記事タイトル:気合とは?どう説明したらいいのでしょうか? 


書き込み欄へ  ヘルプ
お名前: Hide.    URL
to カナダさん

管理人のHide.です。

そうですねぇ、こんな風に説明してみてはいかがでしょうか。

 ●剣道の有効打突は「旺盛なる気勢」が条件になっていること
 ●チャンピオンを倒すためにはハングリー精神を発揮しなければ勝てない。誰と対峙し
  ても同様の気持を発揮すること、それが「気合」の考え方である

いかがでしょうか(^_-)〜☆

お名前: カナダ   
はじめまして。
現在カナダのある都市の大学で剣道のアドバイザーをしているものです。
同大学では、10人ほどの有段者、20〜30人ほどの初心者が驚くほど熱心に
練習をしています。
「気合」とは、管理人のHIDEさんがおっしゃるように、
強く、大きく、激しい「声」を出すことである、と日々説明をしているのですが
先日、あるカナディアンの練習生に「なぜ」そこまで「気合」が必要なのか?という質問を受けました。彼は練習生の中でも特に熱心な生徒で、彼自身でも色々と剣道の文献を読んでいるようです。彼は気合の出し方は心得ています。しかし、「なぜ?」、詳しく言えば「何のために?」「誰に対して?」というもっと奥深いところに疑問を抱えているようです。
本人、浅学寡聞の身のため、回答することができませんでした。
アドバイスをいただければ幸いです。

お名前: Hide.   
to チキンダンスさん

お風邪を召したとか、お大事になさってください(^^)


>集中力を極める、神経を集中させるということかしら?
>う〜ん!剣道は奥深い!だからいい!

そうですね、無我夢中の境地を作る・・・それが最終的にはその人の「気」「気
迫」「気位」「気品」などと言われるものにつながっていくのだと思います。
この際ですから、お子さんといっしょにお始めになってみればヽ(^.^)ノ

お名前: チキンダンス   
風邪を引き寝込んでしまったので書き込みが
おそくなってしまいました。
みなさんありがとうございます。
さっそく、「気迫」の部分やODA爺さんのところを
プリントアウトして息子とともに、
じっくり読んでいるところです。
集中力を極める、神経を集中させるということかしら?
う〜ん!剣道は奥深い!だからいい!
私自身もやってみたくなっちゃいますが、
知れば知るほど、剣道はスポーツというような
軽いノリでは出来ないものだなと感じます。
教えていただいた指導者研究室に他にも
気になるコンテンツがあるので、
勉強してみようと思います。

お名前: Hide.   
to ODA爺さん

>「気合」とは本来心のうちなるものから自然と溢れ出すもの、多少は負荷のか
>かる稽古を越えてはじめて自得するものではないかと。

おっしゃる通りですね。「気合」とか「気」は本来精神的なものであって、物理
的に形や音によって表される類いのものではありませんね。それゆえ、このよう
なご質問が出てくることにもなるのですが・・・(^^;

自分の精神状態を自由にコントロールできるくらい修業した段階なら、「気合を
出す」「気合いを入れる」ということもできるようになりますが、初歩の段階で
は「無我夢中になること=三昧」こそが「気合の源」ですねヽ(^.^)ノ

お名前: ODA爺   
こんにちは。ODA爺と申します。
かいちさんのご案内にも関わらずこちらに書かせて頂きます。
以下は私の持論になってしまいますが・・・
「気合」は出したり、入れたりするものでは無い、と思っています。
「気合」は夢中になること、必死になること、そんな境地から自然に溢れて来るのでは
ないか、と思います。「無我夢中」って言いますよね。それこそ正に「気合」の塊
になっている状態だと思います。
そこで、例えば。
永平寺のお坊さんたちが修行の一段階で、あの長い階段を「無我夢中」で物凄い勢いで
雑巾がけをやっているシーンをテレビなんぞで見たことが有りませんか?あの時お坊さんたちは何も考えないんだそうです。ただ、ひたすら雑巾がけに打ち込むんだそうですよ。
汗だくになって。この境地を「三昧」(ざんまい)と表現するそうですが。
よって、求められるのは。
稽古の中でこの擬似体験をすることです。一番効果的なのは、やはり懸かり稽古です。
しかも短い時間で能力の限りを出し尽くす勢いでただひたすら元立ちに懸かる。
これが大切です。
意識しなくても、苦しさと、自らを奮起させるためにいやでも声が出ます。これこそ
本物の「気合」ではないかと考えます。そしてこの必死の思いが「気迫」に繋がります。
しかし、これでは初心者向けには困難ですので、やはり最初は「声をだそうね」という
ところからでしょうかね。
ただ、もう少し上の、防具を着けてある程度基本打突が出来る子供であれば、少々
苦しいかもしれませんが、短く時間を切って打ち込みを行わせ、その中で目標打突回数
を予め決めておき、これにチャレンジしてもらうのです。レベルに応じて段々回数を
上げていきます。例えば15秒間で15回とか。記録へのチャレンジぐらいの気分でやると
結構夢中になってやってくれます。更に慣れてきたら、これを懸かり稽古に繋げていきます。いずれ苦しい稽古であることには違い有りません、しかし持って行きようでは、楽しく出来ることもあります。子供それぞれの習熟レベルに応じて行えばよいと思います。
ある程度の苦しい稽古を越えられた子供は、それが「自信」につながり、強さに繋がり
ます。「気合」「気迫」はそうした厳しさに中で自然と培われるものだと思います。
「気合」はバレーボールや、野球で発するようなチームワークを意識した
「掛け声」とは異なります。結論として「声を出す」ことは「気合」を入れること、
又は出すこと、とは本質的に異なると考えます。「気合」とは本来心のうちなるもの
から自然と溢れ出すもの、多少は負荷のかかる稽古を越えてはじめて自得するものでは
ないかと。
またもや乱筆長文にて失礼しました。

お名前: Hide.   
to チキンダンスさん

かいちさんがお書きになっていらっしゃるように「気迫の教え方」というトピッ
クが「剣道指導者研究室」にあります。そこで、ishidaさんが詳しく書いてくだ
さってますので参考にご覧ください(^^)

小中学生の場合、気迫は「大きな声」によって表されると考えて、まず間違いあ
りません。「強く、大きく、激しい」掛け声や面・小手・胴の発声こそ気迫」に
つながるとおっしゃってかまわないと思います(^^)

お名前: かいち   
カキコした後で、気づいたんですが、剣道指導者研究室のコーナーで、
上のほうに、「気迫」の教え方というトピックがあります。

そちらを参考にしてください。自分のよりぜんぜんくわしいご説明のってます(^^

お名前: かいち   
私も「気合とは?」といわれても「・・・・」という感じなのですが、ちょっとだけ。

息子さんが、小学生あたりなのであれば、「お腹から(に力をいれて)、めいいっぱい、
大きな声を出すこと」と説明なさるのが、一番簡単で、理解しやすいのではないでしょうか。

先生かどなたからか、「気合が足りない」と言われたのであれば、どちらにしろ、声は
足りてないと思いますから、アドバイスなされたらどうでしょう。

ちなみに、やる気を「みせる」ということではないと思います。

お名前: チキンダンス   
先日、息子に「気合」をいれるというのは
やる気をみせるということなのかといわれ
答えに困っています。
確かに、一般的にはそれでいいのでしょうが、
武道とかの場合、ちがうような気がします。
また、気合を入れるにはどうしたらいいかなど
聞かれて困ってます。
私自身わからないので教えてください。

このテーマについての発言をどうぞ。
氏名
E-mail URL


半角カナは使用しないようにしてください。文字化けします。
記事一覧に戻る