記事タイトル:コテの打ち方について 


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お名前: Hide.   
to TAKAUZI君

ちょうどこの掲示板に「小手、引き小手、出小手の打ち方教えてください。」とい
うトピックが立ってますので、そちらでまとめて解説したいと思います(^^)
[2001/06/27 09:06:23]

お名前: TAKAUZI   
こんにちは。僕は中学2年生の剣道部です。僕も小手の打ち方が基本的によく分かりません。
いったいどうやればいいのでしょうか?
[2001/06/26 21:13:58]

お名前: Hide.   
to くまさん

ども、はじめまして。管理人のHide.です(^^)


>いろんな、先生の話では振り上げながら足を出すとありますが、これは振りの
>遅い初心者にとってはまず、先に足がついてしまいます。手足ばらばらです。
>やっぱりhideさんの説の方が合理的だと思います。

ありがとうございます。
熟練者になって小さく早い面を打つようになりますと、振り上げながら足を出す
ような打ち方(応用的動作)もありますが、初心の間は「振りかぶりの時は足を
出さない」方が手足を一致させやすいものです(^^)


>やっぱり、指導に迷信があるのも事実ではないでしょうか?

そうなんです、けっこうあるんですよ、迷信が・・・(^^;
まぁ、その迷信も「どうしてそんな話になったのかなぁ?」と理由を考えてみま
すと「なるほど、こんなことから・・・」なんて種がわかったりして(笑)


>握りは、左小指を特に強く握る(肩の力がぬけるんですね。〜野球の方から教
>えてもらいました。)左手で振り上げて、右手でスナップを利かせて打って説
>明した方が端的だと思うのですがどうでしょう。

そうですね、まず握りですが、親指・人さし指側で握ると、腕の「上筋」が緊張
しますから、不必要に筋肉が硬直しスムーズな腕の上下動を妨げてしまいます。
その点、小指・薬指側で握ると緊張するのは腕の「下筋」です。これなら、「引
き上げ」「振り下ろす」という動作の主役になる上腕の筋肉群が緊張することな
く、力みの少ないしなやかな打突が可能になるんですね(^^)

振りかぶりですが、おっしゃる通り、左手の作用によって振りかぶります。もう、
右手は柄を放しちゃうくらい解放させて差し支えありません。肩甲骨を意識し、
背中と左腕の作用で竹刀を振り上げようと思うと「あら、不思議!」竹刀の重さ
をほとんど感じないで振りかぶることが出来ますヽ(^.^)ノ
振り下ろしの始動まで左手で、あとは右腕が竹刀をコントロールしていきます。


>それにつけてもhideさんえらいっす。本音でカキコしてるって度胸ありますよ。
>剣道日本でも特に興味深くよませていただきました。

恐れ入りますm(_ _)m
でも、誰かが書かなきゃいけませんでしょ(^^)
幸いにもインタネという大きな武器を手に入れましたので、こうした活動が可能
になりました。ここに集まって来られるみなさんも、まじめに剣道に取り組んで
くださる方ばかりなので、毎日楽しみながら勉強させていただいておりますヽ(^0^)ノ
[2001/06/16 12:12:41]

お名前: くま   
こてとは、違いますが・・あのう、中年の初心者おじさんです。どうも面うちの時、手と
足がバラバラ、っていうか足が速すぎで、ドン・ぱんという状態で打っていました。でも
て、このサイトのhideさんの解説みたら、振り上げて、足を出せと書いてありましたので、
その通りやってみたところ確かにうまくうてるようになりました。いろんな、先生の話では
振り上げながら足を出すとありますが、これは振りの遅い初心者にとってはまず、先に足が
ついてしまいます。手足ばらばらです。やっぱりhideさんの説の方が合理的だと思います。
それに、もう一つ、初心者に口を揃えて指導があるのが右手に力をいれるなってことです。
右手をにぎっていないときもこのような指導を受けます。やっぱり、指導に迷信があるのも
事実ではないでしょうか?握りは、左小指を特に強く握る(肩の力がぬけるんですね。〜
野球の方から教えてもらいました。)左手で振り上げて、右手でスナップを利かせて打って
説明した方が端的だと思うのですがどうでしょう。それにつけてもhideさんえらいっす。
本音でカキコしてるって度胸ありますよ。剣道日本でも特に興味深くよませていただきました。
[2001/06/15 13:35:50]

お名前: Hide.   
to 万年書生さん

ムリにでも正さなければいけないこととそうでないことってあると思うんです。
まぁ、こんな技術論はたいしたことではありませんね。
みんな山の頂上を目指して登っておりますが、そのルートは無数にあるわけで、
「かく登らねばならない」などという決められたことってないですよ。
まして、自分のフィールドではないところで技術指導する場合は、それなりに気
を遣わなければいけませんから(^_-)〜☆

