Re: オジンと中学生 8 ( No.2 ) |
- 日時: 2014/10/06 08:23:44
- 名前: なんでそういう判断になるのだろう
- 送迎は無理あるでしょう。
暇な人ばかりじゃない。 それなら部活やめなさい、という親もいるだろう。 だって、家族の生活のために仕事しているんだから。 そのお金がなかったら、行きたい高校や大学に行きたくても行けないかもしれませんよ。 部活の送り迎えのために、仕事に影響するなんてありえないし、子供からしてもそんな事で親に余計な負担はかけたくないと思うのが普通でしょう。
また、部活以外の活動をアナウンスするまでは良いですが、参加しない子を非難するのは間違い。原則希望者のみでしょう。そのような実質的に参加を強制するような行動はマズイと思います。だって、『部活』なのですから。 参加させたいなら、自発的に参加する子を強くして、他の子にも参加したいと思わせるのが筋だと思います。
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Re: オジンと中学生 8 ( No.3 ) |
- 日時: 2014/10/06 12:04:57
- 名前: ViVi
- 私は出身少年団で師匠の指導のお手伝いと、同じく出身中学(顧問は剣道未経験者)の週一回の有志による夜稽古の指導のお手伝いをしている者です。
だみ声様のご意見は、ご自身が子供の頃から剣道をされていて今までは保護者の理解にも大変恵まれてきた方のパターンだと思います。 私自身も4年ほど前まではそういう考えの持ち主でしたが、この頃に出会った子供達というか保護者に今までの考え方を改めさせられました。 だみ声様と同じように中学生を出稽古や錬成会に連れて行こうとすると保護者の足並みが揃わない等色んな事に悩まされました。 沢山対話を重ねていった結果「なんでそういう判断になるのだろう」様のご意見に辿り着きました。 子供の部活に積極的に取り組まない(取り組めない)「普通の親」像がそれまでの私には理解できなかったのです。 子供の事なんで「協力して当たり前」的な考えが有ったのを完全に覆されました。 あなたは子供の頃から両親の協力を得られて、今までも生徒の保護者にも恵まれてきたからそんな事が言えるのだと…各家庭にはそれぞれの事情があり、そこまで踏み込んで子供に協力が出来るのは「ほんの一部の恵まれた家庭だけ」だと指摘されました。 この指摘に結構なショックを受けそれからはみんなの置かれている環境を鑑みて指導するようになりました。 だみ声様の言いたい事は良く理解できるのですが「昔とは違う」ということを念頭に置いて指導されてはいかがでしょうか? 生意気な意見で御立腹されるかもしれませんが、残念ながら今の世の中そういう物なんです。
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Re: オジンと中学生 8 ( No.4 ) |
- 日時: 2014/10/07 01:39:46
- 名前: だみ声
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>
- なんでそういう判断になるのだろう さん
久しぶりにここで議論できそうな書き込みを嬉しく思います。
初めに僕がこのシリーズを書き始めた第一のきっかけは、定年退職を前にして、今まで多忙でかかわれなかった中学 生剣道部員に「どこまで関われるのか?」「越権行為は承知の上」を自分の指導範囲として始めたことをご理解くだ さい。 つまり「出すぎ」と言われることも、覚悟の上なのです。 そして今は完全な剣道一色オヤジです。 当初から管理者のHideさんからは、「そこまでやるな」「目の前の子だけでも行き届かないのに」とのご意見があり ました。(第1の「オジンと中学生」。その後2〜8)。 そういう中でのものなので、今では中学校の部活には全日程に参加しております。 週2回の道場稽古もあります。 年金だけで生活しており、はっきり言ってこれで賄えている自分も恵まれていると感謝しております。 文句言わず にせっせど道着・袴を洗ってくれる妻にも感謝しております。
>送迎は無理あるでしょう。 暇な人ばかりじゃない。 僕は、無理かどうかは親子で相談してくださいというスタンスです。 暇を持て余している壮年の人はいない でしょうね。 そして僕は「上達は稽古量が左右します」と言い切っております。 そこで無理な部分を何とか工夫できないか? という発想をして欲しいとお願いしております。 お子様が夜 稽古に行きたいと言い、「上達のため」「指導者が誘っている」と言えば、それでも全く検討しない親っていな いという前提です。 そして強制ではないし、なぜこういう稽古を導入したかもプリントしております。
>それなら部活やめなさい、という親もいるだろう。 幸か不幸かそういうことを言う親にはまだ出会っておりません。 よしんばそういう場合、親の説得に出向く 事も辞さないつもりです。 別件ですが「親との対話」も何度もやっております。
>家族の生活のために仕事しているんだから。 子供のためにも仕事をしているはずです。 子供の希望はできるだけ叶えるよう相談と工夫をしてくださいと いう説得もします。 場合によっては僕の車で「同行する」のもありだよと言っております。
>そんな事で親に余計な負担はかけたくないと思うのが普通でしょう。 そうでしょうか? 雨が降ったからとか、荷物が多いからとかで学校まで迎えに来いと親に電話する子は多 いですが…。 その子が夜稽古のため送ってくれと言うのとは多少要望の質も違うと思います。(前者は「手抜 き、甘え」、後者は、向上心)
>参加しない子を非難するのは間違い。原則希望者のみでしょう。 非難とお感じなのなら訂正します。あくまで「上達のため」のスタンスですし、希望者のみになりますが「希 望しなさい」は言いますね。 それが強制だという議論はしたくないですが…。
>自発的に参加する子を強くして、他の子にも参加したいと思わせるのが筋だと思います。 審査の合否が別れた後などでは、落ちた子の出席率が高くなるのは事実です。 親だって「なんで夜稽古に行 かなかったのよ」と子供に言っている場面もありました。 親は行かせたいのに、子供が嫌がる方が多いと感 じております。
ViVi さん 僕の今のスタンスは、時間がたっぷりある定年退職者の剣道漬けオヤジですので、その点をお忘れなく… >ご自身が子供の頃から剣道をされていて今までは保護者の理解にも大変恵まれてきた方のパターンだと思います。 全く反対です。 これだけ恵まれた環境にいる君達中学生が、なんでもう一歩踏み出す積極性を発揮しないの だっ? という気持ちのほうが大きいです。 僕が剣道始めた頃は、「マイ防具」は高嶺の花、剣道禁止が解 けて5年後の昭和33年なんて、6つしかない「撓競技用」防具を25人の部員で使いまわした時代です。 もちろんいろんな保護者、部員もおります。 特に目立つのは、「躾」も学校がやると信じて疑ってない保護 者、精査しないで、すぐいちゃもんつけるモンスターペアレンツ… etc。
