Re: 話題のあの件について ( No.1 ) |
- 日時: 2018/10/01 07:12:53
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照: http://ichinikai.com
- 管理人のHide.です。
難しい問題ですね。 私は指導しているとき、子どもたちに気合を入れるため、言葉遣いは決して丁寧とはいい がたいものがあります。いい加減な気持ちでお稽古に取り組んでいる子どもには罵声(と とられかねないこと)を浴びせることもあります。
また、厳しいお稽古をつけることもあります。 かかり稽古や「はしご」と言われる連続かかり稽古は、子どもたちにとってつらいお稽古 に分類されるでしょう。
叱咤激励のための大きな声や、厳しいお稽古であっても、きちんとした誰もが納得できる 理由あり懲罰的に行わなければ「体罰」にはなりえないのではないか、と考えておりますm(_ _)m
私自身むしろ問題は「体罰」ではなく「ハラスメントかなぁ」と最近は考えています。 指導者の言動が「不快」と思われればハラスメントになります。 ここの線引きをどうするか、自分自身の課題と考えています。
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Re: 話題のあの件について ( No.2 ) |
- 日時: 2018/10/01 20:14:55
- 名前: 強化
- 中学の都道府県の強化錬成会に子供が参加したのですが
ある県の若手の強化の先生の態度が気になりました。 県の強化をする立場の教員とは思えない立ち居振舞いでした。今メディアで話題にもなっているのによくできるなと思うほどでした。本人はその感覚がないのかもしれませんが親としてはもっと力量のある先生に指導してほしいなと思うほどでした。親が不快に感じるのですから子供ならなおさらなんではないでしょうか。 学校の、指導者を子供たちは私立でない限り選べないし難しいですね。
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Re: 話題のあの件について ( No.3 ) |
- 日時: 2018/10/01 20:57:16
- 名前: 虚刀
- 認知の歪みによって被害的解釈、感覚になってしまっている方もいるので、最近多い被害側の定義する線引きが絶対という考えには危機感があります
体罰というのは、暴行という手段を使ってしまうことで 打突の例示と暴行の区別は第三者、指導者側は判断できると思います 指導者側は組織の課題として議題にして、お互いの証人になる、生徒と1・1にならないなどが必要かもしれません
ただ、指導される側が打突の例示など指導者の意図を消化できていない場合暴行と誤認される恐れがあります 先輩の指導風景を良く見せたり、意図を説明して明示したりする必要があります、武道の世界に不慣れな生徒、保護者も居ますので
武道や格闘技を学んだ際、指導者が実際に粗暴なケースはもちろん、指導者の厳しい振る舞いの意図を消化できず悪影響になってしまって狂暴化する子もいます。
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Re: 話題のあの件について ( No.4 ) |
- 日時: 2018/10/02 09:38:05
- 名前: 長幼の序
- その道場における・・・・
子供達、指導者、保護者の相対関係、それぞれの考え方、力量、体力、そして何よりも指導者の資質。
やや荒げた叱咤激励や、いわゆる荒稽古もその子供の力量や性格も推し量りながらの微妙なさじ加減でギリギリの所でやるセンス。 マイナスのモチベーションをプラスに持っていく精神的なケア。 当然、完璧という事は無い訳で、行き過ぎた場合のフォロー、そして自己反省・・・ 事によっては、保護者への説明や釈明。
これを他人の目を気に留めながらやるでなく、自身を客観的に観れる第三者的な視点で常に自己問答していく謙虚な姿勢で観ることができれば、問題はさほど起こりません。 当然、かかる子供達、支える保護者にも同じような視点は必要と考えます。
よーく考えて様の意見1点目、これは体罰には当てはまらないと考えます。 打った打たれたの関係だけでいけば、数多のスポーツ競技、特に格闘技の中で指導者がわが身を打たせ, また打って指導するのは剣道だけの特性です。 そこに意味があると考えますし、上記で述べた心根があれば大丈夫です。 勿論、暴力的な打突は論外ですが。
2点目については、守ってくれるのは自身の指導を理解し子供さんを預けてくれる保護者とそんな自分についてきてくれる子供達と考えます。 よーく考えよう様のいわれる、親御さんの寝返り、訴える云々は、自身の指導にまだまだ自信が持てない事への裏返しでは?とお察しします。 蛇足ですが、剣道において人の顔色を覗いながらやる行動は、むしろ後ろ向き。 慮る、察するとの違いが大切です。
三位の関係の中で、特に厳しい指導、説教等は、それをやる以前に確固たる信頼関係がなければ体を成しません。
竹刀で叩きあう競技としての剣道以前に、剣道本来の教えの部分での繋がり合い、相互理解がまずもって必要な所ではないでしょうか。
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Re: 話題のあの件について〜体罰についての再考 ( No.5 ) |
- 日時: 2018/10/03 15:09:36
- 名前: よーく考えよう
- 様々な御意見ありがとうございます。
保護者の方々、指導者、選手のバランスが大事だとわかりました。ハッキリ申し上げて、うちの選手が一皮むけるには今以上に細部にこだわる必要があると思ってますが、どうしても私自身の指導だけが空回りしているように感じることがあり、 また体操競技のように対象の選手やそのご家族以外の親御さんからの摘発の可能性を考えるとなかなか難しいところだと思っております。
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Re: 話題のあの件について〜体罰についての再考 ( No.6 ) |
- 日時: 2018/10/04 07:09:11
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照: http://ichinikai.com
- To よーく考えようさん
子どもは一人一人違います。 その一人一人に対して、細やかな理解と指導が必要と考えます。 保護者とも、分け隔てなく関係を密にしておくことが必要です。
良き三位一体が構築できますよう頑張ってください
