Re: 茶巾絞り ( No.1 ) |
- 日時: 2019/03/16 08:33:00
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
<
>
- 参照:
- 管理人のHide.です。
あはは、音楽が壮大ですなぁ(笑)
私は剣道を始めて50年「茶巾絞りで」と教わったことが一度もありません。 茶道の茶巾絞りも拝見したことがありませんが、勉強になりました
|
Re: 茶巾絞り ( No.2 ) |
- 日時: 2019/03/18 20:57:20
- 名前: 三七式ヨシ
- 三七式ヨシです。
動画編集ソフトを使って作成したのですが、動画が地味なので、オープニングにSF風と言うのを選んでしみました。
スターウォーズもジェダイがライトサーベルを使いますし、剣士繋がりもあるかなと思ったり。
私は同乗の先生に、動画でも紹介しましたが、手の内は茶巾絞りと教わりました。
別の呼称とか、方法とかをご存知の方があれば教えて頂ければありがたいです。
|
Re: 茶巾絞り ( No.3 ) |
- 日時: 2019/03/27 19:18:36
- 名前: 経験者じぃじ
三七式ヨシさんへ
動画拝見致しました。私も『茶巾絞り』で思い悩んでいる一人です。
『茶巾絞り』私も長年抱えて来た課題のひとつです。 先生方にお聞きしたり、色んな書物を探して見たりしているんですが、良く分かりません。 自分も具体的に遣い方を教えてもらえたことが有りません。 竹刀を持って打つ時に、具体的にどうやって握って、どうやって手の内の作用を施して、 遣えば『茶巾絞り』になるのか良く解りません。 手の内ということは、指は勿論、両手の掌も旨く遣う必要があるんだろうと思います。 ある先生から、両手とも小指 ⇒ 薬指 ⇒ 中指の順で締める様に打つ、と教えられました。 打つ瞬間的にこの指の締め方は、なかなか難しいです。 これに左手の小指を締めながらの引き手、右手の小指を締めながらの親指裏側の掌手でのお押し手、 これが同時に行われると、理に適った手の内の遣い方のように感じます。 茶巾は凄く薄いので絞り難い為、左右の小指と薬指で両端を掴んで、左右にパンと張って 水分を飛ばす、と聞いたか、書物で読んだかした覚えがあります。 この要領で竹刀の柄を握って打つ時、左手は下方へ引っ張り下げ、右手は前方へ押すことにより、 結果的には柄を両手の小指で締めながら、柄革を上下へ引っ張る感じになると思います。 これが正しいかどうかは分かりませんが、『茶巾絞り』についてはこの程度の理解です。 この打ち方は、腰での打ちは勿論、肩、肘、手首等をきちんと遣った打ちと、 打った時の左手の適当な位置が、大切になると思はれます。 先生方が仰られることをお聞きしたり、書物に書かれていることを読んでも、 充分な説明がなされてなく、自分でも納得出来ておりません。 ご存知の方がいらっしゃれば、私も是非教えて戴きたいです。
|
Re: 茶巾絞り ( No.4 ) |
- 日時: 2019/03/27 22:17:32
- 名前: 三七式ヨシ
- 経験者じぃじさま、三七式ヨシと申します。
コメントありがとうございます。
動画の方でも説明していますが、私も恩師からの言葉から想像しながら動画を作成し、 「これが茶巾絞りです」と胸を張ってはいえません。
私も、一般になり稽古するまでは雑巾絞りをやっていたように思います。
しかし、審判や剣道形を稽古する中で、雑巾絞りでは理屈に合わないことに気がつきま した。
ある、HPに茶巾絞りの事が掲載されていたり、松本敏夫範士の教えを井上茂明範士が解 説されている(剣道時代)ものを読むと、腕の小指側の筋肉を上手に使わねばならない ことに気づかされました。
雑巾を絞るのに、意識して小指、薬指を使うことも出来ますが、もう一つ忘れてはいけ ないのが、打突時の切り手だと思います。
「道理を愉しむ居合道講座」(石堂倭文範士著)にも切り手について触れられています。
「新・剣道上達講座」(伊保清次範士)では、手首の使い方について触れておいでです。
小学生のころご教授頂いた先生は「手の内は手首から先の作用で、指、手のひら、手首 を使う。」とおっしゃっておられました。
当時は理解不足でしたが、ようやくわかり始めてきました。
その先生は、軍隊経験者(連隊長をされていたそうです)で刀を実際に使われたことが ある(どのようにかは記憶にありません)そうで、手の内と刃筋について教えを頂いた 記憶(40年以上前)があります。
動画はその時の記憶をもとにしたものです。
|
Re: 茶巾絞り ( No.5 ) |
- 日時: 2019/03/28 11:03:42
- 名前: 経験者じぃじ
- 三七式ヨシさん
そうですね。三七式ヨシさんが言われる様に、我々が最初に習ったのは“雑巾絞り”でした。 『茶巾絞り』という言葉なんか、聞いたことも有りませんでした。昔の先生方がご存知ない筈は ないので、まず子供達に教える場合は、肘を伸ばす、ズーッツと前のものを打つ、等々 指導して行く順番として、そのような教え方が適してたのかなとも、思えなくもないです。