>この頃に出会った子供達というか保護者に今までの考え方を改めさせられました。 「自由と権利」に対する「義務と責任」を勘違いした保護者、武道精神を学ぼうとしない、あるいは気づかな い保護者の発想は、今の社会では「自由」の範疇に置いてしまいます。 しかし僕は剣道技術以外に、礼儀・ 作法を指導として同時進行させ得る剣道なのだから、「少し違うぞ」という事も「あり」としております。 この点も新入部員には説明し、保護者にはお会いした時などに雑談しながらお伝えしています。 つまりいまの社会通念に、こっちが指導内容を合わせるのではなく、「武道の世界」には窮屈な中に普段気づ かない、見落としがちな「大切な教え」があるぞっ、と繰り返しております。
>そこまで踏み込んで子供に協力が出来るのは「ほんの一部の恵まれた家庭だけ」だと指摘されました。 ここでいう「恵まれた家庭」とは、裕福な家庭ということではなく、子どもの教育と情操にしっかり目を向け ている家庭であるべきです。 自ずと貧乏人なり(言葉が悪いか?)の接し方があると思うのですがねえ。 歌の文句じゃないですが、「ボロは着てても心の錦」は大切にしたいところです。
>残念ながら今の世の中そういう物なんです。 残念なら是正して、古き良き時代「三丁目の夕日」の社会人(心の通う)を育てる道を歩んでいるつもりなので すがねえ… それはもう古い!! お前の主張はもう過去のものだ! なのでしょうか?
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Re: オジンと中学生 8 ( No.5 ) |
- 日時: 2014/10/07 12:57:59
- 名前: ViVi
- だみ声様
申し訳ありませんが私は議論を戦わせるつもりで投稿しておりませんのでこれ以上の意見は申しません。 それだけの信念を持ってやられているのならよろしいんじゃないでしょうか。 アプローチの仕方こそ違いますが同じ少年指導に携わる者同士精進していきましょう。 頑張ってください。
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Re: オジンと中学生 8 ( No.6 ) |
- 日時: 2014/10/07 16:59:15
- 名前: なんでそういう判断になるのだろう
- だみ声さん
おそらく、ジェネレーションギャップがあるのだと見受けられます。 だみ声さんの世代は、バブルも経験している、父親が働けば一家が十分食っていけた時代かもしれません。 しかし、今は共働きでないと、そこまでの収入が見込めない家庭は少なくありません。 もちろん、父親だけで十分稼げている家族もいるでしょうし、専業主婦の方もいるでしょう。 しかし、1人当たりの平均収入は間違いなく減っており、共働きの家庭が増えているのが現実です。
部活のために家族があるのではない。 家族があって、部活に参加できるんです。 そこは絶対勘違いしてはダメだと思います。
>送迎は無理あるでしょう。 暇な人ばかりじゃない。 僕は、無理かどうかは親子で相談してくださいというスタンスです。 暇を持て余している壮年の人はいない でしょうね。 そして僕は「上達は稽古量が左右します」と言い切っております。 そこで無理な部分を何とか工夫できないか? という発想をして欲しいとお願いしております。 お子様が夜 稽古に行きたいと言い、「上達のため」「指導者が誘っている」と言えば、それでも全く検討しない親っていな いという前提です。 そして強制ではないし、なぜこういう稽古を導入したかもプリントしております。 ⇒本当に強制では無く、ただもっと上達したい人で時間に余裕がある子への「アナウンス」なら、問題無いと思います。 が、強制する側面があるならアウトでしょう。
>それなら部活やめなさい、という親もいるだろう。 幸か不幸かそういうことを言う親にはまだ出会っておりません。 よしんばそういう場合、親の説得に出向く 事も辞さないつもりです。 別件ですが「親との対話」も何度もやっております。 ⇒強制する側面があるのなら、強制する方が間違いだと言っているのです。 初心者から始めて、下手でも下手なりに「部活」を3年部活を続ける、というのも評価すべきでアリだと私は思います。
>家族の生活のために仕事しているんだから。 子供のためにも仕事をしているはずです。 子供の希望はできるだけ叶えるよう相談と工夫をしてくださいと いう説得もします。 場合によっては僕の車で「同行する」のもありだよと言っております。 ⇒あなたが「送迎は一手に引き受けます。」というならまだしも、そうでないなら「何言ってるの?暇人が」というレベルの話でしかありません。 仕事って、そんなに楽なものじゃないですよ。 私立高校、大学へ行くのにいくらかかるのでしょうね。 その金を貯めるため=子供のためにも、親は働いているのに、他人が横槍入れる余地は無い。 進学>剣道 が普通じゃないですか。
>そんな事で親に余計な負担はかけたくないと思うのが普通でしょう。 そうでしょうか? 雨が降ったからとか、荷物が多いからとかで学校まで迎えに来いと親に電話する子は多 いですが…。 その子が夜稽古のため送ってくれと言うのとは多少要望の質も違うと思います。(前者は「手抜 き、甘え」、後者は、向上心) ⇒私から言わせれば、どちらも甘えですが・・・。 中学生なんだから、自転車で行ける範囲で稽古場所はあるのでは? 無いなら、それこそ貴方が近くのスポーツセンターかどこかで稽古会を開けば良いじゃありませんか。 中学生に車がないと参加できない稽古会を、 半強制で勧誘しているのなら傲慢この上ないですし、部員がとてもかわいそうですね。
>参加しない子を非難するのは間違い。原則希望者のみでしょう。 非難とお感じなのなら訂正します。あくまで「上達のため」のスタンスですし、希望者のみになりますが「希 望しなさい」は言いますね。 それが強制だという議論はしたくないですが…。 ⇒大丈夫です。 それを世間一般では強制と言うので、議論する余地はありません。
>自発的に参加する子を強くして、他の子にも参加したいと思わせるのが筋だと思います。 審査の合否が別れた後などでは、落ちた子の出席率が高くなるのは事実です。 親だって「なんで夜稽古に行 かなかったのよ」と子供に言っている場面もありました。 親は行かせたいのに、子供が嫌がる方が多いと感 じております。 ⇒その気持ちを継続させる事、向上心を持ち続けられるような指導力が、指導者の力量なのでは?
