記事タイトル:小手、引き小手、出小手の打ち方教えて下さい。
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お名前: Hide.
下から(下段から)お相手を攻めるときに気をつけなくてはいけないことは、
●意識が下に潜らないように、前傾しない
●振り上げて打ったのでは効果が出ないので、しっかりと踏み込みを使って手
の内の作用で打つ
●斜めから打たず、上から見て相手の竹刀と平行に打つ
●打突後は素早く「寄り付き」打ち間を残さない
などでしょう(^^)
[2001/07/04 09:22:18]
お名前: 信玄
それで、その裏から回す小手についてなんですが、もしそれをやる場合どういうことに気をつけてやるといいですか?
[2001/07/01 18:52:33]
お名前: Hide.
>打ち方についてなんですが、小手を打つときに竹刀を下から裏に回して
>打突部位に向かって真っ直ぐに打つというやり方はどうでしょうか。
ハイ、基本ではありませんが、これはたいへん有効な小手の打ち方ですね。ただ
し、
●振り幅が小さいので、打ちが軽くなりやすい
●下に潜る形になるので、返して上に乗られやすい
などの弱点もあります。
お相手の手元を下から脅かしつつ、「下からの小手」を気にしてくれたら面に飛
び込むような「見合い」を使って攻められればいいでしょうヽ(^.^)ノ
[2001/06/30 10:06:39]
お名前: 信玄
それと、もう一つ疑問がわいてきたんですけど・・・。飛び込み小手の
打ち方についてなんですが、小手を打つときに竹刀を下から裏に回して
打突部位に向かって真っ直ぐに打つというやり方はどうでしょうか。
基本には反していますが、僕にはこのうち方は他の上から下の動作の剣士よりは
相手に読まれにくいと思います。Hideさん、どうでしょうか?
[2001/06/29 21:01:28]
お名前: 信玄
Hideさん。有難うございます。部活停止期間(テスト中だったので)が今日で終わったので
明日あたり早速試してみます!
[2001/06/29 16:34:00]
お名前: Hide.
さて、最後に「引き小手」ですね。
これは「つばぜり合いからの引き技」のことをお尋ねなのですよね?(^^; その
線に沿ってお話させていただきましょう。
【つばぜり合いからの引き小手】
1.正しいつばぜり合いを作る
2.左拳をずらさぬように、右から表鎬を使って相手にプレッシャーをかける
3.右の握りからスッと力を抜き、その反動でかえってきた竹刀を相手の竹刀
の裏に回し
4.踏み込みと同時に右小手を打ち
5.踏み込んだ右足で強く床を押して一気に引き下がり
6.十分に間合をとって中段残心となる
と、こうなります。
このとき注意しなければならないことは、
●まっすぐ打つ
●上記3の時、竹刀を胴のように回さない
●5でさがるときの剣先は、自然に左前上方にとり、不必要に引き上げない
●5でさがるとき、カラダは相手に正対させ、極力「送り足」で
です。
なお、応用的には、左斜め後ろにさがっていくと小手を打ちやすいです(^^)
以上、信玄さんがお尋ねの3つの小手について書かせていただきましたヽ(^.^)ノ
[2001/06/29 09:31:56]
お名前: Hide.
カラダを左に傾けて打てば、たしかに小手が打ちやすい方にちなりますよね。そ
れに、打突が失敗した後、お相手から反撃されにくいかもしれません。
しかし、中学、や高校、大学の上位、また、全日本クラスの選手にもそういう打
ち方をしている人はほとんどおりません。それはなぜでしょうか?