『茶巾絞り』を耳にした後、気になり始め深く考え出したのは、そう永いことではありません。 多分それまでは打った、打たれた、の剣道をしていたんだと思います。 技一つとっても、剣道って奥が深く見えないものですね。
切り手については、私自身が物を切ったことが無く体感出来ておりません。居合をされる方は 無意識でもこれが出来ているんでしょうね。 ただ、『茶巾絞り』を伴っての切り手が必要だろうな、とは感じられます。
『茶巾絞り』だけをとって言えば、今の私の理解は、両手首を内側に絞りながら親指の裏側の 母子球部分を押し、小指 ⇒ 薬指 ⇒ 中指の順で締めながら遣う、とここまでです。
私は居合は殆どやったことは有りませんので、居合関係の本は手元に持ち合わせておりませんが、 剣道関係の松本範士、井上範士、伊保範士に関する書については、 若い頃に触れたことが有りますので、今一度読んでみたいと思います。 そこには、その当時と違った理解が出来るかも知れません。
三七式ヨシさん、有難うございます。
※ 昨日、貴景勝関の『武士道精神』『感謝の気持ち』『思いやり』という言葉を聞き、 感動しました。実感を伴った言葉で、誠実そうな力士ですね。一変でファンになりました。 今の剣道界では、忘れられてる言葉のようです。 我々も、髷は結ってませんが相撲界には、負けられません。
|
Re: 茶巾絞り ( No.6 ) |
- 日時: 2019/03/28 11:52:27
- 名前: 経験者じぃじ
三七式ヨシさん
新・剣道上達講座 伊保清次範士 著を見ましたが、両腕をの肘、肩を使いながら、 コックを効かせて打つ方法の説明をしてある様に見受けられ、 『茶巾絞り』の具体的なことの記載は見れませんでした。 書の何ページとでも、教えて戴ければ有難いです。 その他、ご紹介頂いた書についても、引き続き読み直してみたいと思います。
|
Re: 茶巾絞り ( No.7 ) |
- 日時: 2019/03/29 11:55:01
- 名前: 経験者じぃじ
- 三七式ヨシさん
出来る範囲で手持ちの書物を見てみました。高野佐三郎範士、森田文十郎範士、 井上正孝範士、松本敏夫範士の記述されてる『茶巾絞り』について、 そのまま掲載させてもらいました。理解出来るには程遠いようです。
【 修道学院の術理指導〜高野佐三郎範士<1995.7 剣道時代> 佐藤貞雄先生曰く・・・川田徳覚先生覚書より 】
茶巾絞り 茶道では、亭主がお点前で客に対する思いやりから椀を清めますが、 このとき使うのが茶巾で、茶巾で濡らして両手を前に出すように軽くしごくように 握る動作を剣道の手の内に応用したのが茶巾絞りです。決して雑巾を絞るように ぎゅっとは握らないのです。 また、道歌にある「鈴の柄を握るがごとし」とは、 神子さんが鈴を振る調子のことだし、 右手の握りは「鶏卵を握るがごとし」とか「唐傘をさすがごとし」と言われます。 こういった先人の教えを、実際に道場で試してみることも、 大切な修行ではないでしょうか。 正しい握りは指を開いたときに手の平が下を向いています。 あるいは手のひら(内)が相手の方を向いていることが大切です。 反対に指を開いたとき手の平が横や上を向いているのは悪い握りです。 「親指が前方を指すように」という教えもあります。
【腰と丹田で行う剣道 森田文十郎範士 著】
茶巾絞り 剣の道茶巾絞りはからだから、手と足と腰呼吸諸共。 茶巾絞りは、一拍子の打ちに自然に含まれているものであるが、 茶巾絞りなどということはないと言う人があるので、念のため説明したものであり、 手の内の軽妙を願う心からである。
茶巾絞りの歌の意味 茶巾絞りは手でやるものとばかり思うので、有るとか無いとか問題が起こるのである。 体の完全操作を解し得れば、それは体で自然に行えるものであり、 何ら不思議なことではない。手も足も腰も協力して同時に働けば、 前述のように腰は丹田と裏、表の関係にあり、 腰の鍛錬に伴って大切な丹田の鍛錬ができるから、心して体の完全操作をやり、 迷わずに天地自然の理を究めなさいの意味である。
【 剣道講話 正眼の文化 井上正孝 著 】
茶巾絞りと手拭い絞り 茶巾絞りとは薄い布巾を左手の小指で引き、右手の小指でわずかに絞り込むような 気持ちで押すことである。結局打った瞬間に両手の小指を前後にわずかに絞れば、 剣尖は動揺せず大いなる力を発揮することが出来る。押して引手の原理である。 手拭い絞りとは右手、左手を反対方向に動かして絞る、 結局右手、左手の力がプラス、マイナス、ゼロになり、剣尖には何らの力も加わらない。 しかも右手左手の親指と人差し指が、絞りの中心となって無駄力がはいり、 最も悪い硬直の手となる。
【 剣理詳述 其の一 松本敏夫範士 坂上隆記記述 】
