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体罰についてどう思いますか?
日時: 2013/12/14 22:58:54
名前:  

剣道界は体罰の嵐です
ですがそれらは何故か黙認されています
暴力を肯定する方があまりにも多いです
暴力は暴力でしょう
殴ったり蹴ったりしてもそれは指導なのですか
もうすぐ寒稽古の時期ですが、またあちこちで体罰が行われるのでしょうね
皆様はどうお思いですか
いい加減暴力を無くしませんか
メンテ

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Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.1 )
日時: 2013/12/15 08:13:58
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

管理人のHide.です。

私が育ってきた時代は「それも含めて指導」でしたが、今は時代が違います。
殴る蹴るなどの暴力は、指導の一環とはなり得ません。

剣道界からそうしたものが根絶できるといいと私も考える次第ですm(_ _)m


なお、既に本件につきましては、拙サイトで何度も議論されており、混戦札は得られてい
ると思います
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.2 )
日時: 2013/12/21 00:16:52
名前: だみ声  < >

Hideさんも書いておられる通り、この議論には結論を出しにくい側面があります。 桜ノ宮高校のバス
ケ部キャプテンの自殺事件で、大きく社会問題としても議論されました。 この時のバスケ部顧問はそ
の後の裁判で有罪となっておりますから、暴力による犯罪であったと言う事だと思います。
そして法的にはこれだけでしょうが、失われた「若い命」は残念ながら戻って来ません。

そこで「蛍さん」には、ご自身の発想の中に「体罰」と「暴力」の区別についての認識をお示しいただ
きたいです。 と言うのもお書きになった内容からは、「体罰=暴力」と言う位置づけをしておられる
ように感じましたので、僕の認識を紹介しながら、健全な議論が出来ればいいなと思います。
お互い文字だけの表現でのやり取りですから、慎重にお願いします。

僕は、
1).体罰≠暴力(体罰は暴力ではない)と認識しております。 ただし
2).体罰≒暴力(体罰は暴力に含まれる事がある)とも認識しております。 そして
3).体罰と暴力の間に、明確なボーダーラインはない、と認識しております。

これだけ前置きした所で以下の定義をしておきます。
体罰: 痛みを伴う生活指導の方法である。 受けた痛みの中から「気付き」と「反省点」を見出し、
    自己改善されて、正常な社会生活ができる人物に育つ指導方法。 但しその過程には、受けた
    痛みに対する「恨み」を持つ時期もあるが、数年後にその意味を理解して、受けた体罰に感謝
    できるような場合、それを体罰と認めて良いが、必ずタイムラグがある。

暴力: 痛みを加える側の、一方的な感情の爆発の「はけ口」となる行為。 「一方的な感情」の原因
    が、暴力を受ける側にある時は、まだ共通点があるが、全く異なる場合もある。
    ここで語られる「暴力」は「共通点がある時だけ」に限定しても良い。

体罰の一例:(僕はあちこちで同じ事を書いて来ました)
  行き先を告げずに出かけた中学生の娘が真夜中に帰って来ました。 心配のあまり寝る事も出来な
  かった父親が、娘の無事な姿を見た時、「どこ行ってたっ?! ばかやろーっ」とほっぺたをひっ
  ぱたいた時、これは愛の鞭「体罰」(のはず)であります。 叩かれたほっぺたを押えつつ、「自分
  は愛されている!」と感じた娘は、叩かれた事を恨むのでしょうか? 但しこの時「愛されている」
  と感じさせるには、この親子の歴史がどうだったか?、が重要です。

暴力の一例:(初めて書いています)
  行き先を告げずに出かけた中学生の娘が真夜中に帰って来ました。 反抗期の娘に気を使った父親
  が、「遅かったねえ、心配してたんだぞ」とにこにこ作り笑いしながら言いました。
  「お父さんは、私の暴走をいつ止めてくれるのだ?」と感じた娘は、ついに次回は外泊します。

  あるいは父親は、「どこ行ってたっ?! ばかやろーっ」の後、実の娘にげんこつで何発も何発も、
  顔や頭、体をたたきました。 鼻血を出してついに寝転んでしまった娘に、更に足蹴を加えました。  
そして「お前なんか生れなかった方が良かった」と言いました。

  上記のいずれもが、静と動に分けられた「暴力」だと僕は思っております。

以上は、親子の間での「体罰と暴力」の違いの一例として、僕の思う所を書きました。

さて、剣道において、上達を目指す師弟の間における「体罰と暴力」はどのように使い分ける事が出来
るのでしょう? と言うより使い分けるべきなのでしょう? でもないっ!、「指導の範疇」にどのよ
うな稽古風景が見られるのでしょう?

「明日約束の時間に稽古に来なさい」と言ったにもかかわらず、稽古をサボって欠席した剣道部員に、
どう言う稽古をさせるのが「正しい指導」なのでしょう? 「体罰」と称して激しいかかり稽古を長時
間させるのは「暴力」なのでしょうか?  良くお考えくださいっ!! この結果この部員は、少なく
とも剣道は下手になりません。なぜならこの体罰は、上達させるベクトルにあります。

「明日約束の時間に稽古に来なさい」と言ったにもかかわらず、稽古をサボって欠席した剣道部員に、
「サボった腹いせじゃっ!」と言い、休んだ訳も聞かずに、防具も付けてない身体を竹刀で激しくたた
くのは、指導に伴う「体罰」なのか? 爆発した感情に任せた「暴力」なのか? 第三者に区別できま
すか?  もちろん程度問題もありますが、そのボーダーラインを示せますか?

ここで僕が言いたいのは、指導に於いては「暴力」があってはなりませんが、気付きを求めて「体罰」
を与える事は「暴力」としっかり「区別」すべきだと思っている点です。 ただし「体罰」を共有出来
る師弟関係は重要で、多かれ少なかれ「信頼関係」が無くてはならず、両者の歴史が重要なのです。

試合に負けて来た部員をひっぱたいている場面もあります。 決して気持ちよく見る事の出来ない場面
ですし、僕は「暴力」と感じますので、「傍から見て暴力と思う事はしないでくれ」と割って入ります。

激しい稽古に、息も絶え絶えの部員に「もっと動け!」「打ってこい!」「へこたれるな!」と言い、
すれ違う背中を押して転ばせるのは、「暴力」なのか? 判断しずらいです。 背中を押されて転んだ
部員に「立てっ!」「掛ってこい!」と言うのは「暴力」なのでしょうか? 

師弟関係の上に行われるこう言う場面の全てを「暴力だっ!」とすると、正しく、しかもある速度を持
って上達させる稽古内容とは、どのような物になるのでしょう?

暴力禁止、反対は当たり前の事なのですが、その実態と実際は見分けにくい物であります。 激しく稽
古している場面の全てを「暴力」としてしまうのは、正しい判断とは言えないのではないでしょうか?
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.3 )
日時: 2013/12/21 21:40:28
名前: 昔剣士 

だみ声さんへ

横から失礼します。

>体罰≠暴力(体罰は暴力ではない)と認識しております。

逆です。

体罰は暴力なので禁止されています。

>暴力の一例

上は放任、下は暴力です。

>「体罰」と称して激しいかかり稽古を長時
間させるのは「暴力」なのでしょうか?

神聖なる稽古を体罰として使用する事は剣道に対する
冒涜です。

御自身本当に剣道家なのでしょうか?

>気付きを求めて「体罰」
を与える事は「暴力」としっかり「区別」すべきだと思っている点です。

完全に暴力です。

気付きは言葉で伝えるか、若しくは師自ら示すもので
す。

そういう事が出来ない指導者が暴力を振うのです。

御自身の指導力の無さを腕力で補うという最悪の考え
です。

>激しい稽古に、息も絶え絶えの部員に「もっと動け!」「打ってこい!」「へこたれるな!」と言い、
すれ違う背中を押して転ばせるのは、「暴力」なのか? 

背中を押して倒すは暴力でしょう。

>師弟関係の上に行われるこう言う場面の全てを「暴力だっ!」とすると、正しく、しかもある速度を持
って上達させる稽古内容とは、どのような物になるのでしょう?

