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オジンと中学生2
日時: 2010/09/13 22:31:38
名前: だみ声  < >

悩ましい現実。

A:不登校剣道部員の事
多感な時期の女子中学1年生、小学校の頃から登校が苦手だった子。 運動神経も平均値と言う感じ。 学業成績は、平均以下と担任から教えられた。 僕に経験がないだけにどう対応するのが、この子にとって前進出来ることなのだろう? 

「頑張れ!」は禁句らしい。 スキンシップもオジン指導者と女子中学生では、限界もある。 不登校って男女どちらが多いのだろう?
「最近稽古してないよねえ、君がいないと寂しいよ」 と言う呼びかけは効果があるのだろうか? しかも電話で呼びかけるのか? 手紙を書くのか、メールを送るのか? 訪問するのか?

不登校の原因は、本人も具体的な物を持たないまま、なんとなくと言うこともあると聞く。
または複雑な気持ちを、言葉で表現できないいらだちも有るだろう。
学校へ向けて家を出ると、途端に頭痛、腹痛、吐き気、めまいなどが起きるという。
保健室までは行けるが、教室に入れないというのもあると聞く。

一体何がそんなことの原因なのだろう? 学校か? 家庭か? 部活か? 交友関係か? 
先生か? いじめか? 学業成績か? 自己嫌悪か? 挫折感か? 単なる甘えか? 

色んな要因が複雑に絡んでいるようだが、小学生低学年には非常に少なく、思春期、反抗期にラップする部分がおおきいと思う。 つまり「自我」の感覚の成長とリンクしているようだ。 
打つ手を知らない僕にとって、今の状態は大きな悩みであり、ある意味屈辱的でさえあるが、何か行動を起こしてみないと何も変わらないと思いつつ、その結果がさらなる悪化につながらないようにする自身もない。

先日2級審査の前日講習会があった。 自宅を訪問し、受講の意思の確認をしたが、やはり「行けない」の返事。 しかも部屋から出られないそうで、母親が伝言した。

B:稽古しない子
スジの良いY子。 小学4年生から町道場で剣道。今中学2年生、小学6年生で1級一発合格。 学業成績も超上位。 先日の中学生地区大会個人戦準優勝。 でも… 6月の初段審査不合格。 今10月審査に向けて、リベンジをかけているはずなのに、稽古時にパワーを感じない。 かと言って何が足りないかと言うと「打突力」のみ。 良い技はかなり持っているのに、審査基準になる「大声」「大きな動作」「打ち切る」「迫力」を見せようとしない。

稽古をサボる訳ではないが、稽古中に自分を追い込む稽古をやりたがらない。 上には上がいるのだ。この部活で最上位にいると言っても、強豪チームには程遠いのだから、もっと「上達を目指せ!」とハッパをかけても燃えてくれない。

こんな子の気持ちに火をつけたいが、おだてても、透かしても、うまい話で釣ろうとしてもなかなかかみ合わない。 好きだと言うAKB48の話題で勝負するには、(アラカン+5)こっちの持ち駒が超不足。 ネットで検索するも「おにゃん子クラブ」以後は、ついて行けてない。

当然反抗期の真っ最中。 親にも、おばあさんにも、ほんの一言で手のひら返したように不機嫌になる。 こんな思春反抗期の子を相手に、爆発しない、いつも笑顔の指導方法の模索が続いています。
メンテ

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Re: オジンと中学生2 ( No.67 )
日時: 2011/05/05 16:43:14
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To だみ声さん

>具体的には、幸か不幸か昨年と今年、強い1年生が入部しました。 そして指導者はか
>なり前から強い1年生を知っているのです(道場でかかわってきて)。 先輩後輩の秩
>序が乱れた状態があるそうです。 同じ指導者が道場と部活にかかわる弊害とも言えま
>すね。

これは、実際にそうなんですか?
もしそうなら、是正すべきですね。
是正しなければ、いつまで経ってもどう働きかけをしても、B子ちゃんの気持ちは前向き
にはならないでしょう(>_<)


あとは、義さんもお書きになってますが、「目標の共有」ですね。
ミーティングが必要と感じますm(_ _)m
メンテ
Re: オジンと中学生2 ( No.68 )
日時: 2011/05/07 00:18:19
名前: だみ声  < >

Hideさん 義さん  大変ご心配をおかけしております。
B子宅を訪問する前に、夫婦で訪ねて来られました。 B子の感覚で、秩序の乱れなどもあっての事なら、そこを是正するのが手っ取り早いと思いますし、とにかく今はB子の気持ちを前向きに出来そうな対策を講じたいと伝えました。

