Re: 高霞の構え ( No.1 ) |
- 日時: 2017/09/17 07:14:53
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照: http://ichinikai.com
- 管理人のHide.です。
私は対上段や対二刀で高霞を使うことがあります。 高霞は面及び小手に対する備えです。 その状態で間合いに入り、面に来れば逆胴or裏のすり上げ面、小手に来れば裏のすり上 げ面、居ついてくれれば左小手or右小手、構えが下がれば面へと変化するためのもので す。若いころは高霞からの片手突きもできたのですが、今はほとんど稽古していないの で多分あたりませんね(^^ゞ
しかし、左面、右胴、左小手、突きは空いています。防御としてのみ考えた場合、三所 よけよりも隙は多いでしょう。
小野派一刀流では組太刀50本の中に「上段霞」という技があります。 これは中段の構えで近づいてくるお相手の喉を突きに行く技です。
「横なぎの小手」というのがどのようなものを指すのか不明ですが、有効打突の要件を 満たしていれば一本ですね。高霞に限らず、霞の構えに対する左小手は「中段の変形」 とみなされますので打突部位です。 蛇足ですが、三所よけに対する左小手、上段から離れて胴に密着している右小手も打突 部位として認識されていますd(^-^)!
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Re: 高霞の構え ( No.2 ) |
- 日時: 2017/09/17 12:06:07
- 名前: 虚刀
- to Hide.さん
一つ、つまり剣道でも高霞は三所避けとは判定においても区別され、それは邪道とはみなされていないということですね。
二つ、高霞から変化して攻撃する手段が多いことは分かりました、私が聞いた話はその変化のうちの一つと考える事にします
三つ、横なぎの小手は高霞の剣を避けて横から叩く小手を意味しています、剣道は下から上への切り上げが無く、私が受けた指導では横への振りも一本にならないどころか怒られると習いました。 しかし、横なぎでも要件を満たしていれば一本なら、横向きの振りに対して剣道界は忌避感を持っていないということでしょうか?
・・・今思えば指導者も周りも偏屈な人達でしたし、両者とも練習にほとんど来ませんでした、わざと意地悪な教え方をされていたようにも思いますし 三つ目の懸念は私の方がおかしいみたいですので無かったことに。
回答ありがとうございました。
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Re: 高霞の構え ( No.3 ) |
- 日時: 2017/09/18 07:13:17
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照: http://ichinikai.com
- >一つ、つまり剣道でも高霞は三所避けとは判定においても区別され、それは邪道とは
>みなされていないということですね。
一般的にどう考えられているか定かではありませんが、少なくとも私の認識はそうです。
>二つ、高霞から変化して攻撃する手段が多いことは分かりました、私が聞いた話はそ >の変化のうちの一つと考える事にします
はい、了解です
>三つ、横なぎの小手は高霞の剣を避けて横から叩く小手を意味しています、剣道は下 >から上への切り上げが無く、私が受けた指導では横への振りも一本にならないどころ >か怒られると習いました。しかし、横なぎでも要件を満たしていれば一本なら、横向 >きの振りに対して剣道界は忌避感を持っていないということでしょうか?
そうですね。 昨今横行しております三所よけに対しては、真横というよりも斜め下からこじ入れるよ うに打った小手(もちろん刃筋は通っています)も有効打突にしている例を目にします。
また、真横に薙ぐように打ったし下から切り上げたのではないかと思われるような抜き 胴や返し胴も一本になっているのを目にします。 「胴は切り下げ」と教えられてきた身には違和感はぬぐえませんがm(_ _)m
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Re: 高霞の構え ( No.4 ) |
- 日時: 2017/09/18 17:03:53
- 名前: 虚刀
- >>「胴は切り下げ」と教えられてきた身には違和感はぬぐえませんがm(_ _)m
やはり違和感はあるんですね。
・・・まあ刀は引けば斬れるそうですし、問題があれば連盟の方々からご指導があるでしょうし。 私も違和感までで止めておこうと思います。
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Re: 高霞の構え ( No.5 ) |
- 日時: 2017/09/19 07:07:27
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照: http://ichinikai.com
- 少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。
三所よけは構えではありませんが、高霞は古流にも出てくる構えです。 上段あるいは二刀への対策として、しっかりと学びまた研究していきたいと思います。
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