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Re: 話題のあの件について〜体罰についての再考 ( No.7 ) |
- 日時: 2018/10/22 10:53:29
- 名前: 気弱な剣士の父
- 初めまして
6年生の息子と3年生の娘を剣道に通わせている父です、 体罰の問題は凄く難しいとは思うのですが やはり信頼関係なのでは?と思います
見放すような冷たい言葉をかけらるより 激しく打ちのめされ気合を入れられる言葉をかけられる方がどれだけ励みになるでしょう、 嫌な経験をして来たからなおさらわかります 体罰なんかより見放されたり冷たい言葉で突き放される事の方がよっぽど傷つくと思いますよ。
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Re: 話題のあの件について〜体罰についての再考 ( No.8 ) |
- 日時: 2018/10/23 06:05:22
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照: http://ichinikai.com
- To 気弱な剣士の父さん
管理人のHide.です。
そうですね、見放したり無視というのもハラスメントですね。 当然、何らかの懲罰として行われるなら「体罰」に該当すると考えます。
信頼関係は大切ですね。 言葉は厳しくても愛情と信頼があれば子どもも保護者もついていくものだと思います。
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Re: 話題のあの件について〜体罰についての再考 ( No.9 ) |
- 日時: 2018/11/20 10:09:38
- 名前: 無為
- 先日、元中日ドラゴンズ監督の落合博満氏が、就任時の自分がさせた練習について「今やったら訴えられるんだろうなあ」って語っていました。
自分がたどった道をさかのぼって考えると、先生よりも先輩にされたことは体罰かなあと思います。 でも、今は「懸かり稽古」や「追い込み」などでもし吐くようなことがあれば、そこまでやるか、と言われそうな勢いですね。 武専の先生方や○○大学の先生方に学生時代のお話を伺うと、自分は「地方大学でよかった」と思ったものでした。 我々が変わっていかなければならないのは、「暴力的な指導をしないと強くならない」とか「精神面が鍛えられない」と思ってしまう人たちを減らしていくことだと思います。 体育会系のすべてを否定するわけではありませんが、かなりの改革をして生まれ変わる勇気が必要だと考えています。 自ら望んで行う稽古、その手助けとして指導者が厳しくしていく。もちろん相手の技術をしっかり見て、内容は人によって変えていかなければなりません。 これからの指導者にはこういうことが求められていくと思います。 でも、昔からそういう人もいましたけどね。そういう人を「甘い」と揶揄する人もいました。 剣道を一生続けたい、と思わせる指導者でありたいですね。難しいことですが…。
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Re: 話題のあの件について〜体罰についての再考 ( No.10 ) |
- 日時: 2018/11/21 08:55:32
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照: http://ichinikai.com
- To 無為さん
管理人のHide.です。
私自身もそうした指導を受け、また先輩から理不尽なことを要求され育ってきました。 あくまでも個人的な考えですが、私自身は自分がここまでこれたのは、そうした時代を頑 張り抜いてきたからだと感じています。当時は先生や先輩に対して不満を持っておりまし たし、毎日のように「やめたい」「やめよう」と思っていました。本当につらい時代でし た。
指導者になってからの私も決して褒められたものではありません。私も過去を振り返れば 体罰的な指導や暴力的と感じられるであろう厳しい指導をしてまいりました。今であれば 当然のように訴えられたであろう指導です。
しかし私も歳を重ね、また時代も変わってきて考え方や指導方法も変えてまいりました。 無為さんがおっしゃる”「暴力的な指導をしないと強くならない」とか「精神面が鍛えら れない」と思ってしまう人たちを減らしていくことだと思います”というのは重要なこと だと思います。
剣道を学ぶ人たちが、自らの力で壁を乗り越えていけるような指導を心がけたいと思う次 第です。
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Re: 話題のあの件について〜体罰についての再考 ( No.11 ) |
- 日時: 2018/11/27 18:06:01
- 名前: 僕だって、、、
- 私は学業に重きを置いた高校に進みましたが、親や兄弟は剣道の強豪校に行っていて大学も剣道で行ってます。そんな家族からは、鍛われてないからお前にはわからないという言葉をよく言われます。内心鍛われてる奴がそない偉いんかとも思いますし、全国等に進むほどではないにしろ、県内ではベスト4や8には入ってたので、そんなにぬるま湯に入ってたわけではないと自負してます。たしかにここぞという時にその鍛えられた成果が出るのかもしれませんが、そういった在り方自体が悪しき風習なんじゃないかなとここ最近のスポーツ界の失態を見て思っています。
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Re: 話題のあの件について〜体罰についての再考 ( No.12 ) |
- 日時: 2018/11/28 09:05:50
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照: http://ichinikai.com
- To 僕だってさん
管理人のHide.です。
親御さんや兄弟がそう言うのはあなたを叱咤激励しているのだと思いますよ。 君は学業を重視する選択をしたのですから「その道で頑張れ」ということです。 そう言われて悔しい気持ちがあるのなら、やはり成果を出しませんとね。
限界を超えるというのは、なかなか一人の力ではできません。 しかし、その手段が「暴力」や「体罰」であってはなりません。 どうやって「限界の先へ行くか」は自己の取り組みにかかっているのだと思います。
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