このフォームからは投稿できません。
name
e-mail
url
subject
comment
トップページ > 記事閲覧
体罰についてどう思いますか?
日時: 2013/12/14 22:58:54
名前:  

剣道界は体罰の嵐です
ですがそれらは何故か黙認されています
暴力を肯定する方があまりにも多いです
暴力は暴力でしょう
殴ったり蹴ったりしてもそれは指導なのですか
もうすぐ寒稽古の時期ですが、またあちこちで体罰が行われるのでしょうね
皆様はどうお思いですか
いい加減暴力を無くしませんか
メンテ

Page: 1 | 2 | 3 |

Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.45 )
日時: 2014/01/24 07:22:51
名前: いもむし 

ダミ声先生。おはようございます。

 私も散々殴られながら育ったクチなんで、あまり深く考えていなかったのです。言うこと聞かない奴に、げんこのすは普通のことでしたから。

 子供と関わるようになると、たとえば道場で皆を集めて形の解釈について話していたりすると、アクビをする子がいます。
 「先生が教えてくれているのにアクビなんかしちゃダメだろ!!」と叱ると思います。3回同じことやったら、げんこのすかも知れません。

 しかし、ここで思ったのですが、アクビをする子が悪いのではなくて、アクビをするような話をするほうが悪いのではないか、話がつまらない、話が長いとか。

 そう考えると、大人のほうが色々反省することがありませんか。子供なんて出来ないのが当たり前で、大人の尺度で付き合うので、コラー!!となりますけど。

 「真夜中に帰って来た娘」も娘より我々親に原因があるのではないか。と考えてみるのです。もしそこに原因があれば、娘を殴ったところでなんの解決にもなりませんよね。

 ぶっ飛ばす前にまずは、我々大人が何か間違っているのでは?と考えてみることも必要だと思います。
 けっこう大人に問題があることが多いと思いますよ。信頼されていないとか。

 自省も込めて書いてみました。

  
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.46 )
日時: 2014/01/24 12:26:09
名前:  

暴力は反対ですが、どこからが暴力なのかがよく見えません
暴力に頼らない指導方法はどうやれば良いのか、具体的な例を挙げてくださると分かりやすいんですが…
皆さんの認識に違いはあるのは当然なんでしょうが、言葉遊びをしているようでよく分かりません
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.47 )
日時: 2014/01/24 13:03:23
名前: いもむし 

わからないなら手をあげないほうが無難ですね。
 私もわからないので手をあげません。受け取り側がどう取るかもわかりませんし。

 暴力に頼らない指導方法なんて無数にありますし、そこが指導者が頭を使うところ、修行だと思いますが、如何でしょう。

 私は、子供には例え話で話すことが多いと思います。学校のことを剣道の稽古に例えたり、逆の場合もあります。

 根気がいりますけどね。一回で聞いてくれることはないと思ったほうがいいかも知れません。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.48 )
日時: 2014/01/24 21:35:11
名前:  

今自分の書込みを見て、書き方が悪かったと反省しています
申し訳ありません

私の所属している道場は小学生から大人まで在籍しております
少年の部は小中学生で、高校生以上は大人の部で稽古をしています
少年の部と大人の部は稽古時間が違うので、基本的に一緒に稽古をすることはありません
但し、高学年の希望者は残り稽古として、大人の稽古の前半だけ稽古に混じる事があります

私自身は中学から剣道を始め、大学までやっておりました
もちろん、突き回されたり蹴り倒されたりは経験してます
子供が剣道を始めたのと、大学の先輩が指導者として在籍していたのがきっかけでリバ剣し、指導者として6年ほど経ちます

当方の道場では、子供に対して殴る蹴る等の暴力をふるう事はありません
しかし、ダラダラ稽古している子には、防具の上から「コラ!」と面を叩く事や、怒鳴りつける事はあります
もちろん挨拶・礼が出来てない子にも同様です
足捌きが悪い子に足をピシャリとする事もあります
通常掛り稽古は15秒を10人程度行いますが、声が小さかったり気持ちが入ってないと判断した場合には時間延長や人数を増やしたりします

残り稽古では荒稽古をする場合もあります
小中学生相手ですから、突き回したり殴る蹴るといった事はしません
抜ける時に、姿勢の崩れを意識させる為に腰を押したり、踏ん張りを意識させる為に押したり、腰からの体当たりを実感させる為に何回も体当たりをさせます
こかす事が目的ではないので力の加減はしてますが、それでもこける子はいます
もちろんこけても怪我のないよう注意を払いながら行っています

以上が私のプロフィール(?)です
これまでは何の疑問も無く行っておりました


スレッドを見て…

●懲らしめの為に身体的な苦痛を与える事=「体罰」
●制裁を加えたりして二度としないようにさせるの事=「懲らしめる」
●体罰=暴力
●怒鳴る=恫喝・言葉の暴力
●他にも、精神的な苦痛に対して傷害罪が適用された判例もあります(精神的苦痛=暴力)
以上のように考えると、今までやってきた事は全て「暴力」に行き着く事になります

そうであれば「暴力に頼らない指導方法」とは一体どういったものなのか?
暴力に頼らず立派に成果を出している指導者もいるとの事ですし、やらなくても成果が出るものなら、やらないほうがいいのでは?
と、疑問が湧いてきた訳です

いもむしさんや昔剣士さんのところでは、どういった取組をしているのでしょうか?
成果を出している指導者の方はどういった稽古をしているのでしょう?
具体的な例を出して頂けると分かりやすくて助かります

成果を出している指導者の方の著書などはあるのでしょうか?
あれば、ご紹介頂けると有難いです
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.49 )
日時: 2014/01/24 22:41:38
名前: 道心 

To 昔剣士様

>指導者の言う事を聞かずおふざけをしている子供を
躾けるのは誰の責任でしょう。

指導者の責任ですか?

否、保護者の責任でしょう。

自ら言い聞かせるなり、叩くなりして周りの迷惑を掛
けないようにするというのが躾だと思うのですが、如
何でしょう。

その指導者とて、そんなことをしたくは無かったでし
ょう。

保護者は「ありがとうございました。」でなく、「申
し訳ありません。」というべきでしょう。

私の論で誤解されてらっしゃる方が多いのでここで申
し上げますが、指導者ばかりが悪いと言っている訳で
は有りません。

保護者を含めその周りにも問題がある場合も有ります。

各人が責任を全うすれば、指導者が暴力を振う事は稀
だという事です。


この文を読み、考えさせられました。
親がしつけるべき部分を剣道に依存させているところが多くなってきているのかもしれませんね。


メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.50 )
日時: 2014/01/24 22:46:48
名前: いもむし 

 具体的な例と言われましても難しいのですが...げんこのしていたのをこういう風に変えたら、こう変わったというデータがないので。

 成果につきましても、続けてくれてるといった程度で、試合試合と目くじらたてているわけでもないので。

 ?さんの例から申し上げますと、ダラダラ稽古する子のは稽古で一切打たせません。こっちからガンガン打っていきます。ダラダラやってんだから打てるわけないよね。というのを実践で教えます。

 挨拶、礼が出来ない子はやり直しさせます。大きな声でできるまでやらせます。大きな声で挨拶した場合と、ちっさい声で挨拶した場合どっちがカッコいいかなんてことをやってみせたこともありました。

 足さばきが悪い子をピシャリとしても、それで格段に良くなるということはありませんよね。出来ないのですから、根気強く指導するしかありません。ある時スッとできるようになると思います。

 腰を押したり、体当たりさせたりというのは稽古であって暴力ではないと思います。
 抜けるのが遅い子、引き面等で下がるのが遅い子は、追いかけていって面なり胴なりを打ちます。
 それができないとどうなるかを実践で教えてあげればいいと思います。

 基本的に子供はうまくできないものと思っています。それと少しでもうまくできたら褒めることを意識しています。

 後は、わかりやすく説明することですかね、何回も。

 我々だって先生に色々指導されますが、うまくできませんよね。で、ある時ちょっと恥ずかしくなったんです。子供に言うけど、自分だってできてないじゃんと思って。

 著書があるかどうかは、わかりません。それとどんな親御さんでもたとえ先生とはいえ自分の子供が叩かれたりしているのを見たら、気分悪いと思います。へたすると子供は何とも思っていないのに、親が問題にすることだってあるかも知れません。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.51 )
日時: 2014/01/25 01:15:42
名前: 昔剣士 

道心さんへ

例の法律は確か昭和20年代の制定だと記憶しています


その頃は家庭での躾は出来ていたのだろうと推測して
います。

学校で躾をする必要がな無ければ体罰をする必要は有
りませんよね。

家庭での躾が危うい状態になった時に、学校では無く
別の機関で躾ける等の処置をしていれば混乱する事
もなかったと思います。

今、体罰禁止の運用を徹底するのであれば、躾に対す
る手当をしなければ片手落ちだと思います。

する事の許されていない体罰を暴力では無いと嘯くよ
りも躾をどうするかを論じた方が遥かに建設的だと思
います。

?さんへ

文面を拝見させて頂いた限りでは、少し粗っぽいのか
なとは思いますが暴力道場とまではいかないと思いま
すよ。

これが、小中学生に突きを入れるとか、投げる、蹴る
殴る等が含まれた稽古をするのであれば一般的な道場
としてはどうかな?と思います。

そういう荒稽古をすると募集要項に記されていて、そ
れを承諾して入門し稽古しているのであれば本人(保
護者了解は当然ですが)の自由です。

成果を上げてらっしゃる方を観ていますと、やはり子
供自ら進んでやっているという事が多いみたいです。

Dカーネル、山本五十六等が参考になるのではと思い
ます。

それと、指導者が自身のレベル向上(指導力も含めて
)に余念が有りません。

私自身は指導者の立場では有りませんが、主に地稽古ですが、元には立つ時があります。

その時は隙が有るところは全て打つように心がけてい
ます。

そうすると、私の実力では小中学生であっても殴る、蹴る、投げる等の余裕はないですね。

捌いたり、応じたり、先を制して打って来たりと成長
する子供もいますが、そのままの子供もいます。

が等しく注意はします。

後は子供次第です。

私がだみ声さんにした意見は中学校の外部顧問として
ということですから、全てに当てはまるとは限りませ
んのでそこはご理解頂きたいと思います。

ですが、
>暴力に頼らず立派に成果を出している指導者もいるとの事ですし、やらなくても成果が出るものなら、やらないほうがいいのでは?