先輩後輩の秩序が乱れているという印象は僕にはないのですが、B子の印象では、後輩が先輩に「ため口」があったとか、弱い先輩との会話に「ため口」が多いとかが気になったらしいのです。 それだけで剣道嫌いと言うのも短絡的すぎる印象もあるのですが、その他の事は今の時点では不明です。(何しろ半年に及ぶ事なので…)

今日はちょうど新1年生の入部初日でもあり、最初の指導者からの話として、部活前の話の中で、「先輩と後輩の規律」についてかなり詳しく話しました。
剣道の強い弱いや、上手下手ではなく、先輩と後輩と言うのは、その学年ごとの上下関係だと言う事。 当然以前から道場で稽古して来た子が、初心者よりうまいのは当たり前で、そのことで、先輩後輩の関係が乱れるような事は運動部には起きてはならない事なのだ!!と言うように話しました。

この後普段通り、回り稽古を部員で自主的にやらせましたが、男子の部長と副部長のB子を呼んで、男子グループと女子グループでやってみようかと相談した所、B子は即答で「そうしたい」といいました。(久しぶりのはっきりした意思表示でした。) 部長も「そうですね」だったので、「当分やってみよう」と言う事になりました。(今までは男女混合で回り稽古させておりました。)
僕は今日は新1年生の、初心者の「基本の基本」稽古指導に専念しました。

当然B子には、女子グループの要となるよう指示しました。 今日のB子は、防具着用し、しっかり回り稽古で汗をかいたと思います。 少なくとも今までの様な「さぼり」の様子はありませんでしたが、僕の上記の話だけで、こうなったのかどうか、しばらく観察して行きたいと思います。(ノート交換でも何か分かるでしょう。)
これが功を奏しているのなら、何かもうひとひねり工夫して… 「目標の共有」をしっかり植え付けたいですね。


A子は、これまた気分ダウンなのでしょうか? 連休の合間でもありますが、授業は欠席、部活も欠席。 陽気も良くなっているのだから、家に閉じこもっていてもつまらないだろうと思うのですがねえ…。 先日のノリなら、今日なんかせめて部活参加ぐらいしてほしいですよねえ。 まあこの期に及んでは、あせらず行きましょう。
メンテ
Re: オジンと中学生2 ( No.69 )
日時: 2011/05/07 09:54:56
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To だみ声さん

そうですか、B子ちゃんの親御さんが訪ねてこられましたか。
そうやって情報交換ができたってことは大きな収穫ですね

新入生の入部初日に、そういうお話ができたってことも良かったと思います。

稽古メニューなどに関しても、部長や彼女の意見なども多く取り入れるようにしていった
ら良い方向に向かうんじゃないでしょうか。


A子ちゃんは・・・じっくり行きましょう!p(^-^)q
メンテ
Re: オジンと中学生2 ( No.70 )
日時: 2011/05/08 12:42:04
名前: だみ声  < >

7日土曜日は普通どおり中学校の剣道部稽古日です。 一年生も基本稽古から始まりました。
経験者5名は、2,3年生の列に加わっての回り稽古です。
今日も他の指導者2名が来てくれましたので、回り稽古はそちらに任せ、僕は初段を受審する10名に形を教えました。
B子と、もう一人のおさぼりが回り稽古に加わりません。 いつの間にか初心者指導の顧問(未経験)に代わって二人で1年生の基本動作を指導しております。
まあそれもいいかと思って、自由にさせました。 普段なら最後までこれで終わるのですが、昨日は掛り稽古、地稽古にはB子ももう一人もちゃんと加わりました。改善の兆しか?… とも思いましたが、雰囲気はそんな様子ではなく、読み取れませんでした。

僕は形稽古の説明をするのに、そばの基本稽古の声がうるさいので、女子更衣室を使いました。 そこにB子の社会のノートがあり、その5枚目以後に鉛筆の大きな殴り書きで不満を現す文字が並んでいました。「やりたくないことをやらないでなにがわるい!!」と言うのだけ覚えています。人を名指しにしたものはなかったです。
これをみて、B子の悩みと言うか苦しみが伝わってきて、思わず子供たちの前で落涙してしまいました。声も詰まらせてしまいました。 
驚いた子もいましたが、「B子が悩んで苦しんでいる」と言う僕の言葉に涙する子もいました。

気を取り直して、形の稽古は続けましたが、帰宅後母親から電話があり「今日の娘はいかがでしたが?」と訊ねられました。 「積極的とは言えないけれど、今までよりは稽古してましたよ」と状況を述べました。

