Re: 基本技の練習 ( No.1 ) |
- 日時: 2010/10/13 22:01:57
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照: http://ichinikai.com
- 管理人のHide.です。
>例えば基本打ちの練習。小さな面打ち。 >本校生徒は,3本なら3本,続けざまに >打ち込んでいきます。矢継ぎ早に打って >いくので打突力の強化にはなっても,そこに >攻め,ためなどの要素がありません。
えっとぉ、これは打ち込み稽古ですね。 打ち込み稽古は、打突力強化のために行う稽古ですから、「攻め」などは考えずに、正し く強く打つことを目的としています。 あたりまえですが、打ち込み稽古では「攻め」は覚えることができません。
多くの現場で、「打ち込み稽古」と「技の稽古」を混同して行っているのですが、バード さんのところもそのようですね(>_<)
打ち込み稽古は打ち込み稽古として、技の稽古は技の稽古として、行う必要があるのですd(^-^)!
>そこでどんな攻めをさせればいいのでしょうか。また,効果的に基本技の練習の取り組 >ませ方等ありましたらご教示下さい。
剣道では「打ち方を教えることは出来るが、攻めを教えることは困難だ」といわれていま す。攻めというのは千差万別で、「万人に通用する」という定石がありません。また、同 じ技であっても、実施者によって効果がある場合とない場合があります。また、お相手に もよりますし・・・。
ただ、基本技というものはあります。基本の攻め方もあります。 まずは、こういうところから教えていくしか方法はありません。 攻めつまりお相手への働きかけですが、 ●表から中心を攻め間を詰める ●裏から中心を攻め間を詰める ●下につけて間を詰める が基本となります。 ここを入り口として、単発の面、小手、胴、(突き)、あるいは連続技、払い技、フェイ ントの技etc.と組み合わせていくわけですね
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Re: 基本技の練習 ( No.2 ) |
- 日時: 2010/10/14 18:56:05
- 名前: バード
- TO HIDE先生
早速のご教示ありがとうございます。m(_ _)m 大変参考になりました。 ここで更に質問させていただきます。 ●表から中心を攻め間を詰める ●裏から中心を攻め間を詰める ●下につけて間を詰める 「中心を攻め間をつめる」 とは,間をつめながら足で中心を割る (お相手の両足の間に割ってはいる)とともに 竹刀を表,裏からこすらせるように詰めていく という感じでよいのでしょうか? 再質問,よろしくご教示下さい。<(_ _)>
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Re: 基本技の練習 ( No.3 ) |
- 日時: 2010/10/15 08:47:40
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照: http://ichinikai.com
- >「中心を攻め間をつめる」
>とは,間をつめながら足で中心を割る >(お相手の両足の間に割ってはいる)とともに >竹刀を表,裏からこすらせるように詰めていく >という感じでよいのでしょうか?
強弱・緩急は様々です。
胴や逆胴などを打つ場合は、表を強く挫いた方がお相手の手元を上げさせやすいですが、間を盗んでストンと面を打つ場合は、あまり強く抑えすぎないほうがいいですよねd(^-^)!
これらは技によっても、使い方が変わってくるとお考えになってくださいm(_ _)m
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Re: 基本技の練習 ( No.4 ) |
- 日時: 2010/10/15 23:59:55
- 名前: バード
- TO HIDE先生
表・裏・下からの攻めに強弱・緩急・・・ 大変参考になりました。 生徒に紹介すると共に,自分のものとするよう 意識して技の稽古に励むように仕向けていきたい と思います。 ありがとうございました。<(_ _)>
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Re: 基本技の練習 ( No.5 ) |
- 日時: 2010/10/16 07:51:39
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照: http://ichinikai.com
- 少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。
攻め…ホントに難しいです。 自分でも様々に悩み、考え、工夫して取り組んでいる最中でして、「これだ」と確信を持 って言えるようなものはわずかしかありません。 そんな中でも「指導をして行かなければいけない」というのはたいへんなことです(>_<)
また、「虚と実」「ためと誘い」などの問題などもあり、さらに複雑化しているのですが。 ともあれ、まずは、上記しましたような基礎的な事柄を、しっかりと生徒さんたちに教え てあげてくださいp(^-^)q
なお、「攻め」につきましては、過去ログにたくさんの素晴らしいトピがあります。 「ichinigle」の機能をお使いになりまして、ご参照下さいm(_ _)m
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