Re: 豪剣 VS 軟剣 ( No.1 ) |
- 日時: 2013/06/23 19:59:07
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照: http://ichinikai.com
- 管理人のHide.です。
ご丁寧にご挨拶ありがとうございました。 「剣道人口増やしたい」の掲示板でのやりとりも拝見させていただきました。 まだ、剣道歴は浅いようですが、真摯に剣道に向き合っていただきまして、斯道の末席を 汚すものとして嬉しく&頼もしく存じます
>確かに足捌きは軽やかに越した事はなさそうな気がします
およそ、名人達人と呼ばれる先生方は、すべからく足さばきが素晴らしいです。 逆に言いますと「まず、足ありき」です。
「一眼二足三胆四力」という言葉をご存知のようですからそれを引きますが、二番目に足 が来てますでしょう? 眼は「眼力=心眼」のことで、技術ではありませんから技術とし て一番重視されているのが「足さばき」なんですねd(^-^)!
>柔よく剛を制すは柔道の言葉ですが >これは剣道でも同じ事なのでしょうか?
剣道では階級制(体重や身長別)という試合の括りがありません。同じ長さの竹刀をもっ て戦いのですから、身長が高くリーチが長く、足の長く(バネのある)、さらにパワーの ある選手の方が強いはずですが、そうでもないんですね。 背の低い選手には背が低いなりの剣道、パワーがないならパワーがないなりの剣道が存在 し、互格に戦うことが可能なんです。
なによりも驚くべきことは、お年を召した先生でも本当にお強い方がたくさんいらっしゃ るということです。本気で打ち込んでも竹刀がかすりもしない老先生が山のようにいる世 界なんです。竹刀がダメなら体当たりで吹っ飛ばしてやろうと思っても、目の前にいない…。 これが我々が目指す「不老の剣」です(^_^ メ)
>一眼二足三胆四力の教えている >力とはどこで発揮されるのでしょうか?
ここでいう力とは「腕力」のことではなく「体幹力」のことです。 あ、でも、いわゆる「腕力」もまったく無用ということではありませんが
>剣とは常に水の如く柔らかくあるべきか? >一刀両断するかの如く剣とは力強くあるべきか?
若いうちは力強く鋭く激しい剣を学ぶべきでしょう 〜☆
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Re: 豪剣 VS 軟剣 ( No.2 ) |
- 日時: 2013/06/24 09:38:06
- 名前: 梵我
- Hide 様
おはようございます 丁寧な返信ありがとうございます。
足捌きの大切さが よくわかりました
どうしても竹刀を振る事に意識がいってしまいがちですが 足の事も同時に意識して稽古したいと思います。。
とりあえずは 左足をキチンと相手に正対させること 同じく 左足のひかがみを張っておく事 (多少のゆとりはいいのでしょうか?) 継ぎ足をしないで打つ事
このあたりを気をつけていこうと思います。
これだけたくさんの投稿に全て目を通し 返信するだけでもたいへんな事だと思います
おかげさまで有益な情報を探したり、無ければ質問したり することが いつでもできる事に感謝します。 (便利さに甘えず身を以て知る事も大事だと思いますが。。)
私は実際に稽古をするのは週に2回(稽古時間は約1時間程)しか 取れないので、ネットや書物を通じての脳の稽古をする事も 上達する一つの方法かと思っています。 (だったら素振りの一つでもしなさいとか言われそうですが。。)
左手での降り上げ、振り下ろしを習得するのに 片手での素振りは効果的ですか?
これは道場で習ってはいないので 自分では片手の素振りはしていないのですが けっこう やるといいよ なんて声もききます ヒントがこのサイト内にあるかもしれないので 調べてみますが アドバイス頂けたら嬉しいです。。
みなさんの投稿を興味深く拝見させてもらっていますが、、、 色々読んでいるうちに福田武道具さんの霞流十字刺しが気になって しょうがなくなってしまいました。。(笑)
木曜日の波のうねり次第なんですが (ちょっと波があがりそうな気配もあるんで迷ってます)
今週、鎌倉から埼玉まで足を伸ばしてみようと思っています。 手に取って 気に入ったら 頼んでみようと思います 店員さんの対応はすばらしくよかったので期待しています。。
その際、今の自分の防具は持参して みてもらったほうがいいものでしょうか? 逆に失礼にあたりますか?