とにかく6日夜、母親としては、家でついに「爆発」したそうで、こっぴどく叱りつけたそうです。
稽古しない部活なら「即刻辞めろ!」、「周囲にどれだけ迷惑かけているのか考えろ!」など言い、好きなAKB-48のポスターを引き裂いたそうです。

ヤバイと思ったのでしょう、部活には普通どおり参加、叱られた翌日ですからテンション上がらない、でも稽古しないとやっぱりヤバイと言う状況のようです。
つい落涙してしまった事をB子宛手紙に書きました。 中体連も序盤戦突入で、各校頑張っているはずですが、発進段階で足踏みですが、ここは双方正念場です。

A子、まだ気分の上下激しくて7日の部活欠席です。 親しいはずの友達のノートにもA子が身勝手で、周囲に甘えて、「ずるい」とありました。 他の子はA子と違って普通に登校できる幸せがあるんだから、A子を「責めないでほしい」そのかわりたくさん上達出来るよう頑張ってほしいとコメントしました。
揺れ動く青春、何やら懐かしくなってしまいました。 若さがうらやましいです。
メンテ
Re: オジンと中学生2 ( No.71 )
日時: 2011/05/08 20:14:10
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To だみ声さん

なんとももどかしいですね。

でも、カキコを拝読する範囲では、「認めてあげる」ということが彼女に一番必要なのか
なって感じます。
その上で「軌道修正」なのかなって・・・。

まだ、互いに「同じ土俵」に乗っていないって感じがします。


>揺れ動く青春、何やら懐かしくなってしまいました。 若さがうらやましいです。

まったくですね(^_^ メ)
中高生はマズローの発達段階の基本的欲求の「承認の欲求」と「自己実現の欲求」が猛烈
に高まる時期です。

揺れ動いてたなぁ、自分も(笑)


でも、親とコミュニケーションが取れるようになったのは大きな収穫ですね。
でも、双方とも、裏でつながっているのを悟られないようにする必要があります。
彼女のプライドが傷つくと行けませんのでd(^-^)!


A子ちゃんは、なにしろ、親しい友達をうまくなだめてください(>_<)
ここのラインが切れると…やばい気がいたします。
メンテ
Re: オジンと中学生2 ( No.72 )
日時: 2011/05/09 15:55:53
名前:  

だみ声さん
B子ちゃんの件ですが、文面を拝見しているだけで申し訳ありませんが
少しわがままで甘えている感じを受けます。
悩まない中学生は居ないでしょうし、怒ったお母さんの話を聞いても良いお母さんのようで大丈夫な気もします。
母親に叱咤されてヤバイと感じてやる事はやっているようですので、やる事の意義
を持たせる事が第一ではと感じます。

これもあくまで僕だったらの話です。
やはりじっくり話し合いをします。
いち個人としての感情や思いは一切別にして、副部長としてどうしたいのか
男子も然りですが、女子部としての着地点は何なのかを考えさせる必用が
あるように思います。その為にも女子は女子全体での話し合いで結論を出させる
ことが大事ですし、その取りまとめ役が部長・副部長である事をしっかりと自覚して
もらう必要があります。

個人的な話は個人的に聞いてあげて、部活動は団体生活であり、各自役割と責任がある。
その中でも重要なまとめ役として部長、副部長が存在する事。
厳しい言い方をすれば部長、副部長はそれが出来ないと困るし、変わってもらう必要もある!
君は出来ると期待されて任命されているのであると・・。
誰よりも頑張って欲しいと・・。
残り数ヶ月、勝った負けたよりも大きな物を手に入れて欲しいと・・・。

またまた個人的な思いではありますが、少しでもご参考になればと思います。
頑張って下さい。
メンテ
Re: オジンと中学生2 ( No.73 )
日時: 2011/05/16 22:40:36
名前: だみ声  < >

一年生は経験者男子4名女子1名、未経験者男子1名女子4名が正式入部となりました。
計10名。 1〜3年では、全31名の所帯です。
B子の事……
5月10日は部活参観日でした。 新1年生も全員参加しての参観会になりました。 
先日から、回り稽古は男子、女子分かれてやっています。号令は男子部長がやります。 賛否ありますが、当分これでやっていきます。
参観会には母親達の姿しかありませんでしたが、けっこう大勢のお母さんが参観してくれました。 僕は新1年生の基本稽古を指導しました。
こんな中で、参観会だから「かっこいいとこ見てもらえ!」「帰って家で話題にしろ!」と
言うノリで始めました。

