このフォームからは投稿できません。
name
e-mail
url
subject
comment
トップページ > 記事閲覧
大反省
日時: 2013/09/28 16:47:28
名前: だみ声  < >

今日近隣の中学校3校が練習試合をしました。 初心者1年生も含めてそれぞれが5人の団体チームを
作り、リーグ戦をやりました。 2会場使って、全部で1チーム5試合づつやりました。
審判は試合者の中から試合していない選手を3人出して交代でやりました。 選手達の審判経験も兼ね
てのものでしたが、判定も彼等に任せておりました。

ある試合の時、赤の面が決まったかに見えましたが、当たりが弱い、姿勢もいまいちかな? と言う場
面でした。 でも赤旗がパラパラと、それでも3本上がりました。(生徒同士なので追随もあったでし
ょう)

この時観戦中の外部指導者の一人が「今のはない!!」と叫んで、この一本を取り消しました。 3人
の審判も旗を降ろして、そのまま試合続行となりました。 僕の印象ではこの選手のレベルでは、それ
でも一本にして間違いではないというものでした。(少し甘いかなとも思いましたが…)

すぐに僕も試合を止めてこの外部指導者に「今審判しているのは彼等3人であり、外部から取り消しは
できない」事を告げ、「3人で上げた旗を降ろさせてはならない」と言うべきだったと思います。
打突が少し軽いかなとういう印象があったため、判断を誤り、ついに試合を止める事が出来ないまま終
わってしまいました。

練習試合だけど、しかも生徒同士の審判ですが、これはまずかったと大いに反省しております。
考えてみれば、未熟とはいえ「一本取った」と思った選手にとって、外部から取り消された事は彼の今
後の剣道人生に影響しそうな出来事ではないかと思います。

一緒に観戦していた僕としては、大きなミスを犯したと大変反省しております。 外部指導者は、あの
場面では「やめ」を掛けて試合を止め、「今の一本は有効打突としては不十分だと思うよ」「かと言っ
て上がった赤旗3本は取り消す事は出来ない」「審判の練習もしっかりやりましょう」ぐらいで、再開
させるのが筋だと思うのですが、外から取り消させるのは、どう考えても「あってはならない」と思い
ます。

そう言う場面でタイミングを逃した僕は、今大いに恥じ入っており、指導者として大切な指導が出来な
かった事を大変反省しております。
言い訳になりますが、まさか外から指導者が取り消すとは思いもよらず、僕としても打突の満足度に十
分と言う感覚がなかったのも事実ですが、審判の「判定の重さ」をお互いに認識する機会を逸した事に、
大きな恥を感じております。
メンテ

Page: 1 |

Re: 大反省 ( No.1 )
日時: 2013/09/28 22:28:39
名前: いもむし 

だみ声先生

 私の思ったことです。この場合審判をした子供は「しまった」と思いながらも「ほっとした」というのが本音ではないか。と思います。ぱらぱらと追随するように上がったとのことですので、自信がないまま他に合わせてしまったというところでしょう。そこでやり直しになった訳ですから。ある意味その外部指導者のせいにもできます。

 恐らく試合者本人達は、今のが1本なのかどうかわかっていると思います。

 審判というか剣道で学ぶことに「やり直しがきかない」というのもあると思います。こういった場合それを学ぶ絶好のチャンスです。
 私も審判の稽古で経験がありますが、1本は1本として続行して、後に注意されるほうがよほどこたえます。申し訳ないことをした。自分の信念をもって臨まねば。等色々反省します。
 それで審判の責任を学ぶ、やり直しができないことがあることを学ぶものと思います。
 
 試合を仕切りなおしたら、そういったことが学べないのではないかと思います。
 大げさにいえば、やり直しのできないことでも、やり直せばいいんだという考え方を植え付けることにもなるかも知れません。

 今後、その外部指導者の学校と練習試合をすることもあると思いますので、指導者同士の考え方のすり合わせが必要ではないでしょうか。
メンテ
Re: 大反省 ( No.2 )
日時: 2013/09/29 07:16:28
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

管理人のHide.です。

そうですねぇ、だみ声さんが反省されたように、試合を止め審判や試合者、試合を見学し
ている生徒に対しても「今の有効打突と審判の判断」について指導解説するべきでした。
もちろん、一本は取り消す必要はありません。

あくまでも「練習試合」ですから、勝ち負けにこだわるよりも「試合を通じての学び」が
最優先です。「どう判断すべきだったのか」を明確にしていくことこそ重要です


また、外部から圧力があって「取り消し」というのは、剣道のルール上ありえません。
ありえない事例を中学生に見せてしまったのは「大失敗」です(>_<)
明らかな差し違いなら、コート主任が審判を呼んで確認させ、合議の上で審判の判断に委
ねることはあっても、コート主任が「取り消し」を指示することはありません。

このケースに限らず、高校生や大学生なら理解できることでも、中学生は誤った認識を持
つ恐れがあります。今後、審判員の判断に従う姿勢が薄れたり、不服や審判批判に繋がる
ことが心配です。そうならないよう、これからのご指導に留意なさってくださいp(^-^)q
メンテ
Re: 大反省 ( No.3 )
日時: 2013/10/02 12:55:51
名前: だみ声  < >