ある速度を持って上達というのが問題でしょう。

そういう気持ちでいるから暴力に頼るのです。

ジックリ時間を掛けてでお願いします。

そういう認識で、中学校の部活動に関わって頂きたく
ありません、師弟関係を持ち出されるのであれば、ど
うぞ御自身で道場を開かれそちらでおやりください。

厳し事を書き込みましたが、事が起こってからでは
遅いのです是非御自覚頂きたいと思います。

メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.4 )
日時: 2013/12/23 19:12:01
名前: だみ声  < >

昔剣士さん
> 逆です。  体罰は暴力なので禁止されています。
   「体罰は暴力」と言うお考えの根拠を示していただきたいです。 そうしないと議論が進展でき
   ません。

僕は、あくまで「体罰」と「暴力」は異なるものであるという考えでおります。 だから異なる単語が
存在していると思っております。(広辞苑等では、どう書かれているのでしょう?)
僕の中では、体罰=「必要善」であり、暴力=「絶対悪」の思想があります。
但し世のルールではそのボーダーラインが曖昧なため、「どちらもやるな」となっているのだと思いま
す。
特に学校ではこの「どちらもやるな」が、まかり通るため、「生徒を一切叩くな(体罰=暴力)」に統
一され、先生の方にストレスが溜まり、「不登校先生」まで発生しております。 先生が一切叩か(け)
ないことから、先生を「あおる」バカな生徒もおり、「気付き」を求める指導が滞っております。


もう一つ、僕の書いた ≫暴力の一例 に対して
 >上は放任、下は暴力です。
と書いておられますが、「暴力」についての認識は同じですが、「放任」では、認識差があると感じま
すので、以下に説明します。

僕が「放任」を定義するとすれば、
「放任」=許容できる範囲内における行動は、「見守る」に止め、「自由にやらせる」事である。
許容できる範囲を設けないで「自由にやらせる」のは、「放置」であり、保護者や指導者としては「無
責任」と言う位置づけになると理解しております。 指導の観点からは、「静なる暴力」としました。
この定義ですと、昔剣士さんがお書きになった「放任」は「放置」の方が適切な用語だと思います。

ところで
>ある速度を持って上達というのが問題でしょう。  そういう気持ちでいるから暴力に頼るのです。
   初心者中学生を中体連大会で、小学生から道場で稽古した経験者と対等に試合できるレベルに上
   達させる事は、指導者の腕の見せ所の一つなのです。 有る程度の上達速度は、必要なのです。
   そしてその速度を実践するには、理論立った能率のいい指導が求められるし、暴力等使う暇など
   ありません。 しっかり食らいついて来る部員には、体罰も必要ありません。 ひたすらお互い
   が真剣に稽古に励むだけです。

この真剣に稽古に励む姿は、第三者の目にどう映るのか? であり、ご存知ない第三者が、あれは「暴
力」だと言う場面が有れば、指導者として不徳の致すところでもあり、批判者として無知過ぎる所でも
あるのです。

先の書き込みの冒頭にも書きましたが、『この議論には結論を出しにくい側面があります。』なのです。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.5 )
日時: 2013/12/23 23:03:24
名前: 昔剣士 

だみ声さんへ

>特に学校ではこの「どちらもやるな」が、まかり通るため、「生徒を一切叩くな(体罰=暴力)」に統
一され、先生の方にストレスが溜まり、「不登校先生」まで発生しております。 先生が一切叩か(け)
ないことから、先生を「あおる」バカな生徒もおり、「気付き」を求める指導が滞っております。

だからといって暴力は肯定できるものでは有りません。

今までが安直に暴力に頼っていたので、現状の指導者
にその術がないだけでしょう。

この事件の前まではは、かの教師は素晴らしいという
評価でしたでしょう。

しかし、彼は教え子を死においやってしまいました。

この事実を厳正に受け止めて頂きたい。

当然困難は伴うでしょうが変えていくべきでしょう。

同じ事を繰り返していけば、又同じ事が起きます。

賢者は歴史に学ぶと言います。

かの事件より何を学ばれたのでしょう?

>昔剣士さんがお書きになった「放任」は「放置」の方が適切な用語だと思います

放任

干渉しないで、したいようにさせること。「子供を―する」「汚職を―する」

デジタル大辞泉より

反論は結構ですが、言葉は正確にお願いします。

御自身の思い込みを判断基準にしないで頂きたい。

>この真剣に稽古に励む姿は、第三者の目にどう映るのか?

真剣な稽古に映るでしょう。

御自身の様に、暴力肯定の論をしている方が殴る蹴る
投げるをすれば即暴力でしょう。

剣道の技(試合で認められている)で真剣に稽古して
いる事は暴力ではないし、仮に疑われたとしてもすぐ
に誤解は説けるでしょう。

御自身が暴力と厳しい稽古を明確に定義できていない
から「気付き」の為と称して暴力肯定論に成ってしま
うのです。

>『この議論には結論を出しにくい側面があります。』

申し訳有りませんが、結論はもう出ております。

学校教育において体罰(暴力)は不可となっており、
それを認識できないない者は、学校教育の一環である
中学の部活の指導者足りえないという事です。

事実、暴力に頼らず立派に成果を出している指導者
もいらっしゃいます。

今、必死に取り組んでいらっしゃる方もいます。

出来ない理由は、いくらでも有ります。

それを出来るようにする事が努力であり、師のそう
いう姿を観て子供は学ぶのです。

「気付き」が必要なのは、子供ではなく、御自身の方
だと思います。

メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.6 )
日時: 2013/12/24 01:04:02
名前: だみ声  < >

昔剣士さん
議論がかみ合わないので、単なる意見の応酬に終始してしまい残念です。
僕が求める「体罰=暴力」となさる根拠をお書き下さい。 ここから議論が始まっているのですから、
まずこの点の相違をお互いの認識にしなければ、議論そのものを始められません。

そして僕は決して暴力肯定論者でない事を、改めて書いておきます。 先の書き込みにも、暴力=
「絶対悪」と書いたとおりです。 この点の認識は、昔剣士さんと僕は同じはずです。

そして僕は「体罰」=「必要善」と定義しているのです。 今は、この解釈の違いを議論する場にな
っているはずです。

ののしり合うのは簡単なのです。 そうではなく大勢のお読みになる方々も一緒に考えていただける
場として、体罰と暴力は同じか?違うか? と言う意見を述べ合いましょう。
僕はこの両者は大きく異なっているが、ボーダーラインが明確でないから、「扱いは難しい」と言い、
それでも分離して行きたいと述べているのです。

したがって肯定することは断じてない「暴力」を、肯定するかしないかと言う事を議論する場ではな
いはずです。

もう一度お願いします。 かみ合った議論展開をお願いします。 そのためにも「体罰=暴力」とす
る根拠の記述から始めていただきたいです。


追伸:
「放任」について、広辞苑と日本語大辞典を見てみました。 おっしゃるように、「干渉しないで、
したいようにさせること」とあり、僕の書いた「制限枠の中で」と言う事ではないと分かりました。
この点についてはここでは「放任=放置」と理解しました。 お詫びして訂正します。

ただ…  以前読んだ子供の教育書で「放任主義」と言うタイトルの本があり、ここで著者は、関心
を示さない放任や、監視を行わない放任は、指導者としては「無責任」であり、この本では責任ある
「放任」の事を意味します。 したがって教育上の放任には、規制枠なしに語れないと有りましたの
で、それを引用してしまいました。

メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.7 )
日時: 2013/12/24 13:36:58
名前: 無名指導者 

これは武道の指導論?スポーツの指導論?
子供たちを、指導してきた経験・立場からの意見?指導した事がない一愛好家の意見?

暴力は否定しますが、偉大な先人達の残してきた稽古法を現代風にアレンジは出来ても、否定する事は私には出来ません
一見暴力に見える稽古も、意味があると解釈出来る稽古は取り入れてます
全てを否定するのは、最も簡単で楽な手法だと感じます
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.8 )
日時: 2013/12/24 21:22:54
名前: 昔剣士 

だみ声さんへ

>僕が求める「体罰=暴力」となさる根拠をお書き下さい。

正に、世の中の常識は剣道界の非常識を表した質問で
すね。

体罰

こらしめのために,身体的な苦痛を与えること。日本の学校教育では,法律によって禁止されている。

大辞林 第三版より

暴力

1 乱暴な力・行為。不当に使う腕力。
2 合法性や正当性を欠いた物理的な強制力。

デジタル大辞泉より

以上
法的に禁止されている体罰を行う事は、 合法性や正当性を欠いた物理的な強制力となります。

よって、体罰=暴力です。

勿論、例外規定もあり、監督庁の定めるところにより,学生,生徒及び児童に懲戒を加えることができる。
とあります。

この場合これに当てはまるのでしょうか?