礼節や所作、心構えや道具のあれこれ 技術的な事 精神的な部分 色々な事に興味津々なんです(笑)
この三ヶ月ですっかり剣道の虜になりだしています (もぅそろそろなってしまったことを自覚するべきかも知れません♪)
まだ、聞きたい事、知りたい事は たくさんあるのですが お叱りを受ける前に この辺でとどめておく事に致します。。
重ね重ねの質問と 長文と乱文 失礼致しました。
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Re: 豪剣 VS 軟剣 ( No.3 ) |
- 日時: 2013/06/24 12:07:39
- 名前: portwave
- 梵我様
もう立派な「剣キチ」ですね。 我々の仲間内では剣道に対する愛を込めて「剣道ジャンキー」なんて言ったりしています。 さて、梵我様は立派な体格をされているのと空手経験者という事なので、相当な腕力があると思われます。 それを踏まえた上でも片手素振りはあまりお勧めできません。 片手素振りは少しでも気を抜くと正中線から左拳がずれてしまうので振る意味が無くなるのと、通常500g以上の39サイズの竹刀をいくら腕力がある方でも肩、肘、手首を使ってしなやかな?素振りをするのは相当な熟練者でも難しい動作だからです。 片手素振り用の軽くて短い竹刀を用意したり、一般的に出回っている「樫」の木刀などで素振りされるのでしたら大丈夫だとはおもいますが・・・ あくまで私見ですので参考程度にお願いします。 良き剣道ライフを応援致します。
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Re: 豪剣 VS 軟剣 ( No.4 ) |
- 日時: 2013/06/24 16:06:17
- 名前: 梵我
- 参照: http://ichinikai.com
- Portwave様
貴重なアドバイスを ありがとうございました。
特に上達を焦っている訳ではないのですが かなり奥深そうな 剣道という世界の入口付近に 私は今、おりますが、、、
初心者ですので、間違えた稽古方法で変な癖がつく事と 先輩剣士達に混じって稽古をした時に お相手が不快な思いをしない事 お相手様の稽古の邪魔にならない事を危惧しています。
いや、やっぱり、、ちょっと焦ってますね そこは認めたいと思います。。笑
竹刀を片手で振るのはやめておきます
鍛えたい場合は 瓶に砂や水を入れて振るのなら 大丈夫でしょうか?
正中線を真っ直ぐ振り上げ、振り下ろす事を 意識しておこないたいと思います。
アドバイス ありがとうございました。
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Re: 豪剣 VS 軟剣 ( No.5 ) |
- 日時: 2013/06/24 21:29:35
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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>
- 参照: http://ichinikai.com
- To 梵我さん
>私は実際に稽古をするのは週に2回(稽古時間は約1時間程)しか >取れないので、ネットや書物を通じての脳の稽古をする事も >上達する一つの方法かと思っています。
大人の剣道はそれでいいと思います。 学生の内は「理屈よりも身体で覚えろ」でいいんです。毎日お稽古できますし。 でも、社会人は違います。限られた回数の中で効果的にお稽古していかなければなりませ んから、理屈(理合、技術論など)を頭に入れて取り組む方が質的に高いお稽古が可能に なります。
ただ、気をつけなければいけないのが、情報量過多によるオーバーフローでしょう。 課題はそれこそ山のようにあるはずです。 そのどれもが「直さねばならないこと」のはずですが、お師匠様からご指摘を受けている ものから順番に優先順位をつけて取り組むべきと考えますd(^-^)!
>左手での降り上げ、振り下ろしを習得するのに >片手での素振りは効果的ですか?