稽古後B子の母親は「娘はパワー出しているようには見えないですね」と僕に感想を言いました。
僕:「この頃ずっとあの調子なのです。たぶん今日は抜けないだけましな方だと思います。」
母:「家では剣道が面白くない、やりたくないと言います」
僕:「それでも良く休まず来てやりますねえ。つらいでしょうね」
母:「中体連終わるまでは責任持てと言っています」
僕:「回り稽古前に話し掛けましたが、今日はシカトされました。僕もウザイ存在になりつ
つあるようです」
母:「更に先生にまで反抗しているのでしょうかねえ」
僕:「今の彼女にとって、大人の、特に男はみんな敵ですからねえ」

この後母親から手紙を受けとりました。 家族で心配していること、パソコンのパスワード変更して、許可がないと使えなくしたこと、彼女のことで夫婦喧嘩をよくすることなどが書いてありました。 中体連済むまで、とにかく現状を乗り切りたいとありました。

僕のやるべき事を箇条書きにすると、
1. 全体に与える士気を思えば、彼女はマイナス要因である。
2. このままでは中体連レギュラーは与えない。
3. いやなら即やめろ、と宣告する。

スジのいい子で目をかけて来た子です。 「泣いて馬謖を斬る」? できません。ではなくて、今の彼女なら「これ幸い」とばかりに本当にやめてしまいそうです。 後味悪いですし、双方に悔いを残しそうで得策とは思えません。ノートも2往復して止まっています。
メンテ
Re: オジンと中学生2 ( No.74 )
日時: 2011/05/16 22:42:34
名前: だみ声  < >

5月7日の稽古の様子は、先に書いたとおりなのですが、B子が普段より多めの稽古をしたのは、前日大目玉食らったからであったことと思います。
でもたぶん、目玉を食らうおさぼりの情報が僕から母親に知らされたことも分かっていると思います。 「だから大人は信用ならん!」とB子の心は僕からも遠ざかったのではないでしょうか? 「信じていたのに親にチクった」が言い分だと思います。

でも逆に僕を信じて甘く見て、おさぼりを重ねたことは事実ですし、他の部員に与えた影響にはまだ気付いていないか気付かないふりをしている段階だと思います。
10日の部活稽古(参観日)の時、何か反応はあるかと思って、話し掛けたのですが、みごとに「シカト」されてしまいました。 今まではそれでも返事ぐらいはあったのですが、残念です。

B子がこうなるまで甘やかしたのは紛れもなく僕です。 「気付きを待つ」方針が裏目に出てしまったというのでしょうか? もっと早い段階できびしく「渇」を入れるべきだったのでしょうか? それよりもっと他の方法をとるべきだったのでしょうか?

3年生は、19,20,21の3日間京都奈良方面へ修学旅行です。 B子も当然出かけます。 12日稽古終了の話の中で、グループで調べる古都のテーマは何かを尋ねましたが、ここでも彼女には「シカト」されてしまいました。 毎年届く修学旅行のおみやげも
今年は彼女からは期待出来ないと思います。

彼女の「おさぼり」がどこから発生しているのか、改めて記憶をたどってみると、第1段階は2度目の挑戦で初段を目指した昨年8月頃でしょうか? 第二段階は女子の先輩2人が卒業した後(3月)、そして第三段階が現在(5月)という感じです。

程度が次第に深刻になっている感じがしますし、高校では剣道はやらない、今すぐにでもやめたいが、中体連はやらねばならないから、それまではいやだけどやる。と言う感じでしょうが、こんな状態で選手にして良いのでしょうか?

いままでも剣道がいやになった子、やめたいと言った子、取りあえず卒業まで持ちこたえた子などいろいろありましたが、やめた子はいませんでした。 逆に中学生になって猛烈にのめりこんで驚くような上達をする子もいました。
いずれも3年次の中体連には選手として出場させてきましたが、今回ばかりは悩んでしまいます。彼女の場合、イヤになる時期が中体連寸前と言うタイミングに重なっている点がさらに深刻さを増しています。
思案のポイントは、彼女の将来に役立つ処理法は何か?だと思いますが、気付いてさえくれればと思って、堂々巡りしております。
メンテ
Re: オジンと中学生2 ( No.75 )
日時: 2011/05/17 07:41:23
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To だみ声さん

B子ちゃん、深刻な事態ですね。

今度の中体連が最後の大会になるのですか?
それとも、もうひとつくらいあるのかな??

