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今更聞けない疑問、竹刀を刀のように扱う?
日時: 2024/12/17 15:11:39
名前: 甘党 

今更聞けない疑問です。
よく基礎基本を徹底している学校、先生方は竹刀を刀のように扱い、現代剣道?当て合いのような剣道はチャンバラで斬ることが出来ないと仰っているのを見受けます。
今まではそうだなと思っていたのですが実際現代で刀で本当の斬り合いをした事のある人間はいないように思います。では、現在の刀で相手を斬る事を考えた正しい剣道とは誰が定めたのでしょうか?
実際の斬り合いエアプなのでしょうか。
メンテ

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Re: 今更聞けない疑問、竹刀を刀のように扱う? ( No.1 )
日時: 2024/12/18 07:13:36
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://www.ichinikai.com

管理人のHide.です。

そうですね、おっしゃる通り、竹刀と刀(日本刀)は全く違います。
まずは重さが倍ぐらい違いますし、刀には反りがありますね。
竹刀で打つ時は部位にあたった瞬間に止めますので「斬るように打つ」ということはありません。
そのように打ったら、お相手に怪我をさせるか竹刀が破損しますね。

竹刀剣道は刀を持って切合をしている時代に生まれた「模擬戦闘(訓練)」でした。
剣術の稽古はもっぱら形稽古が主流で、仕合(しあい)では木刀が使われたという記録があります。
竹刀と剣道具が考案され、実践形式で「乱取り」のような稽古ができるようになり、剣術の人口が爆発的に
増えたのです。

竹刀剣道が主流になった現代剣道は、発祥である「刀の文化」を大切にしながら、竹刀独自の技術を発展さ
せてきた競技と言えるでしょう。

なお現代剣道で「刀で斬るように」というのはあくまでもイメージですが、
 ・刃筋
 ・物打
 ・姿勢
 ・気力気迫
など「刀できる場合に必要であったと思われる要素」を有効打突の条件とし、「当たれば何でもいい」とい
う姿勢を否定しているのです。そこを基準として「正しい剣道」「美しい剣道」といった概念が作られてき
ていると愚考します。
メンテ

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