私もportwaveさん同様、片手素振りはお勧めしません。左腕の意識を作るにはいいのです が、無理をしますと肘を痛めたり手首の腱鞘炎を引き起こすことになります。 右手を軽く添えて振りかぶり、右手を添えて振り下ろすようにしましょう。
このとき意識するのは背中です。 肩や腕で振りかぶるのではなく、「背中で引き上げる」感覚です。
これらにつきましては「Hide.剣道研究室」というコンテンツに書いてありますので、一 読してみてください
http://ichinikai.com/zakki.htm
>色々読んでいるうちに福田武道具さんの霞流十字刺しが気になって >しょうがなくなってしまいました。。(笑)
いい防具ですよ。 お勧めします
あ、福田武道具まで行かれるのであれば、『心と技の道標(みちしるべ)』をお買い求め ください。きっと今の梵我さんの「聞きたいこと、知りたいこと」に十分に答えてくれる 一冊だと思いますゆえ 〜☆
http://www.f-budogu.jp/shopdetail/001018000002/
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Re: 豪剣 VS 軟剣 ( No.6 ) |
- 日時: 2013/06/24 23:31:23
- 名前: 梵我
- Hideさん
アドバイス ありがとうございました。。 丁度、浜で素振りをして帰ってきたところです 満月が黄色くて綺麗でした。。
後半にちょっと いい感じに振れてる感がありました。 右手がブレーキにならずに 振り終わり間際にピっピっ !! と音がして 振り終わりにかけて加速するような感じで気持ちコンパクトに 振れてたような。。。 (今までは最初からブンッ !! って鳴ってました)
明朝、もう一度確認したいと思います。
左手一本の素振りはやめておきます (ちょっとだけやってしまいましたがw)
ところで打突の際に右手の握る位置とは終止、変わらないものですか? 振り終わって 少し柄頭側に動くのはどうなんでしょうか? う〜ん う〜ん... もぅ少し振ってくればよかったような。。。
これから研究室 覗いてみます。。 『心と技の道標』は剣道用具マニュアルと共に このサイトを知って わりとすぐに注文しました いい本を紹介して頂き感謝しています。
福田武道具さんには前日の夜からcampを兼ねて 愛犬と共に行ってこようと思います。。
手刺しに憧れる気持ちもありますが 今回は見た目や飾りよりも 自分に合った長く使える防具って部分を重視して選ぶ事にします。
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Re: 豪剣 VS 軟剣 ( No.7 ) |
- 日時: 2013/06/25 07:44:17
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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>
- 参照: http://ichinikai.com
- To 梵我さん
>(今までは最初からブンッ !! って鳴ってました)
それは力が入りすぎですね。 右腕の「肩-肘-手首」の3つの関節を「ムチのようにしなやかに」使うことによって、少 ない力で剣先に大きな力と「冴え」が生まれるのですd(^-^)!
>左手一本の素振りはやめておきます >(ちょっとだけやってしまいましたがw)
負担がかからない程度を振る分には構わないと思いますよ。 「左腕の意識」を理解できますので
>振り終わって 少し柄頭側に動くのはどうなんでしょうか?
とくに問題はありません。
実際の立ち会いにおいても、遠間から面を打つ場合は少し左手側に右の握りをスライドさ せて打つテクニックもあります。 近間の攻防の場合は、鍔元いっぱいまで握りますが。
ただ、構えた時に鍔と右の握りの間が空くのは「よろしくない」とされておりますので、 柄革の長さには「肘から手のひらまでの長さに比例させるよう」気をつける必要がありま すd(^-^)!
