Re: そろそろコロナルールやめたい件 ( No.1 ) |
- 日時: 2022/07/01 06:46:10
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照:
- 管理人のHide.です。
少数精鋭さん、問題提起ありがとうございます。
私はコロナルール賛成派です。 その理由は、 1.中間間でのごちゃごちゃした駆け引きがなくなった 2.鍔ぜり合いでの試合時間の空費がなくなった 3.試合時間、大会時間が短縮した でしょうか。 ごちゃごちゃしたところばかりを狙い合う剣道ではなく、一足一刀からの技を競い合うス タイルは、剣道の本質から見ても合致してると考えます。
もちろん懸念されることもあります。 鍔ぜり合いからの崩しなどの技術が失われてしまうことと、少数精鋭さんがおっしゃるよ うに「試合が単調になりやすい」点でしょうか。
若年層の剣道が単なるスピード勝負、反射神経勝負になってしまっているのは過渡期だか らではないでしょうか。 まだコロナルールによる試合に慣れていない(コロナ渦では大会や練習試合も少なかった ですから)というのもあると思います。
これからコロナルールをもとに各校とも稽古を積んできて、一足一刀から機会を狙い合う 試合(剣道)ができるようになってくれるよう、現場の指導者の意識改革から必要でしょ うね
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Re: そろそろコロナルールやめたい件 ( No.2 ) |
- 日時: 2022/07/01 11:19:07
- 名前: 鉄心
- コロナルール、初めは否定的に見ていましたが、子供たちの試合を見ていると、ごちゃごちゃした中でのラッキーパンチ的な一本は減って、
本当に実力のある子が勝ち上がっているように感じますので、今は良かったのかなと思っています。
問題なのは「鍔競り合いからの一呼吸以内の打突」ですね。ここがあまりにも統一されていなくて、そして試合者よりも審判の方が長めに見ることがあり、 一方が一呼吸過ぎたと思って分かようとするところを打たれる、一歩下がってからの打突など、本来有効としない何なら反則になりそうな打突が有効となってしまい、 真面目にルールを守っている方が不利益を被ることが現実問題あります。
一人の審判が上げてしまうと、「一呼吸以内ではない」「分かれる動作に入ってからの打突だ」という理由で他の審判が消すことはない印象です。当然合議して確認もない。 ここについてだけでも監督から異議申し立てができて、3審+主任での再検証ができれば、判定は変わらないとしても不公平感は減ると思うのですけどね。
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Re: そろそろコロナルールやめたい件 ( No.3 ) |
- 日時: 2022/07/02 00:31:19
- 名前: 探剣家
- >問題なのは「鍔競り合いからの一呼吸以内の打突」ですね。ここがあまりにも統一されていなくて、そして試合者よりも審判の方が長めに見ることがあり、一方が一呼吸過ぎたと思って分かようとするところを打たれる、一歩下がってからの打突など、本来有効としない何なら反則になりそうな打突が有効となってしまい、真面目にルールを守っている方が不利益を被ることが現実問題あります。
この状況を予言した様なコメントを動画サイトのコロナルール説明動画のコメント欄で見たことがあります。
利点もあるのであればコロナルールの改良という方向性が望ましいようにも思えます。
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Re: そろそろコロナルールやめたい件 ( No.4 ) |
- 日時: 2022/07/02 09:45:38
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照:
- To 鉄心さん&探検家さん
管理人のHide.です。 ご意見ありがとうございました。
>問題なのは「鍔競り合いからの一呼吸以内の打突」ですね。ここがあまりにも統一され >ていなくて、そして試合者よりも審判の方が長めに見ることがあり、一方が一呼吸過ぎ >たと思って分かようとするところを打たれる、一歩下がってからの打突など、本来有効 >としない何なら反則になりそうな打突が有効となってしまい、 >真面目にルールを守っている方が不利益を被ることが現実問題あります。
