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もう少し、万人にわかりやすくあってほしい
日時: 2013/01/06 20:26:30
名前: サラ・ブライアント 

小学校3年の次男が、今年6月頃から自分の小学校の体育館でやっている教室に入りました。
もともと剣道をやらせたいと言っていたのは主人で、子供の頃警察剣道の経験があり、その頃は親の付き添いなど全くなかったと言っていました。
私は次男が珍しく自分から「やりたい」と言った習い事なので、できるだけやらせたいとは思っていました。送迎も見学も必要ないのだと、主人の経験談から思っていましたが…。

実際に問い合わせてみたら、送迎はしてほしい、子供が稽古に慣れるまでは親も来てほしいということでした。「慣れるまで」という基準がよくわからなかったのですが、せいぜい1〜2か月だろうと思っていました。

私はてっきり、教室内の主導権は先生にあり、子供を指導するのも、防具の付け方を教えるのも先生なのだと思っていました。私はついていってはいましたが、防具を直してくださいという時に親が出ればいいのだと思っていました。
どうもその会は先生は「指導者」というよりは「来て教えてもらっている」というような感じでした。先生から(防具を直す時以外に)こうしてほしいとか私に言われたことはなく、いつも言うのは庶務担当の方なのです。

実際行ってみたら、低学年の親はほぼ来なくてはならないようで…。結局、防具が一人でつけられるまではと言われ、今でも私が付き添っています。
防具のつけ方は、親が覚えて子供がつけるようにさせてほしい、というような感じで、先生が教えるのは防具が緩んでしまったときだけなのです。

またもともと人数の少ない会で、出てきているのは役員の当番一人と、低学年の親が多くて3人といったところでした。しかも、私以外の人は夫婦のどちらかが来ているという感じで、いつも同じ方でもなく、なんとなく話もしづらかったのです。

入会当初から、会の方針などについてレクチャーされたことはほぼなく、役員の方もいつも役員だけで集まって話している感じで話しかけづらく、いつ親が何をすればいいのか今ひとつわからないままでした。こちらから聞けばよかったのかもしれませんが、庶務担当の方の口調がいつもなんとなくきつくて、話しかけるのもためらわれたのです。
しかも、始まる時間も一定せず、9時半からということになっているのに、実際始まるのは10時近いこともあり…なんかゆるいところだなとは思っていました。

市でやった試合も「見学に必ず来てください」と言われたわりには、どう観戦するのかの説明もなく、ただ「ここの会場でやるから見てください」と言われただけでした。
もちろん応援も頼まれず、ただ試合を見て帰っただけでした。
ですから親に見学中の礼儀や子供のフォローを要求されているのだとは思っていませんでした。

しかし今日、稽古に出た次男が、初めて薄着で経験する寒さにもたず、途中で唇が青くなってしまい倒れてしまったのですが…
私はその時、二男のことを見ておらず自分の用事を(座って黙って)していました。
その後に、座ってはじっこに座っている次男を見て、なんでそうしているのかよくわからなかったのですが、その時に庶務担当の方が息子を連れてきて「きちんと子供さんを見ていてくださいね」ときつめに注意されました。

確かに私は毎回付き添ってはいるものの(そうしてもらわねば困るという圧力を感じたので)ほとんど稽古は見ていませんでした。稽古最初の礼と最後の礼は子供と一緒にしていましたが、後は他に迷惑をかけなければ自分の用事をしていてもいいと思っていました。
そもそも、親が稽古のフォローをするために来ているとは認識していませんでした。入門当初はともかく、稽古に慣れてきてからはそうしてくれとはっきり言われたことはありませんでしたし。
もともと、最初に「親はついてこなくていいんですよね」と確認して「慣れるまでは」と言われていたので、慣れたら来なくていいのだと思っていましたから。
実際に、4年以上の親御さんは役員以外の方はいませんでしたから、親は先生に要求された時だけフォローすればいいと考えていたのです。

しかし実際はそうではなかったようで「他の低学年の親御さんはちゃんとフォローしているんだから(私にとっては必ずしもそうにも見えませんでしたが…私よりは見ていたようですが)、それを見て同じようにフォローしてください」と言われました。
「言われなければわからないのでは困ります」とも。