との考えは正解だと思います。

お役に立ちますかどうか?
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.52 )
日時: 2014/01/25 02:05:30
名前: 道心 

To 昔剣士様

そのとおりだと思います。
しかし、剣道にしつけの部分を期待している
保護者も多いと思います。

それに、剣道と躾を切り離すのは難しい
のではないでしょうか。

アメリカと違い、学校では躾の部分を請け負っている部分もあります。
そう考えると、うまくいかないなあと思う次第です。
時代の変遷に苦しめられているような気もしております。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.53 )
日時: 2014/01/25 08:50:33
名前: 昔剣士 

道心 さんへ

>しかし、剣道にしつけの部分を期待している
保護者も多いと思います。

試合会場でしか多くは見れませんのでそうかもしれま
せんが礼儀作法より試合結果が重要の様に観えます。

>それに、剣道と躾を切り離すのは難しい
のではないでしょうか。

そうですね。
理を説くまでは宜しいかと思いますが、体罰までと成
ると行き過ぎる場合が心配です。

>アメリカと違い、学校では躾の部分を請け負っている部分もあります。

一般の人は躾までが当たり前だと思っています。

そうでは無いという事を認識してもらう事が重要な気がします。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.54 )
日時: 2014/01/25 11:50:30
名前: だみ声  < >

昔剣士さん
どうしてもお尋ねしなければならない点があります。 ここでのNo.40にお書きになった
以下の点ですが、改めてNo.49で道心さんも引用なさってますが…

>剣道未体験ぱぱさんへ

一見正しき論に見えますが、本末転倒という事も有り
ます。

指導者の言う事を聞かずおふざけをしている子供を
躾けるのは誰の責任でしょう。

指導者の責任ですか?

否、保護者の責任でしょう。

自ら言い聞かせるなり、叩くなりして周りの迷惑を掛
けないようにするというのが躾だと思うのですが、如
何でしょう。

  上のあなたの引用文の最後の3行ですが、この文から読み取れる事は、「躾のためなら、
しかも親なら、叩いていい」と受け取れます。
ここは、「真夜中に帰ってきた娘を叩く父親」の例と同じですね? そして躾としての体罰
ですね?
親が躾のために我が子を叩くことは、学校教育ではないから「叩いていい」と読み取れます。
この場合の、あなたがうるさく言っておられる「体罰=暴力」理論との整合性を求めます。
親の体罰は例外的に「暴力ではない」とでもおっしゃるのでしょうか?
あるいはご自身の言う「体罰=暴力」は、学校教育の中だけでの理論だという薄っぺらなも
のなのでしょうか?

 納得のいく説明を求めます。
   
これは体罰肯定論者の最後のあがきです。 真面目にお付き合いください。 大勢の読者が
あなたの説明を期待を込めて待っていると思います。 「上げ足取りだ」などと言ってはぐ
らかすのもなしでお願いします。

Hideさん
大人げないとも思いましたが、お許し下さい。

メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.55 )
日時: 2014/01/25 17:46:38
名前: いもむし 

横槍です。
 
 剣道指導(部活も含む)においては、手をあげる必要はないということではないですか?

 道場で長い目でみて剣道指導する場合は、手をあげる代替の手段はあると思います。

 問題は部活ですね。短期間で成果をあげようとしますから。どうしても勝ちにこだわる傾向があるので荒っぽい稽古になりがちだと思います。

 ですから、剣道における試合の目的をもう一度考える必要があるのだと思います。
 
 剣道の目的、試合の意味、審査の意味を考え直さないといけないのだと思います。

 そもそも剣道って躾の要素が多くありますよね。体罰や暴力によらなくても稽古のなかで指導できるはずなのだと思います。
 げんこのしたほうが手っ取り早いのですが、それでは指導者といえないのではないかと最近思っています。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.56 )
日時: 2014/01/25 20:41:19
名前: 昔剣士 

だみ声さんへ

>親の体罰は例外的に「暴力ではない」とでもおっしゃるのでしょうか?

厳密に言えば暴力でしょう。

しかし、

>竹刀(袋入り)が邪魔だった時、
これを右足で1mほど蹴ったのです。
僕はこれを目の前で見ましたので、「コラッ!」言うと同時に、この子のふくらはぎを「ピ
シッ」と平手で叩いて言いました。

とのあなたの行為に対して私は次の書き込みにて

>社会通念上今回のあなたの行為は暴力では無いでしょう。

と返事をしています。

これとの同じで、周囲に迷惑が掛かってしまう状況で
叩くほか手段が無ければ、それは社会通念上暴力とは
ならないでしょう。

それが暴力であれば、御自身の同僚は暴力を振ったと
いう事になりますが。

認められますか?

>実の娘にげんこつで何発も何発も、
  顔や頭、体をたたきました。 鼻血を出してついに寝転んでしまった娘に、更に足蹴を加えました。  

完全に暴力ですね。

では、ご自身が竹刀を蹴った少年を何度も何度も叩け
いた場合はどうでしょう。

暴力となります。

では、おふざけ少年の件も親とはいえ何発
のというのは暴力となるでしょう。

常識ですよね。

私は、これと違ったとは申し上げたつもりは有りません。

これまでは、学校教育外でのお話です。

では、学校教育の一環である中学校剣道部の外部指導者である
あなたに質問します。

あなたの仰る体罰掛稽古の途中事故が有り亡くなってしまった場合
どう責任を取るのでしょうか?

下らん言葉遊びよりこちらの方が現実的であり、ご自身が出すべき結論だと思いますが?
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.57 )
日時: 2014/01/25 21:19:00
名前: だみ声  < >

納得いきませんが、こういう事を言うしかないでしょう。 これにて打ち切りにします。

Hideさん
ご迷惑をおかけしました。

スレ主の蛍さん
大変失礼しました。 お詫び申し上げます。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.58 )
日時: 2014/01/25 23:19:18
名前: 昔剣士 

当然のとですが、人の命は重いという事です。

剣道云々よりも、安全が優先されて然るべきです。

ましてや、竹刀で打ち合う競技であるのであれば、
他の競技よりより慎重で有るべきです。

特に申し上げたいのは、剣道を解さない人から見ると
競技自体が暴力的に映ってしまうという事です。

競技をしていない時こそ、責任ある言動と行動をお願
いします。

剣道の正しき普及を望みます。

メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.59 )
日時: 2014/01/26 11:03:42
名前: 道心 

To 昔剣士様

>一般の人は躾までが当たり前だと思っています。

そうでは無いという事を認識してもらう事が重要な気がします。


そのとおりです。

理解してもらうのは難しそうですし、剣道と躾の切り離しも難しい以上、なんともやりきれない気持ちになります。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.60 )
日時: 2014/01/26 11:19:53
名前: 道心 

To だみ声様

私も体罰には賛成の立場です。
体罰を肯定する方々の大勢の意見は
「体罰は与えたくはない。しかし、そうしなければならないこともある。」
だと思います。私はそういう考えです。
 各人意見は分かれますが、今後の剣道を考えている上で大切な問題だと感じました。

メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.61 )
日時: 2014/01/26 15:52:51
名前: 昔剣士 

道心さんへ

>理解してもらうのは難しそうですし、剣道と躾の切り離しも難しい以上、なんともやりきれない気持ちになります。

逆に切り離す努力が必要です。

基本躾は家庭でという事で、剣道で担えるとしても
その極々一部であり、体罰までとなるとかなり特殊な
例でしょう。

親子関係でも、躾は難しいのに他人がそれを行うとい
う事はそれ相応の制度、知識、経験、覚悟が必要でし
ょう。


>「体罰は与えたくはない。しかし、そうしなければならないこともある。」

仰る通り体罰容認の指導者の根底にはその考えが根強
いようですね。

私が考えますに、そういう場合は日常的でなく特殊な
事たど思います。

体罰に関しても、緊急避難的な事例については適切に
処置するように文科省のHPにも書いてありますよね


それを超えるような事例でもあるのでしょうか?