そうですね、「一呼吸」とはいっても、実際の運用面(各種大会など)をみていると、お おむね「3秒程度」は鍔ぜり合いが行われているのが現状と見受けられます。 引き技が起こったのが「一呼吸以内なのか一呼吸よりも長かったのか」は審判、とくに主 審の見方によってまちまちです。 試合者はコロナ以前のルール同様、「審判のやめがかかるまでは油断しない(気を抜かな い、打たせない打たれない)」という気持ちで臨むべきですし、現場の指導もそうあるべ きでしょう。
もう一点気をつけなければならないのが「鍔ぜり合いになったかならないか」の見極めで す。 コロナルールの説明によれば、「鍔と鍔が接した状態」を「鍔ぜり合いになった」として います。つまり「鍔が触れ合っていない超近接状態」は「まだ鍔ぜり合いではない」とい う認識なんです。 「超接近状態で一呼吸(おおむね3秒)以上経過」した状態からの打突はルール上は有効 打突になる。 こうしたことを悪用してくる選手も出てくる懸念がありますね(-_-)
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Re: そろそろコロナルールやめたい件 ( No.5 ) |
- 日時: 2022/07/04 11:36:57
- 名前: 剣
- 一足一刀の駆け引き増えるのは大賛成ですが、引き技も増えるのも良いと思います。
ただ、平打ちの引き面や裏交差からの引き技、竹刀での側頭部への過剰な圧力での崩しからの引き技、離れぎわ詐欺や鍔迫り合い距離での鍔迫り合いをしないで相手を騙し討ちする様な技や時間空費的な鍔迫り合いは反則、無効にしてきっちり見極めての正々堂々としたルールでの鍔迫り合いを見たいです。
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Re: そろそろコロナルールやめたい件 ( No.6 ) |
- 日時: 2022/07/05 20:00:23
- 名前: 探剣家
- to 剣
賛同します。 それに加えて、例えば小手に竹刀を置いて制している事を相手が示している時に、その小手を無理矢理振り上げて行う打突も無効が良いと思います。刀剣を表現する竹刀を腕で押しのけるのは実戦に於いては片腕を犠牲にする判断で、打って勝つのでなく勝って打つ事を重視する剣道においては無効にした方が良いと思います。
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Re: そろそろコロナルールやめたい件 ( No.7 ) |
- 日時: 2022/08/12 10:48:51
- 名前: 鉄心
- とある中学生の地方大会を観戦してきました。
コロナルールでの反則適用の基準が謎すぎでした。
審判個人の批判ではなく、コロナルールの「意図的な時間空費や防御姿勢による相手に接近するような行為」の反則を がんがんとってやりましょう!という全体の流れでしたが、「意図的な」という部分を全無視しているように感じました。
先に1本取った方が、攻め合いの中で相手の打突を前で防御したら反則。相手の攻めを前でさばいたら反則。 小手返し面や面擦り上げ面、面返し胴をしようとして手元を挙げた、でも相手がフェイントで打ってこなかったら反則。
なにこれ、先に取っちゃったら、自分の機会じゃないところでの相手の攻めに対して、後ろに退くか迎え突きしないと反則になるの?という状況。
打突部位をすっかり隠して引っ付きに行ったらそれは反則でしょうが、全体的に選手の戦い方はクリーンで、 審判が反則を探す大会だったなという感想で、正直興醒めでした。
全中はこうでないことを祈ります。
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Re: そろそろコロナルールやめたい件 ( No.8 ) |
- 日時: 2022/08/13 09:15:13
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照:
- To 鉄心さん
管理人のHide.です。
うーん、厳しくとるのは悪いことだとは思いませんが「意図的な」を見極めもせず運用し てしまうの大きな問題です。 「鍔ぜり合い注意」の時代も、「両方に注意(反則)を出すのではなく、どちらが別れよ うとしていないのかを見極めて」という話があったかと思います。
「防御姿勢による相手に接近する行為」の場合、「原因と結果」の見極めこそが大切。 審判員の技量が問われる部分とは思いますが、安易な販促の適用は逆に試合そのものをゆ がめてしまうことになるということも自覚していただきたいものです。
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Re: そろそろコロナルールやめたい件 ( No.9 ) |
- 日時: 2022/08/13 17:48:33
- 名前: 鉄心
- Hide.さん
