Re: 修業年限短縮措置 ( No.1 ) |
- 日時: 2025/04/11 06:53:58
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照:
- 管理人のHide.です。
65歳以上は、 ・五段から2年で六段 ・六段から3年で七段 ・七段から5年で八段 でしたっけ?
経緯の詳細は存じあげませんが、少子化に伴い財源である審査料も減ってくる。収容年限が短縮されれば高 齢者の受験者が増える。そういうことなんじゃないでしょうか。 年寄から金をむしり取ろうとする前に、国内の小中学生の剣道人口を増やす抜本的な対策こそ求められるで しょう。
八段はさほど変わりませんが、六段七段は合格率が上がりましたね。 昔は七段といえば『アマチュア最高峰の段位』と目されていましたが、今は安っぽい七段が増えました。 本当に現行の段位に価値があるのか? それが既得権である必要があるのか? 私は長年「段位制改革論」を提唱していますが、今こそそれが求められる時期に来ていると感じます。
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Re: 修業年限短縮措置 ( No.2 ) |
- 日時: 2025/04/11 12:53:01
- 名前: 面ツル
- Hide様
早速のレス有難うございました。 全剣連のお取り計らいには感謝している反面、Hideさんが書かれていることにも同感しております。 「安っぽい七段」私も感じる時が有ります。合格するとたまにしか稽古に来ず、明らかに実力が落ちているのに、上座に座り講釈を語る姿は滑稽ですらあります。 審査を受ける機会が早くはなったものの、単なる高額納税者(?)にならぬよう、しっかり稽古を積んでまいりたいと思います。
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Re: 修業年限短縮措置 ( No.3 ) |
- 日時: 2025/04/12 07:57:41
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照:
- To 面ツルさん
そもそも年齢と修養年限とは何ら関係がありませんよね。 高齢者だからといって、短い修養年限で昇段に足る実力を養えるとは思えません。 むろん、定年退職して社会人時代より稽古日数を確保できるかもしれませんが、運動能力 的には年々衰えてくるはずです。 「短くていい」というのは、どこにその根拠がある措置なのか全く不明です。
全剣連にはこの改定の明確な根拠を示していただきたいですね。
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Re: 修業年限短縮措置 ( No.4 ) |
- 日時: 2025/04/13 10:35:22
- 名前: 面ツル
- Hide様
コメント頂き有難うございました。 ごもっともなご意見と思います。 ただ、同年代と比べて、20年以上昇段に遅れをとっている、私の様なリバ剣士にとりましては、 65歳を過ぎれば次の受審の機会が得られることは、今まで見えなかったトンネルの出口が 見えてきた様な気持ちにさせられたのも事実です。 Hideさんも書かれている通り、還暦を過ぎてから年々、体力と気力の衰えを感じていますので、 70歳を迎えた時の自分がどうなっているのか分からないからです。 とはいえ、65歳になるまで、まだ数年ありますので、しっかり稽古を積み、その機会が得られた時に、 自分自身の実力がその段位を受審するに相応しいかどうか、客観的にみて判断したいと思います。
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Re: 修業年限短縮措置 ( No.5 ) |
- 日時: 2025/04/14 06:54:30
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照:
- To 面ツルさん
段位が剣道(お稽古)へのモチベーションになるのならよろしいのではありませんか。 私が問題にしているのは、段位に合格することが目的化し、昇段後はお稽古をサボってしまう高段者です。
ただ同年代で高段位に達した方は、その段位に到達するまで継続してお稽古に取り組み、決められた修養年 限を経てこられたわけです。65歳以上で特別な措置を受け昇段できた場合、それらの方と「同じ段位です よ」と肩を並べることに抵抗はありませんか?
修養年限が年齢で違うというのは「公平性の原則」に反していて段位の価値(そんな物があるかどうか不明ですが)を下げることにつながる懸念があるということです。
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Re: 修業年限短縮措置 ( No.6 ) |
- 日時: 2025/04/14 13:01:59
- 名前: 面ツル
- Hide様
>ただ同年代で高段位に達した方は、その段位に到達するまで継続してお稽古に取り組み、決められた修養年 限を経てこられたわけです。65歳以上で特別な措置を受け昇段できた場合、それらの方と「同じ段位です よ」と肩を並べることに抵抗はありませんか?
←このことにつきましては、考えが及びませんでしたし、仮に本人が抵抗を感じなくても、少なからず陰で色々言う方はいらっしゃるかも知れません。
修行年限を経ず仮に合格出来たにせよ、結局は自己満足になってしまうのかも知れませんね。
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Re: 修業年限短縮措置 ( No.7 ) |
- 日時: 2025/04/23 12:40:25
- 名前: him
- そもそも、高段位の合格の基準がよく分かりませんよね。
絶対的評価なのか?相対的評価なのか?・・・「これが出来ていたら〇段合格」というのが本来の基準であるべきだと思いますが、いずれにしても「審査員の主観」ですから観ている者には分かり難い。 だから受審者も「自分がその域に達しているか?」の判断は出来ず、大半は「とりあえず修行年限を過ぎたから受けてみよう」としか思えないでしょう。 それが今の合格率に表れているのではないでしょうかね。
以前も今回のような「修行年限の短縮」が行われましたが、短縮受審された高齢者の合格率が良くなかった・・・ということで取り止められたと記憶しています。 つまり修行年限を半分にしたら「その段位にふさわしい技量には到達しない」という判断が為されたと言えるのではないでしょうか。
この二つのことから、受審するのは自由だけど、結局は全日本剣道連盟に審査料をたくさん払うことになるだけ・・・ということのように感じます。
まあ、世界大会の日本開催も近いことだし、合格率もコントロールされているようにも感じますから、どんどん受審されたらよろしいかと思いますよ 
ただ、六段以上の「高段位者」と呼ばれている剣道家には「段位に応じた責任」というものがあると思いますよ。 その責任を有していることの証として全国審査で評価されている訳ですから、日本全国どこで稽古してもその評価にふさわしい剣道を表現出来なければその段位を持つ資格はありません。
段位受審は「年限が過ぎたから」ではなく「その段位にふさわしい責任を果たす覚悟が出来たから」ということで判断されるべきでしょう。
その責任とは・・・ 六段=自分の剣道に責任を持つじ(自己の剣道の確立) 七段=自己に教えを乞う後進の剣道に責任を持つ(指導者としての責任) 八段=剣道界全体の発展に寄与し、剣道界の未来に責任を持つ
私は高段者をこういう目で見ています。
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