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Re: オジンと中学生 8 ( No.7 ) |
- 日時: 2014/10/08 01:30:23
- 名前: だみ声
<
>
- VIVIさん
>アプローチの仕方こそ違いますが、同じ少年指導に携わる者同士精進していきましょう。 ありがとうございます。 アプローチの仕方が異なるというより、僕の場合深く踏み込める立場になった(指 導に専念する時間が豊富にある。 今まで仕事で関われなかった点に踏み込める)時点から、異なったアプロ ーチを模索しているところなのです。 もちろん暗中模索しながらのアプローチです、今までのところクレー ムは来てないと思っております。 お時間がおありなら、過去の「オジンと中学生」1〜7をご一読ください。
なんでそういう判断になるのだろう さん >ジェネレーションギャップがあるのだと見受けられます。 だみ声さんの世代は、バブルも経験している、父親が >働けば一家が十分食っていけた時代かもしれません。 確かにそういう時代も過ごしてきたと思いますが、それ以前の「敗戦後の時代」も過ごしており、毎日ひもじ く、おかずは兄弟で命をかけた奪い合いをする時期を過ごしてきました。 親からは「妹に多くを分けなさい」 と言われ、渋々そういう配分をしたら、母親が自分の分を分け与えてくれました。 こうして家族の支え合い と、分配の法則と、愛を学びました。 そのあとが「三丁目の夕日」の時代でした。 バブルはそのあとですので、余った食べ物が投げ捨てられるのを見て「今にバチが当たる」と思っています。 今の不景気による生活苦なんて「食べ物のなかったあの頃」とは程遠い差があると感じております。(尤も土 俵が違いますから、こんなの比較してはいけないと思いますがね…)
>初心者から始めて、下手でも下手なりに「部活」を3年部活を続ける、というのも評価すべきでアリだ。 その評価をデコレーションで飾ろうと思えば、卒業までに二段になれる方法があるし、そういう目標を持って 卒業まで頑張ると、大きな達成感があるぞ!! と入部時に説明し、剣道ノートを渡し、その1ページ目には 「剣道部に入った理由」を書いてもらっています。 卒業までに頑張って「二段になります」と書いてきた子には、それを達成するには稽古稽古稽古が必要だぞと いう返事を書き込んでおります。 つまり「ヘタなりに卒業」しただけでは自己評価も低いではないか! もう一つ上を目指せ!! と洗脳して おります。
>あなたが「送迎は一手に引き受けます。」というならまだしも そこまで言うと甘えを誘いますから、「足がない子は僕が運ぶ手もあるから、遠慮せず電話しなさい」とは言っ ておりますし、実際送迎依頼してくる子も時々おり、その子の家に立ち寄っております。
>それこそ貴方が近くのスポーツセンターかどこかで稽古会を開けば良いじゃありませんか。 もっといい方法があったので、そういうことを踏まえてここまでの展開になっているのですが、「オジンと中学生4」 あたりに書かれていると思います。ここではその説明が端折られておりました。スミマセン。 以下に説明します。
まず夜稽古の場所は、同じ中学校の、同じ武道場なのです。 8年前、最初部員には町の剣道場での稽古に参加することを 勧めたのです。 そこに通うようになった子達の上達が著しかったので、毎年新入部員を誘ったのですが、学校と道場での 稽古には、防具の持ち帰りという問題がありました。 それでも道場通いする子はモチベーションも高く、全く問題なかったです。 ところが調べてみると中学校の武道場も夜は 基本的に空いていることが分かり、防具は置いたままで夜稽古ができるという好条件があったのです。 従って、夜稽古も普通の「登校」と同じなわけです。 ただし夜だから親に送迎をお願いするというわけです。 自転車で 来る子ももちろんおります。
>その気持ちを継続させる事、向上心を持ち続けられるような指導力が、指導者の力量なのでは? おっしゃる通りです。 まだまだ未熟な僕なので、そういう指導力を持てるようになる修行中というところで す。 その過程が今まで述べてきたようなものなので、「方向が違っている」のかどうかも模索中なのです。
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Re: オジンと中学生 8 ( No.8 ) |
- 日時: 2014/10/08 09:58:44
- 名前: なんでそういう判断になるのだろう
- 当事者ではないので憶測でしかありませんが、
部活一直線が全ての子にとって良いとは言えない、ということは理解すべきでしょう。
あとは気になる点だけ。
確かにそういう時代も過ごしてきたと思いますが、 それ以前の「敗戦後の時代」も過ごしており、毎日 ひもじく、おかずは兄弟で命をかけた奪い合いをす る時期を過ごしてきました。 親からは「妹に多くを分けなさい」 と言われ、渋々そういう配分をしたら、母親が自分 の分を分け与えてくれました。 こうして家族の支 え合い と、分配の法則と、愛を学びました。 そのあとが 「三丁目の夕日」の時代でした。 バブルはそのあとですので、余った食べ物が投げ捨 てられるのを見て「今にバチが当たる」と思っています。 今の不景気による生活苦なんて「食べ物のなかった あの頃」とは程遠い差があると感じております。 (尤も土 俵が違いますから、こんなの比較してはいけないと思いますがね…) ⇒言いたいことはわからなくはないですが、それはだみ声さんが「育ててもらっていた」時の苦労の話でしょう。 「育てる側」になったときの金銭的苦労とは違うので、論点が違うのでは?