それは、
1.カラダを曲げることによって、小手を打つことが見破られてしまう
2.カラダを曲げるので、そのままの姿勢からより打突が遅い
3.小手が外れた後、打たれにくいかもしれないがこちらからも攻撃できない
などの理由によるものです。1と2は、小手を読まれて返し技を打たれる可能性
すら出てきますね(^^;
レベルの低いうちは、そういう打ち方の方が良く当たったりしますが、上位になっ
たら通用しないどころか逆に「危険だ」ということを理解してください(^^)
さて、今日はちょっと順序が違いますが「出小手」の打ち方を解説しましょう。
昨日説明しました「飛び込み小手」が正確にしっかり打てなくては「出小手」を
成功させることは不可能です。まずは、「飛び込み小手」のお稽古を十二分に積
んでから、このステップに移ってください(^^)
【出小手】
1.一足一刀の間合で、いつでも相手の動きに反応できるよう心とカラダを整
える
2.相手を圧迫するよう攻めつつ、面に誘導するよう誘う
3.相手の色を感じた瞬間
4.手元の上がりを小さく素早く小手に打つ
となります。
このとき注意しなければならない点は、
●カラダを曲げない
●腰をかがめない
●踏み込みは膝を上げず、前にスライドさせるように小さく踏む
●剣先をあげず、肘と手首のスナップで打つ
●右肘を伸ばさず、カラダの前進する勢いで打つ
です。
どうしても「出」が遅れ、「相手のふり降ろしと同時」に打ってしまいがちです。
これでは、お相手の面に負けてしまいます。「面を打とうと手元を上げようとし
た瞬間」に小手に飛び込まなくてはいけません(^^)
また、「面を打たれまい」として首やカラダを曲げてしまいがちですので、「最
初は面を打たせて出小手を打つ」という感じでかまいません。出小手が「先」な
ら、面を打たれても「小手あり」ですから(^_-)〜☆
どうしてもこのタイミングがつかめない場合は、予備稽古があります。
【出小手の予備稽古】
1.一足一刀の間合で、いつでも相手の動きに反応できるよう心とカラダを整
える
2.元立ちは、手元を上げつつ送り足で一歩出る
3.実施者は、その出小手を打つ
というものです。
これで感覚をつかんだら、今度は元立ちに面を打ってもらっての「出小手」のお
稽古に入りますヽ(^.^)ノ
[2001/06/28 10:01:34]
お名前: 信玄
Hideさん、ありがとうございました。参考にさせて頂きます。それと、ちょっと聞きたいのですが、小手を打つとき体を左に曲げて打つ選手がいるのですが、その小手がものすごく上手いんです。ですが基本は体は真っ直ぐにということなのですがそういう体を曲げる小手というのは良い打突なのですか?
[2001/06/27 16:09:37]
お名前: Hide.
うわぁ、確かにおっしゃりたいことはよくわかるのですが、インタネで、しかも
文章を使って書き表すことには限度がありますので、具体的には学校の先生や先
輩に見本を示してもらいながら勉強するのが一番と考えます(^^;
このカキコは、あくまでも参考程度にとどめておいてください。
「飛び込み小手」「引き小手」「出小手」と3つありますが、そのどれもが詳し
く書いて行くと長文になりますので、まず、今日は「飛び込み小手」にさせてく
ださい(^^)
【飛び込み小手】
1.意識を面において、表からグーっと圧迫して面を攻める
2.手元を前に出さないように気をつけながら、剣先を軽く上げ
3.左足で小さく床を押し放してカラダを前に進めながら振りおろし
4.右足で踏み込むと同時に小手を打つ
5.打突後は、右腕を竹刀の跳ね返りを利用して自然に曲げ、剣先はやや左に
とる
6.相手の右小手と自分の右小手の筒部が接触する位置までカラダを進め気位
で残心を示す
となります。
このとき注意しなければならない点は、
●まっすぐ振り上げる
●真上から見て相手の竹刀と平行に打つ
●相手の右足を踏むような位置に踏み込む
●踏み込みに際し、右膝は高くあげようとしない
●打突時、右肘は伸ばさなず、太鼓を叩くようにポンと味よく打つ
●打突後、踏み込んだ右足を左足が追い越さない
●姿勢は面の時と同じでカラダを曲げてはいけない
です(^^)
何かわからないところがありましたら、質問してください(^_-)〜☆
[2001/06/27 08:35:57]
お名前: 信玄
皆さん初めまして。信玄と申します。それで、早速質問ですが
僕はレギュラーだし、試合でも二本勝ちなどもできます。だけど、
決める技が全部面だけで、ある程度の相手には通用しますが、もっと強い相手
となると、面だけでは通用しません。なので、小手も得意技にしようと思うのですが
なかなか「飛び込み小手」「引き小手」「出小手」が出来ないのです。
基本的にやり方が分からないので、教えて下さい。(踏み込みや打つ角度等)
御教授よろしくお願い致します。
[2001/06/26 23:28:32]
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