Re: 試合のための稽古 ( No.1 ) |
- 日時: 2018/10/24 16:49:13
- 名前: 2児のパパ
- 地稽古って、試合のようにする稽古の事だと思いますので、目上の先生にも本当の試合のつもりで1本取りに行って良いと思います。
ただ先生によっては、地稽古中でも、「そこはこうしなさい」とか「こうだよ」って指導しながら地稽古をして下さる場合もあるので、その時は話を聞きながら行えば良いと思います。
また、先生によっては最初指導稽古みたいにして、その後「よし!1本勝負!」と言って、それから試合のようにされる方もいらっしゃいます。
なので、目上の先生だからといってフェイントをしてはいけないとか、試合のつもりでしてはいけないなんて事は無いと思います。
逆に、なんとしても1本取ってやる!絶対に1本決めてやる!!というがむしゃらな気持ちで行っても良いと思います。
高段者の先生なんだから、こっちの攻撃が当たらないし、さばかれるし、ボコボコにされるのは当たり前です。
それをどうすれば当たるのか?どうしたら決まるのか? 色々考え、悩み、実践し、今ならユーチューブなどで見取り稽古をし、そうして技や技術が積み重なり磨かれると思います。
ガンガン打って行って下さい
目上の先生や高段者の先生にいきなりしてはならないのは、突きですかね
突きも地稽古でやりたいのであれば、「突きの練習もしたいので、突きありの稽古でお願いします」と最初に先生にお願いすれば、先生に突きをしても良いと思いますが、逆にドスンドスン突かれるので、その覚悟も必要かと思います
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Re: 試合のための稽古 ( No.2 ) |
- 日時: 2018/10/24 23:21:27
- 名前: 鉄心
- 子供に指導するなら試合のとある場面を想定した稽古なども行いますが、
大人同士の場合はあまり色々な稽古法をやらない分、基本稽古と地稽古の質が大切になります。 基本稽古は、技の正確性はもちろん、「こう攻めたら相手はこう動くからここが打てる」 というイメージを持ちながら行うことが大切です。 中心を割る基本の面打ちの他に、攻め崩しての面技、例えば剣先で相手の右こぶしを攻め、小手を守るために相手の構えが崩れた所の面打ち。 元立ちが空けてくれる小手打ちの他に、攻め崩しての小手技、例えば相手の竹刀を表から押さえ、押さえ返して上がった手元を打つ、などをやります。
応じ技も、中心をとって攻め入り、少し剣先を開いたら相手が面を打ってくるのでそれを応じて胴に返す、など
そうした攻め、技を地稽古で使ってみて、成功したらOK、失敗したら稽古し直し。 それを繰り返して試合でも通用する攻めを身に付けます。
もちろん、攻めのアプローチなんて無数にあるので、先生に教えてもらいながら稽古するのが一番です。
基本稽古は漫然と打って行くのではなく、今まさに試合中の気持ちで行いましょう。 先生に掛かる稽古も、ヤー、メーンでただ打つのではなく、攻め崩して打つ、を心がけましょう。
試合はそれをそのままやればいいわけです!
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Re: 試合のための稽古 ( No.3 ) |
- 日時: 2018/10/24 23:44:46
- 名前: ジャスミン
- 美穂さん、こんばんは。
美穂さんの言われる試合対策というのは、 審判を立てたり、試合場を作ったりして、 礼法や所作などの試合の感覚を養うという意味ではなく、 試合で使える技の稽古ということですね?
たしかにフェイントは、嫌がられる先生もいます。 美穂さんは、話しやすい先生はいませんか?
そういう先生に話して、教えていただくのが一番だと思います。
ただ、面を見せてからの小手の技は、自分の面が相手に脅威にならなければいけません。 相手にとって脅威だから、手元が上がるんです。
そういう意味でも、先生方との稽古は、自分の技を磨く稽古になります。
段位が同じなら、互格稽古ですから、 やっぱり一般的には、奇をてらった技はそういうときに試すものだと思います。
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Re: 試合のための稽古 ( No.4 ) |
- 日時: 2018/10/25 08:09:45
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
<
>
- 参照:
- 管理人のHide.です。
そうですねぇ、地稽古だけでは試合の感覚はなかなか培われませんね。 2児のパパさんも書かれてますが、先生によっては「一本勝負」とか「三本勝負」とおっ しゃってくださる方がおられますので、そういう時には「あてっこ全開モード」でかかっ ていってもいいでしょう。先生も「一本にこだわった」試合モードでお稽古してくださる と思います
あとは、実力が拮抗、もしくは少し上の方との互格稽古でしょうか。
私どもの剣友会では、大人のお稽古の中に試合向けの技の稽古や、一本勝負、月例試合な どを取り入れています。 とくに「対外試合対策」というわけではないのですが、基礎稽古や地稽古ばかりですと変 化や刺激が乏しいですから 〜☆
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Re: 試合のための稽古 ( No.5 ) |
- 日時: 2018/10/26 05:49:31
- 名前: 美穂
- 2児のパパ 先生
お返事ありがとうございます。
そうなんですね。 試合と同じように考えていいんですね。
突きは、面打ちの練習のために、先生が胴を突くよう仰った時しか経験がないので、興味はありますが、怖くてできません💦
またご教示ください。 よろしくお願いいたします。
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Re: 試合のための稽古 ( No.6 ) |
