Re: 手の内の評価 ( No.1 ) |
- 日時: 2011/06/16 23:29:50
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照: http://ichinikai.com
- 管理人のHide.です。
えっとぉ、構えを見たとき「正しい握りかどうか」ってわかりませんかぁ?(>_<)
もちろん打たせてみればよくわかります。 その中でも一番顕著にでるのは、切返し(左右面)でしょうかねぇ
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Re: 手の内の評価 ( No.2 ) |
- 日時: 2011/06/17 08:04:47
- 名前: auto-off
- Hide.さんありがとうございます。
実はよくわからないのです。小指・薬指が効いているか、人差し指は力を入れすぎていないかなど、細かい部分での評価がしづらいのです。「打ったときに打ち手で小指を締めろよ」と声かけしますが、できているかどうかは本人任せ的なところがあったんです。ちょっと「できないものだ」という先入観があったのかもしれません。次の稽古で注意深くみてみますね。
あと具体的な稽古として、切り返しを挙げてくれてたんですが、やっぱり一本ずつ全員の打ちを確認するようにしていくんですね。具体的な評価のポイントなどご教授くださいませんでしょうか?よろしくお願いします。
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Re: 手の内の評価 ( No.3 ) |
- 日時: 2011/06/17 09:23:55
- 名前: ずんべらぼん
- 私も見たり、元に立って打たせて確認します。
手の内が悪ければ、やはり振りがどこかおかしいものです。
指導は、子供の腕を竹刀に見立てて私が握ってやります。 どういう力加減で握っているか伝えやすいと思います。
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Re: 手の内の評価 ( No.4 ) |
- 日時: 2011/06/17 09:44:27
- 名前: auto-off
- ずんべらぼんさん、ありがとうございます。
総合的な内容で理解させていくというのは、わかっているのですが・・・。今回は、視覚的な評価ができないものかと思いまして質問させていただきました。鉄砲を打つ形だとか、握手の形だとかいろんな表現があるかと思います。握りの形が小手をつけたままで評価しづらいのではと思った次第です。Hide.さん・ずんべらぼんさんのおっしゃるとおり、もっとよく観察してみることにします。
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Re: 手の内の評価 ( No.5 ) |
- 日時: 2011/06/17 23:47:08
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照: http://ichinikai.com
- To auto-offさん
う〜ん、構えを見れば、ほとんどのことがわかりますけどねぇ。 ま、振らせてみて初めて気がつくこともありますが(^_^ メ)
ボクは、必ず子どもの元立ちをします。 横から見ているのと、正面にいて打たせているのとでは、また、見え方も違います。 とくに、左拳のズレは、真正面から見ている方がよくわかりますねd(^-^)!
切返しも、 ●左右面の切返し、 ●左右胴の切返し ●竹刀受けの切返し といろいろやらせてみますと、手の内の良い悪いは如実に現れますよ 〜☆
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Re: 手の内の評価 ( No.6 ) |
- 日時: 2011/06/19 00:18:10
- 名前: 親馬鹿一刀流
- auto-offさん
>実際に小手に隠れてみえていない握りや、手の内を評価するのに最適な方法などが、ありましたらご教授くださいませんでしょうか? 私の経験上の事を書かせていただきます。 簡単に言うと構えを見ただけである程度分かります。 それと打ち方。 具体的に書きます。 ・横握り:これは小手を着けていても分かりますね。 ・ぐー握り:これも見ただけで分かるはずです。 ・手元下げぐー握り:ぐー握りすると剣先が高くなります。それを補正するために肘を伸ばして手元を下げるケース。 ・ぐー握り肘曲げ前傾:右手の引き上げの意識が強い子。右手ぐー握りで右手引きあげの意識が強い子。 ・中指握り左小指開き右手引っ張り振り上げ:左手の小指をしっかり握れない子のパターン。 ・右手主導ぐー握り肘伸ばし構え:右手で竹刀を保持して左手の伸ばし曲げで打つケース。 ・打突時左手横握り左手浮き打ち:打った瞬間左手を逃がして打つタイプ。 ・その他もろもろ
書ききれないのでこの辺で止めます。
auto-offさんの理想の握り、構えはどんな形でしょう? ちなみに私は宮元武蔵の小指薬指を締める心持で小指半がけです。 私の師匠はいつかHide.さんが話していた握り方と同じで母子球を使って挟む握り方。 私はこの領域まで言っていません。 中指を締めて手首のブレをなくす握り方もあります。
ご意見をお願いします。
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Re: 手の内の評価 ( No.7 ) |
- 日時: 2011/06/19 08:27:41
- 名前: auto-off
- Hide.さん
ありがとうございます。切り返しでの打ちの評価のポイントは、竹刀が面から滑ったりせずに、刃筋正しく切れているかというところでしょうか?
