Re: 先生に不信感 ( No.1 ) |
- 日時: 2015/08/18 07:22:14
- 名前: 長幼の序
- 人間形成の道を理念とする剣道、特に少年剣道においては指導者が指針とならなければなりません。
無垢な状態の幼い子供、その子を通して武道たる剣道を初めて学ぶ保護者、極端にいえばこの時期の剣道観が良くも悪くもその後の剣道人生の基盤となっていきます。
その観点からいけば、云われる指導者の方は非常に稚拙に感じます。 色んな家庭環境の子供さんを預かる指導者は、教えてやっている、では無く、教えさせていただいているという謙虚な心を常に持つ事。 剣道歴が何十年で無く、子供とは常に自身が初心者の心持で接する。 そこがあれば、各家庭の中まで詮索する様な言動は出ないはずです。
ただ、相互に協力する保護者の方々の中で、あきらかに非協力的と感じる保護者がままいらっしゃるのも事実です。 私的な経験からいうと、そんな保護者の方は、まず礼儀の基本、あいさつ(言葉のコミュニケーション)が出来ない方が多いようです。 本人は、やっているつもりでも、相手に伝わっていないって感じでしょうか。
りんごさんの書いておられる 父親はあまり剣道にタッチしていません、と肝心な時は目立たなくてもちゃんと参加し手伝う・・・ ここから感じる点。
仕事でどうしようもない場合は別として、積極的でなく消極的と感じれば当然、指導者も「不信感」を持ちます。 これを解消するには、1歩踏み込み、何回かに1回はお子さんの稽古を見学する、送迎をする・・・等の出来得る行動を取られるべきと考えます。 指導者から見ると、自分のお子さんがどんな稽古をしているか興味が無いの?って感じる訳です。
また目立たず手伝いも、逆に目立ちましょう。何で? 前記した「あいさつ」で。 「先生、こんにちは。いつも子供がお世話になり、ありがとうございます!」 この一言で、距離がグ〜ンと縮まると思いますよ。 あいさつをされて嫌な気持ちになる人はいません。 かえっていつもおられる保護者より、たまにしか来られない保護者にそんな風に接っせられると指導者が恐縮するものです。 そんな出来る事からやっていけば、案外簡単に解決できるかもしれません。
そんな所から眼をそらし移籍すると、結局また同じ状況って事はよくあることです。
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Re: 先生に不信感 ( No.2 ) |
- 日時: 2015/08/18 09:31:58
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照:
- 管理人のHide.です。
う〜ん、それはとんでもない話ですね。 各ご家庭には様々な事情があります。子どもの習い事にしても剣道だけではありません。 父親と母親が、それぞれの子どもの習い事の「担当」になることも多々あります。デイタ イムにだけ仕事とは限らない職種もあります。 その事情はいちいち指導者に説明するようなことでもありませんし、各ご家庭ができうる 範囲で「協力」して会を支えればいいのです。
剣道場とありますが、私設の道場でしょうか? だとすると月謝を収めて通わせておられるのですよね? ますます、「協力しなければならない」という状況ではないのでは? 入門にあたっての書類などにそれらも明記されていると思われます。
公営の武道場や学校開放の体育館や剣道場を使っている場合は、ボランティア団体ですか ら、会費という形ですよね? これですと、保護者の側にも「会を支えるお手伝いの義務」 が生じてきます。 ただこれとて、「各ご家庭の事情に配慮したもの」であるべきです。入会の時にそうした お手伝い(やお当番)について説明があり、それに承諾した上で入会なさっているはずで す。
しかしながら、一番の問題点は、先生が子どもにそうしたことを言う点でしょう。 人間として、教育者として大いに問題があります。もし学校の先生が同様の発言をなさっ たとしたならば、たちまち大問題です。剣道だから許されるという問題ではありません(-_-)
私もりんごさんと同じく「尊敬するに当たらない先生」だと思います。 こうしたケースの場合、子どもに悪影響が出ますので、移籍は問題無いと考えます。
ただ、長幼の序さんがおっしゃることも一理あります。 お父様がお手伝いにでられた時や飲み会、保護者を交えたミーティングなどのおりには、 率先して先生にご挨拶し存在をアピールするなどがいいでしょう。 移籍をお考えになる前に、まずそこですかね ![](./img/smile01.gif)
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Re: 先生に不信感 ( No.3 ) |
- 日時: 2015/08/19 22:05:31
- 名前: りんご
- 長幼の序 様
ご教示いただきまして、ありがとうございます。 父親の件は、確かに長幼の序さまのおっしゃる通りと思います。しかし、今は、先生と父親の接触はしばし避けたい状態にあります。子どもが父親に、言われたことを無邪気に伝えてしまい、お父さんが来ない子は弱いと言われたなどと少し愚痴を言ってしまい。父親は、そんな事を言うのか?と気を害してしまったのです。下手をすれば、揉めてしまい、父親が続けさせない状態に持っていってしまいそうで怖いのです。今まで、土曜日や日曜日など家事を放置した私と子どもの剣道を、当たり前の事かもしれませんが黙って文句も言わずに自由にさせてくれていました。剣道をしていない兄弟は行動が別です。そちらを見てくれています。 挨拶は大切です。私も子どもも、どんな方にも笑顔で大きな声で挨拶を!を実践しております。たとえ、お相手が無視しようと。 長幼の序さまのご意見、心にとめて行動しようと思っております。ご教示いただきましてありがとうございます。
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Re: 先生に不信感 ( No.4 ) |
- 日時: 2015/08/19 22:44:38
- 名前: りんご
- Hide.様
ご教示いただきましてありがとうございます。 長幼の序さまにもご説明させていただいたように、今は父親と先生の接触をしばし避けたい状態であります。 先生が父親と年齢が同じくらい、40代前半です。先生が父親より年齢が上でしたら、もう少し話は違ったのでしょう。 この道場はボランティアで運営されております。子どもも稽古を休んだこともありません。いつも稽古を見守っております。 そして、お忙しい中 時間を作ってくださって懸命にご指導してくださっている先生方には、本当に頭が下がります。心から感謝しております。ただ、その中心の1人の先生が皆の前で、我が家だけを無視した発言をするなどが続いていることに関しては、心が凍ってきてしまっております。こういう事態に対して、ばかにする方もいます。 負けませんけどね!そんな父兄には 笑顔で爽やかに挨拶してやります!
