Re: 今更ながら ( No.1 ) |
- 日時: 2016/04/25 07:17:01
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照: http://ichinikai.com
- 管理人のHide.です。
まず、互格稽古ですが、これは、お互いにどちらが上(元立ち)ということではなく、 「双方互格の気構え」で立会いのお稽古をするものです。審判こそ立っておりませんが、 試合で一本をとりにいくような気持ちで互いにお稽古をするものですね
これに対して地稽古とは、「地力を鍛えるお稽古」のことで、別名「総合稽古」とも呼ば れております。ですから、元立ちの先生の受け方によっては、切返し・かかり稽古・打ち 込み稽古・立会い稽古・互格稽古・・・etc.とさまざまな形をとります。
ですから「地稽古」といわれた場合は、先生や先輩の胸を借りるつもりで、積極的に攻撃 を仕掛けていく稽古を、「互格稽古」といわれたら、試合のような気持ちで「一本を狙っ ていく」稽古をするのがいいでしょうd(^-^)!
打ち込みとかかり稽古ですが、打ち込みはかかり手に大きく伸びやかな技を出させること が目的のお稽古なので、元立ちは相手を引き出すようにしながら最終的には打突部位を空 けて打たせます。
これに対してかかり稽古は、相手を打ち崩したり、激しい連続技を身につけるのが目的で す。従って元立ちはかかり手に息をつかせない位、連続して激しく打ち込ませるようにし ます。 かかり手が小学生ぐらいなら打突部位を空けて打たせることもありますが、中学生でもレ それ相当のベルになれば「打たせる」こともしません。 元立ちは竹刀を中心から外さず(但し、幾分軽めに中心をとりますが)かかり手が元立ち の構えを崩して打突するように仕向けます。
まとめますと、空けてくれたところを正確に打つのが「打ち込み」、自ら部位に隙を作っ て打ち込むのが「かかり稽古」ということになりますd(^-^)!
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Re: 今更ながら、互格稽古と地稽古、打ち込みとかかり稽古の違いは? ( No.2 ) |
- 日時: 2016/04/25 08:32:07
- 名前: はてな
- Hide.さん、ありがとうございます。
先生から、目上の人や先生だからといって、早く打たなきゃとか、どんどん打たなきゃとか思わなくても良いから、自分の間合いと自分のタイミングで打って来なさいと言われるのは、互角稽古をしてくださっているのですね。
よく分かりました。ありがとうございました。
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Re: 今更ながら、互格稽古と地稽古、打ち込みとかかり稽古の違いは? ( No.3 ) |
- 日時: 2016/04/26 06:48:34
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照: http://ichinikai.com
- >先生から、目上の人や先生だからといって、早く打たなきゃとか、どんどん打たなきゃ
>とか思わなくても良いから、自分の間合いと自分のタイミングで打って来なさいと言わ >れるのは、互角稽古をしてくださっているのですね。
いえ、そうとも言えません。
きちんと攻めて「機会を見出して打つ」のは「互格稽古」も「目上にかかる稽古(かか り稽古ではない)」も同じことです。 元立ちは、それが適正な機械であれば打たせてくださいますし、攻めが甘かったり機会の 見極めがよくなかった場合は、さばいたり応じて打ったりということをいたします。 また、さりげなく機会を見せてくださることもあります。 そういうお稽古のつけ方を「引き立て稽古」と言っています
気をつけなければいけいないことは、「目上にかかる稽古」では「待って打つ」というの はご法度ですね。 自分から積極的に機会を見出していくことが「稽古になる」わけですからd(^-^)!
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