このフォームからは投稿できません。
name
e-mail
url
subject
comment
トップページ > 記事閲覧
先取り稽古
日時: 2014/03/05 17:43:40
名前: たつ 

もうすぐ四年生になる息子がいます。
先取り稽古の教え方、手順がわかりません。
どの様に教えれば良いか。お手数ですが
ご指導の程、よろしくお願いします。
メンテ

Page: 1 |

Re: 先取り稽古 ( No.1 )
日時: 2014/03/06 07:17:20
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

管理人のHide.です。

えっとぉ、ここは指導者研究室ですが、たつさんご本人がお子さんの指導者でいらっしゃ
るのでしょうか?
もし、指導者ではなく保護者の方でしたら、ご指導は道場の先生にお任せするのが筋だと
考えますが…(>_<)

なお、稽古を大きく区分いたしますと、「切返し」「打ち込み稽古」「かかり稽古」「引
き立て稽古」「互格稽古」「試合稽古」と6つに分けるのが一般的です。これらをまとめ
た総合稽古が「地稽古」ということになりますが、現在では「地稽古」といいますとほと
んどが「互格稽古」になってしまいました。

分類から行きますと「技の稽古」は「打ち込み稽古」の中に含まれる「約束稽古」のひと
つです。お尋ねの「先取り稽古」もこの約束稽古のカテゴリに含まれると考えます


「先取り稽古」は「先を取る意識を持たせる稽古」ですから明確な方法が存在するわけではなく、そういう意識をつけさせる目的で行う稽古でしたら、すべて「先取り稽古」であ
ると考えていいと思います。

一例を上げますと、
・正面を打って抜け、振り向いて詰めて出鼻面
というパターン。
これは、まず先の気でお相手を攻め、正面を打って抜け、さらにその先の木を保ったまま
お相手を攻め、お相手の出をを引き出し出鼻面に乗る…といったもの。「ただの、面から
出鼻面」というパターンですが、ここで「先の気」の部分を強調して意識させることによ
って「先取り稽古」と位置づけることができるわけですd(^-^)!

ご理解いただけましたでしょうか?(^^ゞ
メンテ
Re: 先取り稽古 ( No.2 )
日時: 2014/03/06 21:50:52
名前: やすき 

いつも楽しく拝見させていただきます。初めての投稿です。現在は、長崎で剣道の指導に携わっています。やすき、と申します。32歳剣道歴25年です。
hide 先生のおっしゃる通り、先取りとは、「先(せん)」取りと考えますので、技の稽古と考えます。先には「先先」(飛び込み技)「先」(誘いからの起こり)「後の先」(応じ技)と様々。ご年齢的に基本に忠実攻めてから、お相手がどう出られるかお子さんに、考えさせる良い機会ととらえます。
メンテ
Re: 先取り稽古 ( No.3 )
日時: 2014/03/07 09:32:45
名前: たつ 

Hide先生 やすきさん

ご丁寧に、教えて頂き有難うございました。
某ブログで、先取り稽古 先取り稽古 とよく出てくるので
何か先を取るための稽古方法があるのかと思いましてf^_^;)

攻めて仕掛ける 攻めて応じるで
先を取る感覚を養っていきますm(._.)m
メンテ
Re: 先取り稽古 ( No.4 )
日時: 2014/03/07 20:39:09
名前: やすき 

たつさん
お礼返信ありがとうございます。
先(攻)の感覚を、お稽古の中で覚えさせる為には、少年剣道では、なかなか難しいでしょうが、やはり防御の概念を取り払うことだとおもいます。特に、「互角稽古」部内での「試合稽古」、お子さんたちは、せっかく気持ちも、身体も、攻めているのにお相手が、それを防いでしまっては、物理的、精神的な縁(えん)が切れてしまい、伸びるべき芽を摘んでしまいます。剣道は、ご存知の通り「打つ(切る)、突く、捌く」お稽古は、理合を持って、縁を切らないが基本です。偉そうに申し訳ありませんが、私自身、散々言われてまいりました。のでご存知の事と思われますが、大切なお子様の事です。どうぞお楽しく、時に厳しく剣道に向き合われて下さい。
メンテ
Re: 先取り稽古 ( No.5 )
日時: 2014/03/08 09:42:36
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To たつさん

少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。

「技の稽古」「打ち込み稽古」とひと言でいっても、やり方がいろいろあるのと同様、先
取り稽古にもさまざまな方法があります。意識の問題で稽古の内容が大きく変わると思い
ますので、どのお稽古であっても「これはどういう状況なのか」ということを、しっかり
と認識させて取り組ませることが肝要と考えますd(^-^)!
メンテ

Page: 1 |