このフォームからは投稿できません。
name
e-mail
url
subject
comment
トップページ > 記事閲覧
左足でリズムをとること
日時: 2016/11/04 14:09:11
名前: 美穂 

40代、剣道を始めて2年ちょっと、この夏初段をとったばかりです。

稽古の時に、よく「左足でリズムをとるんじゃない」と注意されます。

ですが、昨日の全日本剣道選手権大会を見ていると、一流の選手の中にも、左足でリズムをとっている方がおられるように思うのです。

左足でリズムをとるのはいけないのでしょうか?
だとすると、全日本剣道選手権大会の選手たちは、何をしているのでしょうか?

「中学生じゃあるまいし、大人なんだからどっしりとした剣道を」と言われたりしますが、それは経験を積んでいる大人のことなのではないのでしょうか?

経験の少ない私は、まずは中学生のような剣道を通過しなくてはいけないのではないかな、そうでないと、その先を知ることは出来ないのではないかな、と思うのですが、どうなんでしょうか?

よろしくお願いいたします。
メンテ

Page: 1 |

Re: 左足でリズムをとること ( No.1 )
日時: 2016/11/04 17:40:19
名前: だみ声  < >

美穂さん こんにちは
日本選手権大会… すごい技を繰り出すつわものが大勢いますねえ。 あんな技を常時使えるようになりたいもので
すが、それは激しい訓練と、工夫と、繰り返しと、執念と研究など、もろもろの「鍛錬」の結果だと思います。

以下は僕の解釈ですので、異なった意見も出て来るかもしれません… と前置きして、
そんな人たちの左足の動き… あれをリズムを取っていると言うのは我々素人の浅はかな感覚なのです。 彼らにと
ってはあの動作もすべて「攻め」の一部なのだと解釈すれば、少し理解できませんか?

美穂さんのおっしゃる「リズムを取る」と言うのは、双方が構えあった時、右足・左足と、小さなすり足で前に出た
後、左足・右足で後ろに下がる動作を繰り返すことを指していると思います。(我々も含めて大勢がやってますよね
え)。 でもこれは「攻め」の一部なのでしょうか?  素人にとって、あの動作に「攻め」を構築できている人は
ごくまれだという事です。
「引く動作」に「攻め」を構築し、鋭い打突のできる人は、一朝一夕にはいないと思います。 ならばっ、初心者は
「前に出るだけ」でいいはずです。 どうせ引きながら勝利につながる打突などできっこないのですから、前に出る
訓練に特化すると、「左足でリズムを取るな」になりませんか?

>「中学生じゃあるまいし、大人なんだからどっしりとした剣道を」
   これもよく言われる注意ですが、では「どっしりした剣道」を見ている人に感じてもらえる動作ってどうやる
とそれらしく見えるのでしょう?  「前に出るだけの立ち合い」は「強そうに見える」と思いませんか?
特に相手が出て来た時、こっちも必ず出て行く動作は、その結果打ち勝った時は「カッコいい」でしょ?

僕の師匠(京都武専卒業の当時60歳前後で七段、その後範士八段になられた伊地知清臣先生)は「打つなら前に出
ろ」しか言われませんでした。
しかも大きく振りかぶれっ! 打つ時は前に出ろっ! さし面などやるなっ! 真ん中から振り下ろせっ! 打った
ら止まるなっ! すり抜けて振り向いてしっかり残心動作までを円滑にやれっ! だけでした。
そして稽古は来る日も来る日も、切り返しと掛かり稽古で1時間45分。 地稽古は15分以上はなかったと記憶し
ております。
そして僕らが、「大きく振りかぶったら突きを食らいます」と言ったら、「怖がる相手は突けないし、突いても当た
らないから、振りかぶれ」でした。
徹底して「前に出て打て」でした。 だから大学の4年間(正確には2年と数か月)、引き技は一切習っておりませ
ん。
口癖にしておられたのは、「三段まではこれで行けっ」でした。
残念ながら卒業の時二段でしたので、そのままの剣風が今の僕の剣道です。 その後多少工夫しましたが、さがる技
は全くへたくそです。

