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「剣道修練の心構え」の扱いについて
日時: 2024/09/16 08:15:39
名前: 2003toshi 

全剣連発行の「中学校部活動における剣道指導の手引き」では、「剣道の理念」「剣道指導の心構え」は掲載されていますが、「剣道修練の心構え」だけが削除されています。
 私が子供の頃は暗記するようにいわれたものですが、今の時代にそぐわないからでしょうか? 「国家社会を、、、」より前の部分は、大変よいことが書かれており、小川忠太郎先生の本にもその内容が詳しく書かれており感銘いたしました。
 それでも「この部分は何も生徒達には触れない」が正しいのでしょうか?

メンテ

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Re: 「剣道修練の心構え」の扱いについて ( No.1 )
日時: 2024/09/17 07:47:14
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://www.ichinikai.com

管理人のHide.です。

なぜ「剣道修練の心構え」が『中学校部活動における剣道指導の手引き』に載っていないか。
その理由を想像することはできますが、はっきりしたことは分かりません。
やはり
  以って国家社会を愛して
  広く人類の平和繁栄に
  寄与せんとするものである
が、「全体主義」的な捉えられ方をして、時代にそぐわないと判断されたためではないでしょうか。


しかし日本人は「愛国心」というとアレルギー反応を起こす人が少なくありませんが、大切なことだと考え
ます。日本という国があってこそ、我々は今の生活を不安なく維持することができるのです。
また70年ほど前の多大な犠牲の上に現在の生活が成り立っていることを忘れてはいけません。
少し話がずれてしまいますが、パリ五輪で2つのメダルを獲得した卓球の早田ひな選手の発言が中国のSNS
で炎上しましたが、若い世代の人がそういうことに意識があることは心強く、大切なことだと考えます。

日本人はなぜか自国の文化を大切にしない風潮があります。
学校教育の現場では取り上げにくい問題かもしれませんが、道場や剣友会の現場なら「剣道修練の心構え」に触れて行く必要があると考えます。
メンテ
Re: 「剣道修練の心構え」の扱いについて ( No.2 )
日時: 2024/09/17 18:48:18
名前: 2003toshi 

ヒデ先生
今は日本人でもほぼ知らない、「八紘一宇的」な考えだと判断されたのでしょうね。仕方ないとも思います。
 学生の頃、ロンドンに留学している友達を尋ねた時、ルームシェアしているリビングで、様々な人種と話をした時、「俺は私は〇〇人で、自分の国はこんな国だ」と堂々と話しているのを羨ましいと思ったのを思い出しました。
 今でも「私は日本人だ」と堂々と心から言いたい。そうでなければ先人たちに申し訳ないと思っています。
メンテ
Re: 「剣道修練の心構え」の扱いについて ( No.3 )
日時: 2024/09/18 07:55:15
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://www.ichinikai.com

to 2003toshiさん

短期でも留学を経験されると、ほとんどの方がナショナリズムに目覚めるようですね。
ホームステイ先で日本のことを質問された時、あまりに自分の国のことを知らないことに愕然とするようで
す。

ただ最近、うちの剣友会では外国籍のお子さんがなぜか増えておりまして、あまり日本人の「民族性」「歴
史と文化性」などについて話せなくなってしまいました。
また日本名を使っていても、外国籍の方もおられますので注意が必要です。
決して「歴史の解釈の違い」などを話すわけではないのですが・・・。


おっしゃる通り、日本人には「日本人としての誇り」を他国の人にも胸を張って語れるような人になってほ
しいですね。そういった意味からも「剣道修練の心構え」を稽古の場面で取り上げることは意義あることな
のだと思います。
外国人であっても母国の「国家社会を愛して広く人類の平和繁栄に寄与」することは悪いことではないはず
ですので。
メンテ

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