Re: 園児の指導について ( No.1 ) |
- 日時: 2015/01/07 06:21:15
- 名前: だみ声
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- バリケンさん こんにちは。 この問題は極めて難しいものであり、どちらがいいのかデータもなく、道場であれ、
スポ少であれ、永遠のテーマではないかと思っております。 小・中・高校と厳しく稽古を続けてきた子には、それなりの成果もあるでしょうが、ある日突然「燃え尽き」てしま い、竹刀を置いてしまうことも数多く見てきました。 でもその中から、何年か、何十年か後に再び道場に現れるこ とも事実です。 それがどの程度のパーセンテージで、いわゆる「再開組」が存在するのかも、はっきりしたデータ はありません。(と言うか、そんなデータを見たことないし、存在の噂もないですが、再開者は他のスポーツより多 いのではないかとも思っております)。
一方、小学校入学前の子を含めて、低学年組(僕の道場での組み分け方です)の指導は最もむつかしいことではない でしょうか? ますそれぞれの体力に大きな差があるし、早生れと遅生まれでも精神的に大きな差もあります。 しかも最近の子は 外で日が暮れるまで遊び回るという経験をしておりません。 さらに上級生が親分になって指令を出し、小さな子分 達を従えて一つの目的(夏の「スイカ泥棒」や秋の「柿盗み」『注』)を遂げるという「遊び」もなくなっております。 夏の虫取りや、ドジョウ取りやフナ釣りも同じです。(小学唱歌「ふるさと」の世界)
こういう低学年集団に、「剣道の何を教え込むのか?」を明確にすれば、指導上の方針が見えてくるのではないでし ょうか?
今現在はあなたのスポ少では、遊びの延長線上での筋トレ、アニメ世界の主人公に憧れを持たせる、などの方法を取 っておられるわけで、おそらくその一環に、すり足や、ケンケン、スキップ、ジグザグ行進、打ち込み稽古も含んで いると思います。 僕個人としては、それはそれなりに納得のいく指導内容だと思います。 そしていつから厳しくするのか? も大変技術を要することだと思います。
そこでもう一度立ち返って、子供たちに「剣道の何を教え込むのか?」を考えなければなりません。 ここに道場な りスポ少なりの「指導陣のコンセンサス」を構築しなければなりません。 特に指導歴20年のベテランと自負する人が加わったなら、尚更です。 いきなり厳しい指導を始めたら子供だけで なく、保護者も驚くし戸惑うのではないでしょうか? さらに同じ指導内容でも、「物足りない」子もおれば「限界以上」と感じる子もいます。 保護者の思いもまちまち で、「ウチの子に礼儀作法を仕込みたい」人もおれば、「試合で強い剣士に育てたい」人もいます。
かなり前になりますが、僕の道場では「勝つ事を教えない道場など意味ない」という保護者がいて、当時1年生の子 供の道場通いをやめさせた人がいました。 こちらとしては、「勝つだけ」を重点にしてないだけで、基本からしっか り手順を踏んでいたのですが、理解されませんでした。 その後この子は、スポーツらしいことをせずに成人してい ます。 余談ですがこの子には弟がいて、中学から剣道部に入り、勝ちたい、勝ちたい、勝ちたいの気持ちで卒業し、 高校生の時、「玉竜旗」の会場で試合前のアップの時アキレス腱を痛め、今は竹刀を置いたままです。
何事もそうですが、習い事に楽しみがなくなれば辛さや苦しみだけが残って、嫌いになるのは当然ではないでしょう か? 盲導犬の訓練は、生まれて半年程度は十分人間に親しむ育て方をするそうです。 「人間を信じる」「自分も人間と同 じ」という経験をさせてから、本格的な「盲目の人の目」となる訓練に掛かると聞いております。
いま高校1年生の僕の道場卒業生がいます。 13歳規定もあって、昨年10月に三段合格を果たしました。 彼が時々道場に来て言うのは、「ここでは剣道が楽しめる」なのです。 つまり高校での激しい稽古で根を上げそうに なると道場に来て、気分転換して再び学校の激しい稽古に挑んでいるようです。 かと言って道場では何も手ぬるい稽古をしているわけではないのですが、こっちだって彼らの上達ぶりがわかるわけ ですから、のんびり相手しておれるものではありません。 でも古巣での稽古が「気分転換」に役立っているのは確 かです。