まず夜稽古の場所は、同じ中学校の、同じ武道場なのです。 ⇒何時まで稽古しているか知りませんが、今時、塾でも9時10時に終わって一人で帰っている子が大半ですよ。 なぜ剣道の場合は、親の送迎がいるのでしょうか。 何かあったら自分に責任が来るから、親に不要な負担を押し付けているだけじゃないですか? また、部活後の夜に稽古して、毎日なのか頻度がわかりませんが、いつ勉強するのでしょう? 明日の宿題は? それならば、土曜や日曜の日中にやれば良いように思いますけど。
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Re: オジンと中学生 8 ( No.9 ) |
- 日時: 2014/10/08 22:46:43
- 名前: 親馬鹿一刀流
- だみ声さんへ
ご無沙汰しております。 まずだみ声さんにかけたい言葉。 だみ声さんが思うようにやったら良いでしょう。 今時他人の子供達にこれだけ力を入れられる大人はいないでしょう? 私の経験から言うと小学生から中学生まで指導頂いた私の最初の先生が、だみ声さんと同じタイプの先生でした。
だみ声さんのお悩みは、目標達成のために与えられるだけの事をしているが、本人親御さんが着いて来ないという事ですよね。
当世の中学生気質、親も含めてですが、私が指導する剣道会でも似たような事例があります。
剣道が大好きな子、そうでもない子、好きなんだけど出稽古は嫌な子、その他諸々。 剣道に対して期待は持っているが自分の子供に対して強制力を発揮できない親御さんもいます。 送迎の事も、あえて送迎はしない、稽古したければ公共交通機関でどこへでも通えるはずと自主性を重んじる親御さんも居られました。
普段定期的に参加している稽古会に中学校剣道部の顧問が居り、その中学校の剣道部員は強制されている訳でもないのに、中学校の 部活後、この大人の稽古会に参加20時に終了、その足で塾に出席する子が数人います。 市内でも学力が高く、中体連の全国大会出場の常連校です。 毎日ではありませんが、剣道と勉強を見事に両立している事例です。 全ての中学生に当てはまる訳ではありませんが一つの事例としてあげます。
剣道は人間形成の道であるというお題目があります。 これをお題目とするかどうか?
だみ声さんは引退されていますが、私サラリーマンです。 仕事上で目標目的を達成するためにはそれなりの努力と周囲の支援が必要と思います。 何かの目標を達成するためには自分が努力する、周囲の助けが必要である事を剣道を通じて教えていきましょう。
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Re: オジンと中学生 8 ( No.10 ) |
- 日時: 2014/10/09 00:06:53
- 名前: だみ声
<
>
- なんでそういう判断になるのだろう さん
>部活一直線が全ての子にとって良いとは言えない 成績は落としてはいけない。 その場合は稽古させないぞっ!と通達しております。 だからといって意図的 に成績を落として稽古に来ないという不心得な生徒は今のところいません。 要は、上達はしたいけれど、稽古はあまりしたくない(僕らもそうでしたよね)子を如何に稽古に引っ張り出 すか? なのです。 成績の良くない子には家庭教師も買って出ております。 要望があれば彼らの自宅まで行っております。そう いう時間も持てる定年退職者なのです。
>「育ててもらっていた」時の苦労の話でしょう。 貧乏でした。 自営業のオヤジの収入は不定期だったし、借金取りはいつも我が家に来ましたし、居留守の伝 言をさせられた時もありました。 僕が大学4年の時、ついに2千万円の借金で倒産し、オヤジは故郷へ引っ 込んで(それこそ幼馴染のつてで、53歳で、故郷でサラリーマンになりました) 僕は残る1年間をアルバイトで凌ぎ、かろうじて卒業しました。 まさに苦労話ですが、楽しい家族でもあり ました。 これは苦労を笑いに変えるオヤジのキャラだったと思います。見習っております。
>「育てる側」になったときの金銭的苦労とは違うので、論点が違うのでは? 育てる時は子どもの心をまともな状態に維持させる苦労の方が大きかったように記憶しております。 息子な どはどっちか言うとイジメられるタイプだったし、球技音痴もあって少年野球(それこそ剣道は夜だったため 免許のない妻は送迎不能、僕は月の内18日間の出張が日常でした)に通わせましたが一度試合に出させても らっただけでした。 おまけに中学はいわゆる学校崩壊の2年間でした。殴り合いのケンカをして帰宅したこ とも何度かありました。 高校では卓球部に属し、2年生になる時期、ビール飲んで酔って寝込んで電車で終点まで行き、駅員からの電 話で引き取りに行ったり… 決して気持ちの休まる時期ではなかったですね。ひとつ間違えれば退学も十分あ りえましたから、今は一児の父親ですが、よくぞ無事に卒業したものだと安堵しております。 そして中学高校の部活で剣道やったのは一番下の次女だけでした。この子は今も剣道を続けております。 自分の3人の子供を、とりあえずまともな社会人に育て上げた現在、その経験も活かしながら剣道部の指導にも当た っております。
>何時まで稽古しているか知りませんが 部活は昼間ですが、この頃は日没前に帰宅させるため、秋から冬にかけての稽古時間は30分です。これでは 上達が望めないということで毎週火曜と木曜に夜稽古(19:00〜21:00)を始めました。 その他に 道場稽古が水曜と金曜にあります。 もちろん防具を持ち帰って道場稽古にも参加する子もいます。
>何かあったら自分に責任が来るから、親に不要な負担を押し付けているだけ そんな姑息な発想するなら、部活指導など、いつ怪我するかわからないリスクをしょってまで請負いませんよ。 指導要請を受けた時から、責任を取る覚悟はしました。 最小限のスポーツ保険だけは全員かけてもらいまし た。(年額800円でお願いして個人負担してもらいました)