そして今中学生を中心に指導しておりますが、やはりリズムを取る子には「やめろ」と言って上記の理由を説明して
おります。 試合で前に出て負けた子は褒めております。 さがって苦し紛れの一本で勝った子には、「勝って反省」
だぞっ! という話をしております。 前に出て負けている内に勝ちが転がり込んで来る。 その時が上達を実感す
る時なのだと言う話をしております。
参考になったかどうかわかりませんが、早く前に出て勝てるようになるには、左足でリズムを取る動作(攻める動作)
は「まだ早い」だと思っております。
メンテ
Re: 左足でリズムをとること ( No.2 )
日時: 2016/11/04 21:28:48
名前: 美穂 

だみ声 先生

早速のご回答ありがとうございます。

後ほど、しっかりと読ませていただきます。

ですが、とりあえず、『左足でリズムをとる』というのは、うまく言えないのですけど、前後に動くというより、その場で、空手のフットワークのように足を動かす感じなのですが……

先生は、ずっと左足に重心をおけ、とか、左足のひかがみを緩めるな、と言います。

よろしくお願いいたします。
メンテ
Re: 左足でリズムをとること ( No.3 )
日時: 2016/11/05 09:23:04
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

管理人のHide.です。

>ですが、昨日の全日本剣道選手権大会を見ていると、一流の選手の中にも、左足でリズ
>ムをとっている方がおられるように思うのです。
>左足でリズムをとるのはいけないのでしょうか?
>だとすると、全日本剣道選手権大会の選手たちは、何をしているのでしょうか?

あれは、その場に居つかないために足を動かしているのです。
リズムをとっているのとは別次元の動作です(^_^ メ)

リズムをとるがごとく動いていますが、重心が安定し左足の張りも失われていない点が
「リズムをとっている動作」と大きく異なります。あの動きの中から、いつでも打てる状
態がキープされているのです。

ハイレベルの競技の世界では、一瞬の居つきが命取りです。
あそこに出てくる選手たちのほとんどが、剣線が触れるか触れないかのところから打って
届く人ばかりなんです。僅かな緩みや居つきを感じれば、すぐさま打突が飛んでくるので



でも大人の剣道は違います。
攻め合い剣線で会話し、お相手を攻め崩して「勝って打つ」ことが求められています。
そのためには、脚を不必要に(リズムをとるように)動かすことは自殺行為なんです。

そこの違いを理解してお稽古に取り組んでいってくださいね ~☆
メンテ
Re: 左足でリズムをとること ( No.4 )
日時: 2016/11/05 14:51:49
名前: 美穂 

だみ声 先生
Hide.先生

早速のご回答、ありがとうございます。

私の表現が悪く、うまく様子をお伝えできていませんでした。申し訳ございません。

私がいつもしているのは、(私がしているつもりなのは)Hide.先生が仰っておられる、居着かないために足を動かすことです。

とすると、それは、してはいけないことではないんですよね?

ただ、私の場合は、左足の張りが失われているかもしれません。また、左足の張りが失われている時は、右足に重心があるかもしれません。
それがまずいということですよね?

ならば、左足の張りを失わず、重心を安定させていれば、足を動かすことはありということなのですよね?

後ろに下がることについてですが、私も引き技をまだ習っていないので、基本的に前に出ることしか、ちゃんとはできていません。鍔迫り合いから、『形だけ引き面』をすることはありますが……

なので、だみ声先生のお話、よくわかります。できているかはともかく、そんな気持ちで稽古に取り組んでいます。

ただ、私は、ちょっとトリッキーなのが好きなので、強そうに見られるより、最初は弱そうに見えて、実はまあまあやるじゃん、というほうが好きだったりしますが……

また、私にとってはまだ、『攻め崩す』なんて100年早いような状態で、頑張って攻めているつもりでも、全然先生方には効いていないんですね。だから、じっとしていると、本当にただじっとしている人になってしまいそうな気がします。