茶巾絞り 「手の裡」のうちさらに重要なのは、左右の拳の刀柄に対する把握の連繋であるが、 時には濡れ手拭いを絞るように、両拳で柄を中へ絞るような心持にするなどと、 述べる書物も見受けられるが、 それでは親指側の筋肉(腕橈骨筋、長、短橈骨手根伸筋等)に力が入りやすく、 腕力に頼らざるを得なくなる。そうではなく「茶巾絞り」の把持でなければ、 今までの「手の裡」の説明が死んで了うことになる。
「茶巾絞り」とは、茶道においての所作のなかで、茶巾を扱う動きのことを言い、 これを剣道における手の裡に引用したものであって、具体的に述べると、 和手拭いを柄の長さ位にたたんで柄を持つ気持ちで持ち、左右拳とも母子球、 小指球、小指を主体として持った左右の握りで引っ張り合い、伸ばして持ち、 それを竹刀のように振って打つ動作をやって見る。 この時ピーンと張った手拭いが途中で弛み、崩れたり、ねじれたりすることなく、 ピーンと張ったままで振れることが基本となる。そのまま上げたのでは弛む。 それには、左手上腕よりの押上げと、右肘の引き上げのこの間に緩急遅速が あっては上手にはできない、といって上げる時右手が先行したのでは、 形の上で出来たように見えても、これはカンニングであって本質より、 はずれているのである。上げた時に拳が拝み打ちの形になっていないと、 手拭いの張りは弛む。つまり、上腕より上げるが拳は少し内に絞り引きながら、 右腕は肘より上げながら内に絞り出しながら、 茶巾絞りが更に強くなっていると弛まない。そうして、そのまま伸ばして打つ。 この形で上げた両拳の状態を前から見たのが拝み打ちの形なのである。 この、常に引っ張り合って弛んでいない茶巾の持ち方を「茶巾絞り」というのである。
「拝み打ち」 茶巾絞りで持った両手を、振り上げた時点の両手拳を開くと(竹刀を持たずに行う場合) ハの字形となり、正面から掌内が見える状態(ハの字形)でなければ手首関節の返り、 入り込みができていないのであり、掌内が見えず平行のまま(二の字形)のようではいけない。 これは手首関節が固いのと茶巾絞りができていないからである。 〜中略〜 「手の裡」「茶巾絞り」「日向糞」など、それぞれの力、張り等の微妙な加減、 塩梅(あんばい)は筆舌で述べ尽くせるものではなく、と言ってまた、 直接手を執ってしてもその人の進歩過程の浅深により会得し難いものである。 ここでは、字句で表現できる限度で示したものであって、 各自これを元に行きつ戻りつしながら百錬の上自得されたい。
松本範士が言われてるように、 字句での表現でも、直接手を執っても難しく、各自の百錬自得しかないようですね。
|
Re: 茶巾絞り ( No.8 ) |
- 日時: 2019/03/31 09:57:54
- 名前: 三七式ヨシ
- 経験者じぃじ先生、三七式ヨシです。
返答が遅れて申し訳ありません。
新・剣道上達講座 伊保清次範士には茶巾絞りの具体的なことは掛かれていなかったようです。
手の内についての関連で、コックについての記載があり、切手との関連で書き込みしました。
資料を沢山お持ちで、勉強になりました。
ありがとうございます。
間隔を文字にしたり、言葉にしてもなかなか伝わらなかったり、こうなのかなとは思っても 全く同じなのかは分かりません。
全てがそうなのでしょうが、経験者じぃじ先生の書き込みの通り自得するしかないのだと思 います。
|
Re: 茶巾絞り ( No.9 ) |
- 日時: 2019/03/31 14:13:22
- 名前: 経験者じぃじ
- 三七式ヨシさん
伊保範士の新・剣道上達講座に記載の件、ご返事有難うございます。 あと、私、少し剣道を齧ったその辺のおじぃちゃんで、先生ではございません。 文献に書かれてある物を写して掲載させてもらっただけです。 この場所でいろいろ「想い」を言わせてもらってる、 中身の薄い「ぼやきじじぃ」です。
20数年前、井上正孝範士より受けた講話で、 『剣道には「操刀の法」と「運足の法」というものがあるが、 皆さん、今の子供達にはそれをしっかり教えて下さい。 そうでないと、今後、剣道が駄目になってしまいます』とのご指導を思い出します。 茶巾絞りも含めたところの「操刀の法」なのだったと思いますが、 自分自身の理解が、そこまではありませんでした。
この件とは関係ないのですが、「三七式ヨシ」さんのネームが最初から気になってました。 宜しかったらネーミングの由来を、お聞かせ頂ければ、今後気にしないで済みます。 勝手に「3尺7寸」から来てるのかなと、想像してますが・・・
|
Re: 茶巾絞り ( No.10 ) |
- 日時: 2019/03/31 23:36:51
- 名前: 三七式ヨシ
- 三七式ヨシです。
単純に昭和37年生まれで、名前がひらがなだと4文字なのですが 前半2文字を使っています。
私に茶巾絞りの説明をして下さった先生は、軍隊あがりで連隊長をされ 終戦を迎えられたそうです。
私が小学校4年生から6年生まで教えを受け、中学生になると部活のため 道場を離れてしまいましたが、良く叱られかわいがって頂きました。