いもむしさん、Hideさん
すっかり返信が遅くなって申し訳ありません。 上の方では、剣道の武道性とスポーツ性でにぎやかに
議論されておりますね。 更にオリンピックと武道館錬成大会の兼ね合いも…。

お二人の返信で、僕の感じた部分に多きな間違いはなかったようですが、リアルタイムであすこで行動
できなかった自分が情けないです。

近くの中学校ですので、顔見知りも大勢います。 遠からざる内に又練習試合があるでしょう。 とく
に参加2校と言う時などに、部員を対象に少し話をする時間を取って見たいと思います。 当事者の部
員の感覚が最も気になっておりますので、その子の居る所で話をしたいと思います。

ありがとうございました。
メンテ
Re: 大反省 ( No.4 )
日時: 2013/10/03 07:28:29
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To だみ声さん

>近くの中学校ですので、顔見知りも大勢います。 遠からざる内に又練習試合があるで
>しょう。 とくに参加2校と言う時などに、部員を対象に少し話をする時間を取って見
>たいと思います。 

そうですね、いきなりその話を持ち出すと、その外部指導者批判のようになってもいけま
せん。「一本の持つ意味」や「審判としての心得」の中で、そんな話に繋げられればと思
います 〜☆
メンテ
Re: 大反省 ( No.5 )
日時: 2013/10/03 12:16:29
名前:  

だみ声さん

練習試合で生徒が審判。
よくある場面ですが、審判の作法を試合を止め説明することはあっても
判定を変えてしまったのは失敗でしたね。
>「今審判しているのは彼等3人であり、外部から取り消しはできない」
>、「3人で上げた旗を降ろさせてはならない」
この辺りも言い回しが難しいですねぇ。
僕なら・・・「審判も勉強中だから、そのままで行きましょう!」???
でも瞬間的だから「一旦3本上がったんだからそのまま!そのまま〜!」
って言ってそうですね(――;)

でも済んだことです!次に繋げられれば良いのではないでしょうか。
個人的には自分の学校の子には審判後に呼んで解説をするようにしています。
(あの白の小手を取れるようにならんといかんバイ!とかあの相面は逆やったねとか・・)
また、こちらでは練習試合開始前の全体挨拶の時に審判に関しての話もしています。
自分が思っている一本が正しいか否かを学ぶ場所です!
そのためのポジション取りも重要!
一本と思ったら自信を持って自分から上げる事!
間違える事も勉強です。上げれない事の方が良くない!

終わった後も全員整列した時に、試合内容についてと
審判についての講評が行われます。

次回からはこんな感じで事前にミスジャッジもあり!
審判を学ぶ場所!
と話していれば外部指導員の先生も理解してくれると思いますよ。

頑張って下さい /
メンテ
Re: 大反省 ( No.6 )
日時: 2013/10/03 21:58:38
名前: だみ声  < >

義さん お元気そうですね?
>この辺りも言い回しが難しいですねぇ。
   はいっ! 一瞬発声した外部指導者と気まずい事になってもイカンな、という感覚もありました。

おっしゃる言葉の一つ一つに耳が痛い… 出来ているようで出来てない…。 気が滅入ってもおります
が、そうばかりもしておれません。 審判における中学生全体の認識も、もう少し高める指導も必要だ
と反省しております。

自慢に成るかもしれませんが、こう言う練習試合での我が中学生の審判は「上手ですね」と何度か言わ
れておりました。(尤も、その多くは引退した3年生ですが…)

そして今日分かったのですが、先の練習試合で打たれた側の選手は、僕の指導する中学生だったのです。
と言う事は少なくとも審判の一人は我がチームの生徒だったのです。 だらだら上がった旗の一本は僕
が教えている子なのです。 そして「それはないっ!」の外部の声で旗を降ろしたのも僕が教えている
子だったのです。

今日は帰宅途中の話の中でそれが分かりましたので、全員への話は明日するつもりですが、普段の部内
戦での審判法については、結構時間も割いて来ました。 しかしあの時旗を降ろした審判も含めて、我
がチームの部員には、あの場面での取るべき方策や対応について説明(難しいかもしれませんが)する
必要(と言うより責任)を感じております。

それにしても自分の学校の子の試合なのに、こう言う事態に自分の教え子が関与していた事に気付いて
いなかった僕は、いったい何を考えて観戦していたのでしょう? 尤も我が校の生徒は、3つのチーム
(混成も含む)に分散していた訳ですが、それにしても僕はひょっとしてアルツハイマー???
あり得ない事ではないと、別の悩みも生じています。 年は取りたくありませんねえ。
メンテ
Re: 大反省 ( No.7 )
日時: 2013/10/07 18:55:50
名前:  

