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法律を守るということ(人間形成)
日時: 2017/02/14 19:56:06
名前: よく考えて。 


 全剣連には理念に対する心構えは有るのですが、「〜べき、べきでは無い」の規範が見つかりません。各指導者が個人の解釈で人間形成を行っているのは、全剣連が指導者を信用しているか、明示出来無いのではないかと思っております。指導者は五常や五倫、禅等を用いて人間形成を促しているのが現状だと思います。今回、そこは問題にしておりません。
その指導者は「法律」というものを人間形成にどのように取り組まれているのかのご意見をお伺いしたいと思ってトピ建て致しました。

法律を守るべきということが人間形成の規範(ルール)の一つに成りうるかということです。

道場には規範があります。それは守るべき事として子どもたちに伝えていると思います。さて、法律はどうでしょうか。人間形成の規範として法律は守るべき事として伝えていますか。守るのは当たり前だとするならば、ご自身は守れていますか。高速道では法定速度で走っていますか?酔って自転車に乗ったり無灯火だったりしたことありませんか?無理やりお酒を呑ましたりしたことありませんか?また、知らないうち法律を犯すことだってありますよね。道徳心を繰り返し口にするのは、分かってはいるけど出来ないからです。法律を守ることもそうです。人間形成に必要ならば、繰り返し口にするべきではありませんか。

 視点を変えて、五常や五倫等の道徳心とされるものと法律がぶつかったら、どちらが重きを置かれるのでしょうか?例えば「忠臣蔵」はどうでしょうか。忠臣蔵は美談とされていますが、当時の法律と呼ばれるものを犯しております。法律を守ることが人間形成に必要なら、忠臣蔵は剣道界においては美談になり得ません。明文化された法律を犯すことが許されるなら、人間形成の規範には成らないことを意味します。

《法律を守るべきということは(剣道の理念である人間形成の)規範の一つに成りえますか?》

 
(私は法律より自身の芯になる道徳に重きを置いております。子どもたちにも同じ様に伝えております。これが身勝手なら各指導者が伝える道徳心も身勝手になります。ですので、剣道界に所属している方が法律を犯しても、人間形成の問題では無く、個人の問題としてでしか捉えられません。)
メンテ

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Re: 法律を守るということ(人間形成) ( No.1 )
日時: 2017/02/15 07:20:50
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

管理人のHide.です。

何を意図してこのようなトピをお立てになったのか不明ですが、日本国に籍を置く限りに
おいては日本の法律を守ることは国民の義務であり是であることは疑いようもありません。

全ての道徳も、人間生活を円滑にするためにあるはず。
法もまた同様です。

私の師匠は、「規則正しい生活をしなさい。誰からも後ろ指を指されない日常を送りなさ
い」と教えてくださいました。正しい生き方が正しい剣を作ると説いておられました。

ただでさえ「剣道界の常識は世間の非常識」などとおっしゃる方もいらっしゃいます。
剣道の考え方が世間の常識とかい離することがあるようでは、健全な青少年の育成は叶わ
ぬことと考えます。


トピ主さんにお尋ねしたいのですが、法よりも道徳を優先すべき具体的な事例を挙げてく
ださい。あまりに観念的でお考えが理解不能ですゆえm(_ _)m

ちなみに例示されておられる「忠臣蔵」は「仮名手本忠臣蔵」と申しまして歌舞伎や人形
浄瑠璃の演目です。ご存知の通り赤穂事件を題材として脚色され人情話に仕立てらた「創
作」であり「物語」です。
赤穂事件そのものは美談でも何でもありません。単なる仇討です。現代でもそうですが、
犯罪行為ですね。
故に法の裁きを受けています。
メンテ
Re: 法律を守るということ(人間形成) ( No.2 )
日時: 2017/02/15 11:10:40
名前: よく考えて。 

車通りが少ない横断歩道。信号が赤。向こうで人が倒れた。
私なら助けるために赤信号を渡ります。緊急避難(仮)の一例です。
この当たり前だと思う行為は、道路交通法を一旦犯してから助けに行くことになります。「いや、それは緊急避難だから大丈夫だ」と思われますが、その判断は司法の場でしか行われません。個人が勝手に緊急避難や正当防衛などの判断は出来ません。もちろん信号を待って対象者が亡くなったとしても、責められることもありません。
やるべき事はやる。それに伴う責任は負う。ということです。非常識なんですか?