もう、70歳を超えておられ、こちらから色々伺うことが出来ませんでし た。
剣道についてもいろいろ教わりましたが、良く口に出されていたのが、 「一寸の虫にも五分の魂がある」 だったのを覚えています。 今にして思えば、戦争経験者ならではのお言葉かと分かり始めました。
若い時は全然でしたが、「継続はちからなり」で七段挑戦中です。
|
Re: 茶巾絞り ( No.11 ) |
- 日時: 2019/04/01 12:01:15
- 名前: 経験者じぃじ
- 三七式ヨシさん
ハンドルネーム由来の件、有難うございました。 てっきり、竹刀の長さで37を稽古で、お遣いなのかなと思ってました。
子供の頃の先生のことも教えて下さいましたけど、じぶんの子供の頃は『茶巾絞り』 茶の字も聞いたことがありませんでした。 ただ左手で引いて右手で押して絞れ、絞れだけでした。 「一寸の虫にも五分の魂」の言葉も、剣道以外の日常生活の中で聞いていた言葉で、 剣道の先生からの言葉は、すごく意味深いものだったんだろうと思います。 これが浸透すれば子供社会も、大人社会も、「いじめ」はなくなるでしょう。 良い先生に教えてもらえたんですね。
年齢が分かってしまうようなことを聞いて、申し訳ありませんでした。 自分はもう少し歳が行ってる、隠居じじぃです。 4月〜5月に昇段審査受審されるんですか。頑張ってください。 ご昇段の吉報、お待ちしてます。
丁度、今新元号『令和』の発表がありました。 何か「三七式ヨシ」さんとの、因縁を感じます。
|
Re: 茶巾絞り ( No.12 ) |
- 日時: 2019/04/03 01:27:03
- 名前: 三七式ヨシ
- 経験者じぃじ先生、先生の表現は年長者に対する呼称としてお許しください。
ハンドルネームの由来については、別トピでも質問があり記入済みです。
四月末の京都の審査に行き、良い結果が報告できればと思います。
応援のお言葉ありがとうございます。
|
Re: 茶巾絞り ( No.13 ) |
- 日時: 2019/04/16 18:27:50
- 名前: 経験者じぃじ
- 三七式ヨシさん
4月末は頑張ってください 茶巾絞りで決めれれば、『 合格 』間違いないと思います。
孫(小学生、中学生、高校生)にも、私が理解してる範囲での、茶巾絞りでの素振り、面打ち を教えてます。腰、腕の下筋、手の裡を遣った打ちを、一挙に習得可能だと思いますので、 あとは、これが無意識に行えるように稽古させてるところです。
|
Re: 茶巾絞り ( No.14 ) |
- 日時: 2020/02/01 23:29:56
- 名前: 三七式ヨシ
- 三七式ヨシです。
経験者じぃじさん、昨年中に七段審査に合格できました。
ご報告が遅れて申し訳ありません。
経験者じぃじさんが引用されておられた、森田文十郎先生の「腰と丹田で行う剣道」をある八段範士 から拝借でき読ませていただいています。
経験者じぃじさんも引用されているとおり「茶巾絞り」が何度か書かれているので、私の撮った動画 を見ていただいたところ、考え方として正しいとおっしゃっていただきました。
今はまだできていませんが、左腰の回転と丹田を意識するようにしながら稽古をしています。
|
Re: 茶巾絞り ( No.15 ) |
- 日時: 2020/02/04 16:25:39
- 名前: 経験者じぃじ
- 三七式ヨシさん
お久し振りです。京都での昇段審査合格おめでとうございました。 昨年4月末の審査をお受けになるとのことでしたので、 年齢、ご指導を受けてる先生のお名前より推測させて戴き、**県の方ではないかと思って、 全日本剣道連盟の合格者一覧で確認したところ、三七式ヨシさんではと思える方が いらっしゃいました。その後、剣道指導者研究室のところで「七段に合格しました」と、 報告されてましたので、「あぁ、やはりこの方だった」と思ってました。
三七式ヨシさんが投稿されてるものを、少し遡って読ませてもらってます。 以前、試合をされてる録画(You Tuve)も拝見させてもらいましたが、 「良い剣道をされる方だな」と見させてもらいました。次の段位も是非目指してご精進下さい。
松本敏夫範士が「茶巾絞り」について言われてあります。 構え、振り上げ振り降しの過程、切った時まで全て「茶巾絞り」であり、 この、常に引っ張りあって弛んでいない茶巾の持ち方を「茶巾絞り」という。 ただ、切った時の両手の指、掌手の遣い方だけではないようですね。
|
Re: 茶巾絞り ( No.16 ) |
- 日時: 2020/02/08 00:35:45
- 名前: 三七式ヨシ
- 三七式ヨシです。
経験者じぃじ先生、返答が遅れ申し訳ありません。
試合の動画など見ていただいたということで、汗顔のいたりです。
さて、私も、井上範士が解説されている松本範士の特集記事は本棚にあります。
私のレベルではわからないことの方が多いですが、茶巾絞りや腕の下筋を使うことなどは取り入れようと 努力しています。