当てはまるのであれば具体的に事例、根拠を示してく
ださい。

社会通念上御自身が仰っていることは、体罰であり
暴力です。

法律で禁止されたのも、数十年前からの事で、長年
違法な事が黙認されきたにすぎません。

つまり、今までの指導には大きな瑕疵があるので、そ
れをなぞる行為は許されないという事です。

御理解頂けますかどうか・・・・・・・


無名指導者 さんへ

御自身には信じられないかもしれませんが、体罰もど
きの稽古をせずとも立派に実績を上げている指導者も
いらっしゃいます。

御自身が経験されてる事だけが伝統だと仰るのもいさ
さか狭義な気がします。

体罰と誤解されるような稽古をする事無く、子供が成
長できるのならなによりではありませんか?

殴る、蹴る、投げるを使わないでも厳しい稽古は存在
する事だけは断言します。

>全てを否定するのは、最も簡単で楽な手法だと感じます

逆に体罰もどきに頼る指導の方が安直だと思います。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.9 )
日時: 2013/12/24 21:43:41
名前: 快刀乱麻 

昔剣士さん、あなたと議論がかみ合う人はいないみたいですね。私もかみ合いそうにありません。フラフラになった所をもう一本と叱咤激励しながらさせる。涙や汗でぐしゃぐしゃになった生徒をよく頑張ったと抱き留める瞬間が一番生徒たちと一つになった瞬間だと考えながら剣道の指導をしてきました。端から見れば体罰と受け取られるかもしれませんが。あなたの中で結論が出ておられるのでしたら議論に参加される必要もないかと思いますが。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.10 )
日時: 2013/12/24 21:55:47
名前: 昔剣士 

快刀乱麻 さんへ

人に意見する場合はその人の主張をよく理解されてか
らお願します。

それが出来ないのであればご意見無用です。

感情論はご容赦願います。

世の中の常識、剣道界の非常識ですな。

以後こういう感情論には返事しかねますので悪しから
ず。

メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.11 )
日時: 2013/12/24 23:07:49
名前: 昔剣士さまへ 

私自身、指導の中で荒稽古と分類される激しい稽古を少年少女たちにおこなっております。

昔剣士さまのご意見を読んで
とても胸が痛くなりました。

快刀乱麻さまがおっしゃるように激しい稽古のあとに子供たちを抱きしめ心から誉め、
互いに一体感を感じ、理解されるものと認識したおりました。

しかしながら、過去にお子さんを剣道に限らず練習中、稽古中の事故、体罰との因果関係を否定できない原因で亡くされた親御さんがこのスレを読まれたらどう受け止められるだろうかと考えたら・・・。

私自身、わが子がどんなに素晴らしい指導者のもとであろうと、どんな正当性を主張されても最愛の唯一無二のわが子を失えばここで論じられている正当性を読んだら・・・・。

すみません・・・。
うまく言葉にできません・・・・。

私自身を見直すいい機会を与えていただきありがとうございます。

みなさまにお願いです。

論じる場ではありますが、もっと読まれている方々への配慮をお願いします。





メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.12 )
日時: 2013/12/25 00:28:08
名前: 無名指導者 

私の取り入れている稽古が体罰もどきですか?
何を指してそう仰るのでしょう?
私が、殴る蹴る投げる稽古をしている所でも見ましたか?

剣道の修行の浅い方、それも指導経験が無い又は著しく乏しい方が、借り物の言葉でいくら美辞麗句を並べようとも、全く心に響きません
具体的な事例は挙げず飛躍した極論を展開し、自慰行為に耽り悦に入るのみで、そこに自らの実践は無く、無論結果検証などある筈も無い
「自分はやった事も無いし、出来ないけど、この世の何処かに実績を上げている指導者もいるはずだから、それが出来ない指導者は指導に携わる資格はない」
これでは説得力の欠片も存在せず、故に議論に成る筈もなく、等の本人がそれに全く気が付かない
過去の掲示板で「餅の絵が得意な御仁」との評、言い得て妙かもしれません

この御仁が関わったスレッドは、議論に成らず意見交換に成らず、結果投稿が止まる
ある意味「荒らし」と同等でしょうな
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.13 )
日時: 2013/12/25 01:24:40
名前: だみ声  < >

昔剣士様へ さん(昔剣士さんとは別人)の書かれたNo.11は、痛く心に突き刺さりました。 これ
を読ませていただいた後は、これ以上ここでの議論はしない方がいいのではないかと思ってしまいます。
こんな不幸な事(たとえそれが事故であったとしても)の当事者となられた保護者にとっては、容認し
がたい議論であろうと推測します。

かと言って、昔剣士様へ さんは、今後の稽古の中で快刀乱麻さんがお書きの様な「抱きしめる事」は今
後なさらないのでしょうか?
小さかった子が、少し大きくなって稽古の事を思い出して言う言葉に「抱かれた時の温かさが、次に頑
張るエネルギーになりました」は、どのように受け止めればいいのでしょう?


さて、昔剣士さん
>体罰 : こらしめのために,身体的な苦痛を与えること。日本の学校教育では,法律によって禁止
      されている。  大辞林 第三版より
   辞書に有る内容が全てと言う論法ですが、ご自身の心情としてそれだけでいいのでしょうか? 
   単純明快では有るのですが、別途「少年法と体罰」等を検索すると、いろいろ意見が有りますね。

「こらしめる」を広辞苑と日本語大辞典で見てみました。 いずれにも「こらしめによって二度と繰り
返さないようにさせる事」と言う意味の解説があります。 「つまりこらしめのために、身体的な苦痛
を与えること」には、「気付きを求める」事が含まれていると思います。 すなわち「体罰は暴力では
ない」と言うのが僕の持論なのです。

>勿論、例外規定もあり、
   例外規定かどうか分かりませんが、「真夜中に帰って来た娘をたたく父親」の例でお考えくださ
   い。

かと言って昔剣士さんとの議論は、正直疲れます。 いつも「敵対」した論調で議論を展開なさるので、
「交剣知愛」の気持ちになれず、議論する楽しさより、辛さを感じます。

ご自身は結論が出ているとおっしゃるし、僕は永遠の議論が展開される話題だと、とらえておりますし、
いつまでも平行線になりそうです。

しばらく頭を冷やして考えてみたいと思います。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.14 )
日時: 2013/12/25 04:13:35
名前: 昔剣士さまへ 

だみ声さまへ

幼少の頃に先生に抱きしめられた暖かさを忘れられないのは私も同じです。

子供たちを抱きしめることはやめません。

私も指導者としては未熟以外なにものでもないです。

「子供が好き」
これだけは誰にも負けない気持ちであります。

稽古中での小さい心と体で精一杯頑張る姿は
自然と抱きしめ全力で誉めてあげていますので
これは変わらないというか、変わりようがないと思います。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.15 )
日時: 2013/12/25 11:27:19
名前: くろ 

私はあまり議論が上手ではありませんが自分の認識を述べたいと。

暴力 = 体罰(こう思われている一般の方は多いのでは。)

体罰 ≠ 荒稽古(こう思われている指導者は多いのでは。)

荒稽古 ? 子供に苦痛を与える

私は最後の部分が大事だと思います。

今その子に必要か、今その子が必要としている稽古か、

その判断が指導者の力量では無いでしょうか。

必要でない苦痛を伴う稽古を無理やりやらせるのは暴力では。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.16 )
日時: 2013/12/25 14:20:48
名前: 無名指導者 

くろさん

私は荒稽古は必要だと思います
苦痛を伴いますので、細心の注意も必要です
怪我をさせてしまっては意味無いですからね
勿論子供たちは嫌がりますが、6年生ぐらいになると進んで荒稽古を受ける子も出てきます
剣道を知らない方からは、稽古の名を借りた暴力に見えるかもしれません

本人が苦痛を感じ、嫌がり、一般からは体罰・暴力と見える
だから否定し、無くさなければならない
これって小学生でも考えつく、安易で稚拙な答えだと思いませんか?

必要無い部分は取り除き、意味のある部分は残す
そうやって創意工夫し、細心の注意を払いながら、子供たち一人ひとりに合わせた稽古をする
言うは易し行うは難しで、頭を抱え悩むこともしばしばです
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.17 )
日時: 2013/12/25 16:22:13
名前:  

人によって考え方は様々ですね
いくら指導と思ってやっていたとしても
受け取る側が暴力と感じればどうでしょうか
自ら望むなら構いませんが、嫌々暴力を受けるのはどうでしょうか
明らかに感情任せなのは論外です
指導者だけじゃありませんよ、上級生による暴力もです
子供だけでなく高校や大学でもそうですよ
無理矢理やらせる稽古に意味がありますか
大事なのは自主性だと思っていますが

メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.18 )
日時: 2013/12/25 22:10:11
名前: 昔剣士 

誤解も多いようですのでここで改めて申し上げておき
ますが、剣道の稽古は厳しいのは当たり前の事です。

しかし、

>体罰」と称して激しいかかり稽古を長時
間させる。

>すれ違う背中を押して転ばせる

等については、明らかに暴力です。

教育の一環である中学校の部活で行う事は処分の対象
と成ります。

当然の帰結です。

これにたいして、気付きを求めてとかいう言い訳は一
切通じません。

もし、その時に事故が起こった場合はどう責任を取ら
れるのでしょうか?

