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真っ直ぐで大きく強い面打ちを身につけさせるためには
日時: 2011/07/30 09:48:53
名前: いりみつ 

 ここに書き込みにするのは本当に久しぶりです。
とある高校の剣道部の顧問をしていたときに皆様からアドバイスをいただいていました。今は勤務校が変わり、3段を取得した後、再び剣道部の顧問監督になりました。剣道は大人になってから始めました。

 私の高校の剣道部はなかなか試合に勝つことが出来なくて苦しんでいます。稽古はしっかりしているのですが、面打ちに勢いが無く、お互いに面で打ち合っても打ち勝っていくことが出来ません。

 私はその原因を面打ちの弱さにあると考えました。そこで、面打ちを基礎から見直していくことを考えました。具体的には大きな打ちを一足一刀の間合いからさせることを徹底させようとしたのです。そこで
すべての打突について、左手を額の位置まで上げて打ち込むように指導しました。切り返しはもちろん、正面打ち、小手打ち、胴打ち、小手面打ちすべて速度は多少落ちてもかまわないから左手を額まで上げろ、と。

 そのように指導をしたら、部員は通常の稽古の切り返しをしただけで、休憩を入れてほしいと行ってきました。手を挙げて打たせればつらくなることはわかっていたので認めました。

 その後も左手を挙げて打つように指導しました。
そうしたら、稽古の後生徒がやってきて、
「左手上げて稽古をすることの意味がわからない」
と抗議しに来ました。
「おおきく真っ直ぐ強い打ちをするためだ」と入っても理解してもらえません。

 勢いの強い打ちを出来るようにするためにはどのようにアドバイスしたらいいでしょう。左手を挙げて撃つことをさせることが正しいと私は思っているのですが、実際はいかがなのでしょうか。

 もし、何かいいアドバイスの方法、あるいはいい指導の方向性、あるいは私の指導方針の是非についてご教授いただけたらと思います。

 このような質問は、指導者としては恥ずかしいものだとは思いますが、よろしくお願いします。
メンテ

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Re: 真っ直ぐで大きく強い面打ちを身につけさせるためには ( No.1 )
日時: 2011/07/30 10:27:17
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

管理人のHide.です。

そうですねぇ。基本としては、まず、「大きく強く正しく打つ」が大前提です。
切返しや打ち込みは、いりみつさんがおやりになっているようにおこなって問題はありま
せん。

でも、部員からそういう意見が出るのでしたら、小さく打つ打ち込みも取り入れてみては
いかがですか。
「大きく打った時と同じ打突力を保ちながら、なおかつ、スピーディにやってみよう」
という感じです


剣道の強豪選手は、竹刀がよく振れています。
小さく速く打っているように見えますが、実は、けっこうしっかり振っているんです。
しかし振りが早いため、小さく打っているように見えるんですね

そこのところを、ビデオやDVDのスローをみせながら、よくよく説明してあげるといいで
しょうd(^-^)!
メンテ
Re: 真っ直ぐで大きく強い面打ちを身につけさせるためには ( No.2 )
日時: 2011/07/30 21:36:18
名前: いりみつ 

おへんじありがとうございます。
僕は実は、左手を上げて振ることができないのではなく、ただきついから嫌がっているだけではないかとも思っているのです。
だとしたら、妥協しては生徒のためにはならないともおもっています。
そう思うのは身勝手なだけなのでしょうか。
今、僕は部の稽古には顔を出さず、彼らの指導はしていません。
メンテ
Re: 真っ直ぐで大きく強い面打ちを身につけさせるためには ( No.3 )
日時: 2011/07/30 22:32:50
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

>僕は実は、左手を上げて振ることができないのではなく、ただきついから嫌がっている
>だけではないかとも思っているのです。
>だとしたら、妥協しては生徒のためにはならないともおもっています。

たとえそう思ったとしても、彼らの言い分も認めて「じゃぁ、小さくより速いテンポの打
ち込みもやってみようか」で、た〜〜くさんやらせちゃえば済んじゃうと思いますけどね
ぇ(笑)


>今、僕は部の稽古には顔を出さず、彼らの指導はしていません。

ん、なぜですか?
メンテ
Re: 真っ直ぐで大きく強い面打ちを身につけさせるためには ( No.4 )
日時: 2011/07/31 05:56:57
名前: いりみつ 

 書き込み、ありがとうございます。
 今僕が見ている剣道部には、顧問が二人と
そのほかに7段の外部指導員が来ています。
 7段の外部指導員の方も、もう一人の顧問の方も
真剣に部のことを考えてくださる方でみんなで
部の指導に当たっています。
 実は、僕と外部指導員の方の剣道に対する指導方針がずれています。僕は一足一投の間合いから大きく
打ち込んでいく剣道を部員にさせていこうと考えています。外部指導員の方は剣先を利かせて相手の打ちを
突き垂、水月で制して技の尽きたところを狙え、
また、近間から打ちを返して撃て、相手の竹刀を払って撃てと指導しています。
 僕はどちらも正しい剣道だと思っています。しかし、生徒には混乱があります。どっちの剣道を
主眼に置いて考えていくのかわからないようです。
僕は両方を臨機応変にすればいいだけのような気がしています。
 僕は生徒に、部の監督として一足一投の間合いからのうちを部の剣道の主方針にすると言いました。
それが納得できないようなのです。
 もう一人の顧問と相談をして、監督の言うことを聞けないなら指導はしないようにしようと決めたのです。だから僕は今彼らの指導はしていません。しかし、外部指導員の方は来てくださっています。彼らは
大きく撃つことをしなくてすむと考えているだけのようで、ぼくがいかないことにはあまり効果がないようです。
 以前は彼らと防具を着けて剣道をするのは結構つらいことでした。しかし今、彼らと剣道をしないことの方が精神的につらいです。不思議なものですね。
メンテ
Re: 真っ直ぐで大きく強い面打ちを身につけさせるためには ( No.5 )
日時: 2011/07/31 07:32:12
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

