Re: 下がらずに攻めるには ( No.1 ) |
- 日時: 2013/05/20 03:47:51
- 名前: だみ声
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- >私は団体、個人ともに全て二本負けという大失態をおかしてしまいました。
これを大失態とおっしゃる理由は何でしょう? そう言う事を言うより、今回の負けから何を学 んだかを考えねば、次の勝利は訪れません。 そもそも試合で勝つ方法は、一つしかありません。 「先に一本を決める」のですが、相手も同 じ結果を出すべく打ち込んで来ます。 ではどうやるのか? が永遠のテーマなのです。 「大失態」等と言っている暇はないのです。 稽古にお励みください。 「いずれ分かる」ので す。
>相手が間合いに入ってきても、下がらずに逆に相手を下がらすにはどうすればいいのでしょうか。 相手を間合いに入らせるからいけないのです。 間合いに入ってきた相手に「さてどうすべえか」 と、のんびり考えているから負けるのです。 「こいつに間合いを詰めれば、打たれる」と言うようにやれば、相手は間合いに入って来れませ ん。 こう言う駆け引きの結果、こっちの打突の機会が見えるし、勝利の一本になるのです。
ある七段の、S先生の談話です。 稽古後「S先生、僭越ですが、あなたの構えには『攻め』が不足しています」と言われたそうです。 S先生はいろいろ考え、尊敬する師匠に尋ねたそうです。 「攻めを強くするにはどうすればいい のでしょう?」。 答えは「強くなりなさい」だったそうです。
「攻め」とは相手に不用意にちょっかい出せば「打たれる」から「簡単には攻め入れない」と相手に 思わせ、「間合いを詰めさせない事だったのだ!」とS先生は悟られたそうです。
お笑いの世界でも、有名なお笑いタレントが登場しただけで、観衆から「笑い」が起きますね。 こ れはそのタレントが現れただけで「笑い」を誘発するオーラを持っているのです。 これは芸能界に おける「攻め」の表現だと思います。
もやしんさんが、立ち会いの場に立っただけで、相手が「ヤベー人に当たってしまった」と思わせる と、それが攻めであり、間合いに入らせない方法なのです。 たくさん稽古して、たくさん試合して、 たくさん負けて、たくさん悔しい思をいしている内に、「これだ!!」が体験できるのです。 安易に会得できないからこそ面白くもあり、悔しくもあり、精進する物なのです。
いくらコツを尋ねても、いくらコツを読んでも、たくさんやって体得しないことには、いつまでも「願 望」でしかありません。 真剣で、一途にたくさん稽古を積んで下さい。 たくさん汗を流して下さ い。 面の中で涙を流して悔しがる事が出来れば、上達は必ず付いて来ます。
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Re: 下がらずに攻めるには ( No.2 ) |
- 日時: 2013/05/20 07:46:56
- 名前: いもむし
- もやしん 様
こんにちは。
試合に負ければ、悔しいですから落ち込んだりするのは当然ですが、そればかりではだめですね。
だみ声先生のアドバイスをよく考えてみて下さい。
私は、審査の立会いと、試合で変わってしまうところに大きな問題点を感じます。
なぜ違う立会いをしてしまうのか。どういった目的で剣道をなさっているのか。どのような目標をもって稽古されているのか。
この辺を今一度よく考えて、今後の稽古に生かして頂きたいと思います。
宮本武蔵は「常の身」と申されております。
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Re: 下がらずに攻めるには ( No.3 ) |
- 日時: 2013/05/20 07:59:36
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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>
- 参照: http://ichinikai.com
- 管理人のHide.です。
私も「間合いに入らせてしまう」ところがいけないと思いますよ。お相手に間合いを作ら せてしまってはどうしても不利になります。自分が間合いを作るようにする。これが剣道 で言うところの「相手から遠く自分に近い間合い」ですねd(^-^)!
お相手が間合いに入ろうとするところは、
・入端を狙う ・入らせないように剣線で抑える ・入ろうとする前に間を切る(さがることではない) ・左右にさばいてこちらが間合いを作る
などの対処法があります
>しかし、試合になると欲が出てしまい、 >下がる場面も多くなってしまいます。
審査も試合も一緒です。 「さがったら負け」です。そんな気持ちで取り組みましょうp(^-^)q
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Re: 下がらずに攻めるには ( No.4 ) |
- 日時: 2013/05/20 12:18:43
- 名前: もやしん
- 皆さんありがとうございます。
皆さんのお言葉にはっとしました。 私が過去に教えて頂いた先生が見ていれば、 お叱りを受ける試合態度だったと思います。 以前、だみ声先生が議題にされていた剣士の品格を欠く態度だったと思います。
率爾ながら、私が現在教えて頂いている中で、 一番尊敬している先生に、 先日二段に昇段したことをご報告すると、 ひょっとしたら五段まで一発合格かもしれないと言われ、 私自身におごりがあったのだと思います。
道場の子どもたちもいますし、 常に先生に見られていることを意識し、 剣士として恥ずかしくないよう、 稽古でも試合でも、意識していくつもりです。
宮崎正裕さんも著書の中で、 初心に帰ることを大事にされていました。 私が剣道を再開しようと思った気持ちを忘れずにいたいです。
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Re: 下がらずに攻めるには ( No.5 ) |
- 日時: 2013/05/21 07:40:00
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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>
- 参照: http://ichinikai.com
- To もやしんさん
少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。
「稽古は試合のように、試合は稽古のように」と言われます。稽古も試合も審査も同じよ うにできるよう、日々のお稽古も緊張感をもって取り組むようになさってみいてください
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