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打ったあとの進み方
日時: 2021/09/20 19:41:20
名前: 脚下照顧 

打ったあと、3歩進むと習いました。
しかし、それは、本当なんでしょうか?

四段の審査、不合格でした。
昇段審査の動画を見ていますと、合格してる人で、まっすぐ抜けている人はあまりいません。

打ってすぐ振り返って後ろにさがっていたり、面を打ってあまり進まない人が多い気がします。

Hide.先生も、多くの学生を指導してきたと思いますし、
以前、ご指導いただいただみ声先生もお待ちしています。
メンテ

Page: 1 |

Re: 打ったあとの進み方 ( No.1 )
日時: 2021/09/21 06:57:07
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

管理人のHide.です。

面の話をしておられるのだと思いますので、それを前提にお話します。

面を打突した後は真っ直ぐに抜けるのが基本です。
歩数が決められているわけではありません。
「三歩」という教え方を聞きますが、打突後三歩進んで振り向くと、ほぼ剣先が接するく
らいの間合い(触刃の間合い)になるからです(もちろん個人差があります)。
初心者向けの教え方ですね。

四段を受審するくらい(=中級)の方でしたら、何歩という考え方ではなく「打ち抜けて
決めるべき」か「身体接触して数歩引きながら決めるべき」かがケースバイケースで自然
にできていなければいけません。


そもそも昇段審査は「日ごろ取り組んでいる通りの立合い」をするべきです。
「審査だからこうしなければいけない」ということはありません。
審査員の先生方は、短い時間の中で受審者の日ごろの取り組みを見ています。
「よそ行きの剣道」はすぐに見破られてしまうものです。
ご自身の剣道を自然体で発揮し、それを審査していただき昇段できるよう、ふだんのお稽
古を大切にしていくようにしてください
メンテ
Re: 打ったあとの進み方 ( No.2 )
日時: 2021/09/21 07:52:13
名前: 脚下照顧 

ありがとうございます。

先生に、最近、振り返ったら縁が切れているとか、残心がないと言われています。

審査で返し胴を打ちました。
ちょっとつまってしまいましたが、
しっかり相手の面は防ぎました。

お互いの距離が離れて、相手は一歩だけ間合いを詰めたのか、振り返ってその場だったと思います。

私のほうが歩み足で間合いを詰めていったんですが、
相手が合格しています。

その場面だけ切り取ってもだめかもしれませんが…
面も3本くらい当たっていただけに、よくわかなくなりました。

それと、メンという声が、なんか、メ゛ェーンとか、ア゛ーンに、濁ったようななに言ってるかわからないことに気付きました。

発声のコツ、ありますか?

普通のボイストレーニングでは意味ない気がしますし
メンテ
Re: 打ったあとの進み方 ( No.3 )
日時: 2021/09/21 21:33:58
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To 脚下照顧さん

>先生に、最近、振り返ったら縁が切れているとか、残心がないと言われています。

縁とは単なる「距離」の問題だけではありません。
お相手と自分は太いゴムひもでつながっているような意識が必要です。
振り向いて構えるまで「発声」を途切れさせない意識を持ちましょう。


>審査で返し胴を打ちました。ちょっとつまってしまいましたが、しっかり相手の面は防
>ぎました。

後で打った応じ技は評価の対象外です。
逆に「待っている」とマイナスイメージを持たれかねません。
応じ技を打つなら「先で」攻めて「お相手を引き出す」事が肝要です。


>その場面だけ切り取ってもだめかもしれませんが…
>面も3本くらい当たっていただけに、よくわかなくなりました。

「当てること」よりも「機会を逃さずに打つ」事の方が大切です。


>発声のコツ、ありますか?

面なら「メ」、小手なら「コ」と第一拍目をしっかり発声し、トーンが長く尻上がりにア
ップするように意識してみてください。
メンテ
Re: 打ったあとの進み方 ( No.4 )
日時: 2021/09/22 12:28:03
名前: だみ声  < >

脚下照顧 さん
「審査は試合ではない」と言われていますが、どういう点が異なっているのかを理解なさ
ると、自然と審査でやってはいけないこと、あるいはやらない方が合格し易いという点が
理解できてくるのではないでしょうか? そして「こうやると合格し易い」という点も見
えてくるのではないでしょうか? そして、僕はその出来具合を磨き上げるのが合格の近
道だと思っております。 試合ではないのだから、打ったか打たれたかは気にしない方が
きれいな姿勢を保てると思います。

所が大勢の受審者がこの点を考えずに、あるいは勘違いしたまま審査を受けに行き、試合
をやってしまうから、審査官が見せてほしい「段位にふさわしい動き」を表現できずに不
合格になるのではないかと思います。

こういう見方をすると、合格にふさわしい動きが出来ている人は、合格率に比例している
という事になりませんか? つまり大勢が間違った表現をやってしまうから合格率が不合
格率より低いのだと思います。 初段、二段の審査ではそれでも打てていれば、それなり
の評価の結果、合格もするでしょうが、三段あたりから「それ以外の要素」をあの短い審
査時間内にどうやって表現するかと言う事だと僕は理解しています。

では「段位にふさわしい動き」とはどういうことなのでしょう? 間違えやすいのは「打
突」が当たったかどうかより、打つ前の動作、打った後の残心姿勢なのではないでしょう
か?  言葉で言うと「攻め」「崩し」「溜め」の気迫のある動作の後「打突」したか? 
打突後すれ違ったかどうかでなく、打突後の適正な「間合い」と残心姿勢を表現したかど
うかを審査官は見ているのではないでしょうか? 