あまりいい状態ではありませんね。

顧問であり監督であるならば、部の一番要となるのがいりみつさんなのではありませんか。
外部指導員やもう一人の顧問とも良くお話し合いになられて、部員が混乱しないように稽
古方針やメニューを決定していく責務があると思うのですが(-_-)
メンテ
Re: 真っ直ぐで大きく強い面打ちを身につけさせるためには ( No.6 )
日時: 2011/07/31 15:45:31
名前: いりみつ 

お返事ありがとうございます。

>外部指導員やもう一人の顧問とも良くお話し合いになられて、部員が混乱しないように稽
古方針やメニューを決定していく責務があると思うのですが(-_-)

その通りだと思います。
最近、失うものが多すぎて少しナーバスになっています。

外部指導員は地元の市の剣道連盟の副会長でもあります。7段の方で人間的にも素晴らしい方です。僕自身も剣道の稽古をつけてもらう立場です。

しかし、監督・顧問としての考えを話し合いたいと思います。どうなるかはわかりません。僕が監督を下りることになるのか、指導員の方に折れてもらうことになるのか、みんなで共通認識をもってやっていけるのか。
こころをつよくやっていきたいとおもいます。
メンテ
Re: 真っ直ぐで大きく強い面打ちを身につけさせるためには ( No.7 )
日時: 2011/07/31 16:27:37
名前: 親馬鹿一刀流 

いりみつさん

私は小学生中学生を対象にした剣友会で指導しています。
私も切り返し、基本打ちは額まで上げさせています。

稽古内容についてはHide.さんと同意見で、大きくと小さくを両方教えたら良いと思います。
またある期間、何月までは大きな打ち中心、その後は小さな技の稽古を増やすから今は頑張れとか言うの
もありでは。
対象は高校生ですよね。きちんと説明すれば理解してくれると思うのですが。

私は、トレーニングの稽古と技の稽古を切り分けて指導していまして、ご参考になればと思い書き込みします。

打ちが弱い子、冴えがない子にこんな説明をしています(というか全員ですが)。
上段の選手は、多少は構えの高さに違いはあっても、剣道形の上段の構えから打つだろう。
肩の回転、肘、手首の伸ばし、指の締めを同調させて打つ。
そして実際に片手小手を打たせ、諸手で面を打たせ、これが基本形として切り返し、面打ち、小手
面、小手面胴胴などを、送り足、踏み込み足でやらせたりします。
また、ワザと肘を伸ばしきった状態で手首のみ、肘の曲げ伸ばしのみ、肩の回転のみで面を打って見せ
、小さく打っても全部使っている事を説明し、効率よく覚えるには上段の形からの切り返しが重要であると。
そして、トレーニングのために、左手が頭の上、竹刀が水平になるまで振り上げろと教えています。

小さな振りの打ちは、中段の構えの手の形を変えずに左手を口元まで上げて構えてから、肘の伸ばし、
手首の返し、手の内の冴えを意識させて、良い音が出るように打てと。
それから細かい技の稽古です。
また、中心を割る面、切り落としの見本を見せて、速さ以外に中心を取る事、打ち切る事の重要性も
教えています。

因みに、強豪と言われる高校に進学して卒業したOBが時々、稽古に来てくれるのですが、中学時代に
癖があって自分がなかなか出来なかった上段からの切り返しをするように後輩に教えてくれています。
高校で鍛えられて大きく振る事の重要性が分かったようです。

外部指導員の先生の件
素直にご相談されれば、いりみつさんの方針は理解してもらえると思います。
子供達にとって良い方向に向かうように頑張ってください。
メンテ
Re: 真っ直ぐで大きく強い面打ちを身につけさせるためには ( No.8 )
日時: 2011/08/01 09:47:43
名前: ずんべらぼん 

いりみつ様

私は素振りのごとく大きく振りかぶる動作は、実際
には(小手抜き面、打ち落とし等には使いますが)、
使用頻度としては割合的に少ないと感じ、
素振りは何故大きく振るのかの根拠を考えてみ
た事がありました。

現在の私の結論としましては、背中に壁を作るために素振りや大きな基本打ちは必要不可欠ということ
ではないかと思っております。

背中は非常に重要です。
構えも、攻めも、打ちの冴えも背中が緩んでは
あり得ないと思っております。

小さい早い打ちだけやっていては背中の壁は作れないと思い、
素振りや基本は、足、腰、背中を意識して稽古しております。

まだまだ目標にはほど遠いですが・・・

その上で、実践的な技として
手首を有効に使えるよう
小さく早い打ちの稽古もしております。

メンテ

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