Re: 面の付け方 ( No.1 ) |
- 日時: 2017/03/07 14:53:06
- 名前: 長幼の序
- 指導の手引はよく知りませんが・・・・
この手引きの面の付け方は、下から紐がきている場合の顎部の緩みを防ぐ為の一般的な着け方の手順ですね。 この順序で少しずつ締めていかないと最後の上から引っ張る時点(もやしんさんの云われる着け方)で、下部は緩んでしまいます。 よって顎部がグラグラして面金上部を打突されたり、下から竹刀が入ったりした時、面が取れる要因になります。 ゆえに、安全性の観点からも、その手順で指導するのが適当と感じます。
また最初から紐だけ引っ張ると、紐自体が金で擦れて切れやすくなります。
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Re: 面の付け方 ( No.2 ) |
- 日時: 2017/03/07 21:57:08
- 名前: もやしん
- 失礼しました。
手引きといいますか、 YouTubeで、中学校の指導方法というようなもので映像がありました。
実際にやってみると、確かによく締まるように思います。 しかしこれは慣れが必要ですね。
YouTubeを見て、しっかりできるようにしていきます。
また、同じ動画で、 座礼のとき、手を床に付け、 頭を上げると同時に手を膝に戻すとき、 膝を滑らすように(手を中空に浮かさず、接触したまま)に戻すようにと指導されていました。
私はその方法を聞いたことがないわけではありませんが、 道場の先生方も普通に浮かせて膝に戻しています。
接触したまま膝に戻す意味は何かあるのでしょうか? さらに気になるのは、 座礼の手を床につくときには、 普通に手を浮かせて床に付きますが、 戻すときだけ、接触させたままというのも何か意味があるのでしょうか?
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Re: 面の付け方 ( No.3 ) |
- 日時: 2017/03/08 07:27:34
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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>
- 参照:
- 管理人のHide.です。
新しい面の場合は面蒲団が堅いですから、もやしんさんが書かれたような方法で着ける方 がしっかり締められるでしょう。 また、中学や高校の体育の授業で、自分の面でなく授業用の面を着ける場合も、顔や頭に フィットしていない可能性がありますので、同様の締め方を指導しますd(^-^)!
>私はその方法を聞いたことがないわけではありませんが、 >道場の先生方も普通に浮かせて膝に戻しています。
水泳の飛び込みではありませんので、床に手をつくときも膝の上を滑らせるようにして指 先からていねいに床に着き、お相手を見てからゆっくりと頭を下げる。
先生やお互いの礼の時は肘まで着きませんが、上席や神前、仏前に礼をするときは、肘ま で床に着け、そこからゆっくり頭を上げ、掌が床から離れりギリギリのところでお相手を 注視し、膝の上を滑らせるようにして、腿の付け根まで手を戻す。
これが正しい座礼の方法ですよ
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Re: 面の付け方 ( No.4 ) |
- 日時: 2017/03/08 09:08:54
- 名前: 長幼の序
- 座礼をする場合の両手、肘の運用について私の師匠(居合道範士)は、以下の説明をされます。
互いに座礼した場合、いついかなる時でも相手の攻撃に対応できる準備をしておかなければなりません。 肘が浮いた状態で礼をすると座っていても脇が開きやや浮いた状態になり、対峙する相手が踏み込んできて浮いた脇に手を入れ持ち上げると、簡単にひっくり返されます。 そしてその瞬間、自分の鞘から刀を抜かれてしまう(自身の肘で刀を抑え、抜かれぬようにします)・・・このような不測の事態に備えるべく、常に臆さず緊張感を持って行動する。 おのずといつでも瞬間的に動くべく、両手は滑らせながらの動きになるわけです。 座礼の一連の所作は、ここが1つの基盤であるとの事。
これは、敵たる対人との関係ですが、上席、神前、仏前においても、相手を敬い、丁寧に事にあたるって観点からは、同じような動きになります。
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Re: 面の付け方 ( No.5 ) |
- 日時: 2017/03/09 07:14:53
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
<
>
- 参照:
- To 長幼の序さん
>これは、敵たる対人との関係ですが、上席、神前、仏前においても、相手を敬い、丁寧 >に事にあたるって観点からは、同じような動きになります。
私は師匠から、神仏や上席に対してはそれに対して敵意のないことを示すために「肘まで 床に着ける」と教えられました。 仏教の「五体投地」からきている考え方だそうです