大部分は適切に措置できると思っているのですが如何
でしょう。

特殊な事例を盾にして「だから体罰は必要」というの
は体罰でしか指導できない指導者の逃げだと思えるの
ですが?

日常的には必要ないでしょう。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.62 )
日時: 2014/01/26 22:42:38
名前: 親馬鹿一刀流 

ここに書き込みの皆様へ

私、この数週間このスレッドのテーマについて考えたり、勉強の機会があったりしました。
今現在の私の考えは、いかなる場合も体罰をしてはいけないという結論に至りました。

だみ声さん
実際に顔を見て一緒に稽古した仲という事で忌憚のない私の考えを書かせてください。
あえて、だみ声さん宛てにしましたのは、他の方宛にしますと文字表現の至らなさから誤解を招く事があり、そこに拘った返信の
やりとりが続きますが、だみ声さんなら心情を読み取って応じてくださるだろうという私の勝手な思いからです。

では改めて何故いかなる理由があろうとも体罰はいけないかを書きます。
・体罰(今回の議論では痛みを伴う行為で気づきを求める行為とします)で教えなくても、他に方法があるから。
・深夜に帰ってきたお嬢さんに対しても、遅くなった理由は何かを確認する。正当な理由があっても、我が家ではそれはご法度で
ある事を説明し、理解させる事は体罰を与えなくても可能である。
・別の事例:幼児がストーブを触ろうとした。手を叩いて痛みを与えストーブを触らないように教える躾ける行為に対して。
      私はやけどさせるより手を叩くのが正しいと思っておりました。
      しかし、今の教育指導は違うようです。まず子供を助ける。その後に危険な事を教え込む。
      説明指導しても分からない低年齢者に対してはストーブを触る環境を取り除く。
・おふざけをする子供に対して
 これも同様にしっかり向き合って、やってはいけない事を指導する、この場ではどうしなければいけないかを根気良く指導し
 続ける方法がある。

私を含めて50歳代以上の方々が体罰を伴った指導に対し、不満を持っていないと思います。
その感覚は今現在の社会では通用しないのであります。
他に方法があるでしょ。ということなのです。
こんな事を書いておいて実は私自身にもまだ違和感があります。
・痛みを伴う指導は体が覚えていて考えるより先に体が反応すると思っている。
(しかし、良い方に反応する場合と悪いほうに反応する場合が現在ではある。現在は悪い反応を考慮している。)
 例えば、命に関わるような事態に遭遇した時に、事前に言葉で説明しておいて体が反応できるか?
・また社会人になってからの師匠の教えの中に、確かに体罰があった事。
 社会人対象の会であり、いい大人に対してのその行為は二度と忘れない行為だった事。
などなど色々あります。

という事なのです。
決して状況によって体罰が許されるのでは無く、他に方法があるなら、そちらが先という事なのです。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.63 )
日時: 2014/01/27 04:42:19
名前: だみ声  < >

親馬鹿一刀流さん
久しぶりのお付き合いになると思います。 噛み合った議論の出来る方のご登場に、安心感が先
行しております。(笑)
そして今回のテーマにおける結論として親馬鹿一刀流さんとしては、
>いかなる場合も体罰をしてはいけないという結論に至りました。
   との事なので、体罰肯定派としての僕の主張を、お読みください。

そしてこの議論はどちらの主張がいいとか悪いとかでなく、これを機会に大勢の方が真剣に「痛
みを伴う指導」(広範囲です。後述)について深く考察して頂ければ、指導方法の取捨選択に役
立つのではないかと思います。

>・体罰(今回の議論では痛みを伴う「他人の」行為で気づきを求める行為とします)。
  先に書いた 1)「ふくらはぎをピシャリ」、2)「左手の甲をつねる」、3)「おでこをピシャ
リ」がこれに当たると思います。 4)深夜に帰ってきた娘を叩く父親  も含めていいと思
いますが、いずれも「話して聞かせて」分からせればいいではないか、という事ですね?

剣道の試合を例にしてみます。
優勝者談に「自然に体が動いた」というのがあり、とっさの瞬間的な行動として、鍛えられた激
しい稽古の結果出来た「素晴らしい技」という評価があります。

目の前の動きのある不祥事に対して「咄嗟に手が出る」のはそれをやるのが誰かは別として、自
然な動きなのではないでしょうか?  上の4つともそうだとは言いませんが、僕の経験では、
1)はそのタイミングだったと思います。 もちろん一呼吸おいて、「あのなぁー」と話して聞
かせる方法もあるでしょうが、本人にとってインパクトの強さは、どちらが印象的でしょう
か?
2)は、そばで他の子を指導している時なので、詳しいタイミングはわかりませんが、何度か口で
  言い聞かせた後だけに、この場の手法としてはインパクト(正当性)があったと思います。
3)は、言い聞かせても良かったでしょうが、少なくともこれ以来この子は、道場で寝転がること
はありませんでしたし、このことを根に持ったこともなかったです。(強くなっております
し、立合いでは打たれるわけですから、恨みを晴らしているのカモ…(笑))
4)は、例え話ですので、ここでは端折ります。

ほかの手段があったと言えばその通りですし、これが「絶対正しい」とも言えませんが、良くな
い手法として禁止に至るほどの事ではないと思っておりますがダメなのでしょうか?
つまり上記3件レベルの痛みを伴う指導は、批判を受ける対象ではないし、気付きを引き出すイ
ンパクトのある指導の範疇に置きたいですがいかがでしょう?

それが高じてエスカレートする危険性があるから、「全面禁止」にしなければいけないほど、現
代社会はマニュアル化してしまっているのでしょうか?
そして現代社会は、マニュアルに従うのは上手ですが、マニュアルにない事態(想定外)に遭遇
した時、とっさの判断で動けない場合があることも事実です。

かと言ってマニュアルを引っ張り出すのは、判断し難い場面に遭遇した時でもあります。しかも
事態は大抵、時時刻刻悪い方へと進行します。 読んで対応するより、瞬時の本能的な判断と対
応も決して悪いとは思えません。

今回は、親馬鹿一刀流さんは
>状況によって体罰が許されるのでは無く、他に方法があるなら、そちらが先という事。
   が結論であり、痛みを伴う指導はやらない、ということです。
   したがって、あらゆる指導は「口頭で話すことにより悟らせる」だと理解しました。


「痛みを伴う指導」の所で、(広範囲です後述)と書いた部分を説明します。
   ここでは「痛みを伴う指導」の「指導」を「経験」に置き換えてお考えいただきたいです。

「痛みを伴う経験」には、他人からのものだけでなく、自分でやる「痛いっ」という場面も含め
て考えたいのです。
ナイフを使える子が激減したという話題に触れて久しいです。鉛筆削れる子っているのでしょうか?
確かに竹刀のササクレを削る事も超ょー「下手です」。  でも危ないから「ナイフ使うな」と
言うと、紙ヤスリで延々何時間も削る子もいます。 使い方を教えながら、ナイフで削らせるの
は、いい指導なのか? 武道具店に持って行ってやってもらう(懇意になるとタダです)のがい
いのか?
ナイフでやらせる時、大なり小なり「イテッ」で、バンドエイド貼る程度の切り傷は経験すると
思いますが、これって「自己体罰」(新語?)(失敗による教訓)ではないでしょうか?
何度か切り傷作っているうちに、痛み(危険)から気づきを得て、ナイフ使いが上手くなるので
すが、怪我した時のリスク(父兄からお前の責任だと言われる)を恐れ、指導者はここまで教え
ないのでしょうか?

ストーブに触れる子供の例がありましたが、ストーブに触れる前に手を叩くのではなく、ストー
ブがまだ充分熱くない段階で、一緒に実際に触れさせて「熱いっ」を経験させるほうが、危険な
事を学べると思うし、数回やれば次第に熱くなってくることも学習するし、気付きもできると思
います。(北海道の強烈なストーブでは怖いかな?)。もちろん触れにくいようにガードはして
おくべきでしょうが、僕は熱いことは体験させて、怖さを教える手法がいいと感じます。

以上ですが、僕としては、気付きを経験する手段に、外部から痛い思いをさせられたり(体
罰)、自分で痛い思い(自己体罰)をして気付くことも含めて、強いインパクトを持って「痛み
の経験から学ぶ」ことも大切なことだと思っております。
ゆえに「イテッ!」「なんで?」「そうなのかぁ」レベルの「体罰肯定論者」だと認識しております。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.64 )
日時: 2014/01/27 07:58:35
名前: 昔剣士 

だみ声さんへ

だからそれは、私塾なり道場を開いてご自身の責任範
囲でやれば良いでしょう。

学校教育では違法となり、それを行う事は犯罪になるのといっているのです。

私に関してはそう受け取られないでしょうが、皆さん
忠告さていらっしゃるのですよ。

気付きが必要なのはやはりあなたの方でしょう。

本当に痛い目(体罰ではありません、子供が怪我する
亡くなる)まで解らないにでしょうか?