次の段位については、年限が来れば受験資格はできるのですが、実力がともなうかどうかわかりません。
とりあえずは、来年、教士号が取れるよう少しづつ勉強しようと思っているのと、京都の演武会に出てみ たいと思っているのと、年輪ピックへの出場が目下の目標です。
試合はあまり得意ではなく、学生時代から大きな大会には出ることのできませんでしたが「継続は力なり」 を信じて稽古を続けています。
本題から外れましたが、茶巾絞りができるようになると、竹刀の接触の瞬間に絞れるので、応じ技の成功率 も上がります。
私も30代前半でリバ剣した当時は、雑巾絞りをしていたので応じ技が得意ではありませんでした。
それから、左右の足幅と手の内、茶巾絞りを意識するようになり少しづつ応じ技ができるようになりました。
次の段位が受けられるようになれるよう稽古を続けたいと思います。
|
Re: 茶巾絞り ( No.17 ) |
- 日時: 2020/02/20 12:23:32
- 名前: 中年初心者
- はじめまして。
私は45歳過ぎから初心者で剣道を初めたものです。 常々先生から、様々なご指導を受け続けながらも守破離を目指す修行中の二段男性です。
最近、鍛錬に行き詰まっている中で構えを見直しており、その中でも茶巾絞りの極意がつかめず、 四苦八苦してこのブログに辿り着きました。
これほど茶巾絞りの出典を明らかにされているのは初めてでとても勉強になります。
そこで、今回の考察で私も私なりに納得した見解にたどり着いたので、ご意見頂戴できれば幸いです。
一つは恵土孝吉先生ブログの見解(抜粋) 茶巾しぼりに打てという教えは、木刀で形稽古をする時の指導法であった。 それが打突部位を「打つ」という動作に変わってもその指導理念が受け継がれたものと考えられます。 すなわち、形稽古の場合、紙一重で木刀を止めなくては相手に当ってしまいます。 そこで振り下ろす速度を急激に落して止めるには、両手で木刀をしっかり握り締めなければなりません。 これは「斬る」ということを 考えた場合、やはり握り締めなくては一刀両断にはできません。剣道競技で形稽古のように打つなら、振りおろした竹刀を打突部位直前で止めてしまうことになります。これでは、せっかくの打突も有効にはなりません。熟練者が面を打つ時、おそらく茶巾絞りを心掛けた打突動作を考えていたであろう。しかし、打突を繰り返しているうちに自然に無駄のない打ち方をした結果、打突直前に左手は強くにぎりながら右手を一瞬緩めることを体得したものと思われます。
もう一つはカナダ 養心館剣道々場ブログの見解(抜粋) 内藤高治範士の書いたものが出典だろうと思う。 その書いたものが、見つかったので、記しておこう。 手裏=多分手の内と読む方が理解し易い。 「手の裏とは手裏と書くなり。この手の裏は初歩に於いて正確に教えておく事最も寛容。 自分勝手に握る時はその習慣は直らずして終身の技癖となるなり。 故に流儀によると茶巾絞りと称して、手指屈伸に重き注意を払う所以のもの、この手の裏が正確の握り方に有らざる時は、白刃の場合切れざる故に、古来より手の裏の事は、何れの流儀に於いても初歩者には第一の注意を払う事に成っておりまする。 剣を握るは書家が筆を持つのと同様であります」
この2つの見解から、茶巾絞りとは本来は「斬る」を前提にしており、 対象物に刃が当たった瞬間から、切り終わるまではしっかりと刀を握っておかないと刃筋が乱れたり、 切りきってしまうことができないため、当初はそういう指導がなされたということではないかと想像しました。 また、剣道形にて木刀を相手に当てないために強く握る事は具体的な指導方法として有用であったのではないかと思います。 しかし、茶巾絞り自体は現代の剣道技術にとっても重要なファクターであるはずだと考えさらに深堀りしようと思いましたが、 本来の茶巾絞りという動作に関して「茶道」や「武家茶道」を調べてみましたが特に極意的なものの説明が見当たらず、 茶巾絞りの動作的本質にはたどり着きませんでした。
そこで私なりに考えた結果、、、
1)指先と丹田の連動 指先で小さな茶巾を絞るためには肘や肩には余計な力をいれず、 指先と拇指球で茶巾を締めるとともに、丹田も同時に締めるように力を入れることが手の中の小さな茶巾を絞るコツなのではないかと考え、 そのことにより、腰で打つことや冴えた強いうちにつながるのではないかと考えました。
2)茶巾絞りのタイミング 「斬る」を前提にした場合、対象物にあたってから切り終わるまで強く握り続ける必要がありますが、 現在の竹刀剣道においては、振りかぶり頂点から振り下ろしに移る刹那においてのみ、 且つ左手のみ茶巾絞りをすることが冴えやスピードを生む起点になるのではないかと考えました。
稚拙かつ、ダラダラと長文になり申し訳ありませんが、 霧の中に一筋の光明がさした気がしており興奮しております。 3月には三段を受ける予定になっており、更に突き詰めて稽古に励みたいと思っております。
|
Re: 茶巾絞り ( No.18 ) |