失ったものは帰ってきません。

治る怪我であっても、治癒までの時間、体の一部に障
害残れば、その機能、一部を失えば、その部分、そし
て最後に命。

そこまでの覚悟が有ってのご発言なのでしょうか?

普通に稽古をしていても、上記は起こる可能性は否定
できません。

にも関われず、稽古に体罰と称して暴力を持ち込む意
図は何でしょう。

指導者の自己満足で稽古を行わないで頂きたい。

過去にこのような事例はいくらでも有ります。

それに鑑みることなく、自身の思い込みのみで突き進
もうとする者は指導者の資格は有りません。

自身の思い込みと人の命どちらが大切か考えなければ
解らないとは、指導者以前の問題かもしれません。


体罰も辞さずの指導者の方は、御自身の開かれた道場
で、その賛同される人と共におやりください。

最低限人の迷惑(事故でも起こされてマスコミに叩か
れば迷惑では有りますが、ごく一部だとの説明はでき
ます。)ならないようにお願いします。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.19 )
日時: 2013/12/26 00:40:35
名前: くろ 

無名指導者さま

私も荒稽古を否定しているわけではありません。

ただ子供の年齢、体格、力量で十分な注意が必要だと思います。

?の部分は=にも≠にもなります。

受ける子供が必要と感じてくれなくては意味がないと思うのです。

そこには十分に理解させる指導者の力量も必要だと思います。

蛍さま

自主性はとても大事です。

自主性を養うには共通の目標があり、モチベーションが必要だと思います。

ただ残念ながら人数が多くなればなるほどモチベーションはさまざまです。

モチベーションが高い子だけを指導すればどうなるでしょう?

暴力や体罰は否定しますが自主性のみを重んじた稽古は「ぬるい稽古」になってしまうのでは?

規律ある厳しい稽古は必要だと思います。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.20 )
日時: 2013/12/26 22:57:55
名前: 昔剣士 

くろさんへ

御挨拶が遅れまして申し訳ありません。

さりげなくフォローして頂きまして有難うございま
す。

今回も、無様なやり取りとなり、恥じ入るばかりです。

実は、荒稽古の件ですが、私自身若い時に足を掛けら
れ、転ばされ、上に乗られ殴られるという経験をして
いますが、勿論防具は付けてのことですのでさほど痛
くもなく、又転ばされいる間は休めますのできつくもありませんでした。
こんな稽古にあまり意味がないとの印象です。

それよりも、打てそうで打たせてもらえず、少しでも
隙をみせれば、すぐに打たれるという稽古を延々と続
けられた時の方が精神的にも肉体的にもきつく感じま
した。

何より、後者の方が技術的にも精神的にも成長できた
との実感が有ります。

それ以来私の中では荒稽古(私の体験した事)につい
てはあまり意味がないとの評価しています。

書き込みの中で荒稽古は否定しませんとの事ですが、
その点についてのみ相違しております。

くろさんの荒稽古について、どういう場合に、どうい
う方法で、どういう目的で行われるのか教えて頂けませんでしょうか。

お題目とは少し外れているかもしれませんが、全くの
レス違いという事でもありませんので宜しくお願いし
ます。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.21 )
日時: 2013/12/27 11:23:23
名前: くろ 

昔剣士さま

荒稽古のご質問ですが、正直に言いますと当道場ではしていません。

いや正確に言うと私の力量ではとても出来ないと言うところでしょうか。

私の通う道場で指導者は私一人で子どもが30人弱います。

年長のすり足をする子から面を付けたばかりの低学年や

中学生のような体つきの高学年までさまざまです。

このような道場は全国にたくさんあると思いますが

みなさん稽古内容には苦心されていると思います。

幸い上級生は上手な子が揃い県でも上位に入賞をすることも多いのですが

残念ながらもう一歩ということが多いのです。

理由は子供たちや道場出身の中学生などを見ていると

やはり大人に掛る稽古が足りません。

私は荒稽古の技術的な意味合いよりも掛ることへの「覚悟」が大事だと思っています。

苦しい事へ向かう姿勢はその後に必ず生きてくると思います。

ですから荒稽古は否定しません。

今後上級生のみの時間を作って理解させたうえでやれればと思っています。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.22 )
日時: 2013/12/28 19:07:35
名前: 昔剣士 

くろさんへ

お返事有難うございました。


>私は荒稽古の技術的な意味合いよりも掛ることへの「覚悟」が大事だと思っています。

>苦しい事へ向かう姿勢はその後に必ず生きてくると思います。

>ですから荒稽古は否定しません。

>今後上級生のみの時間を作って理解させたうえでやれればと思っています。

私の場合では荒稽古はあまり効果が無かったので、誰
にでも効果が上がるもとは限りません。
慎重に御判断して頂ければと思います。

私見では有りますが、掛ることへの「覚悟」、苦しい
事へ向かう姿勢は荒稽古でなくとも厳しい稽古にて実
現可能だと思います。

寒さの厳しい時期ですので、ご自愛頂きますようお願
い致します。

返事が遅くなりました事をお詫び致します。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.23 )
日時: 2014/01/19 18:57:58
名前: KEN-ICHI 

ものすごく久しぶりに投稿いたします。元気で剣道を続けています。

この問題、いつかここに投稿したいと思っていました。私の琴線に最も触れた記事を紹介したいと思います。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20130203/243209/

これを読むためには日経ビジネスへのログインが必要なので恐縮ですが、、、

あのお天気キャスターで有名だった河合薫さんの体験談および考察です。現在は健康社会学者として御活躍されています。たしか剣道四段だったかと。。

以前もニュース番組で、まだまだ体のできていない小さな中学生を、がっちりした大人の指導者が振り回していた動画を見て、胸が痛みました。荒稽古とかそういうレベルでもなく、ただ痛めつけているようにしか見えませんでした。私が親で、いや、親でなくてもその場にいたら絶対に抗議しています。私はそのようなことは決して許せませんので。。

私の高校時代は先輩が団体で県大会で優勝するなど伝統的に強豪校で練習はキツかったですが、楽しいという想いしか残っていません。苦しさを超えて強くなる、、などというスポ根マンガのようなことはなく、ただ楽しく、日々剣道に明け暮れていました。

大学ではほとんどやらなかった私、50才を目前にして再開し、七段、八段の先生方に囲まれて本物の剣道に触れながら、剣道の素晴らしさ、本質的に持つ正々堂々さに引き込まれています。


指導者の哲学次第なのでしょうね。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.24 )
日時: 2014/01/20 03:04:47
名前: だみ声  < >

KEN-ICHIさん  だみ声です。

日経ビジネスの記事を読んで、最後の方の記事の2箇所を以下に抜粋しました。
>東京学芸大の小林正幸教授(教育臨床心理学)は「同じ立場にある子ども同士で生じるの
がいじめ。
  この記述にも条件があるのだと思いますが、いじめに関する議論は別の機会にした
いと思います。

>教員の体罰は、もともと強い立場にある者が教育的な目的をはき違えて行う行為で、むし
ろ虐待に近い」と指摘。
  「体罰と暴力には似て非なる部分があって、同じに扱わないほうがいい」という僕の
考えからすると、上の文の『教員の体罰は』は『教員の暴力は』であり、『教育的な
目的をはき違えて』は。『体罰』とあるから書かれたのであり、本来なら『教員の暴
力はもともと強い立場にある者によるもので、むしろ虐待に近い』と僕なら表現する
なあ… と感じております。

つまり、僕が変にこだわっているのですが、体罰≒暴力(体罰は暴力と同じではない)とNo2
に例を挙げて書いたのですが、極めて少数意見のようです。

しかし小林正幸教授も、体罰には教育的な目的がある事は十分認識されておられると感じ
ております。
ここで僕が力説しているのは、「教育的な目的」の扱いと表現に大きな個人差や、強い立場
側の詭弁も含まれるため、ルールとしては「両方やるな」となる… ならざるを得ない、と
言うのが一般的な扱いだという点です。

