Re: 自論 ( No.1 ) |
- 日時: 2012/04/17 07:20:49
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照: http://ichinikai.com
- 管理人のHide.です。
そりゃ、どのレベルまでを自論(持論)とおっしゃっているのか不明ですが、みなさんこ だわりをお持ちだと思いますよ
私も、自身の剣道に関するものから、少年指導、大人の剣道、剣道界や剣道連盟に対する ものまで、幅広い自論をこのサイトで展開しておりますし(^_^ メ)
もう少し、自論の幅を狭めていただきませんと、他の方々も書き込みようがないのではな いかと思われますが(>_<)
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Re: 自論 ( No.2 ) |
- 日時: 2012/04/18 00:00:29
- 名前: 用
- スイマセン。自論の幅が広すぎました。
なので、特に聞きたい攻めの部分の自論をお願いします。
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Re: 自論 ( No.3 ) |
- 日時: 2012/04/18 07:36:31
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照: http://ichinikai.com
- そうですねぇ、攻めといってもまだまだ広い感じはしますが(^_^ メ)
とりあえず思いつくままに書いてみますと、
1.中心をとることが攻めることではない 2.打ち気の強い相手は引き出して打つ 3.待っている相手には虚実を図りストレートよりもフェイントで仕留める 4.構えを崩さなければ打たれない 5.チビは手元を攻め、デカは上を攻める 6.今見えているところは「真の隙」ではない 7.表の強い相手には裏から攻める 8.常に自分から間合いを作る 9.相手は同じよけ方を二度続けない 10.前の打突を布石にする
ま、10個くらいでやめておきましたが、自論というよりセオリーみたいになっちゃいまし たね(苦笑)
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Re: 自論 ( No.4 ) |
- 日時: 2012/04/30 20:32:55
- 名前: KENICHI
- 「中心をとることが攻めることではない」
私が日頃感じていたことをズバリと書いていただいてホッとしました。中心をとることばかりに囚われると動きも体も固くなり、自由な剣道から遠ざかると思っていましたので。
ところで私の持論ですが、、、、素振り(空間打突)の際、私は肘はある程度曲がっているべきだと思っているのですが、肘を伸ばせと指導されることが多いと思います。肘を伸ばすと体も固くなるし、肘も痛めやすいのでは?もちろん、実際の面打ちの際はいやおうなしに肘は伸びますが。
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Re: 自論 ( No.5 ) |
- 日時: 2012/04/30 22:29:18
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照: http://ichinikai.com
- To KENICHさん
管理人のHide.です。
>中心をとることばかりに囚われると動きも体も固くなり、自由な剣道から遠ざかると思 >っていましたので。
おっしゃるとおりです。 たとえ中心をとれたとしても、すぐ次の瞬間には取り返されていることがほとんどですの で、さほど意味を持ちません。 要は、お相手の手の内の状態とか次なる展開を探ることが剣線の攻め合いの一番重要なと ころですのでd(^-^)!
>ところで私の持論ですが、、、、素振り(空間打突)の際、私は肘はある程度曲がって >いるべきだと思っているのですが、肘を伸ばせと指導されることが多いと思います。肘 >を伸ばすと体も固くなるし、肘も痛めやすいのでは?もちろん、実際の面打ちの際はい >やおうなしに肘は伸びますが。
おお、その自論を忘れておりました(^_^ メ)
「打突の瞬間に右肘は伸び切らない」
ですね。
当たった瞬間(空間打突も含む)の右肘は、90〜95%くらいの伸び率です。 面の場合は、右足が踏み込み、左足が引きつけられた瞬間に、右肘の伸び率が100%になり ますd(^-^)!