親馬鹿一刀斎さん
ありがとうございます。自分の握りは小学生には説明できないのです、次のように説明しています。すぶりのときに、小手をつけていない状態で、小指・薬指・親指の三本で持つと指導してます、握りの強さは落ちないように持つ程度、打突の瞬間に絞めるというか握ると教えています。ただ小手をつけてしまうと、一刀斎さんのいうような握りになってしまいます。いろいろなパターンがありそうです。昨日、試合がありまして、先輩指導者と確認したところ、恥ずかしながら「よくわからない」という結論に至りました。そのあとでこの掲示板をみたので、「言われてみれば、そうだな」という印象を持ちました。もっとしっかり観察してみます!
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Re: 手の内の評価 ( No.8 ) |
- 日時: 2011/06/19 09:37:58
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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>
- 参照: http://ichinikai.com
- To auto-offさん
>切り返しでの打ちの評価のポイントは、竹刀が面から滑ったりせずに、刃筋正しく切れ >ているかというところでしょうか?
そうですね、それもありますが、
●左拳が正中線から外れないこと ●剣先がしっかりと振りきれていること(手首が立っていないこと) ●カラダがねじれないこと
なども見極めのポイントでしょうd(^-^)!
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Re: 手の内の評価 ( No.9 ) |
- 日時: 2011/06/19 12:36:20
- 名前: auto-off
- Hide.さん
ありがとうございます。切り返しが正しくできることが、正しい手の内の習得につながるということでしょうか?
親馬鹿一刀流さん
HNの表記間違えてしまいました。申し訳ありません。
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Re: 手の内の評価 ( No.10 ) |
- 日時: 2011/06/19 15:18:17
- 名前: 親馬鹿一刀流
- auto-offさん
指三本で握る教えは私と共通ですね。
さて、子供達に正しい構えを教えるに当たり、小手が邪魔をするのは皆さん良く知っている事と思います。 小手が邪魔することはもちろんなのですがそれ以外の理由もあると私は思っています。 我々が何気なく行なっている構えは実は子供達にとって難しい事なんです。
私が時々子供達に説明する事。 カメハメ波のポーズをとってみて。 それを臍の前で構えてみなさいと。 お分かりでしょうか?正しい握り方は肘を曲げた状態で手首を外に返さないとならないのです。 更に小指、薬指を締めるようにというのは非常に難しい事で、大人でも剣道をやらない方はなかなか 出来ないと思います。 そこへもって小手を着けなければならないのですからね。 結果、手の握りに気をつけると肘が伸びてしまう。左拳の位置、肘の曲がり具合に気をつけると横握り 、グー握りになるものと考えます。
繰り返し繰り返し教えるしかないかなあと思っています。 私が行なっている事は小手を良く揉んで柔らかくしてあげる。 面を着けても切り返しは、しばらくは小手を外して行なわせて適時注意する。 正しい握りの優位性を教える。 (左手1本でワザとグー握りをさせて剣先を押します。次に正しい握りひし形の握りをさせて同様に 剣先を押してあげる。明らかにひし形の握りが力が入ります。) こんな所です。 あまり良い回答が出来なくて申し訳ありません。
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Re: 手の内の評価 ( No.11 ) |
- 日時: 2011/06/20 06:00:37
- 名前: auto-off
- 親馬鹿一刀流さん
ありがとうございます。やはりコツコツ積み重ねていくしかないようですね。でも構えを意識することで、自然と理想となる握りになるようにできないものかとちょっと考えてみました。
左手をある程度前に出し、剣先を下げる(竹刀が地面と平行になるぐらい)と人差し指には力が入りにくくなるのかと。ちょっと無理がありますかね?
