Re: 猛暑の中の稽古時の休憩について ( No.1 ) |
- 日時: 2024/09/12 21:02:07
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照: http://www.ichinikai.com
- 管理人のHide.です。
コロナ以降「無理をしない」「無理をさせない」という文化が親子共々すっかり定着してしまいまして、ウ チの剣友会でも子どもが「行きたくない(頭が痛い、お腹が痛い)」などと訴えれば、親が「行きなさい」 とは言わなくなってしまいました。 その結果、コロナ以前は「お稽古は休まないのが当たり前」という不文律があったのですが、今は各家庭が 「お稽古は休んでもいいもの」と勝手な判断をしてしまっています。 「そういうものではありません、お稽古は1日休めば3日遅れるんです」「継続こそが力です」と言い続け ているのですが、親も「行きたくない」に根負けして「行かないでいい」になってしまっています。
稽古中の休憩も、勝手に面を外して「休む」あるいは「水分補給をする」子どもが出てきました。 そこで「体調不良で面を外す時は必ず指導員の先生に断りなさい」としたのですが、そうすると「優しい先 生」のところへ行き許可を取り付ける…ということが始まってしまいました。 そこで、「その日の指導主任の先生に断りなさい」として今は稽古途中で勝手に休む子どもがいなくなりま した。
しかし出席率はまったく改善されません(現在対策を模索中)。 教育機関でも「皆勤賞」という概念がなくなってしまったようですし、習い事を指導する身にとっては厄介 な時代だと思います。
ウチの剣友会は暑さ指数が31以上(危険)の時にはお稽古はありません。 28ー31未満(厳重警戒)の時には、おおよそ20分に1回程度の休憩(水分補給)を入れています。 もちろんこれはあくまでも目安で、子どもたちの状況を見ながら適宜休憩を取るようにしています。 保護者には「ベテランの指導員が逐一子どもたちの様子を見ながらお稽古しています」ということで納得し ていただいておりますので、とりあえずクレームはつきません(というよりも押さえ込んでいます)。
しかしここ数年の猛暑を考えますと、空調のない場所での夏の稽古は本当に危険な水準に来ていると思いま す。それでこの夏は「面をつけない稽古(切り返しや打ち込み、手の内の稽古など)」も取り入れました。 強くしてやりたいのは山々ですが、まずは安心安全なお稽古であることを保護者にもご納得いただかなけれ ばいけませんので、そのあたりはしっかりと対策して臨んでいます。
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Re: 猛暑の中の稽古時の休憩について ( No.2 ) |
- 日時: 2024/09/13 10:52:59
- 名前: 2003toshi
- 子供達を思うが故にブチギレてしまうViViさんの気持ちが伝わります。
指導者は経験により幼少期や青年期の稽古が重要なことを知っています。 一方子供達は本能で楽な方を選択し、稽古前に嫌だと思えば休みたいと思い、稽古にきても誰かが休憩すれば俺も私もと続きたくなり、 竹刀を振っていても手先だけ動かしていれば疲れません。 放っておけば人間は楽な方を選択する生き物なのでしょう。しかしそれではダメだと思うのも人間で、それを導く人も必要です。 先のコーナーの私の質問の中で、「今年から空調施設で使用料を払い稽古している」のは子供達に言い訳を作らせないためです。 今後体育館の空調化は進んでいくと思います。 これからの未来で今より涼しくなることはもうありませんし、避難所として使えなければならないからです。 実施には地域や予算の差によりばらつきはあるでしょうが、私の地域では3から4年後の計画です。 早く以前のような健全育成のための指導になるよう、今できることをそれぞれの立場の人が全力で対処するしかないのでしょう。
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Re: 猛暑の中の稽古時の休憩について ( No.3 ) |
- 日時: 2024/09/13 15:50:20
- 名前: ViVi
- 管理人さま、2003toshiさま、ありがとうございます。
お恥ずかしい話ですが、私自身がソッチ側?の人間でした(一応過去形)。 「如何に先生にバレずに手を抜くか」 「楽するためにはどうしたらいいか」 とダメ人間丸出しの少年期でしたので子供たちの気持ちが手に取るようにわかるのです。 少年期の私にはまったく理解が出来ませんでしたが師匠が「他人に厳しく、自分にはもっと厳しく」とよく仰ったのを思い出します。 我慢が効かない今の少年たちを文字通り我慢強く根気よく教えていかなければと心新たに致しました。 ありがとうございます。
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Re: 猛暑の中の稽古時の休憩について ( No.4 ) |
- 日時: 2024/09/14 06:58:10
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照: http://www.ichinikai.com
- to ViViさん
少しでも拙サイトがお役に立ちますれば嬉しく存じます。
保護者の意識が変わってきていますし、世の中も「スポハラ」に敏感になってきています。 必要と思われる「厳しい言葉」「厳しい指導」を「スポハラ」と捉えられてしまうこともあります。 大切なことは「保護者と指導者」「子どもと指導者」の信頼関係です。 信頼される指導者たるべく、お互い自分を律して行くことからスタートしていきましょうp q
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