Re: 中学生の息子。。。 ( No.1 ) |
- 日時: 2020/09/20 07:33:51
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照:
- 管理人のHide.です。
そうですねぇ、スランプというのはいろいろな原因があるものですが、多くは現在の基礎 力では次の段階(もう一つ上のレベル)に進めないといった状態の時に起きるものです。
それゆえ、スランプの乗り越え方としては、 1.基礎の見直し 2.筋力、柔軟性の強化 が必要です。
小学校高学年から中学校にかけて、男子も女子も成長で、身体が大きく変化してきます。 それに伴い、ご自身の感覚と打突(剣道)のイメージにずれが生じているのでしょう。 よって、基礎や身体に合った筋力、柔軟性といったものが必要になってくるのです。
基礎の項目としては、 1.足の構え(踏み方) 2.姿勢 3.構え方 4.間合い 5.打ち方(竹刀の振り方) が挙げられます。 スランプの時期は、地稽古や技の稽古、試合を避け、切返しや打ち込み稽古で自身の基礎 力の調整(身体の使い方と打突の一致)を図るように心がけます。 技の稽古や地稽古、試合をしなければいけない場合は、「今の時期は打たれてもいいから、 基本に忠実な打突を行なおう」と気持ちを切り替えて臨むことが大切です
以上は対策ですが、声掛けとしては、 「負けても(打たれても)死ぬわけじゃないから思い切って戦ってこい」でしょうか。 試合は多くの場合、思い切りがよく勢いがある方が有利です。委縮した試合をすればする ほど、気持ちがマイナスになってしまいます。立ち上がりからガンガン攻め、試合後は余 力を残さないくらい大暴れしてくるといいでしょう。
スランプの時ほど「思い切ってやってこい」がその打開に効果的ですd(^-^)!
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Re: 中学生の息子。。。 ( No.2 ) |
- 日時: 2020/09/20 21:28:32
- 名前: 教員剣士
- 中学生は大人と違って、勝敗や一本取られること自体でスランプになりやすいです。自分が負けた(勝てなかった)ことがチームの敗因になったとか、自分が勝たなければチームが勝てない(負けられない)などですね。ですから、まずは自信を取り戻させること、プレッシャーをなくすことがスランプ脱却の近道だと考えています。
では、どんな声掛けをすればいいのか?というと、いくつか情報が不足しています。 最低でも 1.チーム事情(息子さんのポジションや求められるている結果) 2.スランプになったきっかけと思われる場面 3.剣道歴 これによって助言がかなり変わってきます。
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Re: 中学生の息子。。。 ( No.3 ) |
- 日時: 2020/09/21 06:48:50
- 名前: だみ声
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- 4連休のさなか、お子さんが悶々として落ち込んでいる様子がうかがえます。
スランプ は 能力のある子におとずれる事がほとんどです。 理由はそれをスランプと思わない過ごし 方をしてしまう子が多いからだと思います。
かつて僕が指導してきた中学生にも「最近体と稽古がしっくりしない」「部内戦も負けが多 い」という相談や、剣道ノートの書き込みがありました。 こういう子に僕が書いた返信は… それは「君に大きな伸びしろがあるからだ」つまり君には「剣道の才能がある」。 今の時 期はその才能が開花する寸前の時期であり、それを一般的に「スランプ」と言うんだぜ。
スランプとは、言わば真っ暗な、長ぁ〜〜いトンネルを一人歩いているようなものだ。 残 念ながら「それがスランプだ」と言えても「こうやれば治る」と言う話は出来ないと伝え ました。
次に伝えたのは「必ず出口が見えてくる」「それまでの辛抱だっ」そしてその時期がいつな のかは誰にも「分らんのだ」、早ければ明日の場合もあるが「年単位」の場合もある。 そして出口を出た自分は、それだけで大きく成長(上達)しているから、それまで一心不 乱に稽古に取り組むことが最善策なのだっ!! 期限のない状態をどう耐えるのかと言 う命題なので、辛いよなぁ〜。 信じて良いのは「必ず出口が来る」という事と、その先には驚くような自分がいるという 事なのだ。
ではスランプの時の気持ちの持ち方は? ここに周囲の応援が必要だと思います。 信じ るのは「飛躍の前兆なのだ」と言う確信。 もう一つは、同じスランプを「楽しむ」事を心掛ける指導です。 いわゆるポジティブに 考えるよう指導することです。 落ち込んでも、楽しんでも同じ期間を過ごすのだから、 ここは「陽気に」明るく過ごすんだっ。 と言う発想ですね。
こう思うためには「期限を設けない」、すなわち新人戦に間に合うかと言う発想もしないで 楽しんでしまう事です。 間に合えば「よかった」でいいし、とにかくその先には洋々た る「剣歴」が待っているのだっ! と言う確信を心のよりどころとして稽古に取り組ん でもらいたいです。
僕の様に、75年間、剣道をやってくると(途中にやれなかった時期も結構ありましたが) いろんな経験が積み重なっています。 決して強い剣士ではなかったですが、本当に剣 道を楽しんでいます。 お子様にも、ぜひ豊富な経験を積んで、剣道を楽しみ苦しみ、素 晴らしい剣道ライフを過ごしてほしいです。
スランプは能力のある証拠。 必ず出口がある。 驚くような自分に出会うんだっ!!
