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オジンと中学生５ 日時： 2012/09/03 00:49:30 名前： だみ声  < > テーマを絞る意味もあって、第４のテーマがいささか尻切れトンボですが、新しくシリーズ５としまし た。　お読みいただく方は多いようなのですが、ご意見をいただく回数が少ないと感じております。 是非お読みになった後、「思う所」がおありの方々、特に僕が気付かずにいる面等の、厳しいご指摘など いただけると僕自身の指導の幅を広げる道につながるのではないかと思います。 虫の良い書き方ですが、そう言うご意見もまじえてお互いの指導の幅と深さを増加する事が出来ればい いのではないかと思いますので、大勢の方の、ご意見の書き込みをお願いしたいです。 このたびシリーズ第５としたのは以下の理由によります。 中体連が終わり、３年生が抜けていわゆる「新体制」となって夏休みが済みました。　新体制もフル稼 働する時期になっています。 このまま行くのなら継続もいいのですが、区切りをつけたい事態もあり、それを主テーマにしたかった のです。 叉しても「おさぼり」の発生です。　これも指導力によるのかもしれないのですが、恥をしのびつつ状 況説明します。 対象者は５人いる２年生女子の一名です。　仮にＣ子とします。 小学生のころから少林寺拳法を習っています。　初段を受ける時期になっているようです。（少林寺拳法 の段位制度がどうなっているのか分からないのですが、とにかく格闘技「掛け持ち」状態です） 剣道部に入ったきっかけは、部活に少林寺拳法がないので、新入生の時、部活見学した時、カッコ良か ったので「剣道にした」と言う子です。（柔道も隣でやっているのに、なぜか剣道を選びました） １年生の間に順調に２級合格、１級合格しておりました。　そして２年生の６月の初段審査で女子初心 者４名で受けた内の不合格者2名の一人です。 初段受ける前から、おさぼり状態が始まりました。　理由は「怪我」でドクターストップがあるとか、 通院のため休むとかでした。　怪我の原因はほとんどが少林寺拳法の稽古によるものでした。 そして剣道ノートに書いて来る内容は「少林寺拳法大好き」というもので、少なくとも剣道も頑張ると 言う内容は昨年暮れ以来なくなっておりましたし、ノート提出も今年３月以来ありません。 夏休みの稽古も１２回中、わずかに２回の参加でしょうか、これでは上達する訳がありません。 少しハッパかけようとして、掛り稽古や地稽古で僕が指名すると逃げはしませんが、真剣にかかって来 ません、打突力も弱いので強くするよう言っても改善なしです。 １０月上旬に段審査があり、地元剣道連盟の主催で今日、事前講習会がありました。　防災訓練の日で もあり、学校側と交渉して、次回審査を受ける者は、講習会優先という事にしたのですが、今日は何や ら病院の関係とかいうメールを友達に送って、講習会場には現れませんでした。 講習会の位置付けについても、親にどのように講習会の事を伝えているのかも今の所不明です。 たぶん親にも講習会の事を話していないのではないかと思いますし、地元町内会としては防災訓練参加 と言えばサボりはカモフラージュされます。 これで先の審査で不合格だった時も、「私は他の子とどこが違うの？」と言ったそうなので、不合格だっ た事が不満であるも、自分のどこが良くないのかが分かっていないと言う感じです。 しかもこの審査時の動きもビデオが撮ってあり、DVDにして全員に渡してもあるのです。 僕の見立ては、打突力が弱い、技が小さい、声が出ていない、大きく踏み込んでいない等、すぐ直りそ な部分なのです。（少林寺拳法の稽古で、「動き所」は悪くない） 今日の講習会に参加しなかった理由はまだ本人確認していませんが、どのように修正させていけるのか 全く先が見えません。 Hideさんのおっしゃる　　「You can take a horse (C子)to water. But you can not make her drink.」 状態です。　 先の中体連では、それでも2年生選手として個人戦に出場し、２勝しています。（相手が初心者１年生 でしたが…　成功体験も、とりあえずあります。） お手上げ状態の僕に、何か名案は有りませんか？

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Re: オジンと中学生５ ( No.1 ) 日時： 2012/09/03 07:14:20 名前： Hide.◆vm9xYr4tCqk  < > 参照： 管理人のHide.です。 う〜ん、剣道以外に熱中するものがあるっていう状態ならば、なんか「仕方がないのかな ぁ」という感じが致します(>_<) それが、遊び系のことでしたら別ですが、本人が小学校時代から取り組んでいる競技なら ば、やむを得ないように思えます。 たとえば、逆のことを考えてみますれば、学校に剣道部がなくてバスケットボール部に入 った教え子がいるとします。その子が、バスケに興味が持てず剣道には熱心に通ってくる…。 こういう状況だったとき、私ら剣道指導者はどう考えるでしょうか(^^ゞ 「部活に迷惑がかかるから退部して剣道を一生懸命やってみたらどうだ」なんてアドバイ スしやしませんか(^_^ メ) とりあえずは本人を呼んで、「このままでは、審査でまた悔しい思いをすることになる可 能性が高いということ」などを、「サボる」ということに絡めて詰問口調にならぬよう気 をつけつつ「諭してみる」っていうのがベストの対応ですかねぇ…。 