Re: 二拍子の打ち ( No.1 ) |
- 日時: 2011/09/14 19:51:51
- 名前: 義
- M.Suzukiさん
始めまして福岡で同じく中学の外部指導員をしています義と申します。
私の場合ですが、経験者も初心者も同様に練習前のアップ(自主練) に取り入れているのが、左手が上げる!右手で押す(投げる)! を理解させた上で、右手を開いて(パーの状態)鍔の上に乗せて構え、 左手で上げて右手で押し面を打つ練習を取り入れています。 (この時二人組みで片方が竹刀を面の位置に持ち、片方がその竹刀を打つ) その時注意するのは ・左手で上げる時に構えた時の手首の角度を維持したまま上げる! ・打突時に左手指三本(小指から中指)を締めると同時に投げた右手で 跳ね上がってくる竹刀を止める!です。 これをやると各自の力量で速さの差は出ますがゆっくりでも一拍子になります。 この延長線上に面を付けての基本稽古でレベルを上げて行く事になりますが、 未だ右手で上げる癖のある子は、面を外させ打ち込み台で上記の練習をさせています。
あくまで我流ですので、ご参考まで -☆
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Re: 二拍子の打ち ( No.2 ) |
- 日時: 2011/09/14 21:49:18
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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>
- 参照: http://ichinikai.com
- 管理人のHide.です。
義さんとほぼ同じなのですが、右手で振りかぶろうとすると、振りかぶりそのものも曲が りやすいですし、振りかぶりから振り下ろしに転じるところで、ブランクができてしまい、 いわゆる「二拍子」になりやすいですね(>_<)
あとは、足の使い方かな。 「振りかぶって一歩、振り下ろしで一歩」というように足を使ってしまうと、完全に二拍 子になってしまいます。
足を継いだり送ったりしないで打てるようにすることも「二拍子解消法」につながると考 えます
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Re: 二拍子の打ち ( No.3 ) |
- 日時: 2011/09/14 22:04:58
- 名前: 義
- Hide.さん
なる程!足もその通りですね。 意識してませんでした。 早速土曜日チェックしてみます。
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Re: 二拍子の打ち ( No.4 ) |
- 日時: 2011/09/14 23:34:32
- 名前: G流剣士
- 8流剣士と申します。
実際に見ていないので、何とも言えませんが、 義さんが、おっしゃるような、振りかぶりの手首の使い方に問題があるとも思いますし、 また、Hide.さんがおっしゃるような、二足一刀の打ちになっているとも思われます。
今まで、私が指導してきた実感と経験で話をしますが、その子の構えた時の重心の位置は どうでしょうか?想像ですが、右足重心になっているように思います。 二拍子の打ちの原因が、振りかぶり方なのか、足の使い方(重心移動も含めて)なのか、 分かりませんが、どちらにせよ、体の左側の意識が足りていない部分が大きいと思われ ます。
その為にはまず、構えでの左足重心という意識、感覚をもう一度指導されてみては、 いかがでしょうか? おそらく、その感覚を本人が修得すれば、おのずと左半身、左手にも意識がいくと 思われます。そうすれば、自ずと全体の調和が取れてくると思われます。
もちろん、剣道は体の左側の意識だけでは、ありませんが、初歩の段階で身につけ なくてはならない重要な要素だと私は思います。
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Re: 二拍子の打ち ( No.5 ) |
- 日時: 2011/09/16 10:05:57
- 名前: M. Suzuki
- 返信が遅れ申し訳ありません。
皆さんのコメントありがとうございました。
>右手で振りかぶろうと >足の使い方 >右足重心
二拍子には上記の3つの要因があると理解できました。 その子の場合、多分主な原因は右手での振りかぶりと思いますが、残りの2点も注意して見てみます。
義さん指導方法を一度試してみます。 他の生徒にもいい稽古になると思います。 やっかいなのは、二拍子でも試合に勝ててしまうことです。しかし、強い相手には通用しなくなり、昇段審査でもマイナスになることは明らかです。 以前、Hideさんが「手癖3年」って書かれていたと思いますが、本人に直そうという意識をしっかり植え付けないと・・・・
義さんの稽古方法と、残り2点を意識して指導に当たりたいと思います。 ご教授ありがとうございました。
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Re: 二拍子の打ち ( No.6 ) |
- 日時: 2011/09/17 09:08:52
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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>
- 参照: http://ichinikai.com
- To M.Suzukiさん
少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。
そうですね、「今勝てるからいいや」と放置してしまうのはよくありませんね。 目先の勝ちにとらわれすぎることなく、少しでもいい方向に修正していってあげることが 指導者の勤めと考えます。
がんばってくださいねp(^-^)q
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