Re: 文武両道(勉強と剣道)について意見交換【情報ボードより転載】 ( No.1 ) |
- 日時: 2024/01/21 07:13:58
- 名前: Hide◆vm9xYr4tCqk
<
>
- 参照:
- 管理人のHide.です。
まさにおっしゃる通りです。 剣道だけ頑張るという人生もあるかもしれませんが、願わくば勉強にもしっかり取り組ん でいただきたいものですね。
昔から「文武両道」「文武不岐」「剣学一如」「文武二道」「文武兼備」と言われていま す。武士の時代から単に強いだけではなく学問にも秀でた人を称賛する機運があったもの と考えますし、そうした人たちが日本の歴史を作ってきたものと考えます。
まして職業としての剣道が成り立ちにくい現代です。 剣道だけではなく剣道を生きるエネルギーとして、勉学にも励んでほしいものですね
|
Re: 文武両道(勉強と剣道)について意見交換【情報ボードより転載】 ( No.2 ) |
- 日時: 2024/01/22 13:10:32
- 名前: その通り
- 私の道場では、学校の定期テストで点数が悪かった生徒は稽古に来て防具をつけずに勉強するという制度があります。(中学生のみ対象)
また、最近は減りましたが、少し前まではOBの高校生と現役中学生(たまに小学生)が指導者の家に集まり、勉強をするという機会がありました。 勉強と剣道の両立という面において、どっちもやっている=両立とはいえず、双方において一定のレベルを保つ必要があるため、そのレベルの線引きが非常に難しいことではありますが、重要であることに変わりはないと思います。
さらに言うと、剣道も「バカ」はどこかで勝てなくなるので! ここでの「バカ」はテストの点数ではなく、考える力があるか、考える習慣があるかという意味です。 俗にいう賢さともとらえることができるかもしれません。 これを鍛えるには勉強は最も手っ取り早い手段だと思っています。 「剣道が強くなりたい」という目的であっても、勉強に取り組むことは理にかなっていると、私は考えています。
|
Re: 文武両道(勉強と剣道)について意見交換【情報ボードより転載】 ( No.3 ) |
- 日時: 2024/01/23 06:46:45
- 名前: Hide◆vm9xYr4tCqk
<
>
- 参照:
- To その通りさん
管理人のHide.です。 ご意見ありがとうございました。
>さらに言うと、剣道も「バカ」はどこかで勝てなくなるので! >ここでの「バカ」はテストの点数ではなく、考える力があるか、考える習慣があるかと >いう意味です。 >俗にいう賢さともとらえることができるかもしれません。
おっしゃる通りですね。 「考える力」「工夫する力」「内省する力」「分析する力」「努力する力」「継続する 力」「実行に移す力」「決断する力」「洞察する力」などなど、様々な力が必要です。 それらは必ずや、社会生活に役立ってくるものだと考えます。
これらを持っている人は、勉強にも力を注ぐことができるものと思います。
|
Re: 文武両道(勉強と剣道)について意見交換【情報ボードより転載】 ( No.4 ) |
- 日時: 2024/01/23 09:47:32
- 名前: チカラ
- 小学校低学年の保護者です。
Hideさんのおっしゃるような剣道を習う上で学んでいく様々な力を習得できればと思い入会したものの息子はなかなか剣道の試合で勝つこともなく、周りは親が経験者で剣道一筋。勝てない息子がなにかたりないのかと最近色々な感情で気持ちが塞ぎがちでした。 そんな時に年末レクで部内紅白戦があり、九州の超強豪校に進学したA君と、超高偏差値の高校に進学したB君の大将戦があって大変盛り上がり、予想に反してB君が勝ちました。レクなのでA君が手を抜いたのかもしれません。 B君のことは時々会長から話があり、剣道だけでなく勉強も一生懸命努力してる先輩がいる、先生の自慢だと言ってましたが初めて試合をみて 低学年の子供の試合の違いに衝撃をうけました。 Hideさんのおっしゃる様々な「力」を2人の試合をみて感じました。 最近勝つことに親である私が執着してしまい、視野が狭くなっていましたが、これから息子が剣道を続けていく中で多くの「力」を身につけてくれたら親としてこんなにうれしいことはありません。 これが文武両道なのかと納得した出来事でした。 A君とB君が進路が別でもずっと仲良しで稽古後楽しそうに話しているのも微笑ましく思いました。 久しぶりに剣道っていいなと思いました。