>剣道の場合は、親の送迎がいるのでしょうか。 人口45,000人の小さな市です。 中学校は3校ですが、3町合併前は1町1校だったのです。 急な坂も 多く、自転車はあまり普及しておりません。 親による子供の送迎は登下校、塾通い、習い事には結構盛んに 行われております。(そうせざるを得ない背景が構造的にあるのです)
>いつ勉強するのでしょう? 勉強の合間を見つけてたくさん稽古しろと指導しています。 さらに「剣道やって成績落ちた」は言わせてお りません。 成績が落ちた子は稽古にこさせないことも約束事項です。 ただし「勉強があるから稽古に出ま せん」は言い訳の場合が多いから、そんなこと言わずに勉強と稽古に励め! 勉強見て欲しい時は見に行くぞ! と言う脅しもかけています。実際見に行った実績も過去に10人はいます。 しかも宿題してない子は、学校側が翌日の「部活停止」というペナルティーを課しています。 勉強時間を削って稽古しろとは一切言いません。 「稽古時間を捻出する工夫はいっぱいしろ」といい「それ も大切な修行なのだ」と説明しております。
>土曜や日曜の日中 土曜の午前中は基本部活日に学校が設定しております。 ただし錬成大会、練習試合、講習会、地域の剣道大 会、昇給昇段審査などは全て土日が割り当てられますので、普通の稽古日には設定しづらいです。 僕個人の プライベートな用件も土日を当てますので、ここは開けております。
総じて、部活時間は少なく、卒業までに二段を目指すスケジュールをこなさせるためには、のんびりやれないのだか らこだわりの稽古環境を作ろうではないか! せっかく取り掛かった剣道なのだから、通り一遍以上の実績をつかみ 取りなさい! いや応言う前にどれだけ自分がやれるのか、その結果を人生にも生かす取り組みなのだから、まずは 僕の言うことを聞きなさい、と言うやりとり(押しつけかもしれませんが)が最初にあっての話なのです。
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Re: オジンと中学生 8 ( No.11 ) |
- 日時: 2014/10/09 05:22:13
- 名前: だみ声
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>
- 親馬鹿一刀流 さん
ご無沙汰しております。 お元気のご様子なによりです。 そちらはもう冬支度でしょうか? 短い秋が駆け抜けて 行ったと思います。 久しぶりのご意見ありがとうございます。
>だみ声さんが思うようにやったら良いでしょう。目標達成のために与えられるだけの事をしているが、本人親御さ >んが着いて来ないという事ですよね。 思うようにやってみているところです(すでに3年目です)。 付いてくる子は伸びることが明白なだけに、 できるだけ大勢に足並みを揃えて欲しいと願ってあの手この手で「誘導」しているわけです。
ただし、こういう試みの中には、かえって良くないこともあり得ると思いますし、いただくご意見によっては修正も 必要だという態度も大切にしたいわけです。 特に剣道だけが強くなって、勉学がおろそかになる、いわゆる「剣道 バカ」にはさせたくないから「聞く耳」だけは僕自身の戒めのためにも大いに注意を払っているところです。 現にシリーズ7におけるE君に関しては、同じ道場仲間の一人から「あれはやり過ぎだ」。 「そんなに一人だけに 関わるなら、ほかの子の面倒に目を向けるのが普通だろ」「そのほうが全体のレベルアップになるんじゃないか」と 言う意見も頂いておるところなのです。 「しかも『ありがたい』と思われてないことだし…」という事なのです。
いろいろな意見も批判もあるのが当たり前ですが、僕としては決定的なクレームになるとか、学校側から「やめてく れ」と言われない現状では、指導の範疇を大きく逸脱した状態ではないと思っております。 不登校児や、いじめ問題に対する学校側の対応も、決して行き届いたことができているとは思えない現状もあります。
僕の今の取り組みは、仕事を持っている内は、やれるわけないのです。 でも今だからこそやれるだけのことをやっ てみようとして取り組んでいます。 暗中模索状態なので、不具合を感じたら大きく修正する必要もあると思ってお りますが今のところ大丈夫なようです。
それより自分の健康状態もあちこちガタが来ていると感じる昨今です(肩の断裂は補修済み、奥歯は2本インプラン トにしました。長年同居していた「痔」も補修しました。白内障もあと1年後には手術かなと思っております)。 そしてここ半年、耳石による「老人性めまい」で1日寝る日もあり、予定変更も生じていました。 できなくなってしまう状態になるのも「時間との戦い」と感じており、出来ることをやっております。
そして先日、高校1年生(地元の有名進学校)になった部員が、早々と「三段合格」を知らせてきました。 嬉しい限りであり、指導者冥利に尽きるということを実感しております。
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Re: オジンと中学生 8 ( No.12 ) |
- 日時: 2014/11/17 00:33:52
- 名前: だみ声
<
>
- 前回の書き込みから1ヶ月以上が過ぎました。 11月から部活時間は15:55〜16:15の20分間となりま
した。 しかも月水は部活がありません。 防具を着けての稽古は、土曜日午前中の3時間の部活だけになっており ます。 これを1回休んだ子は前回の防具着用稽古から2週間空くことになります。 こんな状態が来年1月下旬ま で続きます。 当地区では、どの中学校にも大きな差はありませんが、結局指導者がどのように部活以外の稽古を実施するかが、上 達の分かれ目であることは明白です。 指導のできる顧問のいない中学校もありますが、地元道場に通う子が多いところでは、結局部活以外に稽古をすると 言う事になるのです。 そういう子が多い学校が中体連大会で上位を取るのです。 こちらとしては指をくわえているわけには行かないと言う事から、工夫しているのですが、部員の中には「部活でそ こまでやるつもりはない」と言い、適当に過ごそうとする子がいるわけです。