ご質問には「こうすれば」、「ああすれば」というものでなく、禅問答のような書き方をしましたが、以上で、なにか 参考にならないでしょうか? どんないい世の中も急激な変化は「混乱」を招きます。 そして「摩擦」が生じます。 このまま継続するにしろ、 変換を目指すにしても、指導者も、保護者も、子供たちも「コンセンサス」を得る努力をお願いします。
『注』の所の説明。 僕らが小学生の頃は、食糧難の時でした。 皆が空腹でしたし、子供は「甘いもの」に欠乏していました。 そんな 時期、ガキ大将がいて、めぼしいスイカや柿の木を物色し、子分に取りに行かせ、ちゃんと戦利品を分配してくれた のでした。(三丁目の夕日の時代です) もちろん「悪いこと」は承知の上だし、盗まれた側も今のように目くじら立てず、「コラァ〜〜! 一個だけだぞぉ」というだけでした。 ある意味子供と大人の「年間行事」のような感じもありました。
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Re: 園児の指導について ( No.2 ) |
- 日時: 2015/01/07 11:26:27
- 名前: 長幼の序
- 幼児に対する「厳しさ」とは、何でしょうか?
私の指導する道場でも、幼児を受け入れています。 当初は、楽しませながらを主としての指導だけに終始しましたが、現在はその中でも幼児なりに真剣になる「本気」にさせる時間を設けるようにしています。 幼児なりにやろうという意欲をかきたてる(個人差を考慮しながら)叱咤激励、いわゆる「厳しさ」は多少なりとも必要と考えるようになりました。 結果、剣道に対する思いは、親の方、幼児も含め深まっていってると感じています。 結局は、指導者の指導のセンスによる所が大きいのも事実です。 ただ、厳しくすると剣道を嫌いになるというのは、やや短絡的と感じます。
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Re: 園児の指導について ( No.3 ) |
- 日時: 2015/01/07 13:14:37
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照: http://ichinikai.com
- 管理人のHide.です。
同じ内容のトピがこの掲示板にありますよ。 「幼児に剣道」というトピです。 http://ichinikai.com/forum/room9/read.cgi?no=118
そこでも書いておりますが、私は幼児といえども遊びなどは取り入れない主義です。 私も長幼の序さんと同じで、「厳しくすると剣道が嫌いになる」とは考えていません。 「ダメなものはダメ、上手にできたら褒める」、幼稚園児であろうが小学生であろうが同 じです。
稽古メニューも特別なものは行いませんが、小学生の初心者とは別に、一人人員を割いて 指導にあたってもらっています。 詳細は、上のトピのNo.3の先込みをご覧ください
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Re: 園児の指導について ( No.4 ) |
- 日時: 2015/01/07 18:45:53
- 名前: バリケン
- だみ声さま早速のご回答ありがとうございます。
なるほどですね。だみ声先生の道場は素晴らしい環境なんですね。 うちの道場は園児から小6までで50人を超える人数なんで正直目がいき届かない事も有ります(私の力不足なんですが) ですから、私達指導陣は技術面、礼儀面を教えてそのほかの練習態度や、学習態度(学校の長期休みの時は稽古後に学習会を開いております)は上級生が下級生を面倒みるというスタンスでやっています。 よって、うちの道場が子供達に教えていきたい事は自分たちが主役となってその場をもり立てていくということ(道場訓でもある随処為主)です。(礼儀面などにおいても) 正直に言いますと勝ち負けはあまり気にしていません。 (負けるのよりは勝った方がいいに決まってますけどね) ですが、子供とは不思議なもので、礼儀面、学習面、生活態度がしっかりしている子供がやはり、活躍して結果をのこしてくれます。 やはり、子供は個性がつよいですから、一概にああしろ、こうしろというのは気が引けてしまいます。 だみ声先生の道場では各子供達の個性をどういうふうに指導されていますか? 質問ばかりで申し訳有りません