仮名手本忠臣蔵ですが、物語だと共感しては駄目なのでしょうか。
私は何も無罪だとは言っておりません。美談として作り上げられた物を美談として受け入れては危険でしょうか。世間とズレてますかね。もしかして道徳の授業で聞かされるお話しは全て実話だと思ってませんよね。
ではこれはどうですか。観念と現実との論争では有名ですが、西南戦争の発端となった弾薬掠奪事件。
本来なら責任者の西郷隆盛は犯人を当局へ突き出し、西郷隆盛本人もそれなりの責任を取らなければならない。しかし、西郷隆盛は犯人を庇い、私学校生徒に身を預け西南戦争へ突入致しました。なのに今では銅像だって建っております。このくだりも一般的な美談として語られております。剣道界のみの美談ではありません。

諸々は、「だから無罪」とは言ってません。
それに国民の義務ではありません。

こんな答えでよろしいでしょうか。
メンテ
Re: 法律を守るということ(人間形成) ( No.3 )
日時: 2017/02/15 22:28:49
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

架空の物語を題材にしても意味がありませんし、戦時のことを持ち出されても困ります。
現愛において緊急回避は法で認められた行為ですが、極めて特殊な事例です。

申し訳ありませんが、身近な事例をお願いいたしますm(_ _)m
メンテ
Re: 法律を守るということ(人間形成) ( No.4 )
日時: 2017/02/16 10:00:37
名前: よく考えて。 

・美談を美談とするか、と問うたら駄目、なのか。。。

・ですから、緊急避難の適用は個人の判断で決めるものでは無いのですし、特殊でも無いですよ。緊急避難の適用を個人で決めてたらそれこそ秩序が乱れます。車のスピードメーターに法定速度以上の数字が有るのも緊急避難用です。個人の判断で出しても良い速度の目盛りではありません、出したら速度違反です。そうですね、簡単に言えば、警察官と裁判官の役割の違いです。危機を回避する為に出した超過速度を速度違反として警察官が捕まえて、裁判所で被告が緊急避難の主張をし、裁判官に認められて初めて緊急避難が成立するのです。個人が「法で認められているから逸脱しても良い」と判断するものではありません。これらを理解せずに緊急避難を伝えることには問題があります。

・え、西南戦争を戦時と言いますか(驚)そうだとするなら戦争が始まる前のエピソードと戦後(?)の評価です。それに過去の大戦時中でも法律は機能してます。でも西南戦争は名前こそ戦争ですが、、、。

・信号の話は身近過ぎて難しいかな、と思ったくらいなのに(涙)

まぁ良いです。読んでくれている人達は分かってくれていると思います。

メンテ
Re: 法律を守るということ(人間形成) ( No.5 )
日時: 2017/02/17 06:51:26
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

道徳が法律に優先される日常的な事例はトピ主さんもお持ちでないようですね。

申し訳ありませんが、お考えを理解できませんm(_ _)m
「法律を守るべきということは(剣道の理念である人間形成の)規範の一つに成る」と考
えます。
子どもたちにはそのように指導いたしておりますし今後もその考えで指導していく所存で
す。
メンテ
Re: 法律を守るということ(人間形成) ( No.6 )
日時: 2017/02/17 10:14:06
名前: よく考えて。 

管理人様

ご意見ありがとうございます。
私は「完全に」法律を理解していません。
法律がどのように日常に影響しているか「"管理人様が求められる日常的事例"の意味」が分からない為答えられません。理解不足でごめんなさい。