愛らしいおじいちゃんだなんて、きっといい先生なんでしょうねヽ(^.^)ノ
[2001/05/17 10:28:21]

お名前: 万年書生   
 ですよねぇ。いくら最近ボケ始めているとはいえ、肝心なことは聞き逃しません。いつもなが
ら、Hide.さん、そして、しんやさん、トマトカイザーさん、ご回答ありがとうございます。
 でも、Hide.さんのおっしゃる通りです。えらい先生の顔はつぶしちゃ、いけないですよね。
まぁ、多少くいちがいはありますよね。でも、その先生たちから学ぶべきものは、それ以上に多
いわけですから。その先生、指導を受けるようになってそんなに日が経ってはいないのですが、
とても可愛がってくれます。私のことを。とても愛らしいおじいちゃんです。(ゴメンナサイ)
[2001/05/16 23:56:45]

お名前: 越中の兵団   
言論弾圧だ〜っ!!
所で、「輪がセクション」って何?
[2001/05/12 23:20:22]

お名前: Hide.   
to 万年書生さん

いやぁ、「いちに会合同稽古会」のときだってサラッと流して説明したと思うの
ですが、ずいぶん細かいニュアンスまで覚えていてくださったんですね。恐縮で
すm(_ _)m

偉い先生ですから、昔風の剣道を教わってきたはずです。それですと小手も「切
る」という感覚で面と同じように「押し切り」だと考えていたようです。私も子
どものころはそんなふうに習いました。でも、専門的に勉強してくるにつれ、そ
れが「剣道界の迷信」のひとつだってことがわかってきましてね(笑)

まぁ、偉い先生とのことですから、そこは顔を立てておくのがいいでしょう(^^;
[2001/05/12 09:19:15]

お名前: しんや   
万年書生さんのおっしゃるHIDE.さんの小手打ちの方がいいと思うのですけどねぇ。
偉い先生のおっしゃることもいつも正しいわけではないし、その人にはその人なりのやり方が
あって言い訳で、時には、それを取捨選択していく必要があると思います。
[2001/05/11 22:09:41]

お名前: トマトカイザー   
僕は部活の先生に、Hide.さんがおっしゃっていたという
小手の打ち方を教わりましたけど・・・・。
どっちが正しいんでしょうか?
[2001/05/11 18:49:17]

お名前: 万年書生   
 今日は質問じゃくて、早い話が愚痴みたいなものなので、こっちに書かせてもらいます。
 昨日、ある道場の稽古で子どもたちと大人(初段〜2段くらい)くらいの人たちに稽古の指導をする機会がありました。えらい先生から、基本の指導をしっかりしてほしいとのことだったので、切り返し、面打ち、小手打ち、胴打ち…、とごくごくオーソドックスに進めました。(あまり馴染みのあるところではないので、要領や勝手がよくわからなかったので)それでも、受け売りではありますが、3月20日の『いちに会公開合同稽古』で志村先生や井上先生がおっしゃってたことをそのまま実践していたのですが…。
 小手打ちの指導の際。
 確か井上先生はこうおっしゃってたと記憶しています。(間違ってたらごめんない)
 「小手を打ったときの形を両腕を伸ばしきって、床と水平になるよう教える先生がいるけど、 それは誤りです。正しくは、もとの中段の構えよりやや高い位置に竹刀がくるように。竹刀を 無理に持ち上げるのではなく、打った反動ではねかえってくる分だけ竹刀の先が自然にあが  り、相手の面がねの幅の分だけ横にずらすだけでよい。こうすることで、次の打突に正しい姿 勢で、スムーズに移行できる。」(多少言葉は違いますが、おおよその内容はこうだったと思 うのですが。)
 で、その通り指導したわけです。
 ところが、稽古の最後の挨拶でえらい先生は、ご丁寧に、改めてその小手打ちを否定し、且 つ、両腕を伸ばしきって床と水平になるよう小手を打ちなさい、でないと、二の太刀、三の太刀がスムーズに出ません、とご指導なさいました。
 正直、単なる受け売りをしたのではなく、以前から小手打ちについて疑問に思っていたことが井上先生の指導で、氷解するように、目から鱗が落ちるように納得したので、自分自身もそれが正しいと信じて指導したのですが、最後の最後にえらい先生がそれを否定してくれたので、とてもやるせない気持ちになってしまいました。
 井上先生、私の理解が間違っていたのでしょうか?
 
[2001/05/11 12:18:08]

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