PS 私の地元も田舎でよく、近所のおっちゃんの家の庭から柿やざくろをとって、食べてげんこつされてました。 おっちゃんもわかったもんで、収穫する際は私たちの背が届く所は残してくれていたおぼえがあります。(笑)あのげんこつは一種のコミュニケーションでした
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Re: 園児の指導について ( No.5 ) |
- 日時: 2015/01/07 18:57:59
- 名前: バリケン
- 長幼の序さま、Hideさまご回答ありがとうございます
たしかに、厳しくしたからといって、嫌いになるのでわないと、私も思ってます。厳しくする事には納得もできるのですが、詰め込めと言う事に疑問を抱いています。 園児達というのはやはり自分の意志で剣道をはじめた子はほとんどいないと思います。両親や、身内の方につれられてやってきているのだとおもいます。ですからまずは、道場っていうのは楽しい所なんだよ、剣道って面白いんだよって教えてあげて、自分の意志で道場にくるようになってほしいんです。 もちろん、叱るときは叱っています。褒めるときは大げさにほめてもいます。(私もどちらかというと厳しいほうなんで) でも詰め込むって言うのはちょっと違うような気がするんですがいかがでしょうか。
過去のトピックス読ませていただきます。
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Re: 園児の指導について ( No.6 ) |
- 日時: 2015/01/07 21:57:12
- 名前: 園児の父
- 我が子(年長)も3歳年上の姉とともに剣道しています。
その少年団では、剣道の楽しさと厳しさを教えてもらってます。 長い目で見ていただき、剣道を通して人間形成がなされていくよう 願っております。
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Re: 園児の指導について ( No.7 ) |
- 日時: 2015/01/08 00:35:24
- 名前: 親馬鹿一刀流
- バリケンさん
私も長年少年指導をしておりまして、厳しくするか剣道を楽しむことから始めるか常に試行錯誤をしています。 私なりの考えでは答えは無い。が方針は持つべしです。 私、子供達に箸の教えシリーズと言って色々例を上げて指導しています。
例えば食事に対する姿勢。 私の感覚からすれば3歳くらいから箸で食事をするようになる。 それ以前は親から与えられる、手づかみで、スプーンで。 乳幼児の食事でで大事なのは食べる事の意欲。 次の段階。 姿勢正しく箸の持ち方も正しく姿よく食事をする。 これは剣道も同じですよね。
私が考える事。 家庭の食卓。段階と家庭の考えがあると思います。 ・幼少期から箸の持ち方を正しく教える事を優先する。。 ・幼少期は箸の持ち方はいい加減でも積極的に食べる事を優先する。 ・食事は礼儀正しく作法にのっとって物静かに食べる。 ・食事は家族団欒をしながら、楽しくおいしく食べる。 ・食事は礼儀正しく作法にのっとって家族団欒をしながら、楽しくおいしく食べる。
さて剣道指導では何を選ぶか?特に幼年児から預かって将来まで考えた時。 どれも正解、どれも不正解。 最初に書きました、方針を持つべしと思います。 指導者、父母会で方針を決めたらいかがでしょう。 方針がぶれると子供達の成長に影響が出ます。
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Re: 園児の指導について ( No.8 ) |
- 日時: 2015/01/08 05:00:39
- 名前: だみ声
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- バリケン さん
>うちの道場は園児から小6までで50人を超える人数なんで正直目がいき届かない事も有ります 結構な大人数なのですねえ。 園児が同じ比率でいたとして、7(年長組+6学年)で割ると7人ですが、そ んな簡単なものじゃないでしょうねえ。 指導者数はいかほどおられるのでしょうか? 一人でやると、目が行き届かなくなりますねえ。 しかも全員に集中させるのも至難の業だと思います。 遊 びの要素を入れて(生ぬるい訳じゃなく)、まずは体力作りと、基本足さばき、基本打ちで過ごすのでいいと 思いますが、指導歴20年の方はどのようなものを詰め込みたいのでしょう? そのやり方から脱落者(好き 嫌い以前の問題)を出さないで行けるのでしょうかねえ?
