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自信のない息子
日時: 2023/06/05 14:07:34
名前: パパ剣士 

中学2年になる息子のことです。
小学4年から近所の剣友会に所属しており、現在でも市内でベスト8〜16くらいの常連ではあります。
そこそこ試合でも勝てるのですがとにかく自信がなく、強い相手とする前には「勝てるわけがない」など漏らします。何度も「自信を持っていけ」「やればできる」などの励ましなどをしていますが性格的なものか自信をもって戦うことができないようです。
とはいえ、負けっぱなしではなく結果として勝つこともあるのですがそれで自信に繋がらないようです。
顧問の先生にも、剣友会の先生にも「いいものを持ってるのに」とか「自信をもって思い切り打てばもっと勝てるのに」と言われ、その場では返事をするのですが、その後の剣道自体は変わりません。
プレッシャーのあまりかからない先鋒や次鋒だといい結果が多く、逆に副将や大将だと、引き分けすら許されない場面で硬くなり引き分けに終わるなどが多いです。

こういった息子に自信を付けさせ、思い切った剣道ができるようにするにはどう指導すればいいでしょうか?私自身は学生時代に緊張がいい結果を生んできた人間なので息子とはいえなかなか理解できずアドバイスに困っています。

よろしくお願い致します。
メンテ

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Re: 自信のない息子 ( No.1 )
日時: 2023/06/05 22:02:38
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

管理人のHide.です。

はっきり言って難しいですね。
でも、昨今の子どもの多くはご子息のような要素を持っています。
「失敗」を極度に恐れ、「なりふり構わず」戦って自分を曝け出して傷つくのを極端に嫌
います。
それは、時代的な背景から、幼少期から「いい子であろう」とする生き方に起因している
と愚考します。


いわゆる「●●バカ」になれないのです。
どろどろのズタズタになり床にはいつくばっても「勝つ」ことに執念を燃やせないのです。
自分のミスや失敗がチームに及ぼす影響を考え思い切った勝負ができないのです。

昨今の高校や大学の試合を見ておりますと、男子の試合で先鋒から大将まで0−0といった
試合を数多く目にします。昔の男子の試合にはありませんでした。
勝負をしないんです。
「勝った、負けた」にこだわる指導者の学校ほど、自分と同等もしくは強いお相手には勝
負しません。
それは「心の問題」であって、解決はとても難しいと考えています。


唯一、解決の道があるとするならば、信頼できるお師匠様を持つことです。
そして、その人が「黒」と言ったらたとえ「白いものでも黒」と信じられる信頼関係を構
築することです。その人の言葉であれば、自分の心に熱く張り巡らせたバリアを衝き動か
し打ち破ることができるものと確信します。

それ以外の解決の持ちとしては、先生や先輩、強い人とお稽古したときに、「打たれて当
たり前」という意識を捨てさせることでしょうか。
そこもまた「心の問題」ではあるのですが…。
メンテ
Re: 自信のない息子 ( No.2 )
日時: 2023/06/07 15:19:20
名前: パパ剣士 

hide先生

ご回答ありがとうございます。
やっぱり難しいのですね。そういう時代と言ってしまえばそういうものかもしれませんが・・・

残念ながらそこまで心酔できる先生がいないのも現状です。親である自分がそうであればいいのでしょうが、思春期の年頃ではなかなか難しいでしょうかね。
とりあえず、「打たれて当たり前」という意識を捨てさせて格上とあたる時でも自分のほうが上位と思って臨むように言ってみようかと思います。

もし、ご子息のおられる方で同じようなことがあったというかたがおられましたら経験談をお伺いしたいものです。
メンテ
Re: 自信のない息子 ( No.3 )
日時: 2023/06/08 09:33:59
名前: him 

横から失礼します。
Hide.さんが言われるように、今の若者の風潮というところもあると思いますが、
私は無理に「自信を持て」と仕向けずに、自由にやらせたらいいのではないかと思います。

実際、ご子息は先鋒や次鋒というポジションでは結果を出されているというお話ですし、剣道を嫌がらずにお稽古されているのでしょ?

人にはそれぞれ長所短所がありますし、今活かせるところがあるのであれば、そこを伸ばして行くことを考えた方がトータルで見た時に良いのではないか・・・と思います。

私は、「剣道修行は砥石」だと思っています。
一生を掛けて「石である自分」を磨く・・・石の中には鉱石であったり宝石であったり、磨けばキラッと光るものが含まれているかも知れず、
修行を続ける中で突然顔を出して光ることもあるし、「結局石のままで終わる」こともあるかも知れません。
それは誰にも分からないことですし、「石は石なりに光る」ということもあります。
だからまったく同じ稽古を同じようにやっていても、すぐに頭角を現す子もいれば、先に行ってから開花する子もいる訳で、「焦らず続けること」こそが大切なのだと思いますね。

まだ中学2年生、これからご子息からどんな宝石が出て来るか・・・見守って行かれたらいかがでしょうか。
メンテ
Re: 自信のない息子 ( No.4 )
日時: 2023/06/08 09:56:07
名前: Hide◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To パパ剣士さん

>とりあえず、「打たれて当たり前」という意識を捨てさせて格上とあたる時でも自分の
>ほうが上位と思って臨むように言ってみようかと思います。

剣道に絶対はありません。
どんなに強いお相手であっても、一本を奪うチャンスがあるのが剣道という種目のいいと
ころだと思います。
自分と同等や自分よりも弱い相手、先鋒や次鋒などプレッシャーのかからない(責任の薄
い)ポジションなら力を発揮できる…のでは剣道という種目の良さを活かしきれていませ
ん。

どんなに強いお相手でも立ち向かっていく強さを、お稽古によって身に着けられることを
念じております



To himさん

素晴らしくアドバイス、ありがとうございました。
メンテ
Re: 自信のない息子 ( No.5 )
日時: 2023/06/08 19:17:51
名前: パパ剣士 

To himさん

ありがとうございます。あまりギャーギャー言いすぎるのも過保護かもしれませんね。剣道自体は好きなようですし、長所を伸ばすように指導していきます。
himさんの書き込みを見て、息子ということもあり、あまりほめて伸ばすことをしてないように思いました。反省です。

To Hide先生

そうですね。絶対はないということを自分の経験も含めながら伝えていき、しっかりと強い相手でも立ち向かっていく強さを身につけられるように願いながら見守ります。
メンテ
Re: 自信のない息子 ( No.6 )
日時: 2023/06/09 06:39:27
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To パパ剣士さん

少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。
中2というと自我が目覚めてきて難しい年ごろではありますが、上手にサポートしてよき
方向に進まれますよう念じております
メンテ
Re: 自信のない息子 ( No.7 )
日時: 2023/06/13 16:09:38
名前: メントレ 

自信をつくる要素
1 達成体験・・・自分でやってみて直接体験してみること
2 代理体験・・・他人の成功や失敗を観察して代理性の経験を持つ。
3 言語的説得・・・自分の能力を他者から言葉で説得される。
4 情動的喚起・・・自分自身の有能さや長所、欠点などを判断するための変化の体験
自分で実際体験し、他者の成功・失敗を観察し、自分にはできる能力があることを説得されながら、苦手だと感じていた場面でもうまくできたことを実感することと言えます。

メンテ

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