確かにこういったことに慣れていない次男は、きちんと正座して待つ、というようなことも当初はできていませんでした。でも、そういったことを「親が指導」しなければならないとは思っていませんでした。稽古中のことですから。
しかしその庶務の方は、そういうことも含めて親が注意すべきであると言われました。

そもそも毎回付き添わなければいけないような習い事なら、させるつもりはなかったのです。
子供の稽古ごとには親が出るべきではない(他人から指導を受けなければ成長しない、親のフォローはかえって害ではないか)と思っているほうですから。
ですからこの会の方針もあまり納得が言っていなかったのですが、次男にしてはがんばって練習していたこともあり、やめさせるふんぎりもつかなかったのです。

この会の役員の方から見れば、私のような親は「やる気のない、子供を見る気のない親」と映っていたのでしょう。だから当初から口調もきつかったのかもしれません。
でも、そもそもきちんと方針を説明されたわけでもありません。稽古に行くうちに、なんとなくそういった感じの話をときどき、聞いただけです。

今日聞いた話によると、今までは「ついてきてほしい」と言わなくてもきちんと親がフォローしていたのに、最近そうでなくなったので「ついてくるように」という方針にしたのだと言っていました。
つまりは、最初から親のフォローが前提ということだったようなのですが、私は入会前後の説明からはそうは感じられませんでした。

ここの掲示板を拝見すると「親のマナーがなってない」というような話がよく見られますが、そもそも会の方針は誰が決めて、どう説明しているのか…そのあたりがあいまいな会が多いのではないでしょうか。
次男の行っていた会は特にゆるいのかもしれませんが…。

私は習い事は学校のようなものであり、先生が教室内のことに全責任を持っているのだと当初は思っていたのです。実際、主人の行っていた剣道はそうだったようですから。
親御さんが運営している会では「他の親はやっていることだから、今までやっていたことだからわかるはず」という先入観を捨て、どこまでフォローすべきか、何をしてはいけないのか、しっかり入会前から説明をしてほしいと思います。
私も当初からきちんとした方針説明があれば、入門するかどうか考えたことでしょう。
「最近の親はマナーがなってない」と嘆く前に、もう少し丁寧に説明をしていただけたら幸いです。
メンテ

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Re: もう少し、万人にわかりやすくあってほしい ( No.1 )
日時: 2013/01/06 22:53:48
名前: 親ではないですが…失礼します。 

文章を拝見させていただきました。

私は小学一年生のころから剣道をやっており、今は高校3年生です。
私の道場では、送迎や先生方へのお茶だし当番以外では、面をつけている低学年の保護者はなるべく来ないようにいわれているそうです。
練習の内容や、先生からの指導がとても厳しいため、子供が辛そうなのを見て、やめさせてしまう親がいるためです。
もちろん、練習中に親が子供に話しかけるなんてことやその逆は、まずないです。

保護者の方も指導に関しては全て先生方に任せています。
私は2つ上の兄が先に剣道を始めていたので、道着と袴の着方は兄に教わりました。
また、防具は先生や先輩につけ方を教えていただき、稽古のときに遅れないように家で練習しました。
兄が剣道を始めたときからだと、もう12、3年両親は私達を応援してくれていますが、袴のたたみ方も防具のつけ方も知りません。
道場にもそういった保護者がほとんどです。
それが普通だと思います。

文章を拝見させて頂いた限りでは、他の保護者から説明を求めること以前に、サラ・ブライアントさんの息子さんの通っている道場は過保護すぎる気がします。
まだ、小学3年生であるのならもっと厳しい道場を探して入会し直すのも手段だと思います。
私は中学、高校と練習や規則がとても厳しい部活でしたが、小さい頃から色々な先生方に厳しく指導していただいたおかげで多少辛くても乗り越えることができました。
もし、息子さんが中学、高校の部活で厳しい環境におかれたときに「こんなはずじゃなかった…」とやめてしまうのが一番もったいないと思います。

