このフォームからは投稿できません。
name
e-mail
url
subject
comment
トップページ > 記事閲覧
どっちが正しいですか?
日時: 2025/10/05 00:02:21
名前: ゆん 

前々から先生の発言に対して思うところがあり、ずっと我慢をしてきましたが、
3回戦で負けて泣いて落ち込んでいる子に対して、
「剣道でどうせ優勝したって生活出来る訳でもないんだから大丈夫だって〜!!(笑)」と、
その試合で優勝した息子の前で言われ、一気に先生への信頼が無くなってしまいました。
確かに剣道自体で食べていくのは難しいと思いますが、
日頃から頑張っている、それも優勝した子供に対して言う発言ではないと思いますし、
先生に対して言い方を気をつけて欲しい旨を伝えましたが、
先生から返ってきた言葉は「え?本当の事言って何が悪いの?」でした。
この発言で口論がヒートアップしてしまいましたが、結局のところ私が折れて謝罪をしました。
しかし、先生の中でまだ折り合いがついていないのか
「あんなこと言われるなんて心外。今度の試合はエントリーしなかったから。自分の発言をよく考えて下さい」
と、言われてしまいました。
恐らく自分と仲のいい先生にこの事を愚痴ったのか、
今まで良くして下さった先生にまで素っ気ない態度を取られるようになってしまい、本当に精神的にも参っています。
嫌な事を言われても意地悪をされても、子供が「先生、先生」と懐いてる事が親として凄く切なくなります。

この件についてのご意見を頂戴したいです。
宜しくお願い致します。
メンテ

Page: 1 |

Re: どっちが正しいですか? ( No.1 )
日時: 2025/10/05 07:25:48
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

管理人のHide.です。

そうですねぇ、私も「剣道なんて強くたって、生活できるわけではない」という意見には賛成です。私も日
頃から子どもたちにも保護者にもそう明言しています。

剣道で学ぶべきことは、単に試合に勝つことや技術的なことだけではありません。心身ともに成長し、立派
な社会人(大人)になるための基礎をこそ学ぶべきです。

1. 礼儀作法と人間関係
 礼儀:稽古の始めと終わりに行う「礼」は、相手や場所に対する敬意を示します。これは、日常生活での
    挨拶や感謝の気持ちを育む基礎となります。
 尊敬:先生や先輩、そして仲間に対する尊敬の念を学びます。強い相手に挑むときや、負けた相手を労う
    ときなど、相手を尊重する姿勢が身につきます。
 感謝:稽古をつけてくれる先生、一緒に稽古をしてくれる仲間、そして道具や道場に対する感謝の気持ち
    を学びます。

2. 精神的な強さと自律心
 忍耐力:厳しい稽古や、痛み、辛さに耐えることで、忍耐力が養われます。これは、どんな困難にも立ち
     向かう力となります。
 集中力:相手の動きを読み、自分の動きをコントロールするために、高い集中力が必要です。これは、学
     業や他の活動にも役立ちます。
 自律心:自分の弱さや課題と向き合い、自ら努力する姿勢が身につきます。また、道具の手入れなど、自
     分のことは自分で行う習慣が身につきます。

3. 身体的な成長と健康
 体力:剣道は全身を使う運動であり、体力、筋力、持久力が向上します。
 姿勢:正しい姿勢を保つことを常に意識するため、姿勢が良くなります。
 敏捷性:相手の動きに素早く反応する俊敏性や反射神経が養われます。

4. 価値観の形成
 勝敗の受け入れ:試合で勝つ喜びだけでなく、負ける悔しさも経験します。その上で、勝敗に一喜一憂す
         るのではなく、その過程から何を学ぶかが大切であることを知ります。
 努力の尊さ:すぐに結果が出なくても、日々の稽古を続けることで少しずつ上達することを実感します。
       努力すること自体に価値があることを学びます。


これらの学びは、子どもたちが将来社会に出ていく上で必要となる「人間力」を育む上で非常に重要なもの
です。剣道は「打って反省、打たれて感謝」、勝ったからと言ってだめな勝ち方もありますし、負けたとし
ても立派な負けもあるのです。それは心ばえの問題です。
また勝ったとしてもそれを誇示するのではなく、それ以上に「敗者を労る」という謙虚な気持ちを持つこと
が重要です。

そういった意味から行けば、先生が負けた児童に「剣道でどうせ優勝したって……」と慰めたことは、間
違ったことは言っておりません。しかし、それを優勝したお子さんの前でお話されたのは、ちょっと配慮が
足りなかったかもしれません。

ひとつ伺いたいのですが、この発言の前にゆんさんのお子さんが優勝したことに対して先生は褒めたり労っ
たりなさったんじゃないですか? 
また、その発言は冗談めかして言ったんですよね? 
普段から先生は、子どもたちと冗談を言い合うようなフレンドリーな関係性を保っているのではありませんか?
それとも、今回ばかりでなく、日頃から配慮を欠いた問題発言の多い先生なのでしょうか?

もうひとつ気になるのは、先生との口論はお子さんたちが見ている前でなさったわけではありませんよね?


お子さんが先生を慕っているとするならば、お子さんと先生の関係は良好なのでしょう。
察するに、先生のその子に対する言葉も、お子さんは純粋に慰める言葉として受け止め、気にならなかった
のではないでしょうか?
よしんばお子さんがその言葉に傷ついているとしても、それを先生に申し入れ口論にまで発展してしまった
のはまずかったと思います。

ただ、先生が次の試合にエントリーしなかったのは妙ですね、お子さんに何ら罪はありませんから。
本件はゆんさんに対する意趣返しのようにしか受け取れず、指導者、教育者として問題があると感じます。
もし今後も、お子さんに対して理不尽なことが続くようであれば、移籍も視野に入れるべきかもしれませ
ん。ただその場合でも、ゆんさんのお気持ちではなく、お子さんの気持ちを最優先にしていくべきと考えま
す。
メンテ
Re: どっちが正しいですか? ( No.2 )
日時: 2025/10/05 14:13:51
名前: 葉隠 

Hide先生と全く同じ感想です。

負けた子を励ますために言ったこと自体は、目くじらを立てる内容ではないでしょう。
ただ、優勝者の息子さんの目前で言ったとすればデリカシーが無いと感じますし、その後の大会にエントリーしないなどという行為は如何なものかと思います。

>>前々から先生の発言に対して思うところがあり

これが本件の根源となる部分でしょう。
推測になりますが、本件以外にも指導者に対する不信感を露わにしたり、苦言を呈するような行為を度々してきたのではありませんか?
仮にそうだとすれば、本件のみを以って「どちらが正しい」ということは判断できません。

少年剣道において、剣道の師弟関係(息子さんの立場)と、大人の感情(主様の考え方)を混同すべきではないと思います。
師弟関係が良好なら、いかに保護者といえど過度に介入することは考え物です。
逆に師弟関係が成立しておらず、保護者としても指導者が信頼できないのであれば、別な道場を探すべきだと思います。
メンテ

Page: 1 |