正しい握りに自然になるような構え方はないものですかね?
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Re: 手の内の評価 ( No.12 ) |
- 日時: 2011/06/20 08:00:39
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照: http://ichinikai.com
- To auto-offさん
>切り返しが正しくできることが、正しい手の内の習得につながるということでしょうか?
もちろそれもありますが、私が正しい手の内の習得に一番効果があると考えておりますの は空間打突です。
面小手胴突きの三挙動と一挙動、それプラス素振りです。 ゆったりとした手の内から、スーっと振りかぶり、すぱっと振り下ろす。 肩、肘、手首の3つの関節をムチのようにしなやかに使うことによって、剣先を前にピッ と振り出して行く。
切返しに取りかかる前に、まず、この部分をしっかりとやらせることにより、正しい握り (構え)と手の内を作っていきますd(^-^)!
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Re: 手の内の評価 ( No.13 ) |
- 日時: 2011/07/08 16:47:12
- 名前: 大和撫子
- 私は手の内を作る方法のひとつとして素振りの時、通常は上下素振りから始めますが、その前に“手の内素振り”を行っております。構えの状態から両手首を使って、竹刀を自分の鼻の手前まで振り上げます。剣先は、天井よりやや後方に向けさせます。その時、手の内が出来ていない者は左肘が外側に張り出すように曲がってしまいます。また、強く握り過ぎている者は左拳が構えの位置から振り上げた時に、下へ潜り込むように下がり姿勢が崩れ、右肘が伸び切ってしまいます。握り過ぎず、また握らなさ過ぎず、適度な握り具合で、尚且つ自然体で手の内を緩めて行く事で、体が崩れず安定した振り上げが可能となります。振り上げた時は、左拳が右拳よりも若干前になります。振り落ろす時は、剣先を床に向けさせます。両腕と竹刀が、一直線上になるところまで振り下ろします。この時も手の内が悪い者は左肘が張り出すように外側へ折れ曲がって、左拳がへその位置より上方となり、尚且つ右肘が伸びきった状態となります。強く握り過ぎている者は、そもそも両腕と竹刀が一直線上の形にはなりません。意識し過ぎず、感覚的に適度な力加減で手の内を緩めていく事で、スムーズな振り下ろし動作が可能となります。全ての動きを“自動化”する事が重要です。これを、『いち!に!』と全員で声出しをさせながら行います。なお、小学生に指導する場合には“握り過ぎず、握らなさ過ぎず、適度な握り”という指導は、ニュアンスが難しい為、伝える必要はないかと思います。正しい握りを指導した上で、肘・両手の位置・両腕のバランス等をみながら、『右手の力を抜け!』『肘を曲げるな!』などと、見本を見せながら端的な言葉で指導をする事で、体感的に習得するものであると、考えています。応用としては、この素振りを二人一組で行い、元立ちに竹刀を腰の位置で持たせ、打立ちにその竹刀を手の内を使って打たせます。スムーズな振り上げ、振り下ろし動作が出来れば、手首のみでバランスの良い打突が可能となります。剣道は複合的な動きの連続ですので、ひとつの動作を抽出して指導をし、矯正しながら組み合わせて行くべきだと、私は考えています。昔ながらの指導法は当然重んじるべきですが、その枠のみに捕われる事はないと思います。“悪い癖”は、本人の素質以前に、剣道の稽古方法、指導方法から逆に身についてしまうものでもありますので。
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Re: 手の内の評価 ( No.14 ) |
- 日時: 2011/07/09 20:20:46
- 名前: auto-off
- Hideさん 大和撫子さん
返事が遅くなりすいませんでした。また順序をおって稽古をすすめていきますね。ありがとうございました! あれから注意深く見ていますが,左手の死に手はよくわかるようになりました。まだまだ指導者としての修行を積んでいきますね。ありがとうございました!
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Re: 手の内の評価 ( No.15 ) |
- 日時: 2011/07/11 07:24:42
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照: http://ichinikai.com
- To auto-offさん
少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。
暑い夏の到来ですが、子どもたちと共に頑張って行ってくださいp(^-^)q
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