しかし一方で、「強くなりたい」「試合は勝ちたい」なのですから、そのためには最低でも夜稽古は出て来なさいと 言う会話(指導or押し付け?)が行われます。 そのためには親の協力も必要になるのです。 全体として少なくとも送迎を嫌がる(面倒で嫌かもしれませんが拒否する)親はいません。 これには親と指導者の 日頃の付き合い方も重要であることも事実ですが、むしろ稽古したくない部員が夜稽古のスケジュールを親に伝えな い(プリントを見せない)という作戦を取る事もあるのです。
そして来年、1月下旬には1級審査が、2月上旬には、初段二段三段の審査を控えており、クリスマス・正月をはさ んで、70日しかないのだぞっ!!と説明しているところです。 10月の夜稽古出席率はおおむね60%です。(そ れこそ塾と同じ日で来られないという子もいますから、まあ良い方とも言えます)
いろいろのご意見があると思いますが、今のところ火曜木曜の夜稽古か、水曜金曜の道場稽古のどこかに参加するよ う更に働きかけていくつもりです。 くどいようですが、だから「勉強時間を減らせ」とは言いません。 工夫して、稽古時間を捻出するんだと言い続け ております。
15日土曜日の部活には、この度三段合格した高校1年生が来てくれました。 部員10名と総当りで試合しました が、中学生はついに一本も取れませんでした。 変則的な2:1試合もやってみましたが、それでも1本が取れま せんでした。 まあ3年生がいない時期ですから、こんなものかもしれませんが、それでも「悔しいだろっ!」「やっぱり稽古する しかないのだ」という話をしました。
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Re: オジンと中学生 8 ( No.13 ) |
- 日時: 2014/11/17 07:24:49
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
<
>
- 参照:
- To だみ声さん
20分間しか部活が出来ないというのはほんと切ないですね。 それじゃぁ「部活動の意味(意義)があるのか?」と学校側に問いたいですね。とはいえ、 どこの中学校でもそうなのであれば、致し方ありません(>_<)
子どもや親の負担になり過ぎないように、上手にお稽古が出来ますよう声掛けなどを工夫 うしていってくださいp(^-^)q
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Re: オジンと中学生 8 ( No.14 ) |
- 日時: 2014/11/17 09:48:54
- 名前: kuro
- だみ声さま
今の時期はどこも部活動の時間に制限があり顧問の先生は苦慮されています。
夕方は時間が無くとも昼休みは1時間近くあります、少なくとも30分程度の稽古はできるのではないでしょうか。
生徒の意識の問題もありますが、ランニングや素振りなどは有効だと思います。
親の負担もありませんし、生徒のやる気だけが便りですけど。
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Re: オジンと中学生 8 ( No.15 ) |
- 日時: 2014/11/17 22:37:45
- 名前: だみ声
<
>
- Kuroさん コメントありがとうございます。
昼休みにそれぞれが剣道に絡む何らかの稽古をすることも重要なことです。 さらに登校を早めて「朝練」なるもの も、制度として実施しております。 ただし僕は指導者として流石にそこまで同席できないでおります。 怠慢と言われれば甘受するしかありませんが、 部員には比較的浸透しており、特に朝練は15分〜20分程度やっております。 ただし参加実績の記録もなく、そ れこそ自主に任せているところです。 昼練も同じくで、誘い合ってやっているようですが、出欠記録はありません。 そして彼らの事情として、朝・昼は それこそ不十分だった宿題をなんとかこなす時間帯でもあるようです。(僕にもこうやってしのいだ記憶があります)
そしてそういう自主練が部員だけで統制が取れて実施できておれば、夜稽古や道場稽古の参加ももっと積極的になる し、チームの戦力も向上すると認識しております。 そこには部長の統率力がモノを言ってくるのですが、今年の部長にはそこまで部員に指令を出せる能力は残念ながら 不足気味なのです。 部長に統率力を仕込むのも指導者の役目でしょうが、それこそさじ加減を駆使しながら、追い 込み過ぎないように(部長一人に負荷をかけないように)指導しているところです。
でもご指摘についてはいい機会ですから、次回の稽古の時、朝練・昼練について部員ともう少し突っ込んだ会議を持 ちたいと思います。 ありがとうございました。
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Re: オジンと中学生 8 ( No.16 ) |
- 日時: 2014/12/01 00:24:28
- 名前: だみ声
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- いよいよ今年もあと1ヶ月を残すのみとなりました。
我が中学校も今日の試合が今年最後のものとなりました。 結果は2年生男子3名、1年生男子5名、女子2名の内、 1年生男子1名が一回戦を勝ち上がったほかは全滅状態でした。 これを部員がどのように捉えるのか、指導者の僕 には、どのような指導が必要なのかが問われます。
朝練については、登校直後10〜15分程度筋トレなどをやるようですが、おしゃべりだけで終わることもあるよう です。 宿題をやる事も多いとのことでした。 総じて緊張感に欠けるものとの印象を受けました。 昼練は実施さ れておらず、それぞれ昼食後のクラスでの過ごし方に委ねられておりました。 顧問が立ち会うものでもなく、僕もわずかな時間のために、そこまではやりかねているところであります。 本当に部員たちが自分の上達を目指し始めれば、自然と実施されることが望ましい、と言うのは僕の怠慢と同義語で しょうね?