いろいろ研究、工夫をしていきたいと思います。

ありがとうございました。
また、よろしくお願いいたします。
メンテ
Re: 左足でリズムをとること ( No.5 )
日時: 2016/11/05 18:21:07
名前: だみ声  < >

美穂さん
僕の印象と多少ずれていたようですが、hideさんの説明が分かりやすく、納得されたと思います。頑張ってください。

>『攻め崩す』なんて100年早いような状態で
   そんな事ないですよ。 攻め崩す「見えないパワー」はすでに発揮されているはずです。 パワーが小さいの
で、相手が崩れないだけなのです。 しっかり攻め崩す意識をもってたぁ〜〜〜くさん稽古なさってください。
メンテ
Re: 左足でリズムをとること ( No.6 )
日時: 2016/11/06 07:59:46
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To 美穂さん

>私がいつもしているのは、(私がしているつもりなのは)Hide.先生が仰っておられる、
>居着かないために足を動かすことです。
>とすると、それは、してはいけないことではないんですよね?

してはいけないことではありませんが、ほとんどの場合「無駄な動き」になってしまいま
すので、中高生や20代でもなければ「必要のない動き」にしかすぎません(^_^ メ)


>ならば、左足の張りを失わず、重心を安定させていれば、足を動かすことはありという
>ことなのですよね?

言葉で表現するのは簡単ですが、それができるのは一流選手くらいのもの。
大人が間合いの中で無駄に足を遣ったら隙を作り「打たれるのみ」ですm(_ _)m


>また、私にとってはまだ、『攻め崩す』なんて100年早いような状態で、頑張って攻
>めているつもりでも、全然先生方には効いていないんですね。だから、じっとしている
>と、本当にただじっとしている人になってしまいそうな気がします。

攻めが通じていないとしても、攻めの意識は持ち続ける必要があります。
先生方はレベルに応じてその攻めを感じ、ダメならさばき、よければ打たせてくれるはず
ですからd(^-^)!
メンテ
Re: 左足でリズムをとること ( No.7 )
日時: 2016/11/08 11:06:32
名前: 美穂 

だみ声 先生

お返事ありがとうございます。

とにかく、私の説明が悪くて申し訳ございませんでした。
先生に「リズムをとるな」と言われているので、自分でも単純にそうだと思っていたんですね。
丁寧にいろいろ書いて下さって、嬉しかったです。

>攻め崩す「見えないパワー」はすでに発揮されているはずです。パワーが小さいので、相手が崩れないだけなのです。しっかり攻め崩す意識をもってたぁ〜〜〜くさん稽古なさってください。

はい。頑張ってみます!

ありがとうございましたm(_ _)m
メンテ
Re: 左足でリズムをとること ( No.8 )
日時: 2016/11/08 11:08:58
名前: 美穂 

Hide.先生

いつも、ありがとうございます!

>攻めが通じていないとしても、攻めの意識は持ち続ける必要があります。

はい。頑張りたいと思います。

いろいろと、ありがとうございましたm(_ _)m
メンテ
Re: 左足でリズムをとること ( No.9 )
日時: 2016/11/09 09:17:11
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To 美穂さん

少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます


私は木曜稽古会という大人のための基礎稽古の会を月に二回のペースで行っております。
そこにはいろいろなところから参加される方がおられますが、交刃の間合いで構え合った
ところでの無駄な足の動きをできるだけしないようにお話ししています。

重心がどちらかの足の乗ってしまった瞬間は動くことができません。
そして重心を移動させることによって打突のきっかけにしてしまうものです。
かといって、足が居ついてしまってはいけません。

足の踏み方は難しいですが、ご自身の攻防にとりまして一番いい形は、やはりお稽古の中
から見つけていくしかありません。頑張ってくださいねp(^-^)q
メンテ
Re: 左足でリズムをとること ( No.10 )
日時: 2016/11/10 22:07:49
名前: 美穂 