>『心と技の道標』は剣道用具マニュアルと共に >このサイトを知って わりとすぐに注文しました
どちらも剣道を学ぶ上での「必携の書」と私は考えております
>自分に合った長く使える防具って部分を重視して選ぶ事にします。
普段使いされるなら、手刺しは特に必要ありません。 手刺しは「お出かけ用のおしゃれ着」とお考えになるといいと思います。
よき防具に巡り会えますよう念じております。
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Re: 豪剣 VS 軟剣 ( No.8 ) |
- 日時: 2013/07/04 23:03:20
- 名前: 梵我
- 参照: http://ichinikai.com
- Hide 様
返信ありがとうございます
最近は実際に武道具店を見て回り 実際に手に取ってみるようになりました。。
どのお店にも特色があり、面白いもんですね♪ (合う合わないもありますけど。。ww)
福田さんは好印象でした 十字刺しは特に面が気に入りました。。 しっかりしていて軽い織刺しの二分か二分五厘位がよさそうでした くの字甲手のサイズがあってバッチリだったら そのまま注文してたと思いますが、ちょっと実感できなかったので 現在は採寸をして、仮オーダーの段階に留まっています
ただ、織刺しは耐久性は総紺革に比べて劣りますでしょうか? お値段はミシンの割には少々しますので長く使いたいと思っています。
最近は、特練の方達が合宿に来られて 合同稽古の機会に恵まれたり、打った後の剣先の向きや構えを 一本に繋がるように、打突後の残心まで指導していただいたりして
若干、基本のお稽古が少しづつ対人稽古へ向けて変化してきているのを 嬉しく思っています。。
しかし、面を着けると呪われてるかの如く 途端に汗が吹き出て 着けてるだけで疲労してきます(笑)
打突の全てを下手なりに全力で打ち込んでいきますが 後半はけっこうバテているのが現段階の正直なところです。
もう少し 抜きどころというか リラックスしてていいところ 無駄な力みを無くし攻守に備える事ができるといいと思います。。
初心者が道具に頼るな〜 !! と言われそうですが 甲手はしっくりくるものに出会いたいです〜(笑)
又、この先、対人稽古に入ると ぐっと面白くなると思います。。 一生懸命 掛かっていって どこまで間合いにはいると反応を示すか? 眼と駆け引きや間合いの感覚等。。
打たれてなんぼの精神で『打たれたところに学びあり』と思って 稽古しようと思っています。。
攻めとは? 中心とは? 左拳の重要性とは? 先?線?点?足は? 連続技でも捨てた初太刀はダメなの?とか まぁ聞きたい事がいっぱいですが。。。(笑)
HIdeさんの おっしゃる 情報過多のオーバーフローもよくないですし、聞いたからと言って すぐ上達するようなものでもなく 日々の稽古からの学びや修練を重ねての上達が本当に身に付くという事だと思います
でも、どこかで悩んだり 道場で聞けなかったり 後になって 理解出来ていなかったりした部分で 又、質問させて頂く事もあると思います。。
その節は どうぞよろしくお願い致します
梵我一如
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Re: 豪剣 VS 軟剣 ( No.9 ) |
- 日時: 2013/07/05 08:59:12
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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>
- 参照: http://ichinikai.com
- To 梵我さん
>どのお店にも特色があり、面白いもんですね♪ >(合う合わないもありますけど。。ww)
そうですね、どのお店も特色を出そうと色々工夫をされてますから
>ただ、織刺しは耐久性は総紺革に比べて劣りますでしょうか?
稽古用なら織刺しがお勧めです。乾きやすいですから。 耐久性は、そんなに気になるほど差があるわけではありません。 むしろ質の悪い革ですと、縫い目から破れてしまったりしますので。
>もう少し 抜きどころというか リラックスしてていいところ >無駄な力みを無くし攻守に備える事ができるといいと思います。。
どんな競技やスポーツでも「力を抜く」というのが一番難しいんですね。 これは、やはり稽古を積み上げないと体得できないことだと思います(^_^ メ)
>攻めとは? 中心とは? 左拳の重要性とは? 先?線?点?足は? >連続技でも捨てた初太刀はダメなの?とか まぁ聞きたい事がいっぱいですが。。。(笑)
これらにつきましては、拙サイトの過去ログを見ていただけますと、ほとんどのことはお 分かりになると思われます。 「サイト内検索」の機能を新しくしましたので、お試しになってみてください 〜☆
>でも、どこかで悩んだり 道場で聞けなかったり >後になって 理解出来ていなかったりした部分で >又、質問させて頂く事もあると思います。。
もちろんです。 いつでも遠慮なくお尋ねください
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