それによっても、対処法が少し違うと思います。
でも、お互い逃げないでしっかりと向き合うことが大切なのではないでしょうか。


一度呼び出して、2人でじっくり話し合ってみてはどうでしょう。

だみ声さんのことを嫌いだとしても、返事もしないのは人間として間違っていること。
また、そうした態度や出し切らない稽古姿勢などが、他の部員や下級生にも悪い影響を与
え、ひいては自分の信頼も下げてしまうこと。
だみ声さんが彼女に県道をとおして学んでほしいと思っていること。
残り少ない剣道部生活に悔いを残さないよう全力で取り組んでほしいこと。

などをお話になってみてはいかがでしょう。
メンテ
Re: オジンと中学生2 ( No.76 )
日時: 2011/05/17 21:29:32
名前: だみ声  < >

Hideさん ご心配をおかけします。 まったくこんな形での急展開、やむを得なかったとも思います。
>今度の中体連が最後の大会になるのですか?
   6月19日に前哨戦としての、連盟主催の中学生大会があります。 各選手がお目
   当ての選手の仕上がり具合を探り合うような位置づけの大会です。
   B子目当ての子はどのような印象を持つのでしょうかねえ?

>でも、お互い逃げないでしっかりと向き合うことが大切なのではないでしょうか。
   これはぜひ実行する必要があると思っております。 ただ彼女の心情を思えば、中
   体連前では、僕の言葉を素直に聞けないのではないかと思っており、「時期を見て」
   腹を割って話せる時を探っていきます。
   中体連前でなければ、他の部員への影響をどうする? 今の僕の心境では、事ここ
   に至っては、「それもやむなし」です。 苦渋の選択です。

A子のこと
   学年替わりのいい時期に、一週間教室に出た後、次の週から保健室登校にがっちり
   逆戻りです。 部活にも来ていませんが、2度参加した事を足がかりにして、部活
   のみへの参加を呼び掛けてみようと思います。
   せっかく剣道部に席を置いたのだから、せめて2級合格証書は持たせたいですからね。
メンテ
Re: オジンと中学生2 ( No.77 )
日時: 2011/05/18 07:34:06
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To だみ声さん

B子ちゃんには、逃げずに自分の為に頑張ってほしいですね(>_<)
なんとか、剣道ノートが復活できればいいのですが。

他の子の剣道ノートには、彼女のことはなにか書かれていないのですか?
友達関係からの働きかけの可能性はどうでしょうか??


A子ちゃんも、鍵は友達ではないでしょうか。
仲の良い子は、その後彼女に対してどう接しているのでしょう??
メンテ
Re: オジンと中学生2 ( No.78 )
日時: 2011/05/28 19:25:56
名前: だみ声  < >

悩み考えあぐねた末、以下の報告です。 ご意見ある方の書き込みをお願いしたいです。

先日3年生は3日間の修学旅行でした。 出発した初日の昼ごろB子の母親から電話がありました。親子でもいろいろ話し合っているようですが、僕らには彼女の取り組み方が好転しているとは言い難く、指導者としても万策尽きたと感じていると言いました。

反抗期と、剣道嫌いと、中体連スパートする時期が重なってしまっており、効果的な事が出来ない状態です。
いくら3年生でも稽古しない子を中体連選手には出来ない事は伝えました。
親としても、中体連の選手になれない事もこの期に及んではやむなし、と言う覚悟もあるし、修学旅行から帰ってきたら、親子で話し合うつもりだとの事でした。

修学旅行から帰宅翌日の母親の電話では、父親も交えていろいろ話し合ったそうです。
今のままで中体連選手から外されていいなら、それもいい。 ただしサボるだけの部活なら参加するな! この所勉強だって疎かだろが!! と言う結論だったそうです。
流石に中体連出場がないと言うのはショックだったようで、彼女はたくさん泣いたそうです。(楽しい旅行から帰って、その日の内の話なのだからショックも大きかったでしょう)

修学旅行から帰っての最初の部活の時、彼女は、女子更衣室で女子部員たちに「今までサボってごめんなさい。これからは頑張るので許してほしい」と言ったそうです。
実は「おサボリ」3年生はもう一人おり、2月の初段審査で奇跡的合格した子なのです。この子も4月下旬から「手抜き」があり、結果2人で結託してサボっていたのです。 (自分でもヤバイと思っていた初段に合格したのだから、真剣みが増すのが普通と思うのですが…)
上記の謝罪は2人が言った言葉なのです。(2人で同時に言ったとの事です)
こういう事があったと言うのは、他の複数の部員から僕に伝えられました。

さて、ではこれからどうして行きましょうか? 今後の稽古ぶりを見て、しっかり稽古しているなら、このままの流れで行くのか、「話は聞いた。 だが、決意のほどが見えないので確認したい」と言う場面を作って、全員の合意へと話し合いを持つべきでしょうか?