話がまとまらず、質問の主旨から少しずれてしまい申し訳ありません。
長文失礼致しました。


メンテ
レスありがとうございます ( No.2 )
日時: 2013/01/07 06:37:18
名前: サラ・ブライアント 

親ではないですが…さん、レスありがとうございます。

本題とは関係ありませんが、とてもしっかりした文章を書かれていて、高校3年という年齢を見てびっくりしました。てっきり大人の方の投稿かと思いました。

「親ではないですが」さんの通われている道場のほうが私にとっては「普通」だと思っていたのですが、私がネットなどで調べた限り、どうも「親も熱心に子供をフォローしなければならない、するのが当然」という会がけっこうある、というかそのほうが多いようなので…。
そうではない道場もあると聞いてなんだかほっとした気持ちです。

リサーチ不足と言われればそうかもしれませんが、体育会系の習い事に縁がなかった私は、まさかこんなに親にいろいろ(暗黙の)要求をされることがあるとは思ってもみませんでした。
私の入会前の質問から、私が稽古について行きたくないと思っていることはわかるはずですから、どうしてそういう親に対してちゃんとした説明を(入会前に)してくれなかったのかと思います。
中にいる方は、自分たちもそうやってきたのだからみんなそうするのが当たり前、という感覚があるのでしょうが、体育会系に縁がない人から見るとけっこう特殊な世界ではないのでしょうか。


私も、主人も、今の道場は過保護すぎると感じています。
親がそんな細かいことをフォローしていたのでは、いつまでも自立できないと思うのです。
次男がいまだに防具を一人でつけられないのも、私がやってあげているからでしょう。
稽古の時は「親が早くつけるもの」って感じで、本人が練習するような時間はないのです。
家で練習させれば…という意見もあるようですが、それは先生が子供に言ってさせるべきことであり、親が気を回して「やりなさい」と言うものではないと思うのですが。

正直、今日の出来事でもう、今の道場に通わせるのは私のほうが無理だと感じました。
我が家は子供は3人でひとりは幼児なので、私は家事と育児で手一杯なのです。
毎週、貴重な休みの日曜日の1時間半、けいこを見続けて自分の子が何かあったらすかさずフォローするなどという事は私には無理です。
私が行くために洗濯(毎日必要です)を稽古までに終わらせなければならないため、朝は5時起きで平日と変わりません。今までは平日あまり取れない睡眠を休日にとっていたので、剣道に付き添うようになってから睡眠不足で倒れそうな時もありました。
稽古中に私が自分の用事をしていたのも、そうでもしないと家事の時間が足りなくなるからなのです。
また稽古中にはまだ年長である娘と、小学校5年の長男を留守番させていますが(連れてきても娘が落ち着かず、かえって邪魔になると思われたので)それも若干心配ではあります。
私は親がついていく系の習い事をさせるような余裕がもともとないのですが、次男のために我慢していたといった感じです。そもそも稽古中のことに関しては親が出る事ではないと思っていましたし。

ボランティア的な団体の場合は、手が足りない場合に、親が持ち回り制で全体のサポートをするのならわかります。でもそのあたりの線引きもはっきりせず、自分の子は自分で見てください(しかもいつまでなのかはっきりせず)というのが私にはなんとも納得行かないのです。
これが月に一回程度の当番というのなら、1時間半集中して、子供のフォローをしますが…。

次男が(剣道を)続けたがっていたので私も我慢していましたが、人数も少なく弱小で(中学生以上では強い方も少数いますが、小学生は大会ではオール一回戦負けです)アットホームなところはいいのですが「剣道の指導をしている」というよりは「寄り集まって稽古をしている」という感じにしか見えません。
いったい会の責任がどこにあるのか(先生なのか、親の会なのか)も全く見えないのです。
東京市部の住宅街だというのに、大人を含めて全部で20人くらいしかいません。稽古は一週間に1回なのに毎回出ている方は少なく、少ない時は6人くらいの時もありました。
正直なところ、会の体制がしっかりしていないから、こんな人数しか集まらないのではないか…と思うのですが…。

次男は外遊びもろくにしていないようなインドア派で、剣道をやりたいと言ってくれただけでもよかったと思っています。がんばっていると言っても道場でだけで(体力がないのでついていけないこともよくありますが)、家では素振りもしません。でも、塾のほうは何かと行きたくないという次男が、剣道だけはきちんと行っているのです。
なのでそんなに強くなってほしいと思っているわけではないですが、ひとつのことを続けることの大事さを知ってほしいと思って通わせていたのですが…。
そのためには指導者がきちんとした方針を持って教えているところのほうがいいと思いました。