上段からの片手面の場合も、当たった瞬間、左肘が100%伸びきってしまっていてはダメで すね。
あ、そうだ、関連して、
「(中段からの)打突の瞬間、左肘は伸ばさない(=曲がっていていい)」
も自論でした 〜☆
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Re: 自論 ( No.6 ) |
- 日時: 2012/05/02 01:20:51
- 名前: KENICHI
- Hide.先生、コメントありがとうございます。私の「持論」を補強してくださり、ありがとうございました。
それにしても、なぜ世の先生方は右肘を伸ばすことをあんなに強調するのでしょう?「当たる瞬間」に伸びてしまっていては、パワーが伝わらない、冴えが出ない、その後の臨機応変な対応ができない、おまけに肘を痛めるではないですか。どんなスポーツだって、伸び切るのは当たった「後」のはず。
私は22年ぶりのリバ剣士ですが、高段者の集う道場で空間打突時にピシッと音を響かせているのは私だけなので、持論を展開するのは私が高段の先生方に十分に認められるようになってからとは思っていますが、、、
でも、さすが高段者。こんなにごく当たり前に出鼻面を取られるとは、、、、持論を言う前に、よくよく精進します。
「左脚を引きつけた際に右肘の伸びは100%になる」なるほど、だから私がかつて夢中になって剣道をやっていた頃、あたかも「左脚で面を打つ」ような感覚を感じていたのでしょうかね?当時は左脚の素早い引き付けはいつも意識していましたし。
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Re: 自論 ( No.7 ) |
- 日時: 2012/05/02 08:30:10
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照: http://ichinikai.com
- To KENICHさん
>それにしても、なぜ世の先生方は右肘を伸ばすことをあんなに強調するのでしょう? >「当たる瞬間」に伸びてしまっていては、パワーが伝わらない、冴えが出ない、その後 >の臨機応変な対応ができない、おまけに肘を痛めるではないですか。どんなスポーツだ >って、伸び切るのは当たった「後」のはず。
それは、刀で斬るときにそうだからです。
居合の方に伺ったのですが、(架空の)お相手を斬る瞬間、両肘が十分に伸びていて、そ のあと、刀の反りを利用して円運動をさせることにより最大限の効果を発揮させることが できるのだそうです。
これが剣道の方にも拡大解釈され、「肘を伸ばして打つ」につながっているようです。
実際に、戦前の国士舘の剣道教本(のコピー)を入手しましたが、そこでは、刀を持った 少年がモデルとなり剣道の基本の解説がなされていますが、面打ちは「しっかり両肘を伸 ばして打つ」となっていますd(^-^)!
まぁ、私が子どもだったころは、まだ戦前に剣道を勉強してこられた先生方も多く、今の 剣道とは違った技術論を展開しておられました。
切返しな打ち込みの面などは、「できるだけ遠間から二足一刀で」と教わりました。 今は少年指導でも、「左足を前に出さない」と指導されますが(^_^ メ)
先生方と鍔ぜり合いはできませんでしたね。 すぐに足が飛んできてひっくり返されましたから。 「足がらみ」「組討ち」がなくなって剣道は子どもや女性にも大きく広がり、爆発的に普 及していくのですが、鍔ぜり合い絡みの様々な問題が出てくる訳ですから、一長一短だっ たのでしょうね。
おっと、蛇足でした(^^ゞ
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Re: 自論 ( No.8 ) |
- 日時: 2012/05/02 08:43:49
- 名前: かま
- 用さん
初めまして「かま」と申します。 攻めについてはHide.さんがおしゃってますので 私はそれにプラス相手の心を動かすという事を 意識しております。 相手が一瞬でも「こわい」「まずい」「うっ」と 思わせる事が出来ればと思っております。
あと話はずれますが、Hide.さんの >「足がらみ」「組討ち」がなくなって という事に同調します。 体当たりで崩すとい事も無くなり安全面でしょうが 格闘技と言えない部分も出てきました。 昔習った先生は「実戦に使えない剣道は剣道ではない」と言われた事があります。 今でも私の根底です。
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Re: 自論 ( No.9 ) |
- 日時: 2012/05/03 00:29:25
- 名前: KENICHI
- なるほど~、物事には歴史ありですね。
確かに理想的には両肘が伸び切っていた方が遠心力はつくでしょうし、おそらくは刀の反りが現代剣道の肘の遊びのような役割を果たしていたのでしょうね。「切る」と「打突」の違いでしょうか。
それにしても22年ぶりの剣道、体がまだまだ固く、全然竹刀が相手の面の上に乗りません。力任せのところがあるようで竹刀が面の上を滑ってしまいます。もっと実戦感覚を磨かなければ。
あ、持論ですが、私は打突や素振りは構えから振りかぶり、振り降ろしまであまり腕の形が変わらないイメージを持っています。肩を中心、しかし全身を使うといったような。Hide.先生も同じようなことを書かれていたように思いますが、いかがでしょうか?一般的には、腕をもっとムチのように使えと指導されることが多いようですが、私としては、打突時にパワーを伝える、体重を乗せるためにはムチではなく、ズドンと行くべきと思っているのですが。
