Re: きれいな姿勢になりたい ( No.1 ) |
- 日時: 2024/06/15 08:38:09
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照: http://www.ichinikai.com
- 管理人のHide.です。
「きれいな姿勢」とは、剣道における姿勢のことですよね?
剣道におけるきれいな姿勢は、技の正確さや美しさだけでなく、心構えなど精神面も反映されます。以下は、き れいな姿勢の要素について「身構え」「剣構え」「気構え」の観点に分けて書いてみます。
●基本姿勢(身構え) 1. 足の構え ・ 足の幅は肩幅程度に開き、重心は左右の足の真ん中に落とし込みます。 ・ 両足のつま先は前方に向け、右足の踵に左足のつま先が来るのが一般的です。
2. 膝 ・ 膝は軽く曲げますが、膝裏が緩んでしまうのはいけません。これにより、攻撃や防御の際の素早い動 きが可能となります。
3. 上半身 ・ 背筋をまっすぐに伸ばし、自然な姿勢を保ちます。 ・ 骨盤の前傾を心掛け、猫背や反り腰にならないように注意します。 ・ 肩の力を抜き、リラックスさせることが重要です。肩が緊張していると全身の動きが制限されます。
4. 頭と目線 ・ 頭は自然に上げ、前方をしっかりと見据えます。 ・ 頭頂部から左右の足の間まで、軸を正しく整え、いついかなる時にもこれを崩さないようにします。 ・ 目線は相手の目を見つつ、全体の動きを把握するようにします。
● 竹刀の構え(剣構え) 1. 握り方 ・ 竹刀の柄をしっかりと握りつつも、力を入れすぎずにリラックスさせます。手のひら全体で包むよう に握るのが理想です。 ・ 親指と人差し指で軽く支える感覚を持つと、柔軟な操作が可能です。
2. 剣先の位置 ・ 剣先は相手の喉元を狙うようにし、安定した位置を保ちます。これにより、攻撃と防御のバランスが 取れます。
● 精神的な姿勢(気構え) 1. 集中力 ・ 常に相手の動きや状況に集中し、無駄な動きを避けることが求められます。
2. 冷静さ ・ 感情に左右されず、冷静に判断し行動することが大切です。これにより、正確な技の実行が可能とな ります。
3. 礼法・所作 ・ 剣道は礼儀を重んじる武道です。試合前後の礼や、稽古中の礼法や作法を丁寧に行うことが、美しい 姿勢の一部となります。
これらの要素を総合的に身に付けることで、剣道における「きれいな姿勢」が実現します。 「きれいな姿勢」とは決して表面に現れるもので毛ではないことを理解してほしいですね。 日々の稽古を通じて、これらのポイントを意識し続けることが重要です。
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