|
Re: 文武両道(勉強と剣道)について意見交換【情報ボードより転載】 ( No.5 ) |
- 日時: 2024/01/24 06:47:22
- 名前: Hide◆vm9xYr4tCqk
<
>
- 参照:
- To チカラさん
管理人のHide.です。
剣道には勝ち負けがつきものですから、どうしても「打った、打たれた」「勝った、負け た」の方に目が行きがちです。もちろん勝てれば楽しいですし、さらに上を目指してモチ ベーションが上がるものです。
しかし、試合で負けないということは優勝以外はありえません。逆に言えば、優勝以外の 子は「必ず負ける」んです。 大切なことは「負けをどう受け止め次につなげるか」なんです。
どこまで強くなっても上には上がいます。 どのようにお稽古に取り組むか。その努力の過程こそが、子どもたちの「心の力」となる のです。
A君B君とも、学校が違っても仲がいいとのこと。 両名とも素晴らしいですね。 きっといい学び方をしてるのでしょう
|
Re: 文武両道(勉強と剣道)について意見交換【情報ボードより転載】 ( No.6 ) |
- 日時: 2024/03/04 18:40:48
- 名前: ブルーロ
- このトピックを読ませていただいて、高校生の息子の今までを思い出してしまいました。的外れかも知れませんが、私にも書き込みをさせてください。
私の息子は地域のクラブで5歳から剣道を始めました。とにかく不器用で、習い事の選択に悩んでいた時に、私の職場に剣道クラブの方がいて、お誘いいただいたのがきっかけです。
そのクラブは生涯剣道の方針から、試合に勝つための技は、ほとんど教えてもらえず、息子は内外の試合で勝てない時期が続きました。(応じ技や返し技の稽古は一切ありませんでした)。 クラブで強い子は、親が剣道経験者で技を教えてもらっているようでした。(私は未経験者です) それでも、息子がめげずに続けられたのは、たまたま同学年の子が多くて、楽しく出来たからです。
息子はクラブの方針も分からず、面ばかりを打っていたのが良かったようで、高校生になり、小中学生の時は、かなわなかった子たちに勝てるようになりました。
私見ですが、小中学生で(文字通り)小手先の技に頼っていた子たちは、それ以降に伸び悩んでいるように感じます(クラブの方針の意味は、この点なのでしょう。)
自己否定的な発言ばかりの息子でしたが、気持ちも前向きになり、今では自分から創意工夫をして、剣道への意欲が増しています。ただ、息子は運が良かっただけだと思います。
そのクラブでは、子どもなりにずっと頑張って来たのに、試合で負けたら、高段者の先生の鶴の一声で、交代させられてしまうような事もあり、意欲が保てずに退会したり、他の道場に移る子がいました。 これが生涯剣道につながっているのか疑問でした。
息子の気持ちに寄り添ってくださった先生もおられたので、感謝はしておりますが、高段者の先生でも子どもの指導には向き不向きがあること、道場やクラブの方針を子どもに理解しやすく伝える必要性を、剣道を指導される先生方皆さんに認識していただけたらと願うばかりです。
いま息子は、地方大会出場を目標とする中堅高校の剣道部で週6日の稽古をし、塾にも通って一般受験での大学進学を目指しています。
それは、文武両道を貫いた先輩の背中を見て来たからだそうです。「自分もそうなりたい」、紆余曲折はありましたが、そういう気持ちになれた事は僥倖と言えると思います
他の部員の子たちは就職や推薦で入れる大学を選ぶので、仲間と励まし合って勉強もするという環境ではないのが寂しいようですが、息子は、自分で決めた事だからと頑張っています。
目指すのは最高峰の大会でも、大学でもないのですが、息子なりの文武両道を応援し続けたいと思っております。
|