それで理解されても遅いのです。

保護者はそういう指導は必要としていません。

いい加減にしてください。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.65 )
日時: 2014/01/27 08:25:58
名前: いもむし 

ダミ声先生の言いたいことは、重々承知の上で意見します。肯定、否定ということでもないと思いますが。

昔剣士さんの言いたいのは、
>>しかし、だから気付きの為にはと暴力を肯定された
>>と勘違いしエスカレートする事が危険なのです。

 と言うことですよね。

 あまり蒸し返すのはよくないですが、大分の一件のようなことになるからということだと思います。あれは誰が見ても危険ですね。脳障害を起こしてもおかしくない状況です。
自制のできない人は、殴れば生徒が言うことを聞くのでエスカレートする危険性があるのは確かだと思います。

 ここは、手を上げずにどのように指導するか。を議論しても教育が後退することはないと思いますがいかがでしょう。

 同時に教育者を育てる環境も必要だと思いますが。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.66 )
日時: 2014/01/27 12:19:29
名前: 残念 

昔剣士さんは ここでも暴言はいて荒らしてるんですね。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.67 )
日時: 2014/01/27 13:38:32
名前: いもむし 

だみ声先生(平仮名でした。カタカナですみませんでした。)

思ったのですが、時代背景というか、時代の流れというのもあるとおもうのですが、世代の流れというか。

 だみ声先生の師匠なり先生は、戦争中も生きてこられた方ですよね。生きるのが厳しい時代を生きてきましたから、教育も方法も厳しいのではないでしょうか。

 私たち世代になると先生は、だみ声先生ぐらいのお年になりますよね。厳しい先生に教わった先生ですからまだちょっと厳しいです。私もよくなぐられました。

 現在の子供の親や先生って、その厳しい時代を知らない世代になっているのではないですか?飽食の時代ですから、命懸けなんていうのもあまり実感できないですよね。

 こう言った違いってありませんか? 今は心の時代と言われることもありますよね。物質的にはもう大体満足できてる。腹すかせることもありません。後は心を豊かにするにはどうするかということだと思います。
 となると、やはり子供との対話、よく話を聞いて、よく話してという手法もありだと思います。

 私は自分の息子が、オヤジに怒鳴られたり、叩かれたりするのを避けるため、嘘を付いたりするのを懸念してよく話すように心がけてます。
 オヤジ怒らせっとヤベーぞっていう雰囲気はふわぁーと漂わせていますけど。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.68 )
日時: 2014/01/27 16:04:53
名前: いもむし 

だみ声先生

 立て続けですみません。

 いやー。私の書き込みで、どーせまた「世代交代だ。俺の時代は終わった」とか言っていじけると面倒なので、先先の先を打っときます。

 ご自身よく見つめて頂けるとわかると思うのですが、パソコン使ってこういった掲示板で意見交換していますよね。時代の先端行っていると思います。

 そして、世代を問わず小学生からお年を召した方まで、どれだけの人を元気づけたり、勇気づけたりしていると思いますか?
 そして、ここの話題で大事なこと、掲示板では一切「ピシャリ」とか「パチン」というのは存在しないということです。

 ご自身よく言うじゃないですか。掲示板だけのやりとりで、顔もみたことがないからよく話が聞きたいと。そして丁寧に言葉を選んで書き込んでいらっしゃいますよね。

 それを、生身の人間でやればいいことだと思います。多少は工夫がいるでしょうが。

たまには、言葉の行き違いなどから喧嘩になることもありますが、多くの人は学んだり、勇気づけられたりしているはずです。

 ですから、だみ声先生のお心があれば、「ピシャリ」を使わなくとも指導はできると思うのですがいかかですか?

ご自身が率先して誰よりも、指導するのに体罰はいらないということを実証していると思いますが。思いませんか?

 私も掲示板の書き込みで、色々学んでるようです。

 
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.69 )
日時: 2014/01/27 17:12:56
名前: だみ声  < >

いもむしさんのコメント読んで気づいた点。
親馬鹿一刀流さんのコメントのないまま書き進めるのも、性急だとも思うのですが、一連の
書き込みを読み返してみました。

そこで思うのは、僕は体罰肯定論者として、過去において体罰を行使し続けてきたのだろう
か? という点です。
いろいろ書いている内に、稽古の度に見境もなく、体罰と称して子供たちに痛い思いをさせ
ているかの如き印象を与えてしまった気がします。

では僕はいつ体罰を行使してきたのだろう? 思い出せるのは過去20年近くになります
が、ここで書いた2件(ふくらはぎピシャリと、おでこピシャリ)だけです。
記憶にないのもあるかもしれませんから、生徒側から見たら10件ぐらいあるかもしれま
せん。 と言うことは平均的には2年に一回というところでしょうか?(こんな数字を平
均化しても意味ないですね)

ほかのトピで書いている中学生剣道部員たちの場合、おさぼりもおれば、嘘つきもいます。
楽な側へと安易に流れてしまう部員もいました。 部長になって錯覚した部員の「横暴」に
対して、全員を集めて会議を開き、コンセンサスを得るまで話し合ったこともあります。
記憶をたどれば、稽古中に体罰を行使したことはないと思っております。

ただし稽古は上達の為手抜きはしませんから、中学生部員にとっては、決して楽なものでは
ないことが多いと思いますが、集中した内容で終止稽古するのは体罰でも暴力でもないと
思っております。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.70 )
日時: 2014/01/27 20:08:58
名前: 昔剣士 


この件で過去の事はそう重要では有りません。

ここで書かれた内容の体罰をこれから行うのか否かという事です。

お答えください。

答たくなければそれでも結構ですが。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.71 )
日時: 2014/01/27 23:57:35
名前: いもむし 

 だみ声先生

 でしょ。だみ声先生が暴力指導員などどは当然思っていません。恐らく生徒の中にはクソガキがいますので、こういう奴らはガツンと一発のしてやれば。という気持ちがあると思うのです。私もあります。
 それで肯定論となるのではないですか。 

 で、ここで自制できる人とできない人がいるのだと思います。そうであれば自制できない人に焦点を合わせて議論なりをするべきと思うのですが如何でしょう。

 掲示板でのノウハウ使えますよね。私も乙女心読み違えたりなんかして、苦労した人が何人かいますが、今まで子供とそんなに接点がなかったのですが、そういった経験で「話せばわかる」との自信がついたような気がします。私事ですが。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.72 )
日時: 2014/01/28 00:26:01
名前: 親馬鹿一刀流 

だみ声さん

仕事がありご返信が今になりました。
今後もこのペースを変えられない事をご容赦ください。

私のこの数週間にあった事のひとつにスポーツ少年団の指導者認定講習会の受講がありそこで勉強した内容の影響が
私の意見の中に多々あります。
また、格闘技としての技術を考えていました。


改めてトピ主さんの問いを確認します。
>剣道界は体罰の嵐です
ですがそれらは何故か黙認されています
暴力を肯定する方があまりにも多いです
暴力は暴力でしょう
殴ったり蹴ったりしてもそれは指導なのですか
もうすぐ寒稽古の時期ですが、またあちこちで体罰が行われるのでしょうね
皆様はどうお思いですか
いい加減暴力を無くしませんか

まずあくまでも文面から取れる想像ですがトピ主さんの認識を確認しましょう。

1.剣道会は体罰の嵐です。・・・
  誤解が最低二つあると思います。
  一つ目:体罰と暴力を混同されて居る。
  二つ目:指導と暴力を混同されて居る。
  さらに指導と体罰を混同されている。


今の教育界では体罰は禁止されています。
暴力も虐待も禁止されています。
しかし、激しい稽古指導は体罰でも暴力でも無いと考えます。

2.殴ったり蹴ったりしてもそれは指導なのですか
私の見解ではそれは指導ではありません。
しかし格闘技の技術としてはありますので、技までは否定はしません。
でもそういう事を言っているのではない事は分かります。

3.もうすぐ寒稽古の時期ですが、またあちこちで体罰が行われるのでしょうね
皆様はどうお思いですか

特に寒稽古を指して体罰が行われると指摘されて居る所を見ると老若男女が大勢集まり激しい稽古を行う事に対して
体罰と思われていると感じる。
私が時々見かける寒稽古風景と照らし合わせると
大人が子供達をひっくり返したり壁に押し付けたり押さえ込んだり、振り回す事を指していると思われる。
あるいは子供達が動けなくなるまで、吐くまでの体力の限界を超えるまで稽古させる事を指しているか?