少なくとも顧問を交えて本人たちと話し合う事はしなければならないと思います。
今なら反抗したくても、この席につく事は拒むことはできないと思いますので…
その席で、改心したなら「こういう変化を見せねばならないぞ!」という事を指示して合意させ、少し間を置いて「改心」しているようなら、全員への「合意」への話をする事でいいかなとも思います。
少なくともB子たちは、改心したならしたなりの「変化」を見せる事は必要でしょうし、その変化は「人並み」では不十分です。 その辺をしっかり叩き込まねば、彼らの人間としての将来が危ういと思います。

しかも、もし今回の改心が単なる口先だけの言葉であった場合や、周囲との認識の格差があった場合、どんな事をすればいいのでしょうか? そういう場合も想定しておかねばなりません。
メンテ
Re: オジンと中学生2 ( No.79 )
日時: 2011/05/28 21:55:00
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To だみ声さん

そうですねぇ、「中体連に出さないぞ」と脅しをかけて無理やり改心させた(?)みたい
な感じであまりスッキリしませんが、仕方ないですかね。
一つのきっかけってことで。

そうですね、顧問の先生も交えてお話されるのが良いでしょう。
ただ、あまりこちらから「こうしろ」みたいな感じではなく、彼女たちの中から「こんな
風に取り組む」という自発的な言葉を出させるようにしたほうが、あとがヤリやすいと思
われます。

もちろん、その通りやらなかったら、出さなきゃいいだけです。
メンテ
Re: オジンと中学生2 ( No.80 )
日時: 2011/06/01 01:37:40
名前: だみ声  < >

日曜日は中学生は複数校が集まっての合同稽古会でした。 僕は指導者講習会でまったく別の会場で一日講習を受けました。
B子たちもそこそこ普通に合同稽古はやったようで、おさぼりはなかった?(できなかった?)ようです。
そして今日の部活稽古ですが、修学旅行から帰って3度目の学校での稽古です。
B子は今日も稽古着を着ません、防具も付けません。新1年生の素振りを指導しておりました。 「稽古はイヤッ」と言う態度なのでしょう。いや、「お前のいる稽古はイヤッ」のレベルかもしれません。 顧問も今日は出張との事でした。

他の子の剣道ノートにも、「干渉しない方がいいと思う」と言うのもあったので、今日は一切会話なしで、基本稽古の要点の指導と、講習会で受けた「素振りの基本の基本」と言うのをやってみました。

>少なくともB子たちは、改心したならしたなりの「変化」を見せる事は必要でしょうし、
>その変化は「人並み」では不十分です。 その辺をしっかり叩き込まねば、彼らの人間
>としての将来が危ういと思います。
前回上記のように締めくくったと思いますが、今日の様子では「改心はない」としか見えません。 顧問もいないので、今日はこれだけでした。

正直、視野の中にB子がいる事が、こっちのストレスになっています。 しばらく部活指導は休んで、冷却期間を置くのがいいかもしれません。
次第に明らかになっているのは、B子の「反抗」はかなりハイレベルだと言う事で、オジンの僕は「過干渉」だったようだし「チョ〜うざい!」から「近づくな!」と言う感じです。 台風も去って、いい天気になるようですが、「心は闇だ!」。
メンテ
Re: オジンと中学生2 ( No.81 )
日時: 2011/06/01 07:30:01
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To だみ声さん

部活だし外部指導者だし、「気に入らないなら出て行け!」と放り出すわけにも行きませ
んし、頭の痛いところですね。

ぜったいに後で後悔するパターンなんだけどなぁ、こういうの(>_<)

それがわかっているだけにもどかしいですね( -o-) フゥ


親御さんには連絡してみましたか??
メンテ
Re: オジンと中学生2 ( No.82 )
日時: 2011/06/12 00:29:51
名前: だみ声  < >

オジンと中学生  二人の女子中学生と、この中学校剣道部の外部指導者としてのやりと
りをいろいろ書かせていただき、ほとんどがHideさんとの対話の様に展開してまいりました。
4月には、春さん誠さん5月には義さんがコメント下さいました。

今回は話題をB子に絞ります。
反抗レベルが、こっちの言葉を受け付けるレベルの場合、時間をかけて「説得」(おだてや、
褒め言葉も含めて)で少しずつ取り込む事により、こっちの土俵に乗せて「さあ!始めよ
う!!」と言う所へ引っ張るのが、普通のやり方ではないでしょうか?
多くの大人がそういう方向へ導こうと努力しますし、うまくいく事が多いと思います。
僕も今まで、たいていこの方法で、何とか乗り切って来たと思います。

今回もその線でうまくいくと思っておりましたし、それ以外の方法を持ち合わせてなかったと思います。
ところが報告の回数が増すに従って、お読みいただいて来た通り、事態は次第に深刻さを
増してきました。 特に新年度が始まったすぐの状態は、従来の路線で行けそうな感触も有りました。
そして連休以後の状況は、とにかく「すれ違い」。僕は自分の怒りを抑える必要が生じ、今
後のなすすべ(持ち駒)がなくなったと感じ、途方に暮れるばかりでした。

