてもよい。 |
互格廻り稽古 |
2人組で2列を作り、一定時間で区切ってローテーションで互格稽古を行う。一定時間内に、何本有効打突をとれたかを競うようにして、よけたりかわしたりすることにこだわらず、自由闊達な攻めを展開する。 |
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一本勝負稽古 |
元立ちを数人たて、一本勝負をする。互いの判定でもいいし、待っている人が判定してもいい。一本にこだわって勝負をする。 |
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試合稽古 |
正規のコートで3人の審判を立てて行う試合形式の稽古。 |
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切返し・整列・礼 |
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切返しは「調息」の意味を込めて、しかし気を抜かずに行う。上記の「竹刀で受ける切返し」でいいだろう。 |
整理体操・ストレッチ |
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適宜行う。 |
地稽古、互格廻り稽古、一本勝負稽古、試合稽古は、毎回全部を行うのではなく、その都度1つあるいは2つを選択して行うようにする。
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