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Re: 自論 ( No.10 ) |
- 日時: 2012/05/03 08:40:09
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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>
- 参照: http://ichinikai.com
- To かまさん
管理人のHide.です。
>私はそれにプラス相手の心を動かすという事を >意識しております。 >相手が一瞬でも「こわい」「まずい」「うっ」と >思わせる事が出来ればと思っております。
はい、それは大切なことですね。 私の好きな言葉に、「心で攻めて心で打つ、心を攻めて心を打つ」というのがあります。
お相手の心を打てなければ、単に部位に当たっただけ。 試合では一本かもしれませんが、あまり意味を持ちませんね
>体当たりで崩すとい事も無くなり安全面でしょうが >格闘技と言えない部分も出てきました。
その体当たりすら、「危険」ということで切返しの中から外れようとしています。 今、正しく体当たりを指導、あるいは体当たりの受け方を指導できる人ってどれくらいい るのでしょうか?(>_<)
荒稽古もすっかり無くなってしまいました。 安全な倒れ方や身の処し方などを学ぶことができたのですが。
それに、かかり稽古すら姿を消そうとしています。 今、かかり稽古として行われているのは、皆、打ち込みですものねぇ(-_-)
To KENICHIさん
>「切る」と「打突」の違いでしょうか。
はい、その通りです。 刀は切れますが、竹刀は切れませんので「振り抜く」というのが逆胴以外存在しません。 打突の瞬間に「止める」という独特の使い方をしないと冴えが表現できないのです。
肘が伸び切らないのも、その辺の理由からですね。 現代剣道=竹刀剣道独特の技法なのだと思います
>体がまだまだ固く、全然竹刀が相手の面の上に乗りません。力任せのところがあるよう >で竹刀が面の上を滑ってしまいます。
力で打っておられるのかもしれませんね。 手の内を使って柔らかく打つことを心がけてみるといいでしょうd(^-^)!
>私は打突や素振りは構えから振りかぶり、振り降ろしまであまり腕の形が変わらないイ >メージを持っています。肩を中心、しかし全身を使うといったような。Hide.先生も同 >じようなことを書かれていたように思いますが、いかがでしょうか?
そうですね、できるだけ変わらないのが理想です。 無駄が少なくなりますので。
ただし、振り下ろしに関しては、「肩-肘-手首」の3つの関節をムチのようにしなやかに 使ったほうが、スピードも出ますし、冴えのある打突になると考えています 〜☆
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Re: 自論 ( No.11 ) |
- 日時: 2012/05/03 09:24:35
- 名前: KENICHI
- ありがとうございました。やはり「ムチ」ですか。振りを見直してみます。そこらへんに今の固さの原因がありそうです。
そうですよね、剣道は心の勝負ですよね。今はまだまだ慌ててしまい、当てようとするだけで精一杯のようです。固さが取れ、もっと楽に振れるようになればきっともっと見えるようになると信じて、何とか食らいついて行きたいです。
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Re: 自論 ( No.12 ) |
- 日時: 2012/05/04 08:17:18
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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>
- 参照: http://ichinikai.com
- To KENICHIさん
少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。
当たる当たらないにこだわりすぎることなく、正しく打つことを意識してみてくださいd(^-^)!
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Re: 自論 ( No.13 ) |
- 日時: 2012/05/09 01:26:32
- 名前: 用
- 私が書き込んでいない時に、みなさんこのスレを、
使って会話シテいただきありがとうございます。 みなさんの持論を生かしていきたいとおもいます。
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Re: 自論 ( No.14 ) |
- 日時: 2012/05/09 07:35:27
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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>
- 参照: http://ichinikai.com
- To 用さん
少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。
まだ、「守破離」の守の段階だと思いますので、他の方の持論を参考になさるのは構いま せんが、ご自身の先生のおっしゃられることをしっかりと守って、自分の剣道の基礎を作 っていかれるのがいいでしょう。
がんばってくださいねp(^-^)q
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