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Re: 面の付け方 ( No.6 ) |
- 日時: 2017/03/09 07:25:40
- 名前: 長幼の序
- Hideさん、お世話になります。
当然、その場合は敵意でなく「敬意」ですね
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Re: 面の付け方 ( No.7 ) |
- 日時: 2017/03/10 07:18:13
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
<
>
- 参照:
- To 長幼の序さん
>当然、その場合は敵意でなく「敬意」ですね
はい、その通りです。
蛇足ですが、座礼の手順も、神仏や上席には「両手同時に床に着き、両手同時に戻す」で、 先生や互いの礼の場合は「左右と床に着き、右左と床から手を放す(左座右起ですね)と 教わりました。
それにもきちんとした理由がありました。 今の様に統一してしまうのは、「礼の思想」をないがしろにする暴挙と考えます(-_-)
居合は今でもこの形の座礼ですよね。 同じ全剣連傘下なのに、座礼の仕方が異なるのはさらに納得のいかないことです。
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Re: 面の付け方 ( No.8 ) |
- 日時: 2017/03/10 09:16:52
- 名前: 長幼の序
- そうですね、特に礼法の由来については、事、剣道指導に携わる者として、しっかりと把握しておきたいものですね。
ただいかんせん、そこの所をしっかりと説明、要約した文献、指導書は少ないようです。 どの指導者に指導を戴いたか?で知識に開きがあるようです。 この辺も全剣連が主導して指導すべき課題と考えます。(中学の武道課程にあるなら尚更)
だいぶ前にどっかのスレで出た「蹲踞」の意味、木刀と竹刀による所作の違い・・・色んな??にしっかりと説明出来るように勉強したいものです
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Re: 面の付け方 ( No.9 ) |
- 日時: 2017/03/11 09:09:29
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
<
>
- 参照:
- To 長幼の序さん
所作や礼法にはきちんとした文化的意味があります。 そこを理解して行いませんと「形骸」にしかすぎません。 子どもたちにも「なぜそうしなければならないか」を伝えられなければ、心の込めようが ないはずです。
指導者としてはしっかりとした勉強が必要ですね
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Re: 面の付け方 ( No.10 ) |
- 日時: 2017/03/11 14:05:00
- 名前: もやしん
- 長幼の序先生、Hide.先生ありがとうございます。
形だけでなく、やはりその意味をしっかり学ぶ必要がありますね。
話が変わってしまいますが、 試合で中止要請をするときには、 「手を上げ、発声し、ただちに理由を述べる」とありますが、 以前からこうでしたでしょうか?
発声し、という文言は以前は入ってなかったと思うのですが。
また、発声とは具体的に何というのでしょう? 私は手を上げるだけだと思っていました。
そして、ただちに理由を述べるということは、 「発声」のあと止めがかかると思いますが、 止めを待たずに、間髪を入れずに試合中に理由を述べるのが正式な方法なのでしょうか?
止めがかかったあと、竹刀を収めて、面を付け直すなどするときは、 下がった後、礼はしなくていいのでしょうか? 礼をしないのなら、当然、付け直し終わり、開始線に戻るときも礼をしないということでしょうか?
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Re: 面の付け方 ( No.11 ) |
- 日時: 2017/03/12 08:00:35
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
<
>
- 参照:
- To もやしんさん
中止要請に関するトピはそちらにありますので、そちらでご質問願えますか?
管理人としましては、テーマに沿った質問と回答が分散してしまうのを好ましく思えませ ん。あとあと検索するにしても不自由ですのでm(_ _)m
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Re: 面の付け方 ( No.12 ) |
- 日時: 2017/03/12 08:25:31
- 名前: もやしん
- すみません。わかりました。
そちらで質問させていただきます。
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