- 日時: 2020/02/21 10:00:43
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
<
>
- 参照:
- To 中年初心者さん
管理人のHide.です。 「茶巾絞り」に関するご考察ありがとうございましたm(_ _)m
私は竹刀剣道における打突でことさら「絞る」と教えていません。 中年剣士さんが絞殺されている通り、打突の瞬間に絞ると打突そのものが止まってしまい ます。私自身は「肩に力が入り打突に冴えが出ない」と考えておりますので、指導の現場 でも「絞る」という言い方はしていません。
大人も子どもも、初心の間は空間打突(三挙動、一挙動、素振りなど)を数多くさせます (それ以上に足さばきに多くの時間を割いていますが)。 正しく握って正しく振れば、ことさら「締める」を意識しなくても竹刀はきちんと部位に 収まります。いや、部位で収まる感覚をマスターするために空間打突を数多くさせると言 っていいでしょう
なにしろ、構えた時に「正しい握りであること」は最重要ポイントだと考えます 〜☆
|
Re: 茶巾絞り ( No.19 ) |
- 日時: 2020/02/21 12:22:42
- 名前: 中年初心者
-
Hideさん ありがとうございます。 これからも基本に立ち返りながら精進したいと思います。
もし、機会があるようでしたら”三角矩の構え”に関しての見解も伺いたく、よろしくお願いします。
|
Re: 茶巾絞り ( No.20 ) |
- 日時: 2020/02/22 08:55:55
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
<
>
- 参照:
- To 中年初心者さん
互いに精進いたしましょう
>もし、機会があるようでしたら”三角矩の構え”に関しての見解も伺いたく、よろしく >お願いします。
はい、私が理解するところでよろしければお話いたします 〜☆
|
Re: 茶巾絞り ( No.21 ) |
- 日時: 2020/02/22 12:20:35
- 名前: 経験者じぃじ
- 中年初心者さん
初めまして、最近は剣道のことに限らず、いろんなことをぼやき初めて家族を困らせている、 いつもボヤいてばかりの「ぼやきじじぃ」です 中年初心者さんの経歴を含めて拝見いたしました。40歳ぐらいから始められた方は周りに いらっしゃいますが、45歳となると身近にはいません。3月に三段受審されるのであれば、 現在50歳少し前ぐらいのお歳と思います。 この経験年数で、ここまで「茶巾絞り」について先生方に教えを請い、 いろんな文献を探し求められての研究姿勢は、凄いとしか言いようがありません。 私自身、若い頃から余り深く考えずに「剣道」してきました。 ご意見を述べられてる中での何件かについて、所見を述べさせていただきます。
>そこで振り下ろす速度を急激に落して止めるには、 両手で木刀をしっかり握り締めなければなりません。 >「斬る」ということを 考えた場合、やはり握り締めなくては一刀両断にはできません。 >打突直前に左手は強くにぎりながら右手を一瞬緩める >対象物に刃が当たった瞬間から、切り終わるまではしっかりと刀を握っておかないと 刃筋が乱れたり、切りきってしまうことができないため、 >剣道形にて木刀を相手に当てないために強く握る事 >「斬る」を前提にした場合、対象物にあたってから切り終わるまで、 強く握り続ける必要がありますが、
各箇所に、「斬る」を前提にした場合、強く握り締める、強く握る、強く握り続ける、 と言われてますが、「強く握り締める」はNOだと思います。 あくまでも「手の掌の中で指を締める」感覚ではないでしょうか。 両腕の下筋(小指側の筋)を遣って、左手で引き右手の母指球で押す、 上筋(親指側の筋)は遣わない。剣道競技の時打つ時は、右手は小指から順次締めながら押して、 打突した瞬間、締めた指の力を抜くだけなので力が抜け易い。剣道形の時に寸止めするには、 指を締めながら小指、薬指、中指で下筋で締めるようにして止めると、止め易い。 手を強く握り締めて止めない。親指、人差し指に力が入ると上筋が力むようです。 剣道は下筋を遣ってするものです、と言われてます。
面・胴は引き切り、小手は押し切りと書いてある文献を見たことがあります。 斬る時は全て引くか、押すです。打つはありません。 防具を着けての飛び込み面は、押し切りと考えてある方が多いと思いますが、 飛び込んで面を打った瞬間引き切りで完結されて、あとは勢いで身体が前に進んでいくもので、 押し切りするのに身体を進めているものではないということです。 「茶巾絞り」を感じ取れる技が、究極の技といわれる「切り落し面」の気がします。 切り落し技については、今後、先生方に掛かられる稽古の中で、体験されていかれると思います。