一生の師と巡り会いたかった、と正直 思ってしまいます。 心の糸が切れてしまう寸前まで来ています。 しかし、やはり、Hideさまのおっしゃること、分かります。確かに歩みよる気持ちを見せないといけないのかもしれませんね。今は難しいけれど。 ご教示いただきまして、ありがとうございます。 しばし、様子を見て考えたいと思います。急がなくてもいいですよね。 あ、それから。 何年も前からこのホームページを拝見して、いろいろ参考にさせていただいております ![](./img/smile01.gif) お世話になっております。
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Re: 先生に不信感 ( No.5 ) |
- 日時: 2015/08/20 07:15:07
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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>
- 参照:
- To りんごさん
拙サイトを以前からご贔屓にして頂いているとのこと、嬉しく存じます ![](./img/smile01.gif)
多くの指導者の中のお一人なのですね、そういうことをなさるのは。 他の先生方は可愛がってくださっているのでしょう? だったら、そんな先生はこちらも無視してしまう手もあるかもしれません。先生は選ぶこ とができるのですからd(^-^)!
ただ、もし子どものためになると思うのでしたら、親はプライドを捨てて頭を下げること を嫌がってはいけません。お父様のお気持ちもわかりますが、お子さんのためです。 お子さんがそこで剣道を続けたいという移行があるようでしたら、よくご夫婦でお話し合 いになられるのがいいでしょう ![](./img/smile01.gif)
一生の師…なかなか巡り合えるものではありません。 まして、昔からある町道場ならいざしらず、ボランティア団体でそれを探すのは、残念な がらまさに至難の業です(>_<)
しかし、長く続けていれば「この人」と確信する指導者に出会えることもあります。 私も師に出会ったのは、大学に入学してからです。それまでは、未熟な指導者に育てられ ました。もちろん、そうした人たちがいなければ剣道をしていないわけですから、ある意 味感謝はしておりますが。
もちろん、急ぐ必要はありません。 お子さんの様子を見ながらゆっくりとお考えになってみてくださいm(_ _)m
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Re: 先生に不信感 ( No.6 ) |
- 日時: 2015/08/20 10:20:20
- 名前: 長幼の序
- りんごさん、丁寧なご返事ありがとうございます。
状況は、ほぼ私が予想していた通りのようです。
ここで何故、その指導者がりんごさんのお子さんにだけそんな事を云うのか?考えてみましょう。
実は、私も指導する子供に対し、敢えて保護者の事を話す時があります。 どんな時かと言いますと・・・
常日頃から、非常に熱心に剣道の活動に取り組まれ、我が子そして他人の子供の面倒見も良いお母さん、色んな大会、練成等も切り盛りしてくれて助かっています。 が、剣道の根幹たる、いや親としての子供の躾の根幹たる最後の「一押しの厳しさ」 最も、眼を背けてはならない部分になると、さじを投げたかの如く、それまでの熱心さは何処に行ったの?となるお母さんが複数いらっしゃいます。 稽古や試合の時に、そこを起因とする子供の「弱さ」が露呈してくると敢えて 「お母さんもちょっと違うぞ、帰ったら先生にそう云われたと言っておきなさい」と苦言を呈します。 後日それに対し、物申される方には、時間をかけ真剣にお話をさせていただき理解を得るよう努めます。
そんな母親の方に概ね共通するのが、お顔のみえない「父親」の存在なんです。 両親で携われない分、母親がそれを背負い、頑張り過ぎてしまう・・・でも、これは疲れちゃうんです 、本当に。一人で二人分、背負っちゃう。 また、そんな環境の子供さんには、低学年期には、依存した甘え、高学年期になるとやや偏った人間性が見え隠れすると感じます。
様々な家庭環境はありますが、常日頃の小言は母親、ここという「ガツン」は父親という分担が多いと思われる中、敢えて保護者に対しての疑問を投げかけ、子供達の為に如何に良い環境を作るかは指導者、保護者の共通したテーマと考えます。
この指導者が、どのような目的でそのような言動を取るのかは判りませんが、敢えてそれさえも「自省」に向けてみるのも1つの大きな試みかもしれません。
また、父親が怒るのも「図星」だからかもしれませんよ。 その怒りの矛先が変わってくれば何か前進しそうな気がします。
長文になりましたが、何か参考に 前向きになれればと思い拙い経験から述べさせていただきました。 何よりも、剣道をしてくれているお子さんに「感謝」です。 心の糸が切れそうな時は、敢えて緩めるのも大切です。 緊張は表屋に出てしまい周りにも伝わります。 ご家庭にも、人間関係にも、剣道にも「和」を以っていきましょう。 くれぐれも、頑張りすぎないように。
![メンテ](./img/mente.gif) |