- 日時: 2018/10/26 05:58:36
- 名前: 美穂
- 鉄心 先生
お返事ありがとうございます。
そんなにバラエティーに富んだ基本稽古がなされているのですね。羨ましいです。 普段の稽古では、そもそも基本稽古をしていないですし、あってもそんなにいろいろな打ちを試す機会がないです。
鉄心先生の仰るように稽古すれば、試合に向けてかなり有効な稽古になると思いました。自分でできるだけのことをやってみようと思います。
またご教示ください。 よろしくお願いいたします。
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Re: 試合のための稽古 ( No.7 ) |
- 日時: 2018/10/26 06:01:07
- 名前: 美穂
- ジャスミン 先生
お返事ありがとうございます。
そうですね。 話しやすい先生に相談してみようと思います。
互角稽古……いいですね〜やってみたいのですが、周囲に互角な人がいなくて……何かしら機会を見つけないといけないですね。
またご教示ください。 よろしくお願いいたします。
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Re: 試合のための稽古 ( No.8 ) |
- 日時: 2018/10/26 06:06:18
- 名前: 美穂
- Hide. 先生
お返事ありがとうございます。
「一本勝負」と言って下さる時に、試してみればいいんですね。 互角稽古……やはりそれが一番ですよね〜でも相手がいないんです💦
>試合向けの技の稽古や、一本勝負、月例試合
わあ。これはいいですね〜 うちの剣友会でもやったらいいのに。 提案してみようかな……
またご教示ください。 よろしくお願いいたします。
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Re: 試合のための稽古 ( No.9 ) |
- 日時: 2018/10/26 07:05:32
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
<
>
- 参照:
- To 美穂さん
少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。
初心の内は試合を意識するよりも、「しっかりとした一本を打つ」「機会を覚える」「攻 めを覚える」などを考えた方がいいのかな、とは思います。
ともあれ、楽しんでお稽古をなさってくださいねp(^-^)q
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Re: 試合のための稽古 ( No.10 ) |
- 日時: 2018/10/27 13:59:22
- 名前: 三七式ヨシ
- 三七式ヨシと申します。
美穂は普段どのような稽古をされているか存じませんが、六段、七段の先生に互角稽古(地稽古)を お願いされているのですね。
二段を取得されて何年かわかりませんが、この後、3+4+5=12年か15年後には六段を目指せることに なります。
目の前の試合での勝利も大切でしょうが、六段審査でフェイントの技で有効打突が取れたとしても 評価はされないと思います。
攻めて、崩しての有効打突。
これが出来るようになれば、試合でも勝てるでしょうし審査での評価が上がること間違いなしです。
有効打突の要件は、剣道試合規則(全剣連のHPで閲覧できます)にあるので、あとはどう打つかです。
お相手の構えが崩れていない場合はなかなか有効打突は取れません。
出ばな、お相手の技の尽きたところ、居ついたところをタイミングよくとらえることが必要です。
そのためには、遠山の目付で相手を俯瞰し、ここというタイミングででなけらばなりません。
それには構えをどう作るのか、一拍子で打突が出来るようになることが重要です。
二段をお持ちという事なので、その辺りは身に付きつつあると思います。
次に、後の先の技が出来ると勝率は大幅アップです。
主な技は、木刀による基本技稽古法や剣道形で紹介されています。
実戦になると、元立ちのように止まっては下さいませんので、しっかり機会を捉える練習と、先述の 観察眼などの習得、そして手の内の使い方が成功のカギです。
払ったり、すり上げたり応じたり、手の内が出来ないと技を決めることは難しいですね。
そのために、最近分かってきたのですが切り返しをきちんとするのが、手の内を作るうえで大変良い 稽古になります。
「大、強、軽、速」といいますが、やはり大きく肩を使う事、刃筋を意識して手の内を返し左右面を 打つこと。
速い打ちが良いように思いますが、刃筋を意識して手の内を返しながらする方が、ただただ早いだけ で、顔の前だけで振りかぶらず打ち、竹刀を握りしめて打つ打ちでは手の内は出来ません。
左右面でも切り手を意識して確実に行うと、打ちに冴えが出てきて、自分では軽いと思った打ちに旗 が上がるようになります。
基本打ちはやはり残心まで打ち切る。
上手の先生の出ばなを狙ったり、自分から強引に打ち間に入ったりの稽古をした方がよほど勝率が上が ると思います。
また、フェイントは決まることもありますが、下手をすると剣先が中心から外れるため、逆にお相手に 出ばなとして有効打突を献上するリスクも高いです。
フェイント成功のカギはこちらが攻め勝っていること。
攻め勝っていて、打突の好機がなかなかできず、膠着状態の時に威力を発揮します。
手の内が出来ると、打突のスピード事態も上がりますよ。
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Re: 試合のための稽古 ( No.11 ) |
- 日時: 2018/10/28 09:33:22
- 名前: 美穂
- 三七式ヨシ 先生
ご回答ありがとうございます。
精進いたしたいと思います。 またご教示ください。 ありがとうございました。
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