Hide. 先生

いつもありがとうございます。
しっかり稽古して、足をよくしたいと思います。

またよろしくお願いいたしますm(_ _)m
メンテ
Re: 左足でリズムをとること ( No.11 )
日時: 2016/12/23 22:17:08
名前: 十八徳 

一般的ではないと思いますが、右自然体の送り足について、右足を攻め足、左足を退き足(逃げ足?)とする考え方があります。
気持ちが強く攻めるときは右足始動で前へ、弱気なときは左足始動で下がるという意味です。

また、「リズムをとってはならない」という注意は、動きが単調になることを避けるためであることが多いです。

すでに、ご説明がありますが、居着かないために足を動かしても、美穂さん自身の攻めの体勢を崩しては本末顛倒になってしまいます。
懸待一致といって、どのタイミングでも打突できる体勢が求められますが、左足でリズムを取るとおそらくできません。
相手からすると、美穂さんが打突するときは、運足が変化しますので、起こりを察知しやすくなります。

右足と左足の働きの違いを意識してみてください。


 >経験の少ない私は、まずは中学生のような剣道を通過しなくてはいけないのではないかな、そうでないと、
 >その先を知ることは出来ないのではないかな、と思うのですが、どうなんでしょうか?

日本の芸道は数をこなして体得するというのが優勢だったと思いますが、スポーツ(特に大人は)として考えた場合は、理解して実践することで
上達が早くなるという話も聞きます。個人的には、美穂さんの考え方は応援したいのですが、10代や現役選手のような運動量は厳しいでしょうし、他のアプローチを探ったほうが良いと思います。


たとえば、運足について具体的な提案としては、

 ・ 左足始動の横の動きから、右足始動の前への動きにする
 ・ 打ち間に入ったら、「即座に」「一足で(足を踏み直さず)」打突する
 ・ どのタイミングでも、打突できる体勢(心と体の準備)を維持する

これを意識すれば、居着いたり、足が止まることもなく、自然と足の運びは変わると思います。
当て推量ですが心当りがあったり、迷っていたら試してみてください。

メンテ
Re: 左足でリズムをとること ( No.12 )
日時: 2017/01/04 10:16:03
名前: 美穂 

十八徳 先生

あけましておめでとうございます。
年末に、頂いていたのですね。
気づくのが遅くなりました。

>相手からすると、美穂さんが打突するときは、運足が変化しますので、起こりを察知しやすくなります。

そのようですね。先日、出稽古に行った時に、いろいろな先生に、同じことを指摘されました。今、自分なりに研究しています。

>個人的には、美穂さんの考え方は応援したいのですが、10代や現役選手のような運動量は厳しいでしょうし、他のアプローチを探ったほうが良いと思います。

ありがとうございます。
でも、そうですね。確かに、そこまでの運動量は厳しいものがありますよね。
と言いつつ、稽古場では、小学生と同等のかかり稽古を求められてはいますが(^_^;)

運足について、具体的な提案をくださり、ありがとうございます。次の稽古まで、よく考えて、実践できるように頑張りたいと思います。

ありがとうございました。
また、よろしくお願いいたします。
メンテ
Re: 左足でリズムをとること ( No.13 )
日時: 2017/01/05 23:28:44
名前: 十八徳 

美穂さん

あけましておめでとうございます。

悪癖にはパターンがありますので、指摘は同じになるのですが、矯正するのは難しいんですよね。
経験では、足遣いは全身に連動するので、ゼロからやり直すことになり本当に苦労するので、最優先にお勧めします。


 >と言いつつ、稽古場では、小学生と同等のかかり稽古を求められてはいますが(^_^;)

小学生は体を練ることに重点がありますが、大人の賢さを発揮して、課題設定をして積み重ねの効率化を図りたいですね。
たぶん、足を継いでますので、そこを直すところからでしょうか。

かかり稽古や素振りなどの基本についても、大人の生徒だからこそ教えてもらえるような独自の工夫もあるとおもいます。
世間話に先生方のご出身の指導法に水を向けると、タメになりますし、それをシェアして頂けると嬉しいです。

