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上段で強くなりたい
日時: 2026/03/24 21:54:41
名前: 兵庫 

自分は来年高校2年になる剣道部で、左上段をしています。身長は175cmです。
得意技は小手落とし面です。

先日錬成会で多く負けてしまい、先生から
「上段は間合いに入らせるな」
「打つまでのモーションが遅い」
と指摘されました。

実際の試合では、相手に間合いを自由に詰められてしまい、右小手の出鼻技を取られたり、こちらの攻めを読まれて小手返し面を打たれる場面が多かったです。

また、自分が攻めている時でも攻めていない時でも間合いに入られてしまいます。

モーションについては、面・小手ともに全体的に遅いと言われました。自分でも打つ前に悩んでしまうことが多く、足も止まりがち(ベタ付き)になります。

稽古は基本打ちが中心です。

そこで質問です。

(1) 左上段として、相手を間合いに入らせないためには、具体的にどのような攻め方・足さばき・間合いの取り方をすればよいでしょうか?

(2) 打つ前に迷ってモーションが遅くなる癖を改善するには、どのような練習や意識をすればよいでしょうか?

ご指導いただけると嬉しいです。よろしくお願いします。
メンテ

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Re: 上段で強くなりたい ( No.1 )
日時: 2026/03/25 07:24:56
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://www.ichinikai.com

管理人のHide.です。

小手打ち落とし面が得意ということは、右手をがっちり握って構えていることが想像できます。
これですと、スムーズに片手技が出しにくい状況にあると考えられます。
また、175センチは高校生の上段としてさほど長身というわけではないと思われます。足が居ついていたので
は、お相手に容易に間合いに入られてしまう可能性があります。

また、上段は「出鼻面」が効かないと簡単に間合いに入られてしまいます。
大前提として、まずは徹底して出鼻面を磨くべきです。


>(1) 左上段として、相手を間合いに入らせないためには、具体的にどのような攻め方・足さばき・間合いの
>取り方をすればよいでしょうか?

上段は攻撃的な構えなので、構えているだけで攻めになる反面、面以外の打突部位を晒しているため、止まっ
ていると標的になりかねません。
上段の剣先は柄頭です。「左拳(柄頭)で攻める」という意識が大切です。
お相手が入ろうと試みる瞬間に、左拳をツッと前に出す、あるいは上にあげるなどしてお相手の動きを牽制す
ることが大切です。

また足さばきも肝要です。
お相手が攻めてきた時そのまま居ついてしまうのが一番危険です。
お相手が間合いに入ってきた時、出鼻面が打てるのがベストですが、三ところ避けなどで出鼻面が狙えない場
合は、バックステップや横へのステップなどを用いて「自分にとっての一足一刀(ベストな間合い)」をキー
プするように心がけます。

中段同士と違い剣先が合っていない分、対上段との間合いの取り方は中段側からも難しいものです。
「間合いを制するものが上段を制する」と言っても過言ではありません。
足さばきを闊達にして、常に自分の間合いで戦うことを意識してください。


>(2) 打つ前に迷ってモーションが遅くなる癖を改善するには、どのような練習や意識をすればよいでしょう
>か?

モーションが遅いのは、右手をがっちり握っていることにも起因します。
常に片手で打ち出せるよう、右の握りを柔らかく持っていることが大切です。

しかしモーションが遅い原因の多くは、「打つかどうか迷う心」と「足の居つき」にあります。
迷うのは「どこを打とうか」と考えているからです。自分なりにこの条件が揃ったら当たる当たらないに関わ
らず打つという「打突のトリガーを決めておく」ことにより回避できます。例としては、
 ・自分の打ち間以内にお相手が踏み入ってきた時(片手面)
 ・剣先が下がった瞬間(片手面)
 ・こちらが攻めてお相手が引いた瞬間(片手面もしくは諸手のフェイント小手)
 ・柄頭より内側に剣先が入った瞬間(片手小手)
などです。
「当たること」よりも「自分のタイミング(機会)」で迷いなく打つことが大切です。

稽古で意識すべきことは、右足が床を押した瞬間に無理なく片手面が打てるようにお稽古していくことです。
また、前後左右の動きの中で自由に片手面が打てるようにすることも肝要です。
連続して同じ技を打つ稽古もいいでしょう。
10秒とか20秒など時間を決めて、その時間内に連続して「片手面」「片手小手」「諸手小手」「打ち落とし
面」などを連続して打つ稽古です。
上段は「振り下ろすと終わり」になってしまうことが弱点でもあります。連続して素早く打突することにより、
相手に反撃の機会(居つきや技の尽き際)を与えず、常に主導権を握り続けることが可能になります。
メンテ

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