B子はB子で悩みました。 知らぬ間に「剣道嫌い」竹刀の音にも動悸が走る(母親談)と言う始末。
本人も出来れば中体連は出場したいけれど、今のおさぼり状態では選手に選ばれない事も
理屈では分かる。 でも今は理屈抜きで「剣道がいや!!」(本当はちゃんとした気持ちは
あるけれど、うまく表現できないのだと思う)。
双方話し合うにも、土俵が違いすぎて着地点を想定出来ず、正直目の前にいると僕だって手が出ない保証はない。

そんな時です、1通のメールが届きました。送り主はKさん、小学生高学年のお子さんを持たれる主婦の方です。
おっしゃるには「だみ声さんと、B子の持つ物差しが異なりすぎてお互いがお互いを計れ
ません」。 ここは大人がB子の物差しに持ち替えて時間軸を伸ばして、B子の気持ちを自
由にしてあげないと、お互いが不幸になります。
具体的には、距離を置いて「見守って」いてほしい。 とのご意見で、その理由はご自身
が中学生の時「強烈な反抗期」を過ごし、大人になって落ち着いて振り返ってみて、お子
さんの剣道教室通いと共に剣道を再開し、今に至っています、との事でした。

大人は強烈な反抗児に、その子が失うであろう多くのものを「失わせたくない」一心で「助
言、指導」の発想のもとに、こっちの物差しを持たせようとしてしまうけれど、それでは
「反抗」は収まらない。
では、どうすればいいのか?
どうやら答えは、「愛情を持って見守る」です。 これは決して放置でもあきらめでもなく、
あるレベル以上の「反抗期」の子供への最も賢明な接し方だと言うのです。
犯罪や堕落に絡まないレベルまで、ボーダーラインを下げて見守る、ぐらいで「見守る」。

もちろんB子にとっても、その時期に失うものは失うでしょう。 でもいずれ心の平安を
取り戻して振り返ったとき、失ったものに気付けば、彼ら若人にはそれを反省し、回収す
る時間はあるのだ。 それでいいのだ。 従って大人は、指導者は、そういう物差しに持
ち替えて彼らに接する必要を説かれました。
人生に多少の紆余曲折、遠回りがあっても、「それが人生」、何も最短コースで最高の能率
で上達する人ばかりではない。

B子にとって、失うものは中体連出場かもしれません、他にもかなりなものがあるかもしれません。
そして卒業アルバムに自分の写真がないさみしさも味わうでしょう。 この時失ったもの
に気付けば「それで良い」、そして回収作業に取り組み始めたら、我々は愛情を持って協力
すれば、それが人生。 「これでいいのだ」という大人側の受け入れで十分な「合意」は
得られる。
と言う内容でした。

このメールを受け取った僕は、正直「呪縛」を解かれた思いがしました。 まだ十分吟味
した訳ではありませんが、「強烈な反抗期」を経験された方のご意見として、大変貴重な言
葉をいただいたと感じております。
そしてB子からは、大きな経験と勉強の機会を与えられたのではないかと思っています。

僕の反省点として一つ挙げるとしたら、B子が小学生で道場で素直に、すくすく上達して
いる時期に「強烈な反抗児」になりそうな「芽」の存在に注目し、そのような芽を感じた
ら、その時その芽を上手に摘んで、「普通の反抗」のレベルに「調整」しておくべきだった。
と言う事でしょうか? (単なる結果論でしょうが…)

母親とはいつでも電話がつながります。 全て解決したわけではないですし、しばらく様
子見になるでしょうが、以上の会話は済ませております。 この先どのような展開があるのでしょうか?


A子のこと
こっちも気になっておりますが、本日はB子の事のみとします。
メンテ
Re: オジンと中学生2 ( No.83 )
日時: 2011/06/12 08:01:26
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To だみ声さん

なるほど、我々大人は経験則に従って先読みができますから、ついつい子どもに「転ばぬ
先の杖」とばかり助言、アドバイス、過干渉…などになってしまいますね。
うん、これは子育ての場合もそうだな。

結局、周りがやいやい言っても、本人にその意思がなければ「やらされているだけ」で何
も残らないんですね。失敗しても傷ついても、失うものがあったとしても…それに本人が
気づき、それを取り戻そうと懸命に努力を始める手助けをしてやることが、大人の務めな
んですね(>_<)