もちろんここでの打突が「クリーンヒット」しておれば、それなりにいいのでしょうが、
クリーンヒットに満足して、その後の動作がいい加減になっていたら「合格」はなくなる
のではないでしょうか?  逆にクリーンヒットでなくても、しっかりと打突の一連の動
作を表現した方が審査としての「評価」は得られているのではないでしょうか?

もっと書いて行けばきりがないと思います。 更に上に書いた内容は僕なりに理解してい
る事であり、打突の重要性を説く方もおられるとは思います。
後はご自身が合格に向けて研鑽を積むという事であり、試行錯誤の中からつかみ取ってい
ただくしかないと思います。
受けた指導や、言われたことを繰り返すだけでなく、「なぜその指導があり、言葉をかけ
られたのか?」と言う自問自答の中に「合格」をつかみ取るヒントがあるはずです。
メンテ
Re: 打ったあとの進み方 ( No.5 )
日時: 2021/09/22 22:24:26
名前: 脚下照顧 

先生方ありがとうございます。

振り返り方ですが、面を打って、相手とぶつかったら、
正面で向き合っていますからいいと思うのですが、

打って、まっすぐ抜けると、目線が相手から離れてしまいます。

相手の動向を注視するという意味では、目線が離れないように、すれ違いざまに、振り返って、勢いのまま、後ろに数歩下がって残心を示したほうがいいのかなと思いました。

返し胴は、待って打ったわけではないのですが、
自分から、一歩入って、様子を見ようと思っていました。

稽古では、そこで返し胴がうまく打てることが何度かあり、今回も一歩攻めたのですが、

相手も一歩詰めて打ってきた分、少し詰まってしまいました。

有名な武道具店の店主のユーチューブで、某雑誌の模擬審査の範士八段の先生の講評を半年前にアップしていたので、改めて見ていました。

先生方の合否の意見は、ほぼ一致しています。
細かな講評は、それぞれ少し違うようでした。

それを鑑みると、やはり総合的な判断で、合否を決定するのだと思います。

結構な年下の相手とやりましたし、自分では大きく崩れたところはなかったと思っていますが、なんだか相手を合格させるために組み合わされたのかもと思ってしまいますね。


メンテ
Re: 打ったあとの進み方 ( No.6 )
日時: 2021/09/22 22:27:40
名前: 脚下照顧 

訂正です。

今回も一歩攻めたのですが、

相手も「一歩詰めて打ってきたので、同時に一歩詰めて打ってきた分、少し詰まってしまいました。」


相手より、崩れないこと、攻めが単調だった(種類が少なかった)、

立ち合いの時、触刃まで入るときに、前後に動いて入っていますが、
左に開いてしまったのが一度あった、とかは反省点ではありますね。

相手に打たれすぎてもいけないのでしょうが、3本くらいは当たっていたので、
打たれもしましたが、ちょっと不思議でした。

残心の甘さはあったのかなとは思いますが、
中途半端な打ちは、胴以外ではなかったと思っています。

当たらなくても、途中でやめるとかはなかったです。

ご指導いただいている先生のことを信じて、
自分なりに改善させてきたつもりです。

でも、いろんな先生が、それぞれ違うことを言われるので、
先生の言われたことをやっていても落ちましたし、
これから稽古する時は、自分で、考えてやっていきたいと思っていますが、
先生の意見と異なるので、立会の稽古とかすると、
先生もご覧になっているので、どうしたものかと思っています。
メンテ
Re: 打ったあとの進み方 ( No.7 )
日時: 2021/09/23 06:55:47
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To 脚下照顧さん

>相手の動向を注視するという意味では、目線が離れないように、すれ違いざまに、振り
>返って、勢いのまま、後ろに数歩下がって残心を示したほうがいいのかなと思いました。

面を打ってすり抜けたときに一瞬目線が離れるのは仕方がありません。
それでも気を切らしたり縁を切ったりしないで、しっかり振り返り残心を示すことが肝要
です。

ケースバイケースではありますが、私はすれ違った瞬間に振り返ってさがりながら決める
ような面打ちは評価しません。「打ち抜いた」「打ち切った」といった感じが薄くなるか
らです。


>相手も一歩詰めて打ってきた分、少し詰まってしまいました。

差し込まれたように映ってしまったことでしょう。
間に入って溜めたのなら、お相手が一歩入ろうとしたところで技が出るとよかったですね


>それを鑑みると、やはり総合的な判断で、合否を決定するのだと思います。

「剣道日本」の特集動画を取り上げて解説されたものですね?
前述したとおり、審査は「受審者の日ごろの取り組み」を見るものです。
四段であれば四段としてふさわしいお稽古ができているか、それを見ていますd(^-^)!


