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打突後の体の裁き方
日時: 2010/11/05 01:10:08
名前: B.B. 

質問よろしくお願いします。

少年剣道の指導をしています。子どもたちへの指導でどのように説明したらいいか悩んでいるので質問させて頂きます。

面を打ったあとの体の裁き方です。基本稽古では,まっすぐ打ち抜けることができるように,元立ちが右や左にかわすようにしますよね?では試合や互角稽古ではどうなるのか?と考えた場合,相手と真正面からぶつかったり,あるときはすり抜けができたりと色々な状況が想定されます。打突後の決めの動作で,相手に身をよせるのか?相手と距離を置くのか?で変わってくるかと思うのです。

また先日の高鍋選手の面打ちの決め方が印象的だったのですが,打突があり,相手と当たり,方向を反転させて,引きながら距離を置くという感じでしょうか?このようなパターンもあるのかと。

考えられるパターンとしては,
1.相手に正対した場合,決めの姿勢で相手にぶつかるもしくは体当たり(胴当たり?)になる。
2.相手が真正面にいない,もしくは自分が右前にさばいた場合,決めの姿勢ですり抜けて,振り返って残心をとる。
3.相手の体と一部が接触した(たとえば左肩同士など)場合,反転して下がりながら残心をとる。今回の高鍋選手のような体の裁き方ですね。

このようにパターンを分けて,面打ちの決め方の指導をされている方はいますか?こんなことを,わざわざ教えたりはしないという方もおられるかもしれませんが,ぜひともご意見いただけますでしょうか?よろしくお願いします!
メンテ

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Re: 打突後の体の裁き方 ( No.1 )
日時: 2010/11/05 07:43:21
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

管理人のHide.です。

これは日頃の稽古の中で自然に体得されていくものと考えます。
少なくとも私は、指導の中でこれらのことを教えたことは一度もありません(^^;

打ち込み稽古やかかり稽古の中で様々な身体接触が出てきますよね。そのときどきに応じ
てカラダが自然に適切な「対敵動作」をとれるよう訓練(稽古)していくことが望まれる
のではないでしょうか


蛇足ですが、昔はかかり稽古などの最中に、先生方からかち上げや足掛けがありました。
擦り抜けたあと後ろからクビに竹刀を引っ掛けられ、バランスを崩すように押されること
もありました。
もちろんケガをしないよう最大限に配慮していただいていたことと思われますが、倒れず
に踏ん張ってバランスを保つか、ケガをしないように上手に倒れるか(倒れた後すぐ立ち
上がることも含めて)…といったことも、稽古の中から体得していったものです。

バンザイ面や、打突後の備えや打ち抜けが悪い打突は、先生方がそんな風に(少々手荒
く)して矯正してくださったわけですね(^_^ メ)

今はそうした指導があまり行われませんから、地稽古や試合などで危険な打ち方や危険な
倒れ方を頻繁に目にします。
剣道が格闘技(武道)であるという観点を考慮すれば、打った打たれたに偏るのではなく、
自分の身を守る術を体得することも大切なのでは…と愚考する次第です
メンテ
Re: 打突後の体の裁き方 ( No.2 )
日時: 2010/11/06 23:20:59
名前: G流剣士 

剣道お休み中から、少しずつまたやり始めた8流剣士と申します。


体の捌き方のことですが、基本はまっすぐ打って、打った後、まっすぐ抜けるです。
しかし、地稽古、試合をするようになってきたら、

「相手にぶつかっていくつもりで打つ。(不用意に抜けない。)
相手から、目をそらさない。(自然と反転をせざる得なくなります。)
打ったら、打った形を(カッコよく)十分に示せ!」

と指導されてはいかがでしょうか?基本の胴は前方へ切りながら抜けていきますから、
目をそらしますし、打った形をいつまでも示してられませんが…。それ以外は、私は、
そうに指導していました。ですから、高鍋選手の面の鋭さは凄まじいと思いましたが、
打突後の決め、残心は、私は、特に印象的とは思いませんでした。

また、打突後、相手の横を抜けようとすると、後打ちを必ず打たれますし、下手をすると
相手の正面を回り込むような打突にもなりかねないので、注意が必要だと思います。
少し話がそれるかも知れませんが、私は、初心者に剣道を教える順番として、相手を
打つこと(基本打ち)の次に、相手との体の接触を怖がらない事が大事だと思っています。

それから、打突後の決めの形を指導されるのはいいことだと思いますし、B.B.さんの分け
方のパターンでいいと思いますが、技のつなぎの部分で、その体捌きの形にならざる得な
いパターンの技の練習をされてはいかかでしょうか?

あとは、裏からの技なら、押さえ込まれないようするとか、試合場の位置関係で当然、
ベストな方法が違いますし…、いろいろあると思いますが、最終的にはHide.さんのおっしゃる
通り慣れですかね…。
メンテ
Re: 打突後の体の裁き方 ( No.3 )
日時: 2010/11/11 06:52:40
名前: B.B. 

to Hide.さん

アドバイス、ありがとうございます。

やはり打突後の対敵動作は、
経験から培われていくものなんですかね。
なかなか言葉で説明しにくいですもんね・・・。

「決め」のかっこよさと言う観点で,
考えていましたが,「身の安全」という要素が
あるとは頭にありませんでした。
強豪道場は,みんな「決め」がかっこいい。
そして審判の目を惹きつける。
これは普段のきびしい稽古から培われてきた
ものなんですね。

当方道場は,いろいろ事情があり,
激しく厳しい稽古ができない環境にあります。
Hide.さんのおっしゃるような内容は,
私自身は今まで稽古してきましたが,
今の子どもたちには難しいです。

私自身との地稽古の中で,
その都度子どもたちに口頭で指導していくのが
いいのかなと考えます。
根気強くがんばろうかなと思います。


to (8)流剣士さん

アドバイスありがとうございます。

基本稽古では,正しい動作・形・前進の勢いを大事にするために,まっすぐ抜ける(元立ちが抜けさせる)。
試合・互角稽古では,「目を離さない」稽古をする。

基本稽古で,ある程度基本動作ができるようになってきたら,
一定のパターンを決めて稽古します。
「相手から目を離さない」稽古パターンを
考えていきたいと思います。
メンテ
Re: 打突後の体の裁き方 ( No.4 )
日時: 2010/11/11 07:59:04
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To B.B.さん

少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。

かっこよく決められるって言うことは、バランスが良い、つまりは安全な形であるとも考
えられます。試合をするくらいになった高学年の子どもたちには、稽古の最中、ちょっと
押してバランスを崩してやるなどはできるのではありませんか

あとは、こちらが示範して形をイメージさせるって言う方法が手っ取り早いでしょうd(^-^)!
メンテ
Re: 打突後の体の裁き方 ( No.5 )
日時: 2010/11/15 05:38:21
名前: B.B. 

ありがとうございました!

「目が離せない」剣道!?を目指したいと思います!
メンテ

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