そうなんです。反則は反則として、正しく適用して試合が進行されることは大切なことです。
今回は審判がその辺を見極めず、試合そのものを壊してしまったなという場面もそれなりにありました。
そもそもコロナルールは、試合中の接触、接近を最小限にするための措置だと思いますが、 剣道はどうしたって相手に向かっていくものですし、相手の攻めや打突を前で捌こう、 応じようとすることは退いて間を詰めさせないことよりもむしろ正しいのではないかと思います。
また、別のケースですが、一本取られた選手が取り返そうと打突のペースを上げました。打って、鍔競りになって、わかれて、また打って。 相手にしてみれば機会でないので全てさばいていました。そうしたら合議がかかり、時間空費の反則。 いやいや、一本返そうとした選手がペースを上げただけで、相手の選手は何も戦い方を変えていない。 相手のペースに合わせる義務は無いはずで、これで時間空費の反則は余りにも不公平だと思いました。
相手の攻めや打突を捌く=時間空費、意図的な接近として反則を取ってしまったら、鍔競りの問題よりももっと大事なものが崩れ去ってしまうのではないかと危惧しました。
これまでも鍔競りで時間を空費したり、変形な構えによる反則はあったのですから、コロナルールでのこの部分は不要と感じました。
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Re: そろそろコロナルールやめたい件 ( No.10 ) |
- 日時: 2022/08/14 06:50:50
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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>
- 参照:
- To 鉄心さん
>また、別のケースですが、一本取られた選手が取り返そうと打突のペースを上げました。 >打って、鍔競りになって、わかれて、また打って。 >相手にしてみれば機会でないので全てさばいていました。そうしたら合議がかかり、時 >間空費の反則。 >いやいや、一本返そうとした選手がペースを上げただけで、相手の選手は何も戦い方を >変えていない。 >相手のペースに合わせる義務は無いはずで、これで時間空費の反則は余りにも不公平だ >と思いました。
>相手の攻めや打突を捌く=時間空費、意図的な接近として反則を取ってしまったら、鍔 >競りの問題よりももっと大事なものが崩れ去ってしまうのではないかと危惧しました。
なるほど、これは十分起こりうるケースですね。 お相手の「機会でない」一方的な打突をさばいていることが「反則」となってしまうのは 大きな問題です。 ただそんな中でも、「出端」や「応じ」を狙っていく姿勢を「見せる」ということが必要 になるでしょう。
前述「鍔ぜり合い注意」の時代も、鍔ぜり合いでジッとしていると「打つ意思がない」と されてしまったはず。「打とう」「別れよう」という意思を動きによって表現することが 大切でした。
現実面として、お相手の「機会でない無謀な打突」には粗があり多々隙があるはずです。 そこをしっかりと狙う稽古も必要ということになりましょう。 そしてそれは鍔ぜり合いからの打突の意思を示す行為とは違い、自身の剣道に「プラスと なる」ことが少なくないと考えます
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Re: そろそろコロナルールやめたい件 ( No.11 ) |
- 日時: 2022/08/14 18:03:23
- 名前: 鉄心
- Hide.さん
>ただそんな中でも、「出端」や「応じ」を狙っていく姿勢を「見せる」ということが必要 >になるでしょう。
>現実面として、お相手の「機会でない無謀な打突」には粗があり多々隙があるはずです。 >そこをしっかりと狙う稽古も必要ということになりましょう。 >そしてそれは鍔ぜり合いからの打突の意思を示す行為とは違い、自身の剣道に「プラスと >なる」ことが少なくないと考えます
仰る通り、試合者は反則に見られないための技術も必要なものとして稽古をすべきですね。 また、取り返しに来る相手の出端を捉えたり、適切に応じられる技量が身に付けば、相当なプラスになりますね。
試合者及び指導者側としては、そういった気付きを得られたとして、プラスに持っていこうと思います。 実際、全中に出場する教え子たちにはその辺を助言し、手で受けに行かない、構えを崩さず機会を捉えにいく稽古を指導してきました。
お話を聞いていただいてありがとうございました
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