それでも今日の全員敗退後の午後、帰宅したい子もいたでしょうが、全員に最後の決勝戦までを観戦させました。 当たり前と言えばそうなのですが、1年生には過去にはいつの間にやら帰っちゃう子もいたのです。 そして準優勝に涙する選手をつぶさに見て、感じたことをノートに書いて提出するよう指示しました。 試合を最後 まで観る面白さや、自分を負かせた相手の、その後の戦いぶりなどを観察するよう事前に指示はしてあるのですが、 さて、どんな事を書いてくるのでしょう?
弱小チームを優勝させたという指導者や、初心者選手を卒業までに経験者と同レベルにまで上達させる指導者の指導 方法などを知りたくなりました。 僕にとって、過去にそこそこうまくいっていたのは、選手たちの基礎的なモチベーションがあったからだったようで す。「楽そうな部」として剣道部を選んだに過ぎない子を、なんとか初段を取らせて卒業させてやりたいと思うのは、 間違いではないと思うのですが、今は「空回り状態」と言うのが正直なところです。
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Re: オジンと中学生 8 ( No.17 ) |
- 日時: 2014/12/01 10:09:30
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照:
- To だみ声さん
負けをどう受け止めるかはとても大切なことですし、指導者に取りましても重要なことで す。試合は「勝てば自信につながり、負ければ勉強になる」と言われ、買っても負けても 得るものがあります。とくに負け試合から学ぶことは大きいですね
決勝戦まで試合を見させてのはとてもいいことだと思います。 その感想が単に「凄いなぁ」だけだったとしても、そこに近づきたいという気持ちが目覚 めれば大いなるプラスです。「あの選手のように面を打ちたい」「あの選手の小手はかっ こイイなぁ」「あの掛け声、真似してみよう」なんて気持ちが出てくればしめたものです
>弱小チームを優勝させたという指導者や、初心者選手を卒業までに経験者と同レベルに >まで上達させる指導者の指導方法などを知りたくなりました。
私が思うに「技術指導」もありますがそれ以外のファクターのほうが大きいと思います。 こちらの本を読んでみてください 〜☆
君も一番になれる 二つの中学校剣道部を全国制覇に導いた育成術 (剣道日本) 2006/8/3 江島 良介 (著)
http://www.amazon.co.jp/%E5%90%9B%E3%82%82%E4%B8%80%E7%95%AA%E3%8 ..... 4789900614
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Re: オジンと中学生 8 ( No.18 ) |
- 日時: 2014/12/31 23:21:01
- 名前: だみ声
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- 大したこともなく今年もまた、大晦日の夜10時を過ぎております。 紅白歌合戦も終盤になっているようですが、
気を入れて見ていたのは遥か昔で、今はどの歌も聞き覚えているわけでもなく、歌っている歌手の名前も顔も殆どを 知っていると這い難い状態です。
12月26日に最後の部活稽古3時間を終わったところから、お正月は5日まで稽古がありません。 個人的には元 旦の連盟初稽古、近所の高校の初稽古などで稽古頻度は普段と変わりないと思いますが、今の中学生剣道部員10人 の今後の上達はどのように展開するのでしょう?
Hideさんご紹介の「君も一番になれる」は既に本棚にありましたが、もう一度引っ張り出して読み返しております。 それなりに「聞く耳」を持たせるまでに至っていないという状態の子を、とりあえずは1月25日の1級審査を経験 させてからだと、少しはわかる部分があるのかなと言うことを期待しております。 かと言って、その審査のための稽古もお座なりな状態が否めないのですから、本来なら「受けさせない」でもいいと 思うのですが、それは次の初段審査ではっきりしてやろうと思います。 と言いつつ1級不合格も大いにありうると も見ております。 たまたま見つけた本、相手の「心を掴む」というのを別途読んでおります。 これは清水寺の貫主「森 清範」氏の著 書です。
まあこんなことを書き連ねて今年を過ごし、来年を迎えるようですが、この1年を振り返ってみて、決して扱いやす い部員でない2年生3名、1年生男子5名(内2名が曲者)、女子2名の所帯ですが、できるだけの指導には務めるつ もりです。
実は、来年度の入学生徒数減少の煽りで、4つの部活を「無くしたい」という学校側の申し出があり(部活という位 置づけだと、先生の中から顧問を置かねばならず、その人選が不可能になるため)、来年度以後は、サークルとして位 置付けることが決まっております。 ほかには柔道部、ソフトボール部、男子バレーボール部がそうなります。
一方で「武道教育」という制度もあるのに、武道関連の剣道・柔道を廃止させるという学校の選択も、おかしなもの と思いますが、最も安易なやり方なのだと思います。 僕が抵抗しても単なる1外部指導者ですから、どうなるもの でもないと思うし、連盟としても関わる体制もなく、成り行きに任せるしかないと思うのですが、関わっている限り は従来通り、(むしろ内容を濃くして)やってやろと思っている次第であります。
考えると悩ましいこともあるのですが、剣道の「原点に基づく方式」(どんなもんじゃろ?)で指導を継続して行くつ もりであります。 地元町内会の役員人事も来年度は、避けられない状況もあり、多忙になるとは思うのですが、定年退職者が普通に勤 務していると思えば、やれないはずはないという気持ちで頑張ってみようと思っております。 まずはケガや病気をしている暇はないこと、時間配分は出来る限りを重複させないでやっていこうと思います。
みなさま来年もどうぞ良い年をお迎えください。
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Re: オジンと中学生 8 ( No.19 ) |
