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基本技の練習と打ち込みって違うんですか?
日時: 2009/08/08 09:08:56
名前: バード 

また質問させていただきます。稽古の仕方についての質問です。
前の書き込みで「稽古メニュー」等サイト内検索すると,いろいろな稽古法があって大変参考になりますが,必ずHIDE先生の書き込みに「それは,基本技の練習ですか?打ち込みですか?」という文言が記されています。
なるほど,基本技の練習と打ち込み練習では,練習のさせ方が違ってくるはず。ところが,私の中学校では,打ち込む本数の差くらいしか違いが見あたりません。
例えば,技の練習,面打ち5本であるなら,元立ちは剣先を開くのではなく,正中線にかまえ,それを割って打つ,抑えて打つ,表を攻めて飛び込み面を打つ等,一人一人が課題を持って行わせるのが正解なのでしょうか?(あるいは,攻めて元立ちが苦しくなって出たところを設定して出鼻面 でも,これはパターン練習か?)
みなさんの,基本技の取り組ませ方,行い方についてアドバイスをよろしくお願いします。
メンテ

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Re: 基本技の練習 ( No.1 )
日時: 2009/08/08 22:51:02
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

管理人のHide.です。


>必ずHIDE先生の書き込みに「それは,基本技の練習ですか?打ち込みですか?」と
>いう文言が記されています。

少しニュアンスが違うように思えます。
私は「打ち込み稽古ですか、技の稽古ですか?」という聞き方をしていると思いますが(^_^ メ)


前者は基本稽古、後者は応用稽古です。その違いは何かと申しますと、前者は、元立ちが
空けてくれたところを正しく打つ「打突力を鍛える」ことを目標にしています。後者は、
「攻め+技」という組み合わせを考えて「何処をどう攻めて何を打つか」という実践的な
工夫をしていく稽古です。
同じ「面打ち4本」といっても、打ち込み稽古と技の稽古では、まったく違う取り悔いが
必要なんですね。

ところが、ごく一般的な稽古をあちこちで拝見しますが、この両者の境界線が極めてあい
まいになっていることが少なくありません。というよりも、ほとんど混同されているとい
っても過言ではありません(>_<)


ありとあらゆる稽古は、その目的・目標を明確にして行わなければ何ら意味を持ちません。
打ちこみと技の稽古、打ち込みとかかり稽古、その違いをしっかりと認識したうえで、生
徒(あるいは子どもたち)に取り組ませることが肝要ですd(^-^)!
メンテ
Re: 基本技の練習と打ち込みって違うんですか? ( No.2 )
日時: 2009/08/08 23:56:18
名前: バード 

よく分かりました。
基本の面打ち4本,でも打突力アップを目的としているなら,元立ちは打ちやすいように剣先を開けてやればいいし,また攻めを意識させた稽古なら剣先を軽く中心に取ったところで崩させるというように,指導者の意図によって稽古の形態も変わるということですかね。
さらに研究していきます。ありがとうございました。
メンテ
Re: 基本技の練習と打ち込みって違うんですか? ( No.3 )
日時: 2009/08/09 16:14:31
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

>基本の面打ち4本,でも打突力アップを目的としているなら,元立ちは打ちやすいよう
>に剣先を開けてやればいいし,また攻めを意識させた稽古なら剣先を軽く中心に取った
>ところで崩させるというように,指導者の意図によって稽古の形態も変わるということ
>ですかね。

そういうことですね。

技の稽古は申し合わせ稽古でもありますので、たとえば、「表押さえから面」といった場
合は、元立ちは表押さえをされたら抑えられたままにしなければなりませんし、「表押さ
えに対して反発してきたところの小手」でしたら、抑えられたところで抑え返さなければ
なりません。

元立ちが実際の試合をイメージした形で真剣に対峙できるかどうかに、技の稽古の成否が
かかっているといっても過言ではありません
メンテ

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