竹刀の規定
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- 日時: 2019/10/01 22:36:46
- 名前: 丸善
- 全中スレで少し話題になった竹刀検量に関して
全剣連の新しい規定では… 太さは先革先端部最小直径(対辺直径)およびちくとう部直径(竹刀先端より8.0センチメートルのちくとう対角最小直径)とする。また、竹刀は先端部をちくとうの最も細い部分とし、先端から物打に向かってちくとうが太くなるものとする。 とあります 図を見ると、 →□←…対辺直径 →◇←…対角直径 と書かれています
中学男子で先革先端部の対辺最小直径は25ミリ以上、竹刀先端より8.0センチのちくとうの対角最小直径は20ミリ以上となっています
問題があるのは、対辺直径と対角直径を理解していない検量係員がいる事、係員によって検量の手順が違う事です
全中で実際に行われていた検量では、先革先端部の“対角直径”をゲージで測定していました 中にはゲージに力を入れて押し込むように測定している係員もいました
竹刀の構造上、同じ位置では対辺直径より対角直径のほうが細くなります 同じく、先革は弾力があり、力が加われば竹同士も逃げる方向に動くので、先革先端部の対角直径を力ずくでゲージに押し込めば、新規格対応を謳っている竹刀でも大半が検量を通らないでしょう
実際手持ちの竹刀で同様の手法で検量した結果、中学生男子の竹刀で“対辺直径”がおおよそ27ミリ以下だと“対辺直径”で25ミリのゲージに力で押し込む事が出来ました もちろん、先革の質や先ゴムの太さ、竹の形状などにより誤差も生じるとは思います あくまで手持ちの竹刀での測定です
全中だけでなく、玉竜旗でも同様の事が起こっていたようです 県連の検量ブースでは数多くの竹刀がパスせずに没収され、ボランティアの業者の検量ブースでは、大半の竹刀がパスしていたそうです とある地方の大会の検量では、規定以上の重量があったにも関わらず、5ミリほど“短い”との理由で検量を通さなかった係員がいたという情報もあります
全県連は、規定の理解と検量手順を周知徹底させる必要があるのではないでしょうか?
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