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Re: 中学生の息子。。。 ( No.4 ) |
- 日時: 2020/09/21 22:15:15
- 名前: 焼肉
- ミニーさんこんばんわ。
私は指導者という立場で息子と娘と稽古を過ごしてきました。私自身は幼少期から剣道をしていますが、スランプと感じたことがありません。長い剣道人生負けが続くことも有りましたがそれをスランプと思ったことはなく 今も稽古を積んでいます。 負け=ダメな事になっていませんか?相手の選手も勝つことを目標に稽古を積んでる訳ですから、過去に負けたことのない選手にも負けるのは当然です。 私の道場では、どの様な相手でも以前より成長しているから100%勝てる保証は無い!と指導しています。常の稽古でいつも自分を見失わない様に注意しますし注視しています。息子さんの持ち味である『思い切りの良さ』本当に重要です。ただ、思い切りの良さも相手のレベルやスキルによって逆に狙いどころになります。勝てない理由を探すのではなく、ワンランク上の『思い切りの良さ』を目指すほうが息子さんにはあっていると思います。成長過程には指導者の助言も大切ですしそれを理解し取り組むだけでは無く努力が必要です。 私の師匠の口癖は『簡単に勝てるなら、だれでも日本一位になれる。剣道はそんなに甘くない』でした。 息子さんが一日でも早く絶好調に戻られることを願います。 いつも笑顔で話しかけてあげてください。
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Re: 中学生の息子。。。 ( No.5 ) |
- 日時: 2020/09/22 15:33:23
- 名前: ミニー
- お返事が遅くなりすみません。。。
皆さまの的確なアドバイスが心に沁みます。 息子は「勝ちたい」というよりレギュラー争いばかりを気にして正しい打突が出来なくなっていました。 目先のことよりこの先の長い剣道人生のためにもレギュラーになることよりもっと大切なことを伝えていきたいと思います。 また、何より自信が取り戻せるよう励まし続けたいです。
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Re: 中学生の息子。。。 ( No.6 ) |
- 日時: 2020/09/23 07:35:33
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照:
- To ミニーさん
少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。
レギュラーになりたいという直近の目標ももちろん気になることでしょう。 でも、勝ちにこだわればこだわるほど「負けること」を恐れるようになってしまいます(>_<)
剣道は「正しく打てば正しく応じられるもの」と言われます。 しかし、打たれることを恐れずに「捨てて打つ」と意外に活路が拓けるものです 無心でお稽古に取り組むことによって、現在の状況から脱却できるものと思われます。 ご子息がプラス思考になれますよう、よきサポートをしてあげてくださいねp(^-^)q
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Re: 中学生の息子。。。 ( No.7 ) |
- 日時: 2020/09/24 20:45:07
- 名前: 教員剣士
- ミニーさんのところの監督さんと違う考えかも知れませんが、
私がレギュラー争いをしている生徒で、最終的にレギュラーにする生徒は「伸びしろ」のある生徒です。 中学生は2週間、ともすれば1週間もあれば劇的に剣道が変わることもあります。 選手登録は大抵1か月前ですから、2人のどっちにしようかなと悩んだ場合は、1か月で伸びそうな方を選びます。 では、どのような生徒を伸びそうと判断するかというと、攻め気がある。思いっきり打つことができる。素直さがある。といったことです。 ドッカン剣道とか大きな剣道とか言われたりします。
監督目線なので少しずれているかもしれませんが、声掛けをするなら、「負けるなら、思いっきりやって負けてきな。その方が絶対印象がいいから。」という感じでしょうか。
負ける=悪=レギュラー落ちという考えを正すのも一つの方法です。
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