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剣先の動きについて。あなたはどっち派?
日時: 2025/01/23 09:58:28
名前: 修行侍 

剣先の動きについて質問です。
私は過去に八段の先生から相手と対峙した時に、あまり竹刀の剣先を動かすものではない。と教えられてから剣先はあまり動かさないようにしています。(そもそも、上下に揺らしたりするなどすると打突がしにくい。)ただ、まっすぐ構えていると攻めが効いていないようにも感じ、最近は剣先を相手の左目につけて固定するようにしています。
みなさんは剣先をどのように扱っていますか?
メンテ

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Re: 剣先の動きについて。あなたはどっち派? ( No.1 )
日時: 2025/01/24 06:58:37
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://www.ichinikai.com

管理人のHide.です。

剣道には「気攻め、剣攻め、体攻め」とあります。
それらを組み合わせ、それぞれの配分を変化させながらお相手を攻略するのです。

高段者になればなるほど「気攻め」の割合が多くなり、余計な動きをせずお相手を攻めることができる…
というのが定説です。
しかし、攻めというのは100人いたら100通りの攻め方があります。
またお相手に応じて、または状況に応じて攻め方というのは変化するものと心得ております。
高段者の先生に言われたからと言うことではなく、ご自身の体格や剣風に合わせて作り上げていくもので
す。

剣先に関して言えば、「鶺鴒の尾」と言われるように、剣先を小刻みに動かす攻め方もあれば、剣先をじっ
と一点につける攻め方もあります。
剣先をつける位置の違いによって、
 ・正眼の構え:剣先を相手の喉元に定める
 ・青眼の構え:剣先を相手の左目に定める
 ・晴眼の構え:剣先を相手の眉間、眼と眼の間に定める
 ・星眼の構え:剣先を相手の顔面の中心に定める
 ・臍眼の構え:剣先を相手の臍の辺りに定める
と分かれており、これを「五正眼(ごせいがん)」と言って降り、それぞれに攻め方の特徴が異なります。
本来構え方も、お相手に応じて変化させていくもの。
必ずしも「これがベスト」というわけではないわけです。


ちなみに私は身体が小柄ですので、基本的には「臍眼の構え」でお相手に対します。
剣先は小刻みに動かし、お相手の手元を攻め上げるイメージです。
手元を攻めておいて、
 ・下からの小手
 ・表から面
 ・表から突き
 ・上から小手
 ・面を誘って返し胴
 ・面を誘って摺り上げ面
 ・面を誘って出小手
を基本的な攻め手にし、それ以外は臨機応変に繰り出しています。


修行侍さんは「近は剣先を相手の左目につけて固定するようにしています」とのことですが、どのように攻
めの展開を考えてそうしておられるのですか?
メンテ
Re: 剣先の動きについて。あなたはどっち派? ( No.2 )
日時: 2025/01/24 07:20:11
名前: 修行侍 

Hide.様返信ありがとうございます。
私の場合ですと、青眼の構えになるのですね。
青眼の構えをして、間合いを詰めていくとこちらの中心が空いているので、そのまま中心を割って攻めてくる方が多いので、そこで初めて剣先を動かし、逆に中心を上から取って出頭面や、出小手などを攻めています。
剣先を小刻みに動かすということですが、どのように動かしていますか?
左手も右手も動かしあるのでしょうか?
仕掛け技に関しては、間合いに入ると同時に中心を取るようにしていますが、攻めの色が見えすぎているかもしれません。青眼のまま間合いに入り面や小手、小手面などを打突します。
メンテ
Re: 剣先の動きについて。あなたはどっち派? ( No.3 )
日時: 2025/01/24 10:22:10
名前: 修行侍 

Hide.様
竹刀を小刻みに動かすということですが、どのように動かすのでしょうか。例えば、左手は動かさず、右手だけでうごかすなど、教えていただけると幸いです。
メンテ
Re: 剣先の動きについて。あなたはどっち派? ( No.4 )
日時: 2025/01/25 06:55:42
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://www.ichinikai.com

To 修行侍さん

>青眼の構えをして、間合いを詰めていくとこちらの中心が空いているので、そのまま中心を割って攻めて
>くる方が多いので、そこで初めて剣先を動かし、逆に中心を上から取って出頭面や、出小手などを攻めて
>います。

きちんとご自身でその構えからの方針が決まっているのであれば問題ありません。
それを極めるべくお稽古を積み重ねていってください


>竹刀を小刻みに動かすということですが、どのように動かすのでしょうか。例えば、左手は動かさず、右
>手だけでうごかすなど、教えていただけると幸いです。

左手が動いてしまっては攻めが効きませんね。
ゆえに左手の位置は動きません。
竹刀操作には
 ・付ける
 ・触る
 ・押す
 ・叩く
 ・弾く
 ・払う
 ・抑える
 ・外す
などがあります。
それらを駆使し、足を絡めてお相手の心術を探りお相手を攻め崩すのですd(^-^)!
メンテ

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