前から道場を移りたいとは思っていたのですが、いいなと思ったところは月謝が若干高いのと練習日が塾と重なるので、もう少しここで続けさせてみようかと思っていましたが、ここまで親と道場の方針が違うのではもう無理だと思いました。

今日、気になっていた道場に電話で問い合わせをしてみたら、道場主さんが出られ、子供のことは道場に全部まかせてほしい、むしろ親は何もしないでほしいということでした。
防具も道場で練習すればすぐつけられるようになりますよ、と言ってもらえ、ここなら大丈夫そうな気がしました。
今週にでも見学に行こうと思っています。

「親ではないですが」さんの経験を聞いて、私のようなスタンスの保護者もありなのだとわかってよかったです。
参考になるご意見、どうもありがとうございました。
メンテ
Re: もう少し、万人にわかりやすくあってほしい ( No.3 )
日時: 2013/01/07 09:45:51
名前: 2児の父 

サラ・ブライアントさんのお気持ちや考え方など拝見して、少し私が感じた事を述べさせていただきます。

少し厳しい意見もあると思いますが、あくまで私個人の考え方なので、ご理解下さいませ。

まず、お子さんが行かれてる道場で指導をされてる方は何人いらっしゃいますか?

サラ・ブライアントさんは、道着の着方や防具の付け方は先生が懇切丁寧に教えてくれると思っておられるみたいですね。

確かに先生や指導員、保護者会があるなら保護者会の方や先輩保護者から、最初は教えていただけると思います。

しかし、その子が自分で全て出来るようになり、ほどけた紐や着くずれした袴などを自分で出来るようになるまで、先生方がずっと教えてくれるものではありません。

なぜなら、その子の道着や防具を直してあげる時間で他の子達への指導や稽古が中断してしまうからです。

先生や指導員が複数おられるような大きい道場なら別だと思いますが、そこは親御さんが家でしっかり道着の着方や防具の紐がほどけないよう練習させるべきだと思います。

家で道着の着方、袴の履き方、胴紐の結び方、手ぬぐいの巻き方、面付け面紐の結び方、練習させてますか?

サラ・ブライアントさんがどうしても付き添いしたくないとの事でしたら、道着がはだけないように、防具の紐がほどけないように完璧に出来るように、家でお子さんに教えてあげて下さい。

そうすれば、毎回付き添いをしなくても良いと思いますよ。

保護者の方が「馴れるまで」と仰ってたのは、そういう身の周りの事が全部自分で出来るようになるまで、という意味で言われたと私は思いますけど。


それらを「言ってくれないから解らない」と言うのは、あまりにも無責任、放任だと思います。

学校でえんぴつが全部折れてて書けませんって言う子供に、いつもいつも先生がえんぴつ削りで削ってあげるのでしょうか?

毎日毎日、先生が子供達に家でえんぴつを削っておきなさいと言うのでしょうか?

それを先生が、えんぴつ削ってきて下さいって言ってくれないから解らなかった。というのが通じるのでしょうか?


剣道は防具をしてるとはいえ、竹刀でお互い打ち合うスポーツ(武道)なので、防具以外の所を打たれ痛い思いをする事もあるし、竹刀がのどの方に入り込んだりする事もあります。

そうした我が子の痛みの訴えや怪我をした時も、先生や当番さんに丸投げですか?

ささくれた竹刀で打ち込むと、相手に竹刀のささくれが飛び、目に入る危険性もあります。

お子さんの竹刀などは稽古後毎回チェックしておられますか?

ササクレが出来てたら綺麗にしてあげてますか?

もしお子さんの使う竹刀のササクレが稽古相手の目に入り、怪我をした事を想像しても、その場にいなくても良いと思いますか?


低学年のうちは急に体調不良を訴えたりする時もあります。

実際にサラ・ブライアントさんのお子さんは体調不良を起こされたのですよね?

その時に他の保護者からキツく言われたから言って、自分のお子さんの体調をすぐその場で見てやれるのと、家にいて電話で呼び出されるのとどちらが良いのでしょうか?

お子さんも、もしサラ・ブライアントさんがその場に居なければきっと不安でたまらなかったのではないでしょうか?