4.いい加減暴力を無くしませんか
剣道の稽古を暴力と思っている。あるいは暴力が必ず伴っていると思われている。


過ちを正すための体罰の事と訓練の為の激しい稽古とは別物です。
どうも激しい稽古を体罰と捕らえておられるように感じます。

だみ声さんが論じている体罰とは別物と思います。


今日はここまでにします。
だみ声さんと意見交換したい体罰のお話はまだまだ先になります。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.73 )
日時: 2014/01/28 07:30:52
名前: 昔剣士 

親馬鹿一刀流 さんへ

格闘技とは切り離すべきです。

競技をとうして学ぶ事が重要でだから武道足り得る
のです。

格闘技は相手を倒す事が目的でスポーツでしょう。

そこをはき違えるから。

稽古で転ばす、壁に押し付ける等の暴力を肯定してし
まうのです。

体罰、暴力を語るならそこからでないと、トピ主さん
への説明に成りません。

試合で許されている技の範囲で稽古を行う。

これが、客観的に観て暴力と区別できる最低ライン
でしょう。

そこを御配慮願います。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.74 )
日時: 2014/01/28 07:37:37
名前: 昔剣士 



荒稽古については、取り扱いが微妙です。


ご注意ください。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.75 )
日時: 2014/01/28 12:02:16
名前: ずんべらぼん 

う〜ん

激しい稽古で、壁に押し込む、押し倒す、足をかけて倒す等々。

「これは格闘技だ」。そうですね。
明らかに西洋的な発想としての格闘技です。

でも、決して日本の武術武道的ではないと考えます。

本来、日本武道にある一見荒っぽく見える稽古は
理に適った動きを弟子に体感してもらうためだったはずだと思うのです。

・師匠にかかると、「絶対にもらった」と思った瞬間
消えたように後ろに回られる。

・こちらから先を掛けて入り込んでいって、「しめた!」と思って
師匠に触れた瞬間、立っていられなくなり、崩される。

・「それならば、え〜い!」と思い切り体当たりをぶちかましてみても
師匠は穏やかな顔のままで、全く押された感覚もないのに吹っ飛ばされる。

というように、本来は、合気道の塩田剛三さんの演舞のような稽古であったはずだ
と思うのです。

それを理解できなかった者または外観だけ真似してええ格好しようとした者が、
下位の者に、力で押す、体力任せに突き飛ばす、蹴る、「体力向上が必要だ、持久力だ、
根性だ」と吹聴したのが俗に言う荒稽古になっちゃったと思っています。
真には体現できない人ですから「君たちを鍛えるためだよ」と説明するしかなかった・・・・。
それを信じ込んだ弟子達が伝統にしちゃったと。

ですから、当然そこに理はなく、重力に逆らって床からの反発力を得るような筋力酷使の西洋格闘技、西洋スポーツのような動きしかなくなったんではないでしょうか。

気迫を表にみなぎらせて「どりゃ〜!!」と威嚇し
気迫と気迫を正面衝突させて真正面からぶち当たる。

「気迫と気迫を正面衝突」って居つきまくりだと思ってます。
「いやいや、なんのなんの」「どうだどうだ」も同じです。

これでは、小よく大を制す、柔よく剛を制す、老よく壮を制すなど不可能だと考えます。
「より筋力を鍛えた者」「体格に優る者」しか勝てない、ただのぶつかりあいだと思うのです。

もっと穏やかな顔で意図を捨てた状態でないと
平常心とか無心とかには近づけもしないのではないでしょうか。

平常心や無心を目指して稽古して「体罰」なんてどうやっても出来ないのですよ。
そういう感情がわいてこないのです。
「さあ、どうぞ」の心で体罰なんて出来ないはずなのです。

あらゆる無駄な力を抜いて、背筋を正し、アゴを引き、
うなじを伸ばし、穏やかな顔の平常心で、
目を細めて見の目弱く観の目強くして、常に歩むが如くを意識して、
下位の者に平手打ちや体罰なんて少なくとも私には出来ません。

「どりゃ〜」「くそったれ〜」「何をこん畜生」「根性だ〜」
「立たんか馬鹿たれ」「気合いだ〜」という態度で俗にいう荒稽古をしておいて、
あとで「剣道は平常心である」なんて説くのはシラケますし、非常に滑稽なことだと思うのです。
「平常心」「無心」をこれっぽっちも分かろうとさえしていないと感じてしまう
へそ曲がりな私です。

書道をするときも、茶道をするときも、剣道をするときも同じ心の状態であることを
目指してこそ武道となるように思っております。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.76 )
日時: 2014/01/28 12:52:18
名前: 疑問疑問 

ま、厳しい稽古から逃げる人や自分に甘い人も、同じようなこと言いますからね〜・・・。(チラッ
理屈っぽいというか、屁理屈というか。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.77 )
日時: 2014/01/28 13:53:41
名前: いもむし 

荒稽古って必要なんですか?
 掛かり稽古、若しくは相掛り稽古で十分だと思うのですが。

 立っていられない程の掛かり稽古で、平常心、無心、脱力なんかが鍛えられると思います。もちろん根性とか精神面も。

 ただ、指導者が掛かり稽古の効能を理解していないと、生徒は辛いだけの稽古になると思います。どのようにやるのか諭してあげないといけないと思います。
 
 ずんべらぼんさんの言うとおり、そう言った一見荒っぽいような稽古がありながら、実は繊細なのが剣道だと思います。
 私、先生と二人きりで稽古する時間が毎週あるのですが、竹刀交えてお互いカチカチやってると自分の呼吸の音が邪魔です。呼吸止めてスッとかまえているとなんでだかわかりませんがお相手がよく見えます。

 普段大人数でワーワーやっていたので気がつきませんでした。


 
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.78 )
日時: 2014/01/28 22:59:07
名前:  

いもむしさん、昔剣士さん、返信が遅れた事をお詫びします

スレッドの流れを見て、自分が今までしてきた稽古は暴力だったと考えるに至った訳ですが…
いもむしさんの「稽古であった暴力ではない」昔剣士さんの「暴力道場とまではいかない」との言葉に、少々ホッとしております
もちろん、怒鳴りつける・足をピシャリなど、改善すべき点があるのは認識しています

あれから色々と思い悩んでおります
まだ考えがまとまらないままではありますが、また多少疑問点も出てきているので書かせていただきます

いもむしさんの見解では「剣道指導(部活も含む)においては、手をあげる必要はない」との事ですが、
>立っていられない程の掛かり稽古で、平常心、無心、脱力なんかが鍛えられると思います
昔剣士さんが「長時間の掛り稽古は暴力」との見解を示されていますが、この場合は暴力にはならないのか?
暴力と稽古の境界線は??

一方、昔剣士さんは「中学の部活指導と道場の指導は違う」との見解を度々示されています
同じ剣道の指導で違いは出るものなのでしょうか?
道場で許されて、部活で許されない事とは??
単に学校教育法で禁止されているから部活では×、道場は法の適用外だから◯??
「人の命は重い」「安全が優先されて然るべき」その上でその法があるのであれば、道場での指導も適用外だとしても準ずるべきでは??

考えのまとまらぬまま書きましたので、ご無礼等あるやもしれませんがご容赦下さい
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.79 )
日時: 2014/01/28 23:20:13
名前: いもむし 

?様

 ちょっと誤解を生む書き方でした。

 掛かり稽古は、経験等に応じて時間を増やしたり、内容を変えたりしています。子供によっても変えます。

 もちろん先生、大人、父兄は子供の様子を観察しながら、また、気分が悪くなった場合は無理をせずいつでも休憩してよい。と申し渡してから始めます。

 受けながら子供の状態ってわかりますよね。無理してやろうとする子には、「休め」っていいます。
 中には喘息の子もいたりしますので、そのような子は要注意としています。

 長時間、倒れるまでというのは誤解のある書き方でした。

 私からすれば長時間なんですけどね。稽古が終わると子供たちは鬼ごっこしている感じですから、本当はもっと行けるはずですが、やりすぎもいけませんね。

 
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.80 )
日時: 2014/01/29 00:34:56
名前: 親馬鹿一刀流 

だみ声さん

昨日の続きです。

昨日書きましたことは、トピ主さんの最初の書き込みに対して私が想像力を働かせて書いた事です。
トピ主さんが書いている体罰(稽古?)は普段指導を受けている場所での出来事なのか、たまに
参加する稽古会での事なのかは不明です。
寒稽古の事について書かれていますが、小中学生主体の道場・剣友会なのか、中学校の部活動なのか
、高校大学の部活なのか、はたまた剣道連盟主催の一般稽古会なのかは明記されていません。
また体罰と称している稽古を受けているのは小中学生なのか高校大学生なのか一般社会人なのか?
もっと言いますと立ち切り試合の事を言っているのか不明です。

以下の書き込みを見落としていました。
>人によって考え方は様々ですね
いくら指導と思ってやっていたとしても
受け取る側が暴力と感じればどうでしょうか
自ら望むなら構いませんが、嫌々暴力を受けるのはどうでしょうか
明らかに感情任せなのは論外です
指導者だけじゃありませんよ、上級生による暴力もです
子供だけでなく高校や大学でもそうですよ
無理矢理やらせる稽古に意味がありますか
大事なのは自主性だと思っていますが

どうやら特定の道場・剣友会の事を述べていると読み取れます。
しかも嫌々暴力を受けているようです。
>子供だけでなく高校や大学でもそうですよ・・
小学生のお子さんをお持ちなのだと思います。

