Re: 剣道場の床について ( No.1 ) |
- 日時: 2024/11/06 06:57:19
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照: http://www.ichinikai.com
- 管理人のHide.です。
いいですね。良きお題をありがとうございます。
私はこの10年ほど両足足袋を履いています。 それは道場の床がニスなどの影響で滑らなすぎるからです。 滑らない床ですと足が過度に引っかかり、不十分な体勢からでも打突が可能です。 しかし同時それは足腰に過度な負担がかかります。怪我の原因にもなりかねません。 事実、両足足袋を履いてお稽古するようになって、足腰の故障がなくなったばかりでなく、構えの改善や軸 意識が良くなりました。
また、硬い床は足に負担がかかりますね。 コンクリートの上に板を貼っただけのような体育館でお稽古しますと、足の負担(疲労)が大きいです。 日頃は両足が攣るなどということはないのですが、つい先日、出稽古で行った先では2時間少しの地稽古で 動けなくなってしまいました。 硬い床は立っているだけでも、足に負担がかかることを改めて実感した次第です。
良い床についてもお話しておきたいですね。 やはり白木の床はいいですね。 現存しませんが、講談社敷地内にあった旧野間道場、富坂にありました旧警視庁武道館。 建て替え前の早稲田大学の旧剣道場。 これらは、クッションが効いていてしかも滑る床でした。
現存するものでは、クッションが効いているというほどではありませんが、東京武道館の大道場や小道場は 良い床だ(赤松の無垢材)と思いますし、中央区立総合スポーツセンターの第二武道場の床もニスを塗らな い白木でいいですね。
ちなみに、都内にある某強豪道場の床は、裸足でも気をつけないと転倒しそうなくらいよく滑ります。 ああいうところでお稽古しているから、あそこの道場の子ども達は強いんですね
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