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試合中の私語、対話
日時: 2024/11/12 12:31:11
名前: だみ声  < >

剣道の試合では「旺盛な気勢」を持って戦えと言われます。 稽古では「しっかり声を出せ」
と指導されます。 試合では「初めっ」の合図で「ヤァーーっ」と気合のこもった掛け声
を発します。 当然打突動作と共に打突部位を打って「コテ」「メン」「ドウ」「ツキ」と叫
んでいます。 試合者双方は、「機」を伺う攻防の中ではそれぞれが得意とする「掛け声」
を発しています。 つばぜり合いでも掛け声を発します。

ところで…
ある選手から、試合のつばぜり合いの時、相手から「わかれよう」と言われたり、打突を
かわしながら「ハイハイハイハイっ」と言う発声があるので、気になるのですがこれって
反則ではないですか? と質問されました。

改めて審判規則を見直したのですが、3章の「禁止行為」(16条)の中に審判や相手に対
しての「非礼な言動」を禁止しています。 言動の「言」についての詳細はないです。
試合中における私語、対話についても何の項目もありません。 第1条には「公明正大に
試合をし」とありますが、試合中の私語や対話は公明正大な試合を阻害すると言えるでし
ょうか?
さらに私語や対話の殆どは審判に聞こえてないと思います。  聞こえてなければ、審判は
「やめっ」もかけられません。

つばぜり合いで、審判に聞こえない「わかれよう」の言葉は「私語」で「対話」とは言い
難く、非礼な言動でもない。 対戦相手が何らかのアクションをしない限りスルーされる
しかない事項だと思われます。 ただし試合中に私語なり対話なりする暇があったら試合
に集中しろと言う「日ごろの指導」は可能です。

今回僕が受けた質問の答えは、「そんな私語は無視して勝利しろ」で良いのでしょうか?
気にすることによって試合中の気持ちが切れるのは、「こっちが良くない」「強くなれっ」
で良いでしょうか?
メンテ

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Re: 試合中の私語、対話 ( No.1 )
日時: 2024/11/13 07:52:27
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://www.ichinikai.com

管理人のHide.です。

私の認識では、試合中の私語は禁止です。
私語が行われた場合、試合を止め選手に指導を行います。
再び繰り返されるようなら「公正を害する行為」として反則を取ります。

「ハイハイハイハイっ」という掛け声は、私語とは判断しにくいですね。
そのニュアンスが、対戦相手を馬鹿にするようなものと判断できるなら、「公正を害する行為」でしょう。


>今回僕が受けた質問の答えは、「そんな私語は無視して勝利しろ」で良いのでしょうか?

はい、無視でよろしいかと。
場合によっては、試合後にはなりますが、監督にその旨を話し、相手監督に指導していただくよう申し入れ
るなどが考えられます。
メンテ
Re: 試合中の私語、対話 ( No.2 )
日時: 2024/11/14 11:29:34
名前: だみ声  < >

Hide さん
返信いただきありがとうございました。 僕からの返信が今になり申し訳ないです。

やはり試合中の「私語」は禁止ですよねえ。 審判をしていて私語が聞こえてきたら、「や
めっ」「注意」二度目以後は「反則」と言う流れになりますね。

>試合後にはなりますが、監督にその旨を話し、相手監督に指導していただくよう申し入
れるなどが考えられます。
   これは大事なことだと思います。 「試合中の私語は禁止と認識しなさい」と指導
して「再発防止」に努めます。
メンテ
Re: 試合中の私語、対話 ( No.3 )
日時: 2024/11/15 07:06:31
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://www.ichinikai.com

To だみ声さん

本件に限らず、試合の公正を保つため審判員の持つ責務は重要です。
互いにしっかりと研鑽を積んでいきましょう!
メンテ

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