>うちの道場が子供達に教えていきたい事は自分たちが主役となってその場をもり立てていく… 道場訓もあって、勝ち負けにあまりこだわらないで今までやって来たわけですから、バリケンさんと、このベ テランの方だけの問題でもないと思います。 やはり、全体としてのコンセンサスを確認し合う作業が必要だと感じます。
>道場では各子供達の個性をどういうふうに指導されていますか? 参考になるような事が出来ているとは思えませんが、基本的に「褒める」事を心がけています。 声の出ない 子が、何かの拍子で大声で泣いたりした時など「その大声がいいんだっ!!」等で気付かせたり、よそ見して いる子には、「何が見えるんだ?」「あっち行ってもっとよく見て来なさい!」で気付かせる。 いわゆる「ダメだし」はやらないで、「こうやるんだっ」的なことを繰り返しているのかな? アスペルガーの子や、自閉症の子などにはまだ遭遇していないので、普通の指導の範疇で「褒める」事を主と してやっているだけのような気がします。 これでは参考になりませんね、ごめんなさい。
>一概にああしろ、こうしろというのは気が引けてしまいます。 一律的な指導としては、案外「一概に」やっちゃっているんじゃないでしょうか? 竹刀はこう持て、構えは こうしろ、真ん中で振りかぶれ、左手で握れ、左足は右足を追い越すな、左足かかとを床から離せ、左手親指 の付け根をおヘソの前に持って来い、などで、むしろ個性を反映させないで「基本とは」でやっちゃっている 気がします。
大して参考にならず、単に惰性だけでここまで来たような気がして、こうして書いてみて、初めて気づくこともある ように感じ、反省して見るいい機会になったような気がしております。 とにかく「剣道を学ばせる」と言うより、「剣道で学ばせる」ような物ではないでしょうか? 強い選手になるのは、 こういう事を感じ取って、モチベーションを保って、のめり込んで行く子だと思いますが、全員ではないということ ではないでしょうか? 大切なのは剣道の「楽しさ」だけは、どこかで味わえる取り組みを継続させる指導ではな いかと感じております。
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Re: 園児の指導について ( No.9 ) |
- 日時: 2015/01/08 19:10:19
- 名前: バリケン
- 園児の父様
ありがとうございます。私も子供たちが進学や就職しても恥ずかしくないような礼儀や、生活態度 また生涯剣道を伝えれるように精進します。
親馬鹿一刀流さま ご回答ありがとうございます。 長年ご指導されている一刀流先生でも試行錯誤されているのですから、私みたいな若輩者が色々悩むのも当たり前ですね。 一刀流先生のご回答の中にある箸の教えシリーズ大変素晴らしいと思います。よろしければ、真似させていただいてもよろしいですか?来週にでも指導者、父母会を開いて話し合いたいと思います
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Re: 園児の指導について ( No.10 ) |
- 日時: 2015/01/08 19:44:12
- 名前: バリケン
- だみ声様
>指導者数はいかほどおられるのでしょうか? 指導者の数は毎回来られる方は私含め3人週1、2回の方が4人 他にたまに来られる方が6〜7人で一回の稽古に多くても5〜6 人ぐらいです。
>指導歴20年の方はどのようなものを詰め込みたい? その先生曰く、園児の中に向き不向きの子がいるから、今のうちに基本を詰め込みふるいにかけて、見込みがある子を選手として育て、その他の子は普通にやらせるという考えみたいです。はっきりとは言われせんでしたがそのような口ぶりでした。
>そのやり方から脱落者・・・? 上記に記した通りなんでだみ声先生ならわかっていただけると思います。私はその先生の考えが許せません。剣道をしたいと言う子をふるいにかけるなど言語道断だと思います!!!