だみ声さん

>審判における中学生全体の認識も、もう少し高める指導も必要だ
>と反省しております。

審判は大人でも練度によって差が出てきます。
審判は難しいですよ!
それをあえて子供達にさせている意味を是非話してあげて下さい。

>中学生の審判は「上手ですね」と・・・その多くは引退した3年生・・
やっぱりしっかり理解させたうえでの経験と自信でしょうね。

>だらだら上がった旗の一本は僕が教えている子なのです。
>そして「それはないっ!」の外部の声で旗を降ろしたのも僕が教えている
>子だったのです。
下した事は仕方ないかもしれませんね。(大人にそれも先生にどなられたらねぇ・・・)
但し、だらだら上げてしまった事はしっかりと話してあげたいですね。
僕は、子供達に審判させる上で一番大事なことは一本の見極めだと思っています。
子供達には
「自分が一本と思っているのが周りから見てどうなのかを
確認する為に審判の練習をしているのだから釣られて上げる
のは一番良くない!自信を持って上げろ!」
「その為には立ち位置が大事!常に見える場所に予測して動く事!」
って感じで話しています。
それと、うちの子達の審判も試合同様にチェックしてメモを
取るようにし、終わった後に気になったところを話すようにしています。

>それにしても僕はひょっとしてアルツハイマー???
それは無いでしょうって言うよりそんな病気になってる暇もないぐらい忙しそうじゃないですか 丿
僕なんか日々思い出せない事が増えてますけど・・・(笑)

話は変わりますが、今まで行ってたH中学校を中体連を境に一旦引いて現在、別の中学校に行っています。
(今年度一杯登録は残ってますので新人戦はH中学から審判で行きますが・・)
ここはある意味、と〜〜〜ってもやりがいのある学校でして
全てに於て、一からスタートしています(笑)
掃除、挨拶、整列、防具竹刀の扱い、着装、素振り・・・審判なんてまだまだ!
全く何をやってきてたんだって感じです!
でも、皆の目はきらきらと輝き、とても素直な部分に光が見えてます(笑)
来夏までにどのレベルまで持って行けるか?ですが何とかなりそうな気がしています。

お互い頑張りましょう!
メンテ
Re: 大反省 ( No.8 )
日時: 2013/10/10 23:55:39
名前: だみ声  < >

義さん
「それはないっ!」で審判3人が旗を降ろした事は、いろいろ反省し、説明して、審判能力を高める事
は大切だと思います。
次第に分かってきたのですが、この時の審判は相手校の子が3人だったそうです。 かと言って我が校
の子だったとしても、あの場合同じようにしかできなかったと思います。

少ない稽古時間での事情聴取なので、まだ語り足りておりませんが、とにかくあの時僕があの場で「や
め」を掛けて質問と指導をやるべきだった事をわびて、審判の権限と責任についてたくさん説明しまし
た。
特に上げた旗に対する自分の判断を明確にすることの重要性を説明し、だから下ろす時も同じ重要性が
あるのだと言う話をしました。

かと言ってあの場面で、彼等中学生だけに何をすべきかを判断させるのは酷だと言う事も説明しました。
やはりあすこで「それはないっ!」を言った指導者が自ら試合を止めて説明してほしかったな、と言う
所で一応決着させました。

余談ですが、打たれたと思った我が校の選手は、負けたと思ったのに「無し」になって「良かったと思
った」と正直な気持ちを言いました。 そこで僕は相手の子はどう思っただろうかねえ? と投げかけ
ました。 自分が苦労して取ったと思った一本がなくなったのだから、「なんで??」の気持ちは今も
続いていると思うよ。 双方にとって良くない事になってしまって、申し訳ない。

近い内にあの選手にも会うだろうから、そこでもう少し話をしようと思います。 と言う我が部内での
話になっております。
そして我が部内での審判技術を高めるための実習も、増やして行こうと言う事も伝えました。


話変わって…
義さんに置かれましては、学校を変わって、1からの指導を開始なさったようですね…? 
>全てに於て、一からスタート
   いずれにしても、ご苦労と言うか気使いの多い所へ行かれて、その代わり伝統を作るのもご自身
   と言う感じでしょうが、どうぞ頑張って下さい。 試合に成果を出すのはたぶんまだ先の感じで
   しょうが、まずは礼儀正しく、一生懸命稽古に励む部員を大勢輩出していただきたいです。
   来夏の成果が一つの目標に成るのでしょうね。
   頑張っていただきたいです。
メンテ
Re: 大反省 ( No.9 )
日時: 2013/10/11 07:06:01
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To だみ声さん

部員たちに「審判」を考えさせるいいきっかけになったのですから、「怪我の功名」なん
じゃないですか。だみ声さんのお話によって、より「一本」に対する意識も高まったこと
でしょうし、審判員の責任についても自覚を新たにしたことと思います


>そして我が部内での審判技術を高めるための実習も、増やして行こうと言う事も伝えま
>した。

試合練習をすることだけが審判技術を高めるわけではありません。もちろん、所作や三審
の連携は試合練習などの場が必要でしょうが、有効打突の判定に関しては、地稽古におけ
る一本(三本)勝負や、技の稽古の「相面」「出小手」なんていう単発の技でも「あり」
か「なし」かを判断させることができます。

日頃から一本に対する意識が高まれば、お稽古の質も変わってくるはず。
楽しみですね 〜☆
メンテ

Page: 1 |