文章にするとなかなか難しいですね。 簡単に言うと、強く握り締めたり無駄な力を入れずに、 手の掌と指を遣って刀(竹刀)を振りなさい、ということでしょうか。 これが「手の裡」を効かせるということだと思います。
自身の稽古では 左手での引き、右手掌で押すことによる相乗効果で、もの打ちでの引き切りの威力が増加し、 あとは振りの大きさとスピードで強さが増すと思います。 刀(竹刀)の振り上げは、左腰を前方へ進めることによる力を利用し、肘を持ち上げる感覚で 左手で押し上げるように上げて、振り下ろしの時に左手は小指、薬指、中指の順に締めていき、 右手も小指、薬指を順に締めながら母指球で鍔の方へ押し(手の母指球だけで押すのではなく あくまでも腰で押す感覚)、柄が左手と右手で引っ張られる感じで締めていき打突、 これが「茶巾絞り」での打突という感覚で稽古してます。 竹刀を梃子の原理だけで打とうとしても、「茶巾絞り」を感じることは出来ないようです。 振り上げ振り下ろしの中で体験してください。 日頃の、素振り・切り返し・掛かり稽古での習得が大事だと思います
私も剣道界の先生方に「茶巾絞り」についていろいろお聞きしても、 詳しく教えていただける先生に、なかなかお会い出来ません。
カナダ養心館のクマの剣道考察日記の中での、 「茶巾絞り」の項目では、 〜剣を握るは書家が筆を持つのと同様〜 『竹刀は指で持つ』 〜 手の平で握ってはいけませんと言ってありますが、 しかしこれは強く握ってはいけないということだと思います。 卵を柔らかく包み込むがごとく握り、握り締めてしまわないように、とのことだと解釈してます。 ※朝岡先生は昨年12月27日お亡くなりになられたそうです。ご冥福をお祈りします。
松本範士が言われてるように、 字句での表現でも、直接手を執っても難しく、各自の百錬自得しかないようです。
構えのことについて、なかなかしっくりこないとのことですが、先生方から教わった構えで、 稽古を続けられる中で、ご自分なりの「良い構え」が出来てくると思います。 「良い技」は「良い構え」からしか出ない、ですね。
参考に「構え」について 松井 松次郎先生(範士九段)が
【 構え無く作為無し 心自然なれば即ち進退自由 門堅固なれば入るに難く出ずるに難し 出でず入らざれば己が技ほどこす能わず 故に構えの門一切あるべからず 彼我入るに自然出ずるに自然 剣道の妙この間にあり 題して・・・心外無門 】
と『 剣道至極の処 』に述べられてます。剣道は奥が深いですね。
3月に受審されるとのことですが、ある程度の年齢で始められた方は、 「気・剣・体の一致」がなかなか難しいので、「茶巾絞り」と併せて稽古なさって、 昇段試験、頑張ってください。
|
Re: 茶巾絞り ( No.22 ) |
- 日時: 2020/02/23 09:29:08
- 名前: 三七式ヨシ
- 三七式ヨシです。
中年初心者さん、経験者じぃじ先生、Hide先生コメントをありがとうございます。
私は、剣道以外はほとんど修業したことはありません。
以前、別トピでも書き込んだことがありますが、今はなくなりましたが本県では、一時期、四段、五段の審査 において何年か制定居合の一本目と六本目を打たされていました。
私も、五段審査の時に経験させられ、模擬刀を購入しました。
また、刃引きでの剣道形の経験があり、竹刀以外の得物を振った経験があります。
毎週日曜に参加している稽古会において、「切り手」という単語が出ることがあります。
これは、打突の最終段階で、以前、別のトピ立てがありましたが、人差し指から小指側に手首を曲げる動作を 行い、前腕から人差し指までが概ね一直線になる形を示すものと解釈しています。
このトピに前述した伊保範士の言われる「コック」を使っての最終の形と同じものと考えています。
「茶巾絞り」は動作の仕方であり、ことさら絞り込むというよりも振り下ろしの段階で、人差し指は前側に、 小指薬指は握りこむような動作により手の内をしめることと解釈しています。
『対談「剣道の教えは理に適っている! ?」竹田隆一(山形大学教授)、坂井伸之(山口大学教授)』という記事が 昨年の剣道日本8月号にあり、切り手の説明がありました。
この中では、上腕を内転させると説明されていましたが、前腕の間違いかと思わあれるのと、腕を内転させるの は茶巾ではなく雑巾絞りではないのかと思っています。
動作を細分化しすぎると、「木を見て森を見ず」にもあることもあるので注意が必要ですが、竹刀にしろほかの 得物にしろ、素振りなどでの止めや打突の衝撃を受け止める動作が必要だと思います。
石堂倭文範士の「道理を愉しむ居合道講座」には、剣道は打突の瞬間で完結するが、切るのは打突後に始まると いうようなことが書かれていました。
ほかのトピ立てにも書き込みましたが、私が子供の時に聞いた話では、ものを切るためには対象物に対し刃物が 動くことが必要で、刀の場合には反りがあるから振ることにより切れるが、竹刀は直刀なので押し切ることが必 要だから、手の内を決めて体の前進により切る。