全般的に、サラ・ブライアントさんのご意見を読んでると、「道場に入れたら後は全部やってくれるんでしょ?なんでやってくれないの?」と仰ってるように思えます。

道場に入れさえすれば、なんでも自分で出来るようになる。挨拶が出来るようになる。礼儀作法が良くなる。

電子レンジに入れてチーンじゃありませんので、道場に入れれば全て出来るようになるわけじゃありません。

私は、道場での先生や指導員の方々や保護者の方々が一緒になって、子供達の成長をフォローしていくのが一番良いと思うのですが、サラ・ブライアントさんはそうは思いませんか?

お子さん3人で下は幼児という事で、家事と育児に大変なのはご理解出来ますが、私の子供達が行ってる道場には、お子さん3人でシングルのお母さんもいらっしゃいます。

お仕事に育児、家事、そして剣道の付き添いや他の習い事や学校行事、地域行事など色々頑張っておられます。

それを睡眠不足などを理由に、付き添いするような習い事はさせたくないというのは、正直甘えにしか聞こえません。

サラ・ブライアントさんの旦那さんは何も協力して下さらないのですか?


自分の義務は嫌がり、自由や自己主張や希望を欲するのがサラ・ブライアントさんのスタンスだと言われるのであれば、道場の先生や指導員が何でも出来るようになるまでしっかりと教えてくれるという、そんな素敵な道場へ編部されるのがサラ・ブライアントさんにとって最適なのだと思います。

お子さんにとってはそれが良いのかどうかは私には解りかねますので、ぜひ、新しい道場へ入れた際は、その後の状況や「親は何もしなくて良い」というのが本当だったのか等を、後学のため教えていただけたらと思います。
メンテ
Re: もう少し、万人にわかりやすくあってほしい ( No.4 )
日時: 2013/01/07 11:29:48
名前: サラ・ブライアント 

2児の父さま

レスありがとうございます。
2児の父様のような意見が出てくるであろうことは、私も想像していました。
ネットで拝見する限り、そちらの意見のほうが大多数であるからです。

でもあえてここに書き込みしたのは「声が大きいほうの意見が必ずしも正しいわけではない、そうでないと考える人にわかってもらいたいのならきちんと説明してほしいと考える人がいる」と思ったからです。

たぶん、私のような考えの人はもともとそういった会に入らないか、入っても合わなくてやめてしまい、こういった意見が運営側に伝わることはあまりないのではないかと思いましたから。

剣道という習い事が「親のフォローが前提である」ということは体育会系に縁のないものには、入る前にはわからないことです。
もっと入る前の説明があったら、私も多少は心構えをしたと思いますし、私のフォローがそこまでできないと感じたら入門させていません。

私も昔は、体育会系以外の習い事はいろいろしていましたが、何ひとつ親が出てくるものはありませんでしたし、親が家で習い事のために何かをやりなさいということもありませんでしたから(先生から宿題等が出て家でやらされることはありましたが)そういうほうが普通だと思っていました。

剣道の会を運営している方は「このくらいわかって当然」と思われている方が多いようで、それを知らない、そうは感じないという方にどう説明したらわかってもらえるのか…という立場で考えて下さる方が少ないように思います。

>まず、お子さんが行かれてる道場で指導をされてる方は何人いらっしゃいますか?

指導者と言える立場の方は2人です。ひとりがメインの先生で、ひとりは最初小学生を専門に見てくださったサブの先生です。それに剣道をしている保護者などが数人いて、打ち合いはしてくれますが、小学生の指導をしているというわけではありません。
保護者の会も、常に来ているのは役員の当番が一人だけです。たまに用事があるときは役員全員(3人)が集まっていますが…。あとは低学年の親(全部で3人です)のみです。
しかも親の会というのがあるのかないのか、どういう風に役がつくのか、何もはっきりとした説明はありませんでした。
行事としては年末に「うどん会」というのがあるだけで(親が作って子供に食べさせる会のようです)、それも今年はノロのせいで中止になってしまいやりませんでした。

鉛筆のことを例にあげておられましたが、新一年であれば、先生も1学期の間くらいは「学校に来る時は鉛筆を削ってきてください」と言いますよね。
しかし、次男の道場では、道着の着付けの仕方も教えてもらったのは最初の数回だけで(しかも子供にというよりは、ほぼ親に)、道場におけるマナーであるとか、保護者のフォローについてはほぼ何も指導はありませんでした。