運動競技の指導者に、年に数回送られてくる「日本体育協会」発行の「Sports Japan」の
vol10と11の特集でも、ほとんどが体罰=暴力として意識の中に区別のない記述がなされ
ております。

以前どなたかが、教育手法に「すずめの学校」型と「めだかの学校」型があり、前者は先生
が「ムチを振り振り」歌の指導をしている・・・ 後者は「誰が生徒か先生か」分からない。
と書いておられたことがありました。
そして現代教育界は、義務教育にとどまらず、全ての教育が「めだかの学校」型であるとあ
りました。


今日、所属剣道連盟の、2月の昇級、昇段受審者の講習会がありました。 僕も小学4年生
の道場の生徒を引率しましたが、一人の子が置いてあった竹刀(袋入り)が邪魔だった時、
これを右足で1mほど蹴ったのです。
僕はこれを目の前で見ましたので、「コラッ!」言うと同時に、この子のふくらはぎを「ピ
シッ」と平手で叩いて言いました。「竹刀を足蹴にするものではないっ!」。母親もそばにお
りました。

これも、見方によっては暴力です。 特に遠目に見ていた人からすると、何とでも解釈でき
るでしょう。 母親は「先生すみません」と言い、「これはいけないことなのよ!」と子供
に言いました。 子供も「ごめんなさい」で、それまでですが、僕が「叩いた」事実は消え
ません。
明日になって、気が変わった母親が「暴力だ」と言い始めたとしたら、僕には「暴力指導者」
の烙印が押されるのでしょうか? そして僕には言い訳や弁明の余地はあるのでしょう
か? あるいは「体罰」であり、「教育的に見て」許容の範囲内となるのでしょうか?

尤も、この子は稽古熱心な、道場では優等生ですから、問題は起こらないはずですが、問題
が起きそうだからという判断で、言葉だけで諭す余裕は僕にはまだありません。
しかもこの子にとっても「反省」し易く、解りやすい処置だと思うのですが、お読みの皆様
はどのように捉えておられるのでしょうか?
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.25 )
日時: 2014/01/20 07:43:44
名前: 昔剣士 

だみ声さんへ

お考えになってその程度ですか?

まだお解り頂けない様ですね。

叩かずとも言い聞かせる手段が有るでしょう。

それを解り易いと安直に叩くことがいけないというこ
とです。

社会通念上今回のあなたの行為は暴力では無いでしょう。

しかし、だから気付きの為にはと暴力を肯定された
と勘違いしエスカレートする事が危険なのです。

ちゃんと弁えた指導者だけであればここまで厳密に
する必要はないのですが、あなたみたいな人がいるか
ら全て禁止と成るのです。

病気だとして熱がある生徒を練習に来いというのも
問題でしょう。

何故杓子定規に禁止になったのかお考え下さい。

メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.26 )
日時: 2014/01/20 09:03:04
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

管理人のHide.です。

以前もどこかに書いたかもしれませんが「体罰」という言葉が語弊を生むのです。
罰は、罪や過ち、勝負の敗北などに対して与えられる、懲らしめるための処分・処置のこ
とだからです。
そういう目的で、叩く・蹴る・肉体的苦痛を伴う厳しい稽古を課すなどは「体罰」となる
でしょう。また、最近の考え方では、言葉による制裁(?)も「体罰」ではなく「パワハ
ラ」と捉えられるでしょう。

懲らしめることが目的ではなく、教育的目的または指導的目的で行われる行為とは一線を画して考える必要があるでしょう。


しかしこれは、多分に「受け止め側」の感じ方に左右されるところが難しいのです。
セクハラの考え方にも似ています。

例えば、女児や女性(男児や男性もかな)の竹刀の握り方を正すために手を触りながら形
を教えたり、腰を入れる意識をつけるため腰や背中を触ったとします。純粋に指導の目的
だったとしても、受け取り側が「イヤ」と感じたらセクハラになってしまいます。

指導者と生徒(教えられる側)の信頼関係があればそんなことにはならないのですが、指
導者に対する信頼感が薄い場合は純粋な指導もゆがんだ受け止め方をされかねず、またそ
れが「問題視」される世の中だということを、我々指導者は認識しなければいけないで
しょう。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.27 )
日時: 2014/01/20 17:53:25
名前: 剣道 

とある大会に出場したときですが...
小学生高学年の団体の試合のあと、指導者が子供たちを平手で頬を打っている所を見ました...

うちの子供たちは相当ショックを受けています。
しかも打たれている子供たちは、直立不動で涙目のまま返事をして、また平手が...多い子は数回..試合では勝ってきていたのに...内容が悪いと

剣道とはこういうものなのでしょうか...

剣士を育てていくための指導方針の中に体罰に関する指導などは剣道界の中で進んでいるのか疑問に感じます。

武道であり、縦社会の典型だと思いますが、教育の中で武道を取り入れようとしている現状において、体罰に係わる問題は早急な対応が必要だと感じています。

体罰だけではなく、小学生の子供たちが出来ないからといって、馬鹿などの発言をされる指導者もどうかと思います...

指導者講習会が開催されているように感じないのですがどうなのでしょうか?

厳しさは必要だと思っているので子供に剣道をさせていますし、厳しい指導者ですが子供も好きでやっています。しかし、一部の指導者により剣道を嫌いになる子供たちも多く出てきているのも事実だと思います。

なんかまとまりが無く申し訳ありません。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.28 )
日時: 2014/01/20 20:28:06
名前: くろ 

剣道さま

>しかも打たれている子供たちは、直立不動で涙目のまま返事をして、また平手が...多い子は数回..試合では勝ってきていたのに...内容が悪いと

同じ指導者として恥ずかしく思います。

しかし、この問題は剣道に限らずスポーツ全般で話題となることが多いのも事実です。

厳しい稽古の解釈を間違えているのでしょう。

或いは自らの経験、感情がそうさせているのかも知れません。

小学生は特に楽しく、悔しく、泣き、笑いが必要たと思うのですが。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.29 )
日時: 2014/01/21 00:49:15
名前: 昔剣士 

Hideさんへ

学校教育法

第十一条  校長及び教員は、教育上必要があると認めるときは、文部科学大臣の定めるところにより、児童、生徒及び学生に懲戒を加えることができる。ただし、体罰を加えることはできない。


文化省のHPからですが、これを読むと懲戒を加える事は許可されていますが、体罰は禁止と書かれていま
す。

>懲らしめることが目的ではなく、教育的目的または指導的目的で行われる行為とは一線を画して考える必要があるでしょう。

とは正式に認められている事なのでしょうか?

私の認識では、指導を目的であっても、結果的に懲ら
しめる行為は禁止されているとの認識でいたのですが
間違いでしょうか?

最近自転車が軽車両なので歩道を走る事は取締りの対象なりました。
しかし、これは法律が改正された訳でなく前から軽車
両であり、元々歩道を走る事は違法だったのです。
法の運用上取締りを行わなかったというだけなのです
が、この件も同じような事ではと思うのですが?

メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.30 )
日時: 2014/01/21 07:23:28
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To 昔剣士さん

>とは正式に認められている事なのでしょうか?

殴る・蹴るなどの行為を認めているわけではありません。
しかし、何を目的にしているかによって分けて考えるべきだと言っているのです。

行為そのものではなく、それに至る相互の関係性にも目を向けるべき。
ひとくくりに「体罰」としてしまうのに抵抗があると申し上げております。

そのために、セクハラの例を引用しました。
ご理解いただけますか?
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.31 )
日時: 2014/01/21 11:02:38
名前: 剣道未経験パパ 

九州方面の試合で何度も目にしています。
団体戦で負けて戻ってきた子供(高学年)の頭を面越しではありますが殴りつける、その試合後に会場の隅にみんなを連れて行き、平手で頬を殴る。

違う会場ではパンフレットを丸めて顔を殴る。

どれも試合の結果や内容ばかりでした。


少子化でチーム存続も危うい道場が増えているのが現実ではないでしょうか。子供たちが厳しい中でも楽しく剣道を行える環境作りが望まれます。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.32 )
日時: 2014/01/21 12:29:45
名前: ? 