私としてはそんな剣道しか教えられない道場・剣友会は、通う必要無し、止めさせて下さいと言います。
他にも楽しい競技スポーツもありますよと言わざるを得ません。

5.経験と勘だけではなく科学的な根拠を持った稽古、トレーニングの事
社会体育指導員の講習、今回の講習その他の知識から。
有料制の講習で受けた知識もあり、講習会の主催者の意図もありますので全てを書くことは
出来ないのですが
・医学的に発育曲線というのがあります。個人差はあります。
 幼児期から就学期に掛けての神経系の発育
 中学校時代の呼吸器、循環器系の発育
 高校時代の筋・骨格の発育
瞬発力を高めるような筋力トレーニングは身長の伸びが止まってから効果を発揮すると習いました。
つまり小学生時代に竹刀を特別速く振るような筋肉トレーニングは無意味となります。
また競技によって鍛える要素が違うとも習いました。
具体的には野球のピッチャーキャッチャーは持久力が必要なのでランニングは必要。
外野手内野手は瞬発力が必要なので持久力をつけるための長距離ランニングよりは、ダッシュの
トレーニングをした方が効果的となります。

以上の事を考えますと、小学生には巧緻性、体が出来た中学校高学年以上から筋力鍛える稽古が良い
と随分前から考えています。

小学生から全国大会があるのは日本くらいだそうです。
海外では小学生期に勝敗を競うための激しい稽古はさせないのが通念のようです。

今日はここまでにします。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.81 )
日時: 2014/01/29 05:40:58
名前: だみ声  < >

親馬鹿一刀流さん
連日の書き込みありがとうございます。
僕も最初のスレ主さんの 「>剣道界は体罰の嵐です」
を読んだとき、どこでも頻繁にやっていることじゃないけどなぁ〜 と感じておりました。

今後の部分の書き込みをお待ちします。(お仕事もお忙しい中なのにすみません)
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.82 )
日時: 2014/01/29 08:11:21
名前: 昔剣士 

?さんへ

まず、学校教育の一環である中学校の部活と道場等の
社会体育は違うという事です。

何度も申しておりますが、学校教育の場合は法により
体罰は禁止されております。

これは部活にも適用されます。

体罰は犯罪となるのです。

それと、入部してくる子供達に動機の点で違いが見られます。

道場等については、剣道を積極的な意思(親が無理やりという場合も有りますが今回は例外とします)が存在しますが、部括の場合は他に無かったから(学校が
基本的に部活に入るように奨励している所もある。)
等の消極的な意思の子供もいます。

そういう状況の中で、同じ強度の稽古ををするという
のは、如何にも無策と言わざるを得ません。

強豪中学では、時間を区切り、本人の意思により部活
、部活+社会体躯を選べるようになっているところも
あるみたいです。

その場合、社会体育への参加は全くの本人の意思です
ので、そこに参加しなかったとして叱責するのは、ま
ったくのお門違いとなる訳です。

掛かり稽古についても、その違いを考慮したうえで、
その強度を調整する必要が有るでしょう。

だから、荒稽古を行うと道場案内にあり、それを承諾
して入門した場合。

事故が起こらない限り、道場の勝手、入門者の自由と
なり、部外者が口を挟む問題では無いと考えておりま
す。

個人的には荒稽古は無駄で効果が無いと思っているの
ですが。

メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.83 )
日時: 2014/01/29 21:17:03
名前: 昔剣士 

?さんへ

最後の問いに対する答えが不足しているみたいなので
追加します。

>「人の命は重い」「安全が優先されて然るべき」その上でその法があるのであれば、道場での指導も適用外だとしても準ずるべきでは??

私個人としては、そう考えておりますが、選択の自由
という事も考慮しますと、双方が合意して、かつ安全
上の配慮がされた場合は止む無しと考えております。
ただし、当然事故が発生した場合は厳しく責任は問われるでしょう。

親馬鹿一刀流 さんのストーブの件も、学校教育上
は、ストーブの熱さを理解していない子供の部屋には
ストーブを置かないというのが前提で、叩かないで制
止すると成っておりますが、たとえば家庭の事情で、
ストーブを置かなくてはならず、緊急の場合で制止す
ると間に合わず、叩くしかない場合は叩いて制止して
も当然体罰とは見なされないでしょう。

学校教育法は学校(厳密には他にも有りますが割愛し
ます)でしか効力が無く他には及ばない物で他の場合
では有効では無い場合もあるという事です。

ですが、そうお考えに成って行動された方が間違いな
いと思いますが如何でしょう。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.84 )
日時: 2014/01/30 01:30:14
名前: 親馬鹿一刀流 

だみ声さん

またまた続きです。
6.全日本剣道連盟の試合規則と私の剣道観
私の剣道観は社会人になってから習った師匠の教えが100%と言っても良いと思っています。
師匠が小中学生の稽古について良く言っていた事。
内臓も骨も出来ていない子供に体に負荷を掛ける稽古はするな。
先に書きました医学的な事に合致していると思います。

私は師匠の影響が大きいのですが全日本剣道連盟が定める試合規則とか推奨する稽古法が全てとは
思っておりません。
よく言われる事。
審判をたてた試合では一本ではないが、心を打たれたと認識して、まいったと思う。
これは高段者が全剣連の試合規則に捉われない稽古の中で良く言われる言葉。
まず、これだけでも全剣連の試合規則は剣道の一部と考えます。

私の剣道観(師匠の影響が大きい)では、竹刀剣道も剣道、居合いも剣道、杖道も剣道です。
(入り口だけですが色々習いました。)
剣道には柔道、合気道、空手、相撲その他の格闘技の要素も含んでいると考えています。
戦国時代は組討主体、得物の特性を使っての戦い云々から現代剣道まで、剣道を稽古されて居る
ある程度の年齢の方は歴史的な背景も勉強されて居ると思いますのでお分かりと思います。

それとは別に私の剣道観では剣道には投げ技あり、足払いあり、組討ありです。
小学生中学生は試合規則では突き技、上段の構えは禁止されていますが、私は突き技も上段の
構えからの打突も小中学生に稽古させます。
また、板の間で柔道の受身の動作も稽古させます。
小学校低学年の子供はでんぐり返しですが。

剣道には体当たりという技術があります。
小学生は一年生から6年生まで、中学生は1年生から3年生までそれぞれ体格差があります。
身長差30センチ以上の子供達が試合する事もあります。
一定以上剣道の稽古をしてきた6年生は剣道を勉強していますので1年生に体当たりはしないと
思います。
でも試合規則からすれば体当たりしても反則ではありません。
応じれないのが当たり前、では同学年で身長差があった場合も同じでしょうか?

7.効果的な剣道の稽古とは(そもそもの剣道の稽古とは)
先に発育曲線の事を書きました。
小学生には巧緻性、ある程度の心肺系、持久力を着ける稽古は良いが筋力を着ける稽古はそぐわ
ない事を書いたつもりです。
筋力の稽古は成長が止まってから。
私の20年強の経験では、中学2年生から急成長する事を実感しています。

では、先に書きました
>3.もうすぐ寒稽古の時期ですが、またあちこちで体罰が行われるのでしょうね
皆様はどうお思いですか

特に寒稽古を指して体罰が行われると指摘されて居る所を見ると老若男女が大勢集まり激しい稽古を行う事に対して
体罰と思われていると感じる。
私が時々見かける寒稽古風景と照らし合わせると
大人が子供達をひっくり返したり壁に押し付けたり押さえ込んだり、振り回す事を指していると思われる。
あるいは子供達が動けなくなるまで、吐くまでの体力の限界を超えるまで稽古させる事を指しているか?

の中の、子供達をひっくり返したり壁に押し付けたり押さえ込んだり、振り回す事に対して。
反発の有る方々も多いとは思いますが。

私は剣道の成り立ち、対象者の体力年齢、技術を踏まえて実施するならば意味があると考えています

長々書いていますが、剣道には投げる、倒す、突く、蹴る、締めるの要素があるとの思いです。
柔道の勉強をしている方々は相手を掴んで投げますよね。足払いをしますよね。技を掛ける前に
崩しを入れるために押す、引くの動作をしますよね。
これらは剣道でやってはいけない技術ではないと思っています。

私が先に書きました見かける稽古風景の例は参加自由の特定の地域の寒稽古の風景を書きました。
参加自由、掛かりたい先生を選ぶのも自由です。
実際の事なのですが、「子供達をひっくり返したり壁に押し付けたり押さえ込んだり、振り回す事」をする先生の前には毎年長蛇の列が出来ます。
子供達はこの先生がどういう稽古を行うかわかっていて掛かっています。
決して嫌で避けていないのです。

私の考えでは、小学校低学年には相撲ごっこ、先生とのお遊びとして有効。
小学校高学年には持久力の稽古。
中学生には体幹を鍛える、筋力持久力を鍛える。
高校生には持久力体力と怪我を防ぐ効果的な稽古法と思っています。

このような稽古をする先生は子供達の実力、剣道の力を分かってやっていると思っています。
誰も怪我をさせることを目的にしたり、剣道を嫌いにするために行っていないと思っています。
怪我をさせる事、いじめ、ある意味体罰としてやってしまったら、犯罪と言われてもおかしくない
ですね。

また次に書きます。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.85 )
日時: 2014/01/30 03:03:18
名前: いもむし 

 すみません横槍です。一個人の意見としてです。

>>剣道には投げる、倒す、突く、蹴る、締めるの要  素があるとの思いです。
  柔道の勉強をしている方々は相手を掴んで投げま  すよね。足払いをしますよね。技を掛ける前に
  崩しを入れるために押す、引くの動作をしますよ  ね。
  これらは剣道でやってはいけない技術ではないと  思っています。