同世代の仲間としては、運動量も粘ってほしいところですが、基本から外れると遠回りになってしまいます。
お互いに、気持ちとウエストは若さを維持したいですね、キビシーですけど(笑
メンテ
Re: 左足でリズムをとること ( No.14 )
日時: 2017/01/24 21:35:57
名前: 美穂 

十八徳 先生

気づくのが、だいぶ遅くなってしまいまして、申し訳ございません。

相変わらず、「膝を曲げるんじゃない」と注意されております(^_^;)

が、ふと思いついたことがあり、今日スポーツクラブで、身体を見てもらってきました。
すると、やはり、腹筋とお尻、腿の筋肉が弱いとのこと。

そうなんです。腿裏とお尻の筋肉を使えれば、膝を曲げる必要がないところなのでしょうが、わたしは、そこが弱いため、ふくらはぎの筋肉を代償として使っていたため、膝を曲げる必要があったのですね。

というわけで、やはり、剣道の稽古の他に、身体を作らなくてはならないようです。

剣道そのものについては、大人であることの利点を如何に活かしていくか、工夫していかなくちゃですね。

>同世代の仲間としては、運動量も粘ってほしいところですが、基本から外れると遠回りになってしまいます。
お互いに、気持ちとウエストは若さを維持したいですね、キビシーですけど(笑

そうですね〜
最近、私、ウエストが細くなったつもりでいましたが、ただ単に、その上下が太くなって、その落差でのくびれだっただけでした(^_^;)
って、十八徳先生って、女性だったんですか!?
メンテ
Re: 左足でリズムをとること ( No.15 )
日時: 2017/01/26 22:08:40
名前: 十八徳 

美穂さん

  > 相変わらず、「膝を曲げるんじゃない」と注意されております(^_^;)

ヒカガミについては、正直よくわかりませんので、改めて他の方々のご意見を参考にして頂きたいですが、推量で私の考えを。

膝を曲げることで「一挙動増えてしまう」ことが問題の根本なので、まずは、意識や体の使い方を見直してみましょう。
実際に基本打ちで体感してほしいのですが、遠間から一歩詰めて余勢を利用したり、近間から面を打つと、膝を曲げなくても
簡単に打てるとおもいます。次に一足一刀ではどうでしょうか。無意識だと足が動いているはずです。

左足が遊ぶと一足一刀が測れずに(距離の間合)、心の中で遠いなと感じるため(心の間合)、反動をつけてしまうわけです。
まず、いまの一足一刀の間合を確認してみてください。届く距離ではなく、一本となる打突が打てる距離を測ると、想像よりも
かなり近くなるはずです。そこをスタートとして、徐々に間合いを広げていくと、膝の使い方や体重の乗せ方が感覚としてわかる
ようになるとおもいます。

並行して、遠い間合から一歩入って余勢を利用して打突することで、伸びやかさと心の間合を広くすることができます。


  > すると、やはり、腹筋とお尻、腿の筋肉が弱いとのこと。
  > ふくらはぎの筋肉を代償として使っていたため、膝を曲げる必要があったのですね。

筋力を補強するのはマッチョで面白い発想ですが、今回は、正しい「カタ」を身につけましょうという話なのでやめておきましょう。

スポーツクラブに行っていたり、考え方を伺っていると、もしかして、運動頻度はけっこう多いのでしょうか。剣道を始める前から、
運動習慣や運動部の経験があると、運動強度を上げて基礎固めしたくなるかもしれません。ただ、「カタ」を習得すると考えて、
意識の置き所に注意してみてください。


  > 最近、私、ウエストが細くなったつもりでいましたが、ただ単に、その上下が太くなって、その落差でのくびれだっただけでした(^_^;)
  > って、十八徳先生って、女性だったんですか!?