ちょう‐かい【懲戒】
[名](スル)
1 不正または不当な行為に対して制裁を加えるなどして、こらしめること。
「本紙は容赦なく…畜生道に陥りたる二人を―し」〈有島・或る女〉
2 特別の監督関係または身分関係における紀律の維持のために、一定の義務違反に対して制裁を科すること。特に、公務員の懲戒処分。


たい‐ばつ【体罰】
こらしめのために、身体的な苦痛を与えること。
「―を加える」
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.33 )
日時: 2014/01/21 16:43:09
名前: ずんべらぼん 

私も突き回しの荒稽古や平手打ちで育ちました。
ま、時代でしょう。

少年指導に関わるようになってから
色々勉強したり考えたりしました。

私見ですが、「武道又は武術」と「軍事教育」が
あらゆるところで混同されていると感じます。

ど素人を短期間で戦場に送り込むには
考える暇も与えず、筋力アップ、体力アップ、
「勇気」に名を変えて命を捨てさせる根性アップの教育が一番手っ取り早い。
「故障や怪我は努力した結果だ。勲章だ」と
信じ込ませるのが手っ取り早い。
これが軍事教育だと考えます。

それに比べて武道・武術の本来の稽古法は
形稽古です。
命のかかった戦や勝負で生き延びる手段が
形稽古だったのではないかと思うようになりました。

故障や怪我をするような動きは当然合理的でなく
理に適っていない証拠と言われたことでしょう。

一人の相手と必死に闘って勝利しても横からバサリと誰かに斬られる。
たった一人と闘って疲労困憊や故障では、生き残る稽古にはならなかったはずです。

日本剣道形は「相手がこうしたら、こうやる」ばかり強調した解説が多いですが、
あらゆる形稽古は「こんな動きを筋力に頼らず重力に逆らわず本当に動けますか」というのが本筋であると考えます。

体力に劣る者、体格に劣る者、障害がある者、年老いた者でも生き残れる方法を体得できるのが形稽古だったように思います。

このような形稽古に体罰が必要だっただろうかと考えると私は否です。

「歯をくいしばる」「怖ろしい顔をして威嚇する」
「体の特定の箇所に力を込める」「強引に体力に頼って打ち込む」などなどは全て間違いとたしなめられたことでしょう。

丁寧で、繊細な形稽古で、師範が厳つい顔して怒鳴ってわめき、弟子をしごいている姿など想像もつかないのです。

そんな師範が形を打てるわけがないと思ってしまいます。

ですから時代劇の稽古シーンは大嘘だと思っています(笑)

「より鍛えた者が立派。強くなるには自分をいじめること」等という考え方は、「理」ではなく「無理」を強いることだと思います。

暴力も体罰も荒稽古も遠回りだと思うようになりました。

「基本に50年かかった」という言葉を聞いて
「立派だ」と思うのもいいですが、
私は「相当、方向を間違ったんだなぁ。世が世なら寿命が尽きてる。この方法では無かったはずだ。10代20代で戦に出されてたら真っ先に死んでいただろうなぁ。それに気づくのに時間がかかったんだろう。現代剣道は間違いだらけじゃなかろうか」と思ってしまうへそ曲がりな私です
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.34 )
日時: 2014/01/21 19:23:20
名前: 昔剣士 

Hideさんへ

そう主張されたい心情は理解いたしますが、法の解釈
からいうと、この法文が制定されてた瞬間から暴力を
含む体罰は違法と成りますね。

仰っている事は慎重に配慮をされた場合のみ、例外的
にという事ですね。

つまり、その行為が体罰ではなく、適正な懲戒である
との客観的、合理的な証明が必要です。


では言い方を変えましょう。

基本的に体罰は禁止されており、例外は有るものの
それは極々少数であり、実質は全面禁止といえる程である。

といったところでしょうか。



それから調べて分かったことですが、体罰は暴力のみ
ならず、長時間の正座、直立等も含まれるのですね。

体罰>暴力という事ですね。

多分、今までは指導目的で行う事は体罰で無いとの
運用が成されてきたが、法にはその事は書かれてお
らず、違法ではあるものの長年黙認されてきた。
しかし、かの事件によりこの事が解り、適法に戻す為
厳格に法運営するようになった。

てところでしょうか。

例の自転車の件と同じですね。

私は、体罰を認めないのであれば、躾に関しては別で
行うべきだと思います。

そうすれば、今よりは適正に運営できるでしょう。

現実を受け止め、その上でいかに適正に運営できるの
か考えた方が有益だと思います。

ともあれ、法的には体罰(教育的目的とか個人の判断
は非常に危ういです。)は禁止されています。

指導的立場の皆さんは、自覚のある言動、行動をしま
しょう。

てことで如何ですか?
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.35 )
日時: 2014/01/22 07:38:04
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

管理人のHide.です。

なんともやりにくい時代です。

ずんべらぼんさんのお考えは興味深く共感できる部分もありますが、他流と真剣勝負に臨
むにあたっては悠長な稽古をしていられなかったものと想像しております。
負けは己の負けではなく流派の威信と将来がかかっていたわけですから、死をも乗り越え
る精神力を養うべく厳しい修行があったことでしょう。

もちろん、単に竹刀で叩き合う現代剣道には不要な要素なのでしょう。
それ故、剣聖と称される大先生でも「基本に50年もかかった(この解釈は、私は別の意味
に捉えておりますが、ここでは割愛させていただきます)」ということになるのだと思い
ます。


>指導的立場の皆さんは、自覚のある言動、行動をしま
>しょう。
>てことで如何ですか?

別に、妥協点を探しているわけではありません。
とはいえ、昔剣士さんのこの言葉は、たいへん簡略化されておりますが、しっかりと噛み
締めるべきことだと考えます。

躾と称しての児童虐待が後を絶たず「躾だから叩いてもいい」という言い分が極めて空虚
になってしまっておりますが、昔の親は、子どもにとって必要と考えたときに「手を挙げ
た」のではないでしょうか。それがいつしか、自分に従わせようという親のエゴが「躾」
という隠れ蓑をまとって暴力を振るうようになってしまった。それ故、「躾といえども手
を上げるのは暴力である」という風潮が高まり、「親にも叩かれたことのない世代」ばか
りになってきました・
もはや、こうした「親子の愛情による躾」も受け止め側の感情により「暴力」になってし
まうのだと思うと、なんとも寂しい限りです。

あ、決してノスタルジックな感情からの発言ではありません。
人と人の関係性が、どんどん希薄になっていっていることを感じずにはいられません。

深い愛情と大きな信頼があるからこそ、その人の言動についていくことができる。
決して暴力を肯定するということではなく、指導者たるもの、お弟子さんに深い愛情をも
って接することが大切でしょう。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.36 )
日時: 2014/01/22 13:36:52
名前: 剣道未経験パパ 

こちらで書き込みをされているかたで
体罰があると言った道場の方はどのくらい居られるのでしょうか?

人によって体罰との受け取り方が違うと思いますが...

うちの道場は、稽古中に防具の上から竹刀で叩く。
足運びが悪ければ、竹刀で足を叩く(跡が付くほどではありません)また、倒してとか転がしてみたいなことはありません。
親の目からは、体罰ではないと思っていますが初めての方が見られると体罰になり怖いと思うかもしれません。(汗)
どちらかというと、言葉のほうがひどいかも...汗

メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.37 )
日時: 2014/01/22 14:35:19
名前: だみ声  < >

ずんべらぼん さん
>現代剣道は間違いだらけじゃなかろうか
  おもしろいっ!! こういう視点を持ってご自身の剣道、そして少年指導へと取り組んでおられる
  点に、敬意を表します。 もちろん現代剣道を否定なさっている訳ではなく、「これでいいのか?」
  という観点だと解釈しております。

>「武道又は武術」と「軍事教育」が、あらゆるところで混同されている
  第二次大戦以前は、明らかにこの傾向はあったでしょうが、最近も混同されているとお思いでし
  ょうか?(僕の認識にはあまりないのですが…)
  かつて、軍事訓練に武道の中でも特に剣道が持つ「殺傷技術」を磨くためにこれを導入する発想は
  自然でもあります。 だから戦後GHQは剣道を禁止したと思います。

そして撓競技として復活したのが、昭和28年でした。 この時剣道は「スポーツである」と位置づけ
て取り敢えず復活を遂げたのでした。 良くも悪くもスポーツとした当時の復活のための「苦肉の策」
が、その後の剣道を曖昧にした部分はあると思います。
とにかく剣道禁止令を解くために尽力された先人たちは、武道精神を片隅に置いてでも、とにかくスポ
ーツの一つとして剣道を復活させたと認識しております。

スポーツですから、試合も開催し、順位も必要でしょうし、一般的にはそうする方が大勢に分かり易い
と思います。
剣道の試合が他のスポーツの試合と異なる点は、真剣を使わなければ本当の勝敗は分からないと言う事
ではないでしょうか? 別スレッドでは、審判の誤審について騒がしく議論しておりますが、所詮剣道
の試合は、真剣を竹刀に持ち替えての「模擬試合」なのだとすれば、審判の旗に従う事を基本とし、勝
敗には大きくこだわらず(真剣なら打突部位などどこでもいい)、武道精神を磨く事に重点を置けば、
修業の方向性も変わってくると思います。(脱線したかな?)

