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子供の性格
日時: 2013/10/18 15:23:05
名前: ゆずこ 

現在五段、指導に携わり8年目を迎えた、おばちゃん剣士です。
うちの道場は、あまり強くはありませんが、基本を重視して指導長はとても丁寧に教えています。そんな中で私も勉強させて頂いております。

初めて竹刀を握った子供たちが、中学生になり月日の経つ早さを感じる歳になってしまいました
いろいろな子供たちと出会い、個性もさまざまで、一筋縄では行かないところがまた楽しく、やりがいも感じています。

さて、本題ですが、小学1年生女の子。
年長からはじめ、いよいよ今秋に試合デビューします。
決して気が弱いわけでもなく、お兄ちゃんもいるせいか、しっかりしていて上手な子です。
しかし、いざ試合稽古に入ると固まって動けなくなってしまいます。ここまで極端な子供は初めてだったので、ビックリしています。打ちこみ、素振りは出来ています。

まだ1年生なので、恐怖を植え付けず、慌てないでやっていこうとは思っているのですが、みなさんの経験談や参考になる稽古方法などアドバイスがあればご教授をお願いします。
メンテ

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Re: 子供の性格 ( No.1 )
日時: 2013/10/19 00:23:41
名前: だみ声  < >

>ここまで極端な子供は初めてだったので、ビックリしています。打ちこみ、素振りは出来ています。

打ち込みや素振りが出来ているのに、試合形式になると打てないばかりか、固まってしまうと言うよう
ですね?
現場を見ておりませんし、書かれた内容からだけの判断ですので、適切かどうかは自信がないのですが、
僕が思うに、打つだけの動作は平気だけれど、打たれるリスクの中で打つ動作が出来ないと言うのだと
思います。 1年生程度の子には起こりうることかもしれません。

以下の稽古で効果が出るかどうかも分かりませんが、僕の道場では、防具前の子供にも、防具をつけた
大人に向かって打ち込みをやらせています。
そして大人の方も大きく振りかぶって子供の向かって右側へと大きく振り下ろす(空振り)動作をしま
す。 大抵の子は逃げるか固まりますので「打たないから一緒に振りかぶって先生の面を打ちなさい!」
と言う稽古をやらせます。 初めはゆっくり振りかぶり、ゆっくり空振り動作をしますが、打たれない
事が分かってくると、しっかり「相面」に似た動作をやれるようになります。

こう言う動作を繰り返し稽古させれば、打たれるリスクに似た体験が出来るのではないでしょうか?
そして防具をつけた後は、同じ稽古の中で時々軽く打つ事を含ませて行って、打たれた時のショックの
程度を経験させて行けば、何とかなるんじゃないかと思いますがいかがでしょう?

固まってしまう原因が、打たれた時のショックの程度、痛みも含めて恐怖があるのではないかと想像し
て、こんな事を提案して見ました。
同じような経験がある訳ではなく、いきなり試合形式に成る未経験分野でのショックが、固まるという
現象を起こしているのではないかと想像しました。

就学前から、小学校低学年と言う時の子供の反応と言うのは、それぞれ大変個性的で、驚きと感激の連
続だと思います。
自分の子育ても終わり、子供も独立し、それぞれ子育てをしておりますが、現在道場では、明らかに孫
年代の子との付き合いは、どの子も目いっぱいかわいいし、若さを分けてもらっている感覚で、本当に
楽しいですが、いずれ大きくなって、逆襲されるのもうれしいものです。

小さい子の指導ほど、細やかな気配りを要する物はないと思いますが、総じて「子供が好き」を語れる
人には、子供も垣根なしに付き合ってくれます。 指導者冥利に尽きる経験だと思います。
メンテ
Re: 子供の性格 ( No.2 )
日時: 2013/10/19 07:37:45
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

管理人のHide.です。

そうですねぇ、基本的には大人が元立ちに立って受けてあげる指導法がいいわけですが、
子ども同士で打ち込みや技の稽古の元立ち、地稽古などをさせてますでしょうか?

うちの剣友会でも、低学年の子は大人に対して打ち込む稽古ばかりしてろいますので、お
相手が打ってくる状況にすくんでしまう子が少なからずおります。いきなり子ども同士の
地稽古が難しいと思われる場合は、大人が「引き立て稽古」をしてあげるなどで慣らして
いってあげる必要があると考えますd(^-^)!
メンテ
Re: 子供の性格 ( No.3 )
日時: 2013/10/22 16:07:01
名前: ゆずこ 

だみ声さん

コメントありがとうございます。
温かく、時には厳しく、誠心誠意、心のこもったコメントを読ませて頂き、いつも大変勉強になります。

>打ち込みや素振りが出来ているのに、試合形式になると打てないばかりか、固まってしまうと言うようですね?

説明不足ですみません。その通りです。
試合になると、戦隊ものの影響からか、本能で戦う子供(めちゃめちゃになりなすが)や、打たれないようにひたすら避けて受けに入る子供、必死に抵抗したりする子供を多く見てきました。
この女の子は、一歩も動けずに打たれてしまう。完全に固まる。こんな感じです。

他の子供と入会時期がずれていたために、大人とのマンツーマン指導が多かった。でも、元気もあるし、打ちもしっかりしているし、試合デビューも近くなったことから同じ学年の子供たちと一緒にしてみた。
考えてみたら、やり方に全然工夫がなかったと思いました。指導者不足もありますが、結果的に無理やり一緒にしたようになってしまい、反省しています。

早速、だみ声さんの提案されたやり方を取り入れてやってみようと思います。恐怖心を取りながら、一緒に前へ進みたいと思います。

高度な技術は教えられませんが、私の役割は、剣道の好きな子供を増やす事だと思っています。子供たちとたくさん話し、気持ちを聞いたり、良いところを引き出せるような指導をしたいです。

>いずれ大きくなって、逆襲されるのもうれしいものです。
こんな日を迎えられるように、頑張ります。


Hide.さん

コメントありがとうございます。
このサイトではいつも勉強させて頂いております。

>子ども同士で打ち込みや技の稽古の元立ち、地稽古などをさせてますでしょうか?

この部分が欠けていたと思いました。
動く相手との稽古や子供同士の打ち込み稽古を飛ばしてしまいました。
同じ学年のグループに入れることばかり考えていたと思います

もう少し大人と一緒に稽古やってから、子供同士の打ち込みへと段階を踏んでいこうと思います。
今日の稽古から実践します。

ありがとうございました。
メンテ
Re: 子供の性格 ( No.4 )
日時: 2013/10/23 08:26:33
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To ゆずこさん

少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。

大人の初心者でも、最初は動くお相手や打ってくるお相手に戸惑いを感じるもの。まして
子ども(低学年)の場合は、お相手に対する恐怖心もあり、うまく打ち合うことができな
い人がいます。
何事も、「順を追って」ですかね
メンテ

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