>結構な年下の相手とやりましたし、自分では大きく崩れたところはなかったと思ってい
>ますが、なんだか相手を合格させるために組み合わされたのかもと思ってしまいますね。

審査は生年月日順で組み合わせを作っているはずです。あまりかけ離れた年齢の方と組み
合わされることはないのでは。
まして「お相手を合格させるため」なんていう考え方をなさってはいけません。
不合格の理由を他に求めようとするお気持ちがあるうちは、審査には通りません。


>先生の意見と異なるので、立会の稽古とかすると、
>先生もご覧になっているので、どうしたものかと思っています。

どの先生の教えが一番「しっくりくるか」ってことがポイントだと思います。
その先生の教えを中心にご自身の進むべき方向性を判断されるのがいいでしょう。
それぞれ教え方が異なる先生にかかる時は、その先生ごとに取り組みを替えるのが「角が
立たない」やり方だと思います。

ご自身でいくつかポイントが絞れているようですから、まずは反省点をしっかりと直して
いくべく頑張ってくださいp(^-^)q
メンテ
Re: 打ったあとの進み方 ( No.8 )
日時: 2021/09/23 16:15:51
名前: 脚下照顧 

最初、生年月日順に並んでいたと思うのですが、仮の順番と言われていて、知り合いもいまして(私よりけっこう若い)、そのあと並び替えられました。

その人より、前に結構前に並んでいた人と立会をすることになったんです。

地域が近くだったりで、試合などで当たっていなかったりとか、男女を均等にするために並び替えられたのかなと思っています。


稽古でかかるときはいいのですが、立会の稽古となると、先生が横から見ているときです。
先生に指導とは違うことをするので、今後何か言われないかってことなんです。

この際、もう一つ教えてください。
剣道時代や動画には、掛け声、最初の「ヤー」は、相手に自分の気を伝えるために、触刃でするもの、さらには、同時ではなく、相手の掛け声がなければ、触刃の間合で、自分から先に、

相手が先に掛け声をした場合は、それを上回るような気勢で、と言われます。

しかし、実際には、立ちあがったら、すぐに掛け声をかけて、間合に入り、充実した状態で、すぐに技をだして、合格している人もいます。

年齢もあるとおもいますが、どのタイミングで掛け声
を出せばいいのかまったくわからなくなりました。
メンテ
Re: 打ったあとの進み方 ( No.9 )
日時: 2021/09/23 21:18:07
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To 脚下照顧さん

>地域が近くだったりで、試合などで当たっていなかったりとか、男女を均等にするため
>に並び替えられたのかなと思っています。

地方審査ですと、そういうこともあるかもしれませんね。
東京都等、大都市圏の四五段審査ではまずないことです。


>稽古でかかるときはいいのですが、立会の稽古となると、先生が横から見ているときです。
>先生に指導とは違うことをするので、今後何か言われないかってことなんです。

もう開き直って「今ご自身にできる精いっぱいの立合いを披露」するしかありませんね。
委縮した心ではいい技は出ません。


>年齢もあるとおもいますが、どのタイミングで掛け声を出せばいいのかまったくわから
>なくなりました。

わからなくなるということが理解できません。
人まねではなく、ご自身の剣道をどう表現するかってことを考えたときに、自然に発声さ
れる掛け声でなければ意味を成しませんので。
メンテ
Re: 打ったあとの進み方 ( No.10 )
日時: 2021/12/31 09:15:03
名前: 無為 

 面の打突後、抜ける・抜けないのお話ですが、私は中学生の指導では、「真直ぐ前に出ること」が大切だと言っています。
 「抜ける」ように指導するとどうしても相手を避けて通りすぎると勘違いしてしまいがちです。
 相手が体を捌いたときも、抜けてしまうと次の動きが遅れますから、平素から「無駄に抜けすぎない」と注意します。
 ただ打突後にしっかり前に出る練習は必要です。
 審査では無駄に抜けずに、まっすぐ出ている人が評価さるのではないでしょうか?基本は体当たりになるように私自身も心掛けていますが…
メンテ
Re: 打ったあとの進み方 ( No.11 )
日時: 2022/01/01 09:06:06
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To 無為さん

管理人のHide.です。

確かにまっすぐ出るのが基本ですね。

でも、お相手が体さばきをしたものに対しては抜けて行っていいんじゃないですか?
抜けて打った方が「打ちぬいた感」が出ますし。
お相手が体さばきしないのなら衝突コースに打って出るのが応じられないポイントだと思
います。

私はケースバイケースだと思ってます
メンテ

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