|  Re: 切り返しの受けについて ( No.1 ) | 
| 日時: 2013/12/07 11:45:19名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk 
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参照: 
 
管理人のHide.です。
 竹刀で受けるのは、手の内をよくするためです
  
 左右面ですと、手の内がそんなに決まってなくても部位を打つことができますが、「当た
 った瞬間に止める」という剣道独特の「手の内(これが打突の冴えを作る)」を学ぶこと
 が難しいのです。
 
 そこで竹刀受けの切返しですが、左右面の位置で正確に止めないと竹刀が流れてしまいま
 すね。受ける元立ちの側も、竹刀を斜めにすることなく、まっすぐに立てて受けることが
 大切ですd(^-^)!
 
 
 昔は、先生方に「打突の弱いお相手には強く張るように、打突が強すぎて手の内が利いて
 ないと思われるお相手には受け流すように軽く受けるものだよ」と教わりましたが、今は、
 そんな風に教えておらえる方は少ないですね(>_<)
 
 
 なお、「左面を受けるときは左足が後ろの右半身、右面を受けるときは右足が後ろの左半
 身」というように軸を中心に身体を操作していくわけですが、こうした元立ちの動きもは
 お相手の打突をさばく重要な稽古になっているんです。
 
 また、元立ちが間合いの取り方がうまいと切返しがうまくできますが、間合いが悪いとや
 りにくいもの。元立ちといっても深いですから、しっかりと勉強して真剣に取り組みたい
 ですね
 
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|  Re: 切り返しの受けについて ( No.2 ) | 
| 日時: 2013/12/07 19:38:41名前: 節穴◇Rfkp.U.alk    
 
Hide.さま
 詳細にご教示頂きありがとうございます。
 
 てっきり、9本乃至18本も面で受けると頭が痛いけれど、
 最近の面は作りが良いので左右面を連続で受けても面がずれたり、頭が痛くならず、
 竹刀ではなく面で受けるようになっている、なんて愚考しておりました。
 (子供たちに言わなくて良かったです。。。)
 
 わざわざ他の稽古と違って竹刀で受けるのだから、意味があるのですね。
 昔(高校生の頃)は何も考えておりませんでしたが、
 この辺りの稽古法の意味も考えながら勉強しなおしていきたいと考えております。
 
 さて、私が今指導を受けている地域では、
 面で受ける切り返しが主流のようなのですが(他道場との合同稽古でもそうでした)、
 これは全国的な流れなのでしょうか?
 Hide.先生にご教授頂いた内容を鑑みると、稽古の意味合いが失われていっているようで残念です。
 
 >昔は、先生方に「打突の弱いお相手には強く張るように、打突が強すぎて手の内が利いて
 >ないと思われるお相手には受け流すように軽く受けるものだよ」と教わりましたが、今は、
 >そんな風に教えておらえる方は少ないですね(>_<)
 
 そう言えば昔、えらく緩く切り返しを受ける先生がいらっしゃいました。
 私は打ちが強い(というか手肩に力が入っている)方なのですが、
 それを矯正しようと考えて下さっていたのかもしれません。
 当時の私は「受けるの下手だな。打ちにくいな」としか思っていませんでしたが。。。
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|  Re: 切り返しの受けについて ( No.3 ) | 
| 日時: 2013/12/09 08:59:39名前: くろ 
 
節穴◇Rfkp.U.alk さま
 そんなことは無いと思います。
 
 子ども同士で面で切返しをすると初心者は左右面を大きく振って打てます。
 
 逆に竹刀で受けて切返しをすると横から打ってしまう傾向があります。
 
 そこを嫌う先生方が多くいらっしゃいます。
 
 大人が元立ちの場合はすぐに注意出来ますが子ども同士の場合なかなかそうもいきません。
 
 地域というよりも指導者の方針なのではないでしょうか。
 
 私のところは稽古の中心が切返しですので両方とも行いますし周辺道場もいろいろあります。
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