  上記にあげられた剣道の要素。これは剣術に相当すると思います。剣道には必要ないと考えます。

 柔道は、相手を投げる稽古以上に、受けを稽古します。そして畳の上でやります。

 剣道は板の上、しかも組み技の受け方等は稽古しません。必要ないからだと思います。

 面、小手、胴、突き。これだけで十分だと思います。

 
 

 
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.86 )
日時: 2014/01/30 16:17:22
名前: はくどー 

Hide.さん、お久しぶりです。
東京を離れて5年余り、電剣会への参加もご無沙汰ばかりで申し訳なく思っております。

さて、剣道指導上における稽古内容やそれに伴う事故、体罰などの問題、、、実は最近、私の身近でも議論になった問題でしたので、ひと言コメントさせてください。

先ずは、本スレッドを拝見させて頂いての感想として、やはり剣道界はコンプライアンスの意識が少々低いのかなと感じた次第です。

どなたかが何度かおっしゃっていましたが、「学校教育の場において、体罰は法律で禁止されている」という事実を剣道指導者は厳格に受け止める必要があると思います。

「指導上での最小限の必要性」だとか「本人や保護者が同意している」とか「一定の条件下で」などという言い訳は通用しません。どんな些細な言動でも、それが体罰であると認定されてしまえば違法行為になります。

今朝のニュースに、顔見知りの市職員に後ろから抱きつかれて脊椎損傷になった男性に対して、地裁は市に損害賠償を支払うよう判決を下したとありました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140130-00000013-san-l26

たとえば、足のひきつけが遅い子供のふくらはぎを平手で「ペシッ!」と叩いて指導したとしましょう。その瞬間にその子が何らかの拍子でアキレス腱を切ってしまったとしたら、それは体罰による行き過ぎた指導と取られかねません。

一指導者による、全く悪意のない、むしろ良かれと思って行った指導ですら、体罰とされてしまう現実を剣道指導者は自覚しなければならないと思います。

「まったく、いやな世の中になったものだ」
「昔はもっと奔放でおおらかだったのに...」
と思われる年配の方々も少なくないと思います。

実は、私もそう思います。

しかし、現在「学校教育の場で体罰禁止」の法律がある以上、剣道指導者はそれを遵守し、かつその指導の範囲内において、他者にも体罰禁止を遵守させるよう努めなくてはなりません。

いかなる理由があろうとも、体罰と認定されてしまえば、指導者自身はもちろんのこと、生徒、保護者、学校、OB、地域の人たちなどなど、大勢の人々に迷惑をかける結果となってしまいます。

そして、体罰の難しいところは、体罰を行った人はそれが体罰との認識が無くとも、体罰を受けた側、あるいはそれを周囲で見ていた側が、体罰であると認識すれば、「体罰」と認定されてしまう可能性があるところです。

極端な例を示せば、指導者の技量が未熟で、稽古中に胴を打ち損ねて脇腹を打ってしまったとか、小手ではなく肘を打ってしまったというような状況であっても、子供の保護者が打たれた箇所の青あざの写真を撮ってマスコミにでも公表しようものなら、すぐに暴力指導者と騒がれてしまうでしょう。

竹刀で打ったり突いたりする剣道は、第三者の目からは他のスポーツ以上に稽古と体罰の区別がつきにくいものです。

ですから、学校教育現場における剣道指導者は、常に細心の注意を払って体罰の元凶を根絶するよう努めなければなりませんし、それでもなおかつ引き起こされる可能性のある体罰問題に対して、しっかりとした責任と覚悟を十分に自覚した上で指導に当たらなければならないものと思います。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.87 )
日時: 2014/01/30 23:14:52
名前: 昔剣士 


親馬鹿一刀流さんの書き込みにたいして感想を書きま
す。

>剣道には柔道、合気道、空手、相撲その他の格闘技の要素も含んでいると考えています。

含んでいる事は否定しませんが、だからその競技の技
をなぞる(専任でやらなければどんな競技も極められ
ません)ことがどれほど有効なのかは不明です。

いづれにしろ、剣道として一般的では無いという事は
確かです。


>戦国時代は組討主体、得物の特性を使っての戦い云々から現代剣道まで、剣道を稽古されて居る
ある程度の年齢の方は歴史的な背景も勉強されて居ると思いますのでお分かりと思います。

現在の試合方式から考えれば、もっと遡ってお互いに
名乗り合い、一騎打ちが主流のころの方がしっくりき
ます。

戦国時代になると、各人の強さよりも戦略が重要で
個対個の戦いに美学は無いので、剣をとうして道を
学ぶ剣道にはいささか遠いように思います。

>それとは別に私の剣道観では剣道には投げ技あり、足払いあり、組討ありです。

それが許されている団体もあるやに聞いています。
もしそうであるなら、その団体に所属されておやりに
成れば宜しいかと思います。

自身の考えに反する団体に所属されるというのは明ら
かに自己矛盾です。

>小学生中学生は試合規則では突き技、上段の構えは禁止されていますが、私は突き技も上段の
構えからの打突も小中学生に稽古させます。

ちゃんと突きを教えて突きを打つのは良いとして、大
多数の小中学校ではそれはやりません一般的には小中
学生に突きを入れるのは暴力と成るでしょう。

これは、私見ですが、そうゆう高度な技に行く前に
基本技の習得の方が重要だと思います。
特に小学生の場合は上段、突きは如何かなと思いま
す。

>実際の事なのですが、「子供達をひっくり返したり壁に押し付けたり押さえ込んだり、振り回す事」をする先生の前には毎年長蛇の列が出来ます。

子供に飽きさせない稽古ということであれば評価でき
できるかもしれません。
しかし、全ての稽古がこの通りで良いかというとそれ
は違うと思います。

道を究めるための厳しい稽古も必要です。

それと、その稽古はその先生ならではの特殊な場合で
しょう。
一般的では有りません。

親馬鹿一刀流さんは非常に研究熱心でよく考えて指導
されていると思いますが、仰っていることが特殊な例
で誰でもいうような一般的なことでは有りません。

体罰と見えるものが全て体罰では無い(学校教育意外
です勿論)という証明になっても、大部分が体罰を覆
す訳では有りません。

なにより、自身の考えと違う団体に所属しているとい
う自己矛盾が説得力に大きく影響しています。


これからは別件ですが、はくどー さんの書き込みが
理解できないという事であれば、あなたは学校教育の
剣道指導者として不適格です。

どうぞお止めいただくようお願い申し上げます。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.88 )
日時: 2014/01/31 00:02:13
名前: 親馬鹿一刀流 

だみ声さん

長々と余計な事を書いてしまいました。

8.いかなる場合も体罰をしてはいけないという結論に至った理由を書きます。
私は体罰は、知識ではなく体で覚えさせる、こんなに痛い思いをするなら二度とやらないと思うほど
心を鬼にして行う物と考えています。
しかし、今の世の中でそんな事をしたら犯罪です。
また、法で定められている以上体罰はやってはいけない事だと強く認識しました。
最後に私にも家庭があります。自分の身を守るために体罰は出来ない。
率直にそう思ったからです。

だみ声さんのピシャリを体罰とは思いません。
しかし、状況の分からない方が遠目で見て、あそこの指導者は子供達を叩く指導をしていると思われ
風評を立てられたらどうなりますでしょう。

9.身を守る事について

講習会では指導者の責任を強く説明されました。
特に怪我をさせる事。
指導者の責任範疇は、自宅から稽古場に向かい、稽古して自宅に帰るまで。
稽古中の怪我はもちろん、往復の交通事故に対しても責任があると。

指導者に過失が無くても責任を問われ、訴訟問題に発展する事もあります。
指導者は細心の注意を払い、子供達を守らねばなりません。

法で定められている体罰禁止を犯す事は出来ないのです。
講習会終了後、講師のある先生と体罰の事を少し話しました。
ストーブの件です。
ストーブに触ろうとした子供を守ろうとした親であっても体罰でありやってならないとの事。
1回火傷させたら良いでしょと言われました。
私としましては少々の火傷は経験させても良いと思いますが、命を落とすような場面があったら
体罰がどうのこうのではなく叩いてでも教えます。
火傷させたら良いでしょの言葉には反発があります。
会話した先生は私の気持ちを分かっていると思いましたが、公の指導員としてそう言わざるを
得ないくらい体罰は駄目なのです。

ナイフの例は良くわかりますが、剣道の会でナイフを使わせたとします。
社会常識がありますので少々の切り傷覚悟で実施したとします。
しかし、目を放した隙に神経を切るほどの怪我をしたら訴訟問題になりかねません。
自分でやった事とは言え、その機会を与えた団体の指導者に責任が発生します。

ベテランの指導員である講師がこんなお話をしました。
私達の子供時代は学校の先生に殴られ、親に報告すると更に親に殴られました。
しかし、何も不満に思わなかった。
しかし、現在は通用しないのだと。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.89 )
日時: 2014/01/31 00:08:08
名前: 親馬鹿一刀流 

途中で切れてしまいました。
追記です。

自分の剣道観を含め長々書きました。
これで答えになりますでしょうか?