えーと、男も腹回りは気にするんですよ。一時期、体重が10kg以上増えて体調を崩したことがあり、気をつけるようにしてます。
時間と重力に反抗したい年頃なんだとおもいます。もっとも、生活習慣の改善に結びついていないのですが。。。
メンテ
Re: 左足でリズムをとること ( No.16 )
日時: 2017/02/05 16:16:42
名前: 三七式ヨシ  < >

三七式ヨシと申します。

興味深い動画がありましたので紹介します。

hhttps://www.youtube.com/watch?v=BDy0fq0yPCo
メンテ
Re: 左足でリズムをとること ( No.17 )
日時: 2017/02/20 18:11:08
名前: 美穂 

十八徳 先生

ご回答頂いていたのに、こちらを見る機会がなく、
失礼いたしました。

>届く距離ではなく、一本となる打突が打てる距離を測ると、想像よりもかなり近くなるはずです。そこをスタートとして、徐々に間合いを広げていくと、膝の使い方や体重の乗せ方が感覚としてわかるようになるとおもいます。

なるほど!今度やってみます。

>並行して、遠い間合から一歩入って余勢を利用して打突することで、伸びやかさと心の間合を広くすることができます。

これも試してみます。

>スポーツクラブに行っていたり、考え方を伺っていると、もしかして、運動頻度はけっこう多いのでしょうか。剣道を始める前から、運動習慣や運動部の経験があると、運動強度を上げて基礎固めしたくなるかもしれません。ただ、「カタ」を習得すると考えて、意識の置き所に注意してみてください。

まあ、それほど運動経験はないのですが、身体の使い方などに興味関心がありまして。
マッチョになろうとしているというより、私の場合、本来なら使っているはずの筋肉をあまり使えていなかった現実があるのです。
こればかりは、その体験がないとわかっていただきにくいことなのですが、私は日頃から、脚を使う際、うまくハムストリングを使えていなかったようなのです。
スポーツクラブで、ハムストリングを意識して脚を使うことを習ったら、歩く時にも剣道の時にも、少しずつですが、ハムストリングを使えるようになってきました。(以前は、稽古の後、ふくらはぎだけが張っていましたが、最近はちゃんとハムストリングの張りも感じるようになりました。)

>時間と重力に反抗したい年頃なんだとおもいます。もっとも、生活習慣の改善に結びついていないのですが。。。

分かります
私は、剣道を始めた頃から、かなり生活習慣が改善し、結構反抗できているつもりです&#128522;

いろいろアドバイスいただき、ありがとうございます。
またご教示下さい。よろしくお願いいたします。
メンテ
Re: 左足でリズムをとること ( No.18 )
日時: 2017/02/20 18:13:09
名前: 美穂 

三七式ヨシ 先生

ご紹介下さり、ありがとうございます。

ですが……
深すぎて、よく分かりません。
合気?
う〜ん。
すみません。
メンテ
Re: 左足でリズムをとること ( No.19 )
日時: 2017/02/22 23:48:35
名前: 三七式ヨシ  < >

三七式ヨシです。

毎度、なぞかけのようなことをして申し訳ありません。

動画の表題は「合気」ですが、ほとんどY山先生に先を取られて打たれてますね。


実際に、美保さんがどのようにしておられるのか見ていないので、詳細はわかりません
ので、コメントのしようのないところです。

今のスタイルがご自分にあっているとお感じなら続ければよいと思います。

同じ面を打つにしても、払う(表・裏)、張る、割って入る、巻く、担ぐなどケース バイ
ケースで使い分けるように、ご自分の得意な方法があるのなら、それを磨くのも良いと思い
ます。