Re: オジンと中学生５ ( No.2 ) 日時： 2012/09/05 00:00:19 名前： だみ声  < > Hideさんのコメントをいただいて、「やはりそんなものかなぁー」と思っておりました。 実は、このスレッドを立ち上げた翌日の９月３日に、僕の危惧する点を書いた手紙をご両親にお送りし てありました。 内容は、ちゃんと参加優先の筋道付けた今回の講習会に「検査通院」を理由に欠席したご両親の認識は どう言う物なのか？ という点まで踏み込みました。　何しろ前回不合格だったのですから… 更に今日の部活時には、Ｃ子本人から「母からです」というメモを渡されました。　それには検査通院 のため、日曜日の講習会は参加できません。　今後とも指導よろしく（母）。　となっていました。 事後報告のようですが、親がそう思っているのなら仕方ないか…　とあきらめに似た気持ちでいました。 ところが今夜８：５０Ｃ子の父親から電話がありました。　「娘の話と先生の手紙の認識が異なってい る！！　けしからん！」「内の子はそんなにサボリではない！」という口調でもありました。 電話で済む話じゃないと思いましたので、「今からお宅へ伺います」と言って、すぐ出かけました。 車で２０分程度の少し山の中です。（通学通勤バスが、日に5往復と言う環境です。） 以前やはりさぼり傾向にあった時、一度訪問していたので、家には迷わず行けました。 聞けばこのお父さん、かなりな「体育会系」の方で、高校時代テニスで全国32位と言うアスリートな のです。 いわく、前回の事もあり、「内の子がさぼる事はきつく戒めています」、更に「嘘の理由付け」などスポ ーツマンらしからぬ事はさせない。　それは「周囲に対して最も失礼なことだ」と教えているとの事で した。 確かにいくつかの認識違いや把握の違いがあったので、その点は双方説明をし合って了解できました。 でも講習会はサボらせたわけではなく、「防災訓練に出るのでいいと娘から説明されている」との事でし た。　前回審査前の５月の講習会には出ているから、との事でした。 恐る恐る、今日受け取ったメモを見せました。　（既に今年度中学生の部活ファイルにとじ込んでいま した。） 母親がすぐ「私は書いていない」といい、父親にも見せました。　Ｃ子は、うつむいたままです。 父親が「これは嘘だな！」とＣ子に詰め寄りました。　母親も言葉がありませんでした。 結果としてＣ子は自作自演で有ることを白状し、僕にも謝りました。　　ご両親も神妙にして下さいま した。 でも僕が思うのは、僕はＣ子がこういう行動に出た心理には、やはり僕に対する反感、反抗だと思いま す。　指導者としてこう言う事態にならない指導方法が僕には欠けているのでしょう。　多いに反省す る部分です。　　という内容の事を伝えて、お宅を辞したのです。　この間ほぼ１時間でした。 分かれぎわ、お父さんに小声で「Ｃ子は十分分かった筈です。　後はお手柔らかに…」とだけ言い残し てきました。 明日、水曜日の部活は有りません。　木曜日、どんな顔して彼女に接触すればいいのでしょう？　 普段通りの何もなかった時と同じでいいと思いますが、はたして「平常心」でおれるのでしょうか？ さらに、部活に来ないなんて事になったらどうしましょう？　あり得ない事でもないだけに想定しておかねばなりません。 Re: オジンと中学生５ ( No.3 ) 日時： 2012/09/05 07:51:12 名前： Hide.◆vm9xYr4tCqk  < > 参照： To だみ声さん そうですか、それは大変なことでしたねぇ。 でも、C子ちゃんには辛いことだったでしょうが、親をごまかすという悪い芽を早く摘む ことができたのは「よかった」と考えるようにしましょう。 稽古は…もちろん平常心です。 彼女にもほかの生徒と同じように接してあげてください。 それが大人の対応でしょう。 ま、一声かける機会があるなら、小声で「気持ちを新たに頑張ろうな」くらいはOKだと思 いますが 出てこなかったら…それはそのとき考えましょ(^_^ メ) でも、再度親御さんと話し合いかな。 C子ちゃん抜きでね。 Re: オジンと中学生５ ( No.4 ) 日時： 2012/09/06 18:54:14 名前： だみ声  < > 今日の部活内容を報告します。 Ｃ子は普通に部活に現れました。　姿を見て、まずは「ホッとした」のが正直な気持ちです。 でも…　正直「平常心」のレベルで論ずるなら、今回彼女の方が上手でした。 つまり、僕は彼女が現れるか否かが、最初の心配ごとだったのですが、彼女はそれこそごく普通に剣 道場に現れました。　そして僕にも普段と変わらぬ挨拶をし、普段通りの振る舞いをしました。 いわゆる悪びれた様子も、気恥かしさも全く感じさせない感じでした。　「一本取られた」感じです。 帰宅しながら考えたのですが、幼い中学生の顔をしていますが、案外したたかな根性もあるのではない でしょうか？ 大人でいえば「厚顔無恥」的なものでしょうか、逆に大人を手玉にとって、あれだけの「トリック」を 使ったのだから、かなりな「したたか者」という印象を持ちました。 家庭的にも体育会系のご両親なので、今後同じような問題は起こさないとは思うのですが、別の手法も 出てこないとは限らないとも感じております。 まずは次回の初段審査合格に向けて、指導を続けて行くつもりですが、現時点では今日のＣ子のしたた かさに「驚き」を隠しきれない僕です。

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