竹刀の弾力と、手の内のしめで打突後には竹刀が上がるが、その形のまま送り足で抜けていくと習いました。
このしめる動作は、雑巾ではなく茶巾絞りで、茶巾とはハンカチよりも小さな布なので、雑巾のようには絞らず、 小指薬指で絞るのだということでした。
この伺ったことを、私なりに解釈したものをYou tubeにアップしています。
また、これも私の解釈ですが、いわゆる冴えというのは、打突の際に手の内、茶巾絞りと切り手の動作が合わさっ たときにできるものだと思っています。
手の内の使いようが悪く、角度を保ったまま打突したり、握りしめたままの打突は、当たった瞬間「ガン」と衝撃 がありますが、冴えのある打ちは「パク」とと表現できます。
また、手の内にさえがなく、打突の位置がわるいと「ズル」と滑りますが、刃筋が立ち冴えがあると、振り下ろし の方向に跳ね返ります。
私自身は、竹刀での打突の瞬間に手の内を絞め、直後にはゆるめるような打ち方をしており、竹刀を打突部位に押 つけるようなことはしていません。
例えば。小手面などは小手を打ってしめると剣先が上がるので、それを利用して面打ちにつなげています。
別トピにも書き込みましたが、引手と押し手については、左手は下方向に引き下ろしながら肘が伸びていき、右手 は張り手のような押しというより、構えた時の肘の曲がりが伸びながら前側に向かうようなイメージで振っていま す。
前述のやり方が正しいのかはよくわかりませんが、振り上げ、振り下ろしについて両肩を結んだ軸をイメージして おり、体に対して、この軸が体に対して、振り下ろしの際に右前に出たり戻ったりはしないようにしています。
動作を文字で表現するのは難しく、自分の考えが正しいと言い切れませんが、参考になれば幸いです。
|
Re: 茶巾絞り ( No.23 ) |
- 日時: 2020/02/23 14:19:14
- 名前: 中年初心者
- Hide様、経験者じぃじ様、三七式ヨシ様
皆様、未熟な私にも色々とご指導いただき有難うございます。とても勉強になります。 今は子供の剣道教室の運営に役員として携わっており、稽古できる日が少ないのですが昨日は久しぶりに稽古に参加でき、ここ最近で教わったことを実践できるように心がけ、積極的に稽古で汗を流せて爽快でした。 ただ、力が入りすぎて左手の豆が潰れ、足の裏に血豆ができてしまいちょっと痛々しくなってしまいましたが、、、
三七式ヨシ様 七段昇段まことにお目出度うございます。ご努力に心からの敬意を表すしだいです。 また、京都演武大会も楽しみですね。 ただ、関西でもコロナウィルスの影響で大きな剣道大会が中止になり始めているので、まずは皆様が健康で無事に開催されることを願っております。 私にご指導下さっている先生方も毎年参加されるので、今年こそは馳せ参じあの空気感を肌身で感じたいと思っています。
経験者じぃじ様 「心外無門」 初めてこの言葉に触れました。心に深く留めたいと思います。
|
Re: 茶巾絞り ( No.24 ) |
- 日時: 2020/02/29 21:21:17
- 名前: 三七式ヨシ
- 三七式ヨシです。
中年初心者さん、コメントありがとうございます。
さて、3月の昇段審査が近づいてきていますが、コロナウイルスが心配ですね。
わが県では、中央審査受験者に向け毎年この時期に講習会が催されまが、当初、3月1日の予定でしたが、22日に延期 になったようです。
本番に向け健康に留意してください。
自分も、六段錬士合格から、三段以下の審査員を務めさせていただいています。
審査会場により内容も多少違うと思いますが、着装、礼法に始まり実技、剣道形、学科など準備をされているものと思 います。
三段ですと、高校生あたりと立ち会うこともあると思いますが、打たれたとしてもまずは自分のパフォーマンスをしっ かり示すことが大切だと思います。
自分は、六段審査に三回落ち、四回目で合格しましたが、そのときに思ったのは審査員と立ち合いをしてはいけないと いうことでした。
審査当日、それまでしていないことをしようとしてうまくいくわけがありません。
審査員の視線は感じるでしょうが、立ち合いのお相手は目の前にいます。
意識を目の前のお相手に集中し立ち合いに臨んで下さい。
合格を祈念いたします。
|
Re: 茶巾絞り ( No.25 ) |
- 日時: 2020/03/05 18:26:12
- 名前: 中年初心者
- 三七式ヨシ様。
有難うございます。 私の地域の3月中央審査はコロナウィルスの影響で中止となってしまいました。 実際にどこの体育館も休館してしまい、稽古もままならなかったのでホッとしている反面、 本来は昨年3月の審査を受ける予定でしたが中々都合がつかず、今回は楽しみにしていたので残念です。
ですが、これまでと同様色々なことを考えて悩んだり、些細なことに気づいて喜んだり、素直に周りから学ぶ気持ちを忘れず日々の稽古に励んで行きたいと思います。
審査への心構え、有難う御座いました。 次の機会には活かせるよう、頑張ります。
|