>「より鍛えた者が立派。強くなるには自分をいじめること」等という考え方は、「理」ではなく「無
>理」を強いることだと思います。
  「自分をいじめること」と表現すると『「理」ではなく「無理」』となりますが、「自分をのめり
   込ませること」と表現すれば、「理」の範疇に収まるのではないでしょうか?

>暴力も体罰も荒稽古も遠回りだと思うようになりました。
  のめり込んでいる者にとっては、まさにその通りだと思います。 道標だけ示してあげれば、放っ
  ておいても自らやって来ますね。

「のめり込ませる仕掛け」がほしくなって来ました。 これは指導者として、最も重要な取り組みでは
ないでしょうか? でも大変難しいですね。

ある子は、勝つ経験を契機としてのめり込むでしょうが、全部がそうではありませんし、勝つ経験をす
るまでシゴキまわす事に…(笑)

ほめて育てる事も大切ですが、褒められて有頂天になって手抜きする子もおりますし… 天狗になって
威張り始めると、これも修正が必要になります。

指導者の模索は永遠に続くのでしょうね。 そしてそれこそが、自らのめり込んだ「修行の道」なのでしょう。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.38 )
日時: 2014/01/22 16:11:58
名前: だみ声  < >

剣道未経験パパさん こんにちは
体罰肯定派、暴力は絶対反対のだみ声です。 逆風にさらされております。
学校教育法にも、体罰は禁止するとありますので、肯定派ということは、暴力指導者につ
ながる危険人物と言われても、甘んじて受けるしかない状態です。

地元中学校の剣道部を外部指導して13年目だと思います。 関わった部員たちからは、
就職決まりましたとか、結婚しますとか、住所変わりましたとかの連絡も多くもらってお
ります。

僕の道場で体罰と思われる出来事は、昨年5月に1回ありました。 もう一つは、ここの
No.24に(1/20)僕が書いた内容です。

昨年のものは、対象は幼稚園年中の男の子でした。 体罰を加えたのは、指導者仲間の一
人で、僕ではなかったです。
この幼稚園児は、この指導者の隣に住む子でした。 いつもは優しい隣のおじさんだった
わけです。 道場に通い始めて、5回目頃の稽古で、初めてこの指導者が指導に当たった
時でした。
この子は、いつも優しいおじさんだから「自分だけは叱られない」と勘違いしていたようです。

指導者が号令をかけても、注意をしても「おふざけ」状態が続きました。 他の子もいる
ので、指導が軌道に乗りませんでした。 何度か注意をしたあと、この指導者は少し大き
な声で「言うことを聞きなさいっ!」と言うと同時にこの子の左手の甲をつねりました。

痛かったのだと思います。 その場で立ったまま、しばらく泣いていました。 そのあと
はおとなしく他の子と同じに指導を受けて、その日の稽古は終わりました。
稽古後この指導者は、母親に対して「ご覧になっていたとおりです。」と言い、母親も
「ありがとうございました」で終わりました。

その後もこの子のおふざけは、時々起こっておりますが、大抵は「言うことを聞きなさ
い!」で、普通に稽古に専念できております。

いま高校2年生男子が、小学1年生の時(10年以上前)、稽古前でしたが道場の床に大
の字に寝た事がありました。
僕は起き上がったこの子のオデコを、ピシャリとやり、しばらく泣かせたことがありまし
た。「道場では寝転がってはいけない!!」と少し強く言ったことを思い出しました。
高校2年生の今、この子が稽古に来たら、当然立ち会うのですが、大変強くなり、僕は打
たれて喜んでおります。

高学年の子達の指導の時、足運びのタイミングや、足幅の調整や、ひかがみを伸ばす時な
どは、持っている竹刀でたたきます、と言うか意識できるように強めに触れて教えること
は当然あります。

>どちらかというと、言葉のほうがひどいかも...汗
  前へ出ろ 大きくだ 下がるな 声出せ 振りかぶれ 腰を引くな 抜けろ 気を抜
くな 等はしょっちゅう言うセリフだと思います。

参考になりましたでしょうか?  優しい道場だと思っているのですがねえ…
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.39 )
日時: 2014/01/22 16:33:18
名前: 剣道未経験パパ 

だみ声様

ありがとうございました。

うちの道場と似ているかもしれません。
親としてですが、愛のムチ程度(怪我やあとが残らない)であれば問題ないと思っております。
剣道が出来ないから体罰は、問題あると思いますがルールが守れない、回りに迷惑かけるなどについては、指導者の先生は本当に厳しくされております。


場合によっては、親のほうが熱くなることも...
親の虐待ではないか!!!ってことも...
こちらのほうも問題あるかもしれませんね。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.40 )
日時: 2014/01/22 22:06:02
名前: 昔剣士 

相も変わらず、はき違えの論で進んでいますね。

だみ声さん

私が申し上げているのは、学校教育である部活に貴方
の考え方は相応しくないと申し上げております。

違法であることは明確でしょう。

道場と学校教育を混同していますよね。

そういう無分別なところが危ういと申し上げておりま
す。

何度も申し上げておりますが、そういう事をなさりた
いのであれば、御自身の開かれた道場で御自身が全
責任をもっておやりくださいと申し上げています。

その考えで事故を起こされては、自身のみならず、
顧問、部員は当然として、同校関係者、他校の剣
道部、他剣道関係者に影響します。

他人に迷惑を掛けない事は人として、最低限のマナーです。



剣道未体験ぱぱさんへ

一見正しき論に見えますが、本末転倒という事も有り
ます。

指導者の言う事を聞かずおふざけをしている子供を
躾けるのは誰の責任でしょう。

指導者の責任ですか?

否、保護者の責任でしょう。

自ら言い聞かせるなり、叩くなりして周りの迷惑を掛
けないようにするというのが躾だと思うのですが、如
何でしょう。

その指導者とて、そんなことをしたくは無かったでし
ょう。

保護者は「ありがとうございました。」でなく、「申
し訳ありません。」というべきでしょう。

私の論で誤解されてらっしゃる方が多いのでここで申
し上げますが、指導者ばかりが悪いと言っている訳で
は有りません。

保護者を含めその周りにも問題がある場合も有ります。

各人が責任を全うすれば、指導者が暴力を振う事は稀
だという事です。

稽古(これも暴力とそうで無い場合あるのですが今回
は割愛します)以外で、周りが適正なのに暴力と思え
る行為が頻繁に見らる場合は問題でしょう。

>場合によっては、親のほうが熱くなることも...
親の虐待ではないか!!!ってことも...
こちらのほうも問題あるかもしれませんね

指導者が信頼できるのならば、剣道についてはお任せ
するのが良いでしょう。

それよりも、それ以外のフォロー(躾を含む)をしっかりして頂く方が宜しかと思います。

試合結果等で叩くというのは、親であっても躾では無
くただの暴力です。

念のため申し添えておきます。


Hideさんへ

指導者がHideさんの様な方ばかりであれば宜しいので
すが、現状は指導者にこそ躾が必要な場合(特定の誰
かだけでは有りません、念のため)も多く見かけま
す。

指導者のレベル差はかなりのものです。

そういう中で、事故が起きないようにと策をする場合
は低きに照準を置くのは致し方ない事だと思います。


>深い愛情と大きな信頼があるからこそ、その人の言動についていくことができる。
決して暴力を肯定するということではなく、指導者たるもの、お弟子さんに深い愛情をも
って接することが大切でしょう。

仰る通りです。

ただしその場合は不特定多数ではなく、特定多数
に成るという事です。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.41 )
日時: 2014/01/23 07:36:08
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To 昔剣士さん

>ただしその場合は不特定多数ではなく、特定多数
>に成るという事です。

当然のことです。
「人を見て法を説け」という言葉がありますが、誰にでも通じる手法ではありませんこと
は再三述べております。

お互いの信頼関係がなければ、どんな指導も効果は出ません。
元々は徒弟関係の中で行われてきた伝承が、学校教育の中に取り込まれたことによって
「集団一斉指導」という形に変わってきてしまったところにも師弟関係が希薄になってし
まった原因があります。

師匠とは心血を注いで弟子を育てるもの。
ある意味、血を分けた親以上の存在でもあります。
「先生と生徒」では伝えきれないものも、師弟なら伝えることができた。
残念ですが、それが現状でしょう。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.42 )
日時: 2014/01/23 10:26:48
名前: いもむし 