今回庶務担当の人いわく「周囲を見て合わせてください、そういうものなんです」だそうですが、そもそも先生から指導がないことに、気を回して周囲に合わせる…ということを、全くの初心者である小学校低学年の子供に求めるのは無理があるのではないのでしょうか。
もし、先生が言ったことに子供が従えない、それが困るというのなら、先生のほうから保護者にフォローをお願いするべきではないのでしょうか。親が稽古の流れを見て、先回りして親が出ていく、というのは私はおかしいと思っています。

稽古の時も先生の指導が隅っこまで行き届かず(子供はわずか5人ほどしかいない時でも、です)入門したての小学生(うちの子だけではありません)が、自分がどうやって待っていていいのかわからず、ぼーっとしてるのを何回も見ています。
どうも、親が稽古を見ていて「ここで待っていなさい」など言わないといけなかったようですが、正直「なんでそこまで?」と思います。

保護者の会にしてもきちんとした説明はなく、いまだに庶務担当以外の役員の方の連絡先すらわかりません。
入会直後に大会の見学に行く時も詳しいことがわからず、問い合わせしようとしたら、入会前にもらったチラシを紛失してしまっていて連絡先がわかりませんでした。なんとか電話帳で調べて電話しましたが…。
入会した時にもらった事務連絡的なプリントには、会費とか用具とか、年間行事についてさらっと書いてあるだけです。

私としてはわからないことが多く、聞きたいこともあったのですが、いつも庶務担当の方が来ているわけでもないし、全体的に親が一生懸命サポートしているという雰囲気では全くないのです。
だからそこまで親に要求されていることがあるとは思いませんでした。

いろんな教室があるとは思いますが、主人の行っていたところは親は一切出ず、防具のつけ方も全部先生とか周囲の方に教わったと言っていました。
それで稽古が中断して困る、というのは道場側の事情であって、それを親がフォローしなければならない、というのなら、きちんと最初から「そこまでが親の仕事なのだ」と親に言っておくべきだと思います。

剣道は危険なスポーツと言いますが、だからこそ先生がしっかり見るべきなのでは?
竹刀のチェックもたまにはしていますが、それは全部親の仕事なのでしょうか。剣道をやってもいない親が見ることには限界がありますし(全部親が理解して見ろというのなら、入門前からそういってほしいです)先生が稽古後に子供にチェックさせるなどではいけないのですか?
親がいつも見てあげているのでは、いつまでも子供は自分ではやらないのではありませんか。

>自分のお子さんの体調をすぐその場で見てやれるのと、家にいて電話で呼び出されるのとどちらが良いのでしょうか?
>お子さんも、もしサラ・ブライアントさんがその場に居なければきっと不安でたまらなかったのではないでしょうか?

私は子供が体調不良を起こしたとしても、その時に電話で呼んでもらえれば十分だと思っています。
「親がいるから安心」というのは幼稚園までで充分で、むしろそれ以降は親がいると甘えて自立できないと思います。
先生という指導者がその場にいるわけですから、先回りして親がついていてあげるより、先生が親に必要な時にフォロー依頼をすれば十分なのではありませんか。
親がいなくて不安なのも自立へ必要なことだと私は考えていますが…。

>それを睡眠不足などを理由に、付き添いするような習い事はさせたくないというのは、正直甘えにしか聞こえません。

子供へのかかわり方への考えは人それぞれだと思います。
PTA活動に熱心で、常に子供の動向に気を配り、保護者と先生が一緒になっていい子に育てたいと思う方もいれば、私のように「自分のことは自分でやらなければ成長しない、親はあまりかかわらないほうがいい」と思う親もいます。

習い事が大事でどうしてもやらせなければと思う親もあれば、それは別に重要でないと考える親もいます。一律に「親はこうすべき」という考え自体がちょっと変だと思います。
もしそういった方針の会なのであれば、最初からそう説明してほしいと思います。

>サラ・ブライアントさんの旦那さんは何も協力して下さらないのですか?