ここまで考えてみて、だみ声さんはモノサシを持ち替えると書かれてますが、持ち替える
必要はないってことなんじゃないんですか。

大人のきちんとしたモノサシでB子を測ってあげて「ダメなものはダメ」ときちんと結論
付けてあげることこそ、彼女のためになるのではと愚考します。
あれやこれや、我々が考えすぎて彼女に合わせようとしてはいけません。
それこそ、彼女の不信感を呼んでしまうことになるのでは。

私がかつて教員だった時、教師として心がけていたことは「わかりやすい教師になる」と
いうことでした。
「ここまでは許すがこれ以上は許さない」という絶対値を明確にして特例を設けないこと、
でした。
結果的には、高校の場合はある意味大人でしたのでそれでよかったようでした。
中学生も同じなんじゃないかなぁ〜。


今は小学生が指導対象の多くを占めていますので、子どもの発達成長段階と個人差を考慮
した指導を心がけてはいますが
メンテ
Re: オジンと中学生2 ( No.84 )
日時: 2011/06/17 02:13:55
名前: だみ声  < >

A子の現状
相変わらず保健室登校です。 保健室の先生が、保健室が多忙になって来たので、学習室
(保健室の廊下を挟んだ向かい側)で自習しながら過ごすように仕向けました。
級友もおらず、話し相手もないので、本来の「教室でも行くか」の発想が出ればありがた
いという作戦だそうです。

こういう風に仕向ける理由は、すでに給食を食べに教室に行くことには抵抗がなくなって
いるからだそうです。
「食事だけ教室に来るなんて甘い」と言う子もいるそうですが、当然と言えば当然です。
登校も9時過ぎ、下校は給食が済み、また自習室で過ごし、午後2時過ぎだそうです。

A子の性格は一つの事に気が向くと、周囲の状況に無関心に(と言うか見えなく)なるそ
うです。 校庭で怪我をした子が保健室に運ばれて、救急車が来て担架などが用意されて
いるそばで、読書を続ける事が出来る(気が付かない?)そうです。

当然仲の良かった友達も成長して来る中で、A子に批判的な目を向け始めています。
2年生の最初の1週間だけ教室の行けたのに、その後行けないのはどういう事なのでしょう?
部活も同じくで、あれ以来一度も来ません。 近いうちに部活参加を呼び掛けて見ます。


B子ですが
この所距離を置いておりますし、こっちも視点を変えたので、まあ「静観」です。
好転と言うのはないですが、部活はクラスの用事が何やらあるらしく、遅れてきますが、
一応防具着用していますので、一緒に過ごしております。 会話はないです。

先日は回り稽古の「相い掛かり」でB子と久しぶりに「交剣」になりました。 こっちは
彼女と稽古できる事に喜びを感じましたが、彼女に特別な物を感じる事はありませんでした。
ここで言う「特別な物」とは、僕との稽古を「拒否する」とか、「敵対して激しく打ち込ん
でくる」とかですが、どちらでもなく、ごく普通でした。
こちらもごく普通以上でも以下でもなくしかやりませんでしたが、どっちか言うと敵対し
て闘争心を出してくれると「いい反応」ではないかと思うのですが、これも止むをえません。
メンテ
Re: オジンと中学生2 ( No.85 )
日時: 2011/06/17 07:54:36
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To だみ声さん

そうですねぇ、ひょっとして、A子ちゃんは、アスペルガー症候群ってことはありません
か?
保健の先生ならわかりそうなものですが…(>_<)

B子ちゃんは、ある意味、大人になって剣道に取り組み始めた、ともいえるのだと思いま
す。
ま、総体絡みだとは思いますが、結局、自分が損をしていたということに気がつくのは、
ずっと先になってしまいましょう。
それも止む無しですね( -o-) フゥ
メンテ
Re: オジンと中学生2 ( No.86 )
日時: 2011/06/18 22:32:06
名前:  

何のアドバイスにもならないのですが娘が言ったことです。

「この子だみ声さんのことが好きなんだね。甘えてるもん。
本当に嫌いでイヤだったら無視じゃなくて絶対に近くに行かないよ。
稽古だって絶対無理だし。
親とだみ声さんが話をしてるのはわかっていると思うから親が言ってたとかは聞きたくないかも。
レギュラーのことは一番自分がわかっていると思う。
わかっていてもできない時ってあるもん。
優しくされるのと鬼のようにされるのとどっちがいいのかなぁ?
難しいねぇ。。。」

17日の稽古の様子を見て
「だみ声さんがニコニコと笑顔で稽古する。
打たせないようにして長〜い稽古をすれば闘争心が湧いてくると思う」

娘との会話の中から拾ってみました。
A子さん、B子さん、だみ声さん。
ガンバです。
好転することを祈ってます。
メンテ

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