が、レベルアップするのには遠回りだと思います。


他の方も書き込みされていますが、いつ打てば有効打突となるか。

こちらの打突に応じれない時とはいつか。

また、いわゆる打突の好機、機会をどうすればとらえやすくなるか。

機会とは端的に言えば、お相手の構えが崩れたときになるのですが。

では、構えが崩れた時とはどういう場合でしょう。

剣線が、こちらの中心から外れたとき。

では、どうやって外すか。

前述の剣先を払う、抑える、張る…体捌き、左右に動く…

ここで、お相手がこちらが払おうとするのを察知して、剣線を下げるなどすかされると、
こちらの剣線がお相手の中心から外れ、逆にお相手の好機となります。

こちらが左右に動き、お相手の剣線を外そうとしたところを高段者の先生に打たれたこ
とがおありではないですか。

動画のY山先生は、虎視眈々とチャンスを伺い、ここぞという時に打ちに行かれています。

お相手のダンノ氏も機会をうかがっているのですが、なかなか打突に行けていません。

合気とは何ぞやということですが、小学生の高学年で市の大会で入賞する子の中には身に
ついている子もいるようです。

上位に入る子供は、出端、応じ技を成功させているのではないでしょうか。

擦り上げ面や出小手の練習で「待って居てはだめです」と言われたことはないですか。

「待って居てはだめ」とは、お相手の竹刀と体が前に出るのを確かめてから、自分が動き
始めてもなかなか成功しないとの戒めです。

ではどうすればよいか。

お相手が出ようとするのを察知して、こちらも態勢に入り、動くと同時(出端は出ようと
したところ)に応じ技に(擦り上げ)入ればうまくいきます。

私の解釈で申し訳ありませんが、このお相手の動きを察知しようとするのが合気だと思い
ます。

合気のために身に付けたいのが、「遠山の目付」「やわらかい手の内」「正しい構え」

中段を使われる方が多い理由としては、守りが固く、剣先の感触でお相手の手の内や、
意図を探りやすいことがあげられると思います。

お相手のどこに力が入っているか、肩、左足に力が入った時や、触れ合った剣線からの
感触によりお相手が打突に来ようとしているのを察知しようとすれば、自分の構えはど
うすれば良いでしょうか。


さらに、打突の好機は現れては消え、現れては消えていきます。

出端を捉えようとするなら、こちらがリズムを取って、共鳴すればよいですが、逆に
リズムを読まれお相手に打突の機会を与えるリスクを負います。


合気の稽古法ですが、切り返し、基本打ち、打ち込み、係稽古の元立ちををきっちり
やることと、相互の礼や、蹲踞でお相手に合わせること。

さらに、木刀による基本技稽古法や剣道形が良い稽古になります。

神前(正面)に礼をし、お相手から目を離さないようにして、どのタイミングでお相手
が頭を下げ、頭を上げるかを見ながら動作を合わせるようにする。

元立ちの際は、お相手の打突に合わせ、一足一刀の間合いを作る。

剣道形はそれらの延長線上で、打太刀と仕太刀の呼吸が合わねば形になりません。



美保さんは下がり技を習っていないとのことでしたが、素振りは前に出るばかりなので
しょうか。

切り返しはどのようにされているのでしょう。

初段なら木刀による既婚技稽古法で、下がり胴はされなかったのでしょうか。


一歩前進しながら余勢を利用しての面は、打ち方としてはありますが、そればかりを使
うとボクシングのテレホン・パンチと同様に、こちらが打っていきますよとお相手に知
らせることになるので要注意です。

剣道で推奨される、一拍子での打突とはどういうものなのでしょうか。

切り返しの1本目の正面打ち、基本打ちの一歩の前進は、攻めの形を示すものです。

幼少年剣道指導要領にありますが、通常の切り返しで、正面、左右面を前に四本、下がっ
て五本、の次の正面、最後の正面は左右面から下がった位置から一足一刀、一拍子の面
です。

ですから、元立ちが間合いを作ってやらねばなりません。

さらに、一歩の前進の時には、構えは崩さず(剣先を上げず)に出ねばなりません。

横着をすると、どんどん間合いが近くなるので要注意です。

二段打ちのように、お相手の鍔元を打って出たりすることもあるので、余勢を使うことも
覚えて損ではないとは思います。

毎度、長文ですいません。
メンテ
Re: 左足でリズムをとること ( No.20 )
日時: 2017/05/30 16:15:53
名前: 美穂 

三七式ヨシ 先生

こんな丁寧に、いろいろ書き込みしてくださっていたんですね。ありがとうございます。

しっかり読んでよく考えたいと思います。

ありがとうございました。
メンテ

Page: 1 |