私の考えにご意見を頂いた皆様へ
せっかくのご意見に対し、ご返事できず申し訳ありません。
私の剣道観は当面変えられません。
しかし、先に色々書きましたとおり、訴訟問題が発生した場合の事も考えています。
考えるという表現よりも覚悟しなければならない。の方が良いでしょうか。
子供達に肉体的にも精神的にも傷を与える事は考えていません。
裁判沙汰は正直怖いです。

>子供達をひっくり返したり壁に押し付けたり押さえ込んだり、振り回す事

私としては、稽古中、試合中にひっくり返って怪我をされる事の方が怖いです。
地域の練成会などに引率していて、他所の先生との稽古中に怪我をしたら私の責任です。
事前に訓練できる所は訓練したいです。

なんだか自分の保身の事ばかり書いているようですが、子供達に怪我をさせてはならないとの思いが強く有ります。

長文に及んだ割には中身のない内容になってしまいました。
これで終わります。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.90 )
日時: 2014/01/31 00:48:15
名前: 昔剣士 

当然体当たりについては、試合で認められています。

やり方、受け方を教える事は体罰ではありませんが、
無暗に押すといことは反則ですし、稽古でも度を越すと体罰です。

私は、体当たりされた時に如何に受け流し、態勢を崩
さないで次の動作に入れるかを教えます。

刀と刀の勝負ですと態勢を崩された瞬間に切られてしまいます。

「正しき姿勢で」とはそういう事だと理解していま
す。

転ぶ瞬間の受け身も知っていて損はありませんが、
剣道ではその前に転ばぬようにする事を教えるのが重
要だと思います。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.91 )
日時: 2014/01/31 00:56:48
名前: いもむし 

剣道で大事なことは、対人に対する強さということよりも、まずは己の弱さに勝つこと。これを小中学生に指導することが大事と考えています。

 相手を前にして下がることなく、相手の打突をよけることなく、まっすぐ面、小手、胴を打つことがどれほど困難なことかわかると思います。

 まずは、そこからだと思いますがこの辺も稽古で「子供達をひっくり返したり壁に押し付けたり押さえ込んだり、振り回す事」は必要ないものと思います。
 私も子供を壁まで追い込むことがありますが、それは攻め込んで追い込みます。後ろに下がっていることを自覚させるためです。

 剣道で大事なことは合気です。荒っぽい稽古では子供に相手と対立することを植え付けることにもなりかねません。

 剣道は剣術を利用しながら学ぶものですが、決して対決することを学んでいるのではないと思います。
 面打ちを見ても剣術としては中途半端です。必殺の技とはなっていません。必殺が目的であれば面を打突後に必殺の剣さばきがあって一本となるはずです。

 現代剣道がそうなっていないのは、技前を重視するからだと理解しています。いわゆる「勝って打つ」ということです。打つ前に勝つのが大事で、そこを学ぶのですから必殺の剣はいらないと思っています。

 それと、日本剣道形で表現されるところの理合、意味ももっと浸透させるべきとおもいます。1本目、2本目、3本目の順番の意味、何を表現しているか。特に3本目、6本目、小太刀3本目が何を表現しているのかが重要と思います。ここら辺が剣道で学ぶ最も大事なところだと思います。

 ちょっとわかりづらい書き方になりましたが、子供にとっては避けたり、逃げたりすることなく面、小手、胴を満足に打てるようになること。これだけで十分なのだと思います。それ以外は余計なことだと思います。

 体罰とはちょっとずれた書き込みになりましたが、この辺を理解できれば体罰なんて減るのかなと思いました。 






メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.92 )
日時: 2014/01/31 20:38:06
名前: 道心 

今まで様付けで返信してまいりましたが、どうしてもかしこまってしまうので、さん付けで返したいと思います。不遜な態度をとりたいわけではないので、ご容赦ください。

To昔剣士さん

仕事の都合で返信が遅くなりました。
私が考えますに、そういう場合は日常的でなく特殊な
事たど思います。

体罰に関しても、緊急避難的な事例については適切に
処置するように文科省のHPにも書いてありますよね


それを超えるような事例でもあるのでしょうか?

大部分は適切に措置できると思っているのですが如何
でしょう。

特殊な事例を盾にして「だから体罰は必要」というの
は体罰でしか指導できない指導者の逃げだと思えるの
ですが?

日常的には必要ないでしょう。


おっしゃるとおり、特殊な状況だと思います。
だみ声さんとのやり取りを見ていても感じましたが、体罰肯定者の中には、実際に行使していない方も多いのではと気づきました。
手を上げざる状況を作らない指導を模索したいと思います。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.93 )
日時: 2014/01/31 20:44:13
名前: 道心 

toだみ声さん

以前書かれていた父親と娘について返信です。

父親が娘に平手打ちをするのは体罰だとは思いませんが、そこにいたるまでの状況で意味合いが変わってくると思います。

たとえば父親が娘に無関心で、娘が悪くなってから怒るのでは、父親の教育が悪かったからとなってしまいます。
夜中に帰ってくるような娘に育てなければ、平手打ちは回避できたのではないでしょうか。
メンテ
Re: 体罰についてどう思いますか? ( No.94 )
日時: 2014/02/01 00:41:04
名前: だみ声  < >

親馬鹿一刀流さん
暴力は絶対反対ですが、体罰は暴力に混同されやすいけれども、決して同じではないという考え
から、両者に明確なボーダーラインはないけれど、体罰はそれを行使して教育に利用することま
では、禁止しないほうがいい、という立場で僕は自分の指導方針を主張しております。

この主張は、学校教育のルールでは「両方やるな」なので、やれば「違法」となります。
しかし常時くまなく指導の中で体罰を与えながらやっているわけではなく、先にも書いたとおり、
記憶にないのも含めてもせいぜい2年に1回のようです。

しかも一般論としては、「違反だ」というレベルでもないだろうという感覚でおりますし、幸いに
もこれが問題化した事実もありません。
あとはもう少し時間を頂いて書かせていただこうと思います。


さて、道心さん
>父親が娘に平手打ちをするのは体罰(=暴力)だとは思いませんが
    但しこの時「愛されている」と感じさせるには、『この親子の歴史がどうだったか?』、が
    重要です、と書いた通りなのです。

僕の家庭での親子の雑談(団欒)の中で、いずれ家を出て行く子供たちに話してきた「たとえ話」
の一つが、この内容だったのです。 以下の様な事です。
 いずれ子供たちは、大学生になると、家を出て一人暮らしすると思う。 その訓練のためにも、
今から家を出たあとの自分が、ひとり歩きできるようになっておきなさい。 基本的には、「こん
なことをしたら、周囲の人は悲しむのか、喜ぶのかを考えなさい」そして「悲しむことはしない
で下さい」という会話でした。

次にその訓練のためには、我が家の子供には高校生になったら「門限」はありません。 いくら
遅くなっても文句は言いませんが、「何をして遅くなるのか、今どこにいるのか」あるいは「帰宅
は何時になるのか」の連絡だけは必ず入れておきなさい。と言い、そうでなければ、お父さんは
心配のあまり、寝ることもできないし、帰ってきた時は「ぶっ叩く」ことになるだろう。という
会話をしておりました。

幸いなことにこの方針で、3人の子供たちは事故もなく既に成人し、長女と長男は独自に結婚相
手を見つけ、それぞれ生活を築いております。 次女もこの2月8日に、彼氏の両親と僕らとの
「親子同士の6者対面」の場を設けてくれております。
長女においては、国内で短大を卒業したのですが、そのあとアメリカ留学したいと言い出し、2
年のつもりで送り出したのですが、結局6年間の留学になり、アメリカの大学を卒業後帰国し、
英語力を活かして、それなりに仕事にもつくことができました。

ちょうど留学の時期は、ハロウィン変装で服部君という留学生がピストルで打たれた事故の頃で
したので「危険な国(銃社会)へ行かせなくても…」とも言われました。
この時僕が思ったのは、アメリカで銃で打たれる確率と、文明社会で交通事故に会う確率と比べ
れば交通事故の方がはるかに高いではないかと考えれば、「行きたいところへ行かせよう」となり
ました。
青い目、あるいは黒人の彼氏を連れてくることも考えましたし、否定してはいけないとも思いま
したし、本人にも言いましたが、長女が選んだのは(おこがましいですね。選んで頂けたのは)、
帰国後の職場で気の合った男性でした。 決してイケメンではありませんし、身長も娘より低い
ですが、親として「娘は見る目がある」と思える男性です。

我が家の裏話になってしまいましたが、今回の話題の「体罰」に関する僕の見解を知っていただ
きたく、一例となった「娘を叩く父親」の背景を書かせていただきました。
メンテ

Page: 1 | 2 | 3 |

Subject 入力禁止
Title 入力禁止
Theme 入力禁止
題名 スレッドをトップへソート
名前
E-Mail
URL
URL
コメント中には上記URLと同じURLを書き込まないで下さい
パスワード (記事メンテ時に使用)
コメント

クッキー保存