主人はもともと、習い事に親はかかわるべきではないと思っています。
自分が親は一切関わらない道場で習ったわけですから、そういったつもりで(次男の自立を促すために)やらせたかったのです。剣道がどうしても強くなってほしいとか、私と一体になって一生懸命向上してほしいとか、そういう考えではありません。

また稽古日である日曜は仕事なので付き添いはできないのです。
会に入ってしばらくして、会の方針がわかってからは、私にとってもそれは負担だし、その道場はやめたほうがいいかもとずっと言っていました。
次男がやりたがっていたのと、他にちょうどいい道場がなかったのでやめさせなかっただけです。
今回のことも話しましたが、もともと主人が希望していた稽古内容と違うのに続けさせていた俺が悪かった、もうやめさせようということになりました。

>自分の義務は嫌がり、自由や自己主張や希望を欲するのがサラ・ブライアントさんのスタンスだと言われるのであれば、

そもそもその義務を入会前にきちんと説明されていないのです。
慣れるまではついてきてください、そのうち役員の仕事が回ってくるかもしれない、程度の説明しかありませんでした。
やっているほうは「当然」かもしれませんが、入門前にみんながそれをわかっているわけではない、子供のフォローを必ずしもやりたがっているわけではないということを、会の運営をしている方に認識していただきたいからこそここに書いたのです。

>道場の先生や指導員が何でも出来るようになるまでしっかりと教えてくれるという、そんな素敵な道場へ編部されるのがサラ・ブライアントさんにとって最適なのだと思います。

私は先生が道場の中のことに全責任を持つのが当たり前だと思っていたのですが…、
もちろん、先生からフォローの依頼があればできる限り手伝いたいとは思いますし、保護者会があって全体で子供の面倒を見るというのならわかります。
でも「子供のことはその親が見なければ」というのでは、子供が自立できないと思います。

>ぜひ、新しい道場へ入れた際は、その後の状況や「親は何もしなくて良い」というのが本当だったのか等を、後学のため教えていただけたらと思います。

そうですね、新しい道場に入れて様子がわかりましたらまた書き込みをしたいと思います。
たぶん、次男は今より楽しく練習できるような気がしていますが。
メンテ
Re: もう少し、万人にわかりやすくあってほしい ( No.5 )
日時: 2013/01/07 19:52:40
名前: 観戦者 

私は剣道未経験、子供二人が剣道歴この春で11年目の保護者です^^

サラさん、今回は貴重な経験と受け止めなさったと
お見受けします。
わたしも剣道をするこども追っかけ歴今年11年目、さまざまな理不尽を体験してきました。
もう、子供に剣道を辞めて欲しいと思ったことも
一度や二度ではありません。
でも、こどもたちが続けることを選んできました。

そう、ひとくちに「教士7段」の先生でも、
それはそれは様々です。
見えないところでご自分の手柄にはしないで尽力される先生あり、教え子保護者の母と戯れる先生あり。教える先生あり、さぼる先生あり。
いばりちらす醜い父兄あり、師にしたい父兄あり、
わたしは人間修行と、追っかけをとらえてます。

剣道なんて、先祖代々修練を積んでいる一族でもない限り、最初から理解して入れる世界ではないですよ。よほどの先達でもいない限りは。

最初から、ご子息に合った道場にご縁がなかっただけで、これをいいきっかけとして、次に活かせば良いとわたしは思います。

志あれば、きっと道は開けますよ。

せっかく剣道にご縁があったのです、がんばりましょう^^
メンテ
Re: もう少し、万人にわかりやすくあってほしい ( No.6 )
日時: 2013/01/08 01:23:50
名前: サラ・ブライアント 

観戦者 さま

11年間子供さんの剣道に付き添われてきたのですね…
さぞかし、大変だったのだろうと本当に思いました。

私は剣道に対しては今まで良いイメージしかなかったのですが、今回のことでいろいろ調べてみて、ちょっとがっかりした面もありました。
でも、なまっちょろな次男が初めてやりたいと言って続けていることなので、いい道場を探してできるだけ続けさせてあげたいと思っています。

>わたしは人間修行と、追っかけをとらえてます。

そこまで達観できていらっしゃるのはすごいですね…。
ある意味、剣道をしている方よりも精神修養されているのかもしれませんね。
私はとても、そんな域には達せそうにないですが。

>最初から、ご子息に合った道場にご縁がなかっただけで、これをいいきっかけとして、次に活かせば良いとわたしは思います。

そうですね、本当にいろんな道場があるようですから…
今度行くところが、合えばいいなと思っています。
親が何をするのか、どういう教え方なのか、入門前によ〜く確認しておきます(笑)。