剣道の本来の目的。試合の意味、昇段審査の意味などをもう一度考え直さないと体罰などはなくならないでしょうね。
試合で負けた子供を叩くなどは、犬や猿を調教するのと一緒だと思います。人間らしく指導してもらいたいものです。叩かれたくないからということでやれば。なんのための練習、試合なんだかわかりませんね。以前、練習でミスをしたら平手打ちなんてバスケットボールの監督がいましたが、練習でミスしないでどうやって学ぶのでしょう?試合で負けないでどうやって自分の弱点を知ることができるのでしょうか?
試合は勝つことが大事ですが、それが全てではありませんし、特に子供は完璧な勝ちな
てあろうはずもないわけで、勝って反省といわれるところです。負けた時ほど指導者の手腕が問われ、指導者自らが生徒とともに反省するいい機会だと思うのですが。
試合に負けた生徒を殴るなんて、自分の無能さを棚にあげて人のせいにする愚行だと思います。

 それと親御さんの剣道教育も必要だと思います。自分の子供が負ければどんな親でも悔しいですから、試合至上主義になってしまいます。剣道の本来の目的を知らない、若しくは見失っているからで、これは親子共にとてもかわいそうです。
 こういったところを指導者はもう一度考えてみることが必要でしょう。

私は、小学生、中学生には試合はさせないほうがいいと思っています。させても息抜き程度でやらせて、勝敗も自己申告制がいいと思います。
体も未熟、心も未熟、基本も未熟で「試合に勝て」なんてかわいそうです。中学までは基本をみっちりやって、まずは己に勝つことを指導したほうがいいと思います。
 
 ちなみに人間が痛みを感じるのは、生命維持に危険がせまっているという警告だと思います。痛みを感じない人はとても危険なのです。その辺考えてもらいたいです。その体罰が生命が危険を感じるほど価値があるものかどうか。大袈裟ですけど、大袈裟に考えといたほうがいいと思います。

 ダミ声先生お久しぶりです。先生のお書きになったところ、少し気になりましたので失礼を承知で私の考えを書きます。

 剣道と剣術は違うものと思っています。剣術を利用しての人間形成が剣道であると思っています。
 軍事訓練といえば、ある程度はその要素もあると思います。
 要するに生と死と向かい合って、覚悟や責任感といったものを養う訓練と思います。それはなにも死を覚悟してということでなく、実社会でも役立つものに教育しなくてはならない。そこが指導者の腕の見せどころ修行ということになると思います。剣道はスポーツではないですからね。

 GHQが剣道を禁止にしたのは、殺傷技術云々よりもそうした日本人の精神性、正義のためには命も捨てるといったところが脅威だったのではないでしょうか。
 欧米では戦闘機は搭乗員の安全を守るために装甲が頑丈にできていますが、零戦はペラッペラの鉄板で軽くして戦闘能力をあげてあります。墜落した零戦をアメリカが分析してびっくりしたという話を聞いたことがあります。それに爆弾ぶら下げて突っ込んでくるのですから、アメリカ人には日本人が相当不気味な存在だったのではないでしょうか。
 こんな奴らの統治をするには、その精神性を変えなくてはならない。武士道が日本人の心の根本になっているのではないか。武士といえば刀。刀といえば剣道。剣道やめさせなくてはあかんがな。
 といった。ロジックで剣道禁止にしたのではないかと思います。

 しかし、この剣道精神は江戸時代に剣道が発祥した時点では、本来軍事目的ではなかったはずだと思います。武家社会でいざこざをなくすための剣道であったと思っています。そこらじゅうに刀持ってる人が歩いているんですから、喧嘩なんかになったら大変な事態になります。

 それと剣道の基本50年は、そうした心、生と死を超越した心を実現する。所謂、悟りというものに到達するのに50年稽古が必要であると解釈していますが、如何でしょう。別スレでも述べましたが、しっかりした剣道とは範士八段になったら言えるかも。とはこういうことを言っています。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.43 )
日時: 2014/01/23 12:37:45
名前: ずんべらぼん 

「体罰について」の議論ですから
控えめに書きますが。

剣道は江戸時代までと、明治以降でまるっきり変わったと思っています。

明治政府は江戸時代に残っていた文化を否定する必要があったに違いありません。

最近の自民政権→民主政権→自民政権でさえ前政権批判合戦ですが
明治維新はそれに比べものにならないほど、従来の文化を否定しまっくったはずです。
そうしないと新政権は成立も維持もできません。

剣道も、ご多分に漏れず批判に晒されたんではないでしょうか。

新政府は外国に負けないために外国文化を学び吸収し、あらゆる面で外国に習ったはずです。
そこにはいってきたのが外国の軍事教育。

真に武道を学んでいた人は「なんだこの教育は」と面食らったと思います。

不自然な歩き方での一糸乱れぬ行進。
個性を殺し、命令に完全に従う団体行動。
筋力アップのための激しい補強運動。

それがそのまま武道の指導法に入ってきてしまった。
こんなこと、明治以前の武道にあったとは思えません。
少なくとも五輪書からはそんなこと私には全く読み取れません。

「武士道」と「軍事教育」は似てもにつかない全く別物なんですが
明治以降は同じ物のように「国のためなら命を捨てるのが日本国民、武士道だ」と
刷り込んで、軍事国家に邁進したと思ってます。

そこには勿論、体罰あり、暴力あり、洗脳ありで、
怖い顔して「どりゃー!!」と叫んで相手に突っ込んでいくのが
「立派な日本人」という価値観を植え付けることになったと思ってます。

その価値観が未だに「武士道」と混同されて、今なおスポーツ界に限らず
日本のあらゆるところにはびっこている。
「企業戦士」「勝ち組、負け組」というような表現からも見て取れますね。
(未だに義務教育で軍事行進をやってますが、あれが本来の自然な歩き方や動きを見失う諸悪の根源だとも思ってます)

五輪書を読めば読むほど、現代剣道に疑問がわいてきてしまいます。
「兵法の身なり」だけでも、目を常に細めにして緩やかな顔であるように書いてますが
これをやりながら「どりゃ−!!!」と人を威嚇、怒鳴りつける、体罰を与えるなんて
できませんよ(やったら、竹中直人のギャクですわ)。

私は子供に懸かり稽古、打ち込み、追い込みももちろんさせますが、
「一見激しく見える動きの時こそ、正中線ある姿勢と脱力を学べ」と強調してます。

「懸かかる稽古で、すぐに息が上がらないのは掛かり方が悪い。手抜きだ」という
指導者もいますが、私はこれこそ迷信・大誤解だと思います。
すぐに息が上がるのは燃費が悪い証拠で、動きが無駄だらけだからです。

その動きで強くなっても故障と隣り合わせです。

これが「故障は努力につきもの」という価値基準になってしまう。

さび付いたF1マシンのエンジンの馬力を上げる改造を真っ先にしてどうするつもりだと言いたいですね。

まずはサビをとり、あらゆるロスをなくし、運転技術を上げるのが最優先です。

その上で改造がどうしても必要になればやっても良いですが、私はやらないです。

まずは立ち方、歩き方、日本の所作礼法が24時間稽古法と心得てます

これを教えるのに体罰も荒稽古も必要とは私には思えないのです。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.44 )
日時: 2014/01/24 02:27:09
名前: だみ声  < >

いもむしさん お久しぶりです。 相変わらず精力的なご意見を展開していただき嬉しく思います。
ずんべらぼんさん 五輪の書を引き合いに展開されたご意見も大変興味深いです。

僕もいろいろ書いて見たくなっておりますが、ここの主題は「体罰について」なので、後日新スレッド
を立てて見ようと思いますので、よろしければそちらでお付き合いください。

僕の主張する「体罰擁護論」は、どうやらその扱いの難しさから、ルールとして単純化する際、少なく
とも学校教育関連では、体罰=暴力として扱われております。
あとはルールの運用面での扱い方だと言うにとどめます。 馬車馬の如く目くじら立てている人もおら
れるので、ここでは静かにしていようと思います。

家内にも「体罰と暴力は同じか?異なるのか?」と訪ねて見たのですが、やはり「同じじゃないの?」
と返って来ました。
「真夜中に帰って来た娘」をたたく父親の例も、皆さん肯定も否定もなさらないまま過ぎてしまいまし
た。 親子だからいいとか悪いとかいう事ではなく、「良くない」と一般的に言われる事をしでかした
子に、「いててっ」 「なんで?」 「そうなのか!」と言う指導プロセスは、残しておきたいと思うので
すがねえ…
メンテ

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