Re: 突きの有効打突について ( No.1 ) |
- 日時: 2012/09/18 23:59:17
- 名前: 梁
大学生風情が恐縮ですが、私はやはり突き垂れを捉えていなければ一本でないと思います。 審判規則にそう記されているならば、それに従わなければ公平性を害するのではないでしょうか。
そういえば昨年の全日本の後も、高鍋さんのツキについてそんな話が盛り上がっていましたね。
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Re: 突きの有効打突について ( No.2 ) |
- 日時: 2012/09/19 07:36:40
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照: http://ichinikai.com
- 管理人のHide.です。
「突きにおける有効打突のジレンマ」として、昨年の全日本選手権の後、高鍋×東永戦を 例に考察した内容と同じですね。
面小手胴は打突部である、頭、前腕、胴体に部位が密着していますので問題はありません が、唯一突きだけが喉にくっついておりませんで面と一体になっています。 頭をかしげたり顎が上がっていれば、突垂の位置は本来の喉からずれてしまい、喉を正確 に突いたとしても、打突部位には当たらないことになります。
説明はこれくらいにして見解を述べますと、部位にあたっていないものはそれが明確(審 判をしていて見えてしまった場合)であれば、やはり一本にすべきではないと考えます。
ただし、非常に取りにくいのですが、突かれたことによって面(頭)がぶれ、突垂を捉え た剣先がずれた場合は、そのあと引いて残心がしっかりしているなら(突きっぱなしでな いなら)一本にするべきでしょうd(^-^)!
面を避けようと頭をかしげて突垂がずれたケースも、突垂の一端を捉えていたなら、私は 有効打突といたします。
蛇足ですが、前述の高鍋×東永戦の高鍋選手の突きに関しては、明らかに突垂にあたって おりませんでした。けれども、東永選手の出鼻に高鍋選手が突いたもので、打突の過程の 「頚椎反射」に伴って顎が上がり外れただけでして、現場で拝見しておりまして「紛うこ となく一本」と判断いたしました。
これは、例外的判断になりますでしょうかm(_ _)m
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Re: 突きの有効打突について ( No.3 ) |
- 日時: 2012/09/19 09:49:15
- 名前: 悶々
- 梁さん、hideさんありがとうございました。
御二方のご意見、参考にさせていただきます
ただ、私が明確にしておきたいのはhideさんの文章の最後の「例外」の部分なのです。
武道、スポーツを問わず競技(試合)のポイントを得られるか否かの重要な局面で例外がある競技を私は知りません。
複数の七段を受有していらっしゃる先生にお伺いを立ててみましたがこの迷宮から抜け出すには到らず恥ずかしながらスレを立ち上げさせていただきました。
高鍋選手X東永選手の試合の審判の先生方にあの突きは突き垂からは外れていたが喉元は正確に捉えていたから旗を上げたのか、それとも正確に突き垂を捉えたように見えたから旗を上げたのかを伺うことができれば一発で解決する問題なのかもしれませんが・・・。
梁さんの仰るようにルールで決まっている以上、あくまでも突き垂を突かなければ有効ではないという考え方が合理的であるとも思いますが、武道であるところの剣道の精神性が合理性と対峙してしまっているのかもしれないとの考えも浮かんできます。
元々試合規則、審判規則を作った時にこのような事態を想定してはいなかったのかもしれませんね。
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Re: 突きの有効打突について ( No.4 ) |
- 日時: 2012/09/20 00:15:38
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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>
- 参照: http://ichinikai.com
- To 悶々さん
>高鍋選手X東永選手の試合の審判の先生方にあの突きは突き垂からは外れていたが喉元 >は正確に捉えていたから旗を上げたのか、それとも正確に突き垂を捉えたように見えた >から旗を上げたのかを伺うことができれば一発で解決する問題なのかもしれません >が・・・。
私は高鍋選手の背中側からあのシーンを見ておりましたので、突垂ではなく喉のど真ん中 に当たったのがはっきりと見えました。
しかし、主審も副審も横から見ていたわけですので、たぶん、突垂に当たったものと判断 したと愚考いたしておりますd(^-^)!
>元々試合規則、審判規則を作った時にこのような事態を想定してはいなかったのかもし >れませんね。
剣道のルールは極めてザルです。 大まかなことしか決まっていません。私はそれがいいところだと思ってますが
刀での斬り合いでしたら、当たったから一本ではなく、お相手の戦闘能力がなくなるか気 力がなくなるかした時に勝負が決したはずです。故に、第三者の判定に委ねる必要はなか ったんですね(^_^ メ)
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Re: 突きの有効打突について ( No.5 ) |
- 日時: 2012/09/20 02:23:25
- 名前: よう
- 久しくいちに会掲示板に書き込んでおりませんでしたが・・・
我々二刀をとるモノには常につきまとう問題です。
今春の某大会で突き垂と胴胸の間を摺り抜けて喉を直接突かれ一本取られました。 滑ったわけでもなく、ひねり躱し打突ポイントをずらしたわけでもなく・・・ 最初に旗を上げたのが左後ろに居た「突きが全く見えない審判」であった点は 大いに疑問がありますが、個人的には「仕方ないもの」と捉えております。
小手の拳・指でも旗を3本上げられます。
それでもそこが機会を捉えられ打ち込まれたものが一本に値する打突ならば 打たれた者の未熟を意味すると思います。
傍で見ている分には例え「外れ」た打ちでも打たれることのないトコロまでの 精進が足りなかったのだと反省し、次の機会には反省を超えて行けるように 更なる稽古を積み重ねねばと考えます。
単純な当たった・当たってないを基準とするスポーツではないので 「打って反省・打たれて感謝」ですよ。
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Re: 突きの有効打突について ( No.6 ) |
- 日時: 2012/09/21 09:05:01
- 名前: ・・・・
- 私も突きだれを突いたもののみ一本とします。
ただし突きは点での打突とあり正確に突かれたか否かの判断は難しくタイミングよく、突きだれを突いたと判断したものが一本であり、実際には外れていたケースも多いと思いますが仕方がないことでしょう。
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Re: 突きの有効打突について ( No.7 ) |
- 日時: 2012/09/21 21:17:19
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照: http://ichinikai.com
- To ようさん
管理人のHide.です。 ご意見ありがとうございました。
>それでもそこが機会を捉えられ打ち込まれたものが一本に値する打突ならば >打たれた者の未熟を意味すると思います。
そうですね、「らしいところを打たれるな」ですから。
ちょっと論点がずれますが、 2011年の全日本選手権決勝で高鍋選手が内村選手から出鼻面をとって勝ちますが、スロー で見たらあたっていなかった。でも内村選手は「いい面をいただきました」とコメントし ています。 これが「剣道」ですよね
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