- 日時: 2015/01/06 04:02:00
- 名前: だみ声
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- 新年明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願い申し上げます。
今日5日は、中学校の初稽古でした。 朝8:30〜11:30の3時間でした。 出席者は全部員10名内9名で した。 欠席の1年生男子は、顧問から連絡してもらったところ、家族旅行で「欠席」との保護者の返事だったそう です。(事前連絡なし)
普通に切り返し打ち込み稽古で1時間、10分の休憩後、道場を縦方向に使って連続切り返し、連続面打ち、連続小 手面、連続小手面胴の追い込み稽古で30分。 面打ちで「手足連動」ができていない1年生男子1名の癖が直りま せん。すり足と歩み足が混同しています。 今後どうやって修正したらいいのでしょう? さらに10分の休憩後、掛かり稽古で15分、そのまま4人一組で審査形式の稽古で、審査時の所作を確認させまし た。 動き方や構え方、残心の取り方などの説明を加えながらで30分。 残る約25分を地稽古にしました。
審査は1級が1月25日で4名、初段二段が2月1日で、初段2名、二段1名です。 今回合格の手応えを感じる子 は、良くて3名、調子によってはゼロかもしれません。 本来なら「受けるな!」も有りと思いますが、自分たちの レベルを知るためにもこれで行ってみようと思います。
夜は、連盟の第2稽古場で大人だけの稽古に参加しました。 流石に今日は全員で5名。 中身の濃い稽古をさせて いただきましたが、呼吸を整えるのが辛い状況もありました。 「だみ声さん、手首が硬いです」「だみ声さん、左脇が甘いです」「だみ声さん、右手の力は打突の瞬間だけです」と いうご指導をいただきました。 (どっかで自分が言っている内容です… 汗)
年がかわりましたが、もうしばらく「中学生気質」を続けます。
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Re: オジンと中学生 8 ( No.20 ) |
- 日時: 2015/01/06 07:09:57
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照:
- To だみ声さん
あけましておめでとうございます!
初稽古、出席率がいいじゃないですか。 ま、欠席の一名に関しては、事前連絡の必要が有ること(最低でも友人に伝えるなど)を きちんと指導しなければいけません。「たかが剣道(部活)、されど剣道(部活)」です。 社会生活の基礎として教えているわけですので
すり足と歩み足の混同は、竹刀の使い方としてはあまりよろしくありませんが、両足の間 に竹刀を突っ込むやり方がいいかもしれませんd(^-^)!
夜の大人稽古はいい汗を流せたようで何よりです。 平成27年、いいスタートが切れたんじゃないですか\ /
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Re: オジンと中学生 8 ( No.21 ) |
- 日時: 2015/01/26 00:54:47
- 名前: だみ声
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- Hideさん ありがとうございます。
>平成27年、いいスタートが切れたんじゃないですか。 一見した所ではそうかも知れませんが、今年はいろいろありそうな1年でもあるのです。 まず僕自身が地元町内会の「区長」という役職が避けられない雰囲気でして、これによって250日以上の出動が予 想されます。 剣道稽古との折り合いや調整が必要ですが、まあ公務優先なのは避けられません。 昼夜の使い分け 等も何とかやる1年になると思います。 飲む回数も増えるのでしょう。
>両足の間に竹刀を突っ込むやり方 一度やってみます。 昔やりましたよねえ。 思い出しながら、竹刀に感謝と謝罪を込めて…
今日は今年度最後の級審査日でした。 道場の子供4年生2人、夏休みから始めた男子兄弟5年生と6年生の計4名 が3級を受けました。 5年生から始めた男子1名が2級を受けました。 5名全員が合格できました。 いずれも 少し遅れての受審でしたので、仕上がり具合に心配もありましたが、いずれもいい出来だったと思います。 6年生の子を除いて、小学校卒業までには、規定の1級を取得していける予定です。
一方中学生も初心者4名が昨年10月に2級合格だったので、今日1級審査に臨みました。 おさぼり男子2名も含 まれており、普段の稽古内容からはとても合格できないと踏んでいました。 更に連盟も審査基準を見直していると 聞き及んでいたのです。 この時期の審査ですから、1級受審者は32名と比較的少なめなのですが、今回9名の不合格者が出ました。 その ほとんどが中学生で、顧問が未経験者であり、外部指導のない子でした。 一方、我が部員、普段の稽古では、会話程度の声しか出さない子、踏み込み足が出ない子、打突も極めて弱い子、し かもサボり、言うことを聞かない、約束を守れ(ら)ないと言うお粗末な2名は、合格でした。 審査時にはしっかり声を出しているし、動作も大きく、打突もそこそこやれているのです。 「普段の稽古で俺をナメているのか!」という思いと、「本番だけ取り繕えるのもここまでだそっ!」の感想です。 これでは次(初段)までの稽古も今の延長線でしかないでしょう。 この2人にとっては、不合格だったほうが反省 できる機会だったのにという思いもあります。 結果として僕の関係する子は、全員が合格してしまいました。 全員合格を素直に喜べない複雑な思いを伴った今日の、級審査でした。 こんなことを書く事自体、僕の指導力の問題なのは十分わかっていますが、これだけの愚痴をここでこぼさせていた だきます。
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