今度は私から質問なのですが、
非日常では法律は守らなくても良い状況がある、と理解して宜しいですか?その時は何を根拠に行動するべきでしょうか?
メンテ
Re: 法律を守るということ(人間形成) ( No.7 )
日時: 2017/02/17 10:30:52
名前: 佐藤 

法律というのはその国々や時代によって全く異なりますよね。日本人は歩行者信号を守りますけど、海外では守る方が少ないんではないでしょうか?一昔前までは出身地差別が当たり前のようにありましたが、今は改善していこうという流れです。今は当たり前でも、先の世の中改善されるものが出てくるでしょう。ですので法律はその時代、その人々によって変化するものであり、規範の一つに過ぎないと思います。非日常で何を根拠にするか、それは個人の価値観にゆだねれば良いんではないですかね!
メンテ
Re: 法律を守るということ(人間形成) ( No.8 )
日時: 2017/02/17 10:43:41
名前: よく考えて。 

佐藤様

ご意見ありがとうございます。
はい、私もそう思います。ただ、
>非日常で何を根拠にするか、それは個人の価値観にゆだねれば良いんではないですかね
という場合、法律は守るべきから外れるということになります。
べきとべきではないが重なります。
メンテ
Re: 法律を守るということ(人間形成) ( No.9 )
日時: 2017/02/17 14:54:58
名前: 佐藤 

まぁそれも自分で考えれば良いんじゃないでしょうか。法律よりも自分の正義を優先して、結果罰せられる方を選ぶのもその人の価値観だと思います。1人1人意識を持った人間がひとつの生き物のように機能するのは無理ですからね。だから、人間の規則は融通が利かない。なので、自分の正義を優先して法律に反して罰せられても仕方のないことと思います。この社会全体を維持していくためにはですね。もっと小規模な集団なら、融通が利く規則も機能すると思うですけどね。
メンテ
Re: 法律を守るということ(人間形成) ( No.10 )
日時: 2017/02/18 07:56:15
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To よく考えてさん

>非日常では法律は守らなくても良い状況がある、と理解して宜しいですか?その時は何
>を根拠に行動するべきでしょうか?

佐藤さんがおっしゃるとおり、個人の価値観によって違いが出てくると思いますし、状況
によっても違いがあるでしょう。
感情が優先しそうになる場面で、如何に理性でそれをコントロールできるか、そこも重要
なポイントになるでしょう。

剣道で求められているのは平常心ですが、私やよく子どもたちに「平常心の裏返しは非常
心で、人間は非常時にどれだけパワーが出せるかが大切。剣道はそのための修業である」
と話しています。

その場合にどのような対応をするかは、一人一人に委ねられています。正しく適切な判断
ができる人間であってほしいと願っていますし、自身もそうありたいと考えています。
メンテ
Re: 法律を守るということ(人間形成) ( No.11 )
日時: 2017/02/18 13:21:58
名前: よく考えて。 

佐藤様
ありがとうございます
同意見です。そう、個人の問題ですよね。

管理人様
ありがとうございます
同感です。そう願いたいですね。

 
メンテ
Re: 法律を守るということ(人間形成) ( No.12 )
日時: 2017/02/19 08:11:07
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To よく考えてさん

少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。

自分自身を律することはもちろんですが、指導者として剣道を通じて子どもたちを正しい
判断と正しい行動ができる人間に育てられるよう尽力したいと思いますm(_ _)m
メンテ
Re: 法律を守るということ(人間形成) ( No.13 )
日時: 2017/02/19 21:53:15
名前: よく考えて。 

すいません、もうしばらく役立たさせてください。

《法律を守るべきということは(剣道の理念である人間形成の)規範の一つに成りえますか?》
ということですが、法律に対して個人の判断という例外が生じました。
つまり剣道の理念である人間形成において(団体として)、法律は「守るべき」という規範には(個人の判断を含むから)足らないということになります。またこれは全剣連が法律を規範としない理由の一つだと思います。
メンテ

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