>せっかく剣道にご縁があったのです、がんばりましょう^^

剣道(教室)のことをよくわかっていらっしゃる方からそう言っていただけて、前向きな気持ちになれました。暖かいアドバイスありがとうございました。
メンテ
Re: もう少し、万人にわかりやすくあってほしい ( No.7 )
日時: 2013/01/08 07:25:56
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

管理人のHide.です。
年末年始のバタバタで回答が遅くなってしまいましたことをお詫びいたしますm(_ _)m


そうですねぇ、たしかに「どこまで親が協力すべきか」ということを入会時の説明で予め
提示していただかなければわかりませんよね。
うちの剣友会はどうかなぁ?
そこまで詳しく説明できているかどうかは疑問です(>_<)


私自身は町道場出身で、子ども時分に高い月謝を払って通わせていただいておりました。
そこは、サラ・ブライアントさんがおっしゃるような「親は何もしなくていい」ところで
した。

しかし、学校開放など公共施設を利用している剣友会や剣道教室、スポーツ少年団といっ
た団体は非営利の団体でして、先生方にそこまで要求するのはまず無理なのが現状です。
先生方もほとんどボランティアで指導にあたっておられますので、保護者会が運営にあた
り、役員をはじめ様々なお当番を分担して成り立っているのです。
それゆえ、そうした団体では、月謝ではなく会費(会の運営費)という名目で費用を徴収
し習い事としては「格安」となっているのです。

サラ・ブライアントさんのようにお考えの保護者の方でしたら、いわゆる町道場タイプの
団体に入会させるのがよろしいでしょう。そのほうが、ご家庭における教育方針と合致す
ると思われますd(^-^)!


今回のサラ・ブライアントさんの書き込みで、私どもの剣友会でも、反省すべき点が多い
と感じました。たしかに、やめてしまった子どもの保護者からこうした意見が指導者側や
運営担当している保護者会に伝わることってほとんどありませんね。

長いこと剣道の世界に浸っていますと、「こんなことは分かっていただいて当然だよな」
ということが、剣道をご存じない保護者には理解していただけていないことも少なくあり
ません。ご意見を真摯に受け止め、今後の会の運営や指導に役立てていきたいと思います。

ありがとうございました
メンテ
Re: もう少し、万人にわかりやすくあってほしい ( No.8 )
日時: 2013/01/08 08:17:13
名前: 2児の父 


>サラ・ブラインアントさん

Hide.さんから締めのお言葉をいただいたみたいで、完結に向かいそうな所恐縮ですがレスさせていただきます。

まず、私の語学力の無さから、サラ・ブライアンさんに不快な思いをさせてしまいまして、申し訳ありませんでした。



>先生からフォローの依頼があればできる限り手伝いたいとは思いますし、保護者会があって全体で子供の面倒を見るというのならわかります。

>どうも、親が稽古を見ていて「ここで待っていなさい」など言わないといけなかったようですが、正直「なんでそこまで?」と思います。


サラ・ブライアンさんの上記の言葉を拝見させていただき、私は大きな勘違いをしてると気づき、反省しております。ご容赦下さい。


私の語学力の無さから、てっきり「稽古の当番なんてしたく無い、試合で保護者のお手伝いや、地域でのお手伝いも、何もしたくない!」と仰らてるのかと思い、先日のレスをさせていただきました。

というのも、そういう保護者が私の周りに多いもので、過剰に反応してしまいました。申し訳ありませんでした。


そして、低学年の子供達が稽古に付いていけるように親が促したりするのは、私も間違ってると思います。

稽古中は親は口出しせず、見学のみが基本で、体調不良や痛みなどを訴えてきた時は当番さんや見学してる保護者に見てもらうのが一番良いと思ってます。



観戦者さんやHide.さんの仰るように、サラ・ブライアンさんの子供に自立心を持って欲しいお気持ちや、ご家庭の事情等で一番合う道場、信頼してお任せ出来る先生のいる道場などで、お子さんがやりたいと言われてる剣道を続けて下されば、剣道をしてる子供を持つ親として、私も細やかながら嬉しく思います。


板汚しをしてしまい、申し訳ありませんでした。



メンテ

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