>基本的に「褒める」事を心がけています。 やはり、そうなんですか。あまり、厳しくしすぎても子供が萎縮してしまいますし、甘やかしすぎても、言う事を聞かなくなる・・・難しい所ですね。
>むしろ個性を反映させないで「基本とは」・・・ もちろん、基本は基本ですから皆平等に教えてはいます。 問題はある程度実力をつけてからです。(質問下手ですいません)人によっては、引き技が上手な子、応じ技が得意な子、出頭技が得意な子がいます。 そういう子たちにも、剣道の醍醐味と言えば飛び込み面だからといってしまうのは、簡単ですがそれをしたら似通った剣道にになって個性が生かされないと思いまして・・・私も引き技が得意ですが前に出る飛び込み技はもちろんとても大切だと思って私自身も練習しています。
>どこかで味わえる取り組みを継続させる指導 やはり、子供達の楽しみは勝って父母や先生に褒められる事だと思います。(私自身子供の時そうでした。) となると、ある程度基本を教えたら勝つ為の指導という事に成るのでしょうか。
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Re: 園児の指導について ( No.11 ) |
- 日時: 2015/01/09 07:37:38
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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>
- 参照: http://ichinikai.com
- To バリケンさん
モチベーションの維持ですが、私が指導する剣友会では、ひと通り基本稽古の手順がわか るようになったら幼稚園児も月例試合に参加させます。 基本錬成の判定試合です。
月例試合は、 1.お披露目 2.昇格 3.モチベーションの維持 4.技術確認 などを目的としています。
1.は文字通りですね。 保護者にも積極的に見学を呼びかけ、我が子の成長ぶりを見ていただく機会としています。 他の子と比較することによって、自分の子どもがどうなのかを客観的に見ていただくこと も容易です。毎回ビデオに撮影していかれる保護者もいらっしゃいます。
2.は、それぞれの技術レベルに応じて、 ・剣道着袴の着装許可 ・胴垂れの着装許可 ・切返し打ち込み稽古への参加 ・面小手の着装許可 ・錬成クラス(面を着けて稽古をするクラス)への昇格 と進めていきます。
3.月例試合の最後には必ず講評を行います。それを文章化して会報に掲載します。 一人ずつ、良い点と改善するべき点を明確にしていきます。
4.基本クラスの指導者もどこが改善点(重点項目)かを確認し、次からのお稽古に活かす ことが出来ます。
ウチに入会している子どもたちは、園児も小学生も、これで十分、モチベーションが維持 できていますd(^-^)!
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Re: 園児の指導について ( No.12 ) |
- 日時: 2015/01/16 17:35:01
- 名前: バリケン
- Hideさま
早速保護者会を開きHideさんがおっしゃった、月例会を取り入れるようにいたしました。 その事を子供達に話すととてもうれしそうにしていました。 月例会の勝ち負けより、基本技術の向上を目標としてやっていきます。
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Re: 園児の指導について ( No.13 ) |
- 日時: 2015/01/17 07:44:36
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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>
- 参照: http://ichinikai.com
- To バリケンさん
おお、そうなんですか! やることが素早いですね
判定制の試合になりますので、審判の中である程度、基準を統一しておく必要があります。 日頃、基本クラスを指導している先生が担当されるのがベストでしょう。 あと、一回戦で行うべき課題、二回戦…準決勝、決勝と課題を引き上げていく工夫も必要 です。
ちなみにウチの場合は、
一回戦:体の運用、開き足、周り足、三挙動、一挙動、すり足(前後)、発声練習 二回戦:連続技(小手面、小手胴、小手面胴)、連続面、連続左右面、上下素振り、斜め 素振り、すり足、発声練習 準決勝:五行の構え、前進後退面の素振り、前進後退左右面の素振り、開き足を使った左 右面素振り、足を前後に踏み変えながらの跳躍素振り、すり足、発声練習 決 勝:上記をピックアップして実施
こんな感じです。 すり足と発声練習は全部に含めています。 正しいすり足と大きな声は、この先に進むためには重要なポイントと考えているからです。 この2つは、園児でも小学生よりも上手にデキる子がいたりしますしね 〜☆
勝ち上がるほどにレベルを上げていくのは、まだ最後までできていない子たちにも「努力 目標を明確にする」ためですd(^-^)!
人数がさほど多くないので、表彰は優勝と二位まで。 当日は持ち回りのトロフィーを渡し写真を撮影し、翌月、トロフィーを返却するときに写 真入りの賞状(保護者会作成)を贈呈しています